菩薩地持經卷第一
菩薩地持経 巻第一
北涼中印度三藏曇無讖於姑臧譯
北涼・中インド三蔵 曇無讖 姑臧にて訳す
北涼 · 底本の訳者:曇無讖
9.6 万字 · 約 321 分
『菩薩地持経』は、北涼時代の著名な訳経師、曇無讖によって漢訳された、瑜伽行派の重要な典籍です。本経は、菩薩の修行における十の階位(十地)と、守るべき戒律や規範を体系的に説き、発心から修行を経て成仏に至る全過程を網羅しています。これは、5世紀における大乗仏教の菩薩道思想が成熟した姿を反映しており、漢伝仏教の菩薩戒の体系と修行理論に深遠な影響を与えました。大乗菩薩道の実践と教義を研究する上で、重要な文献となっています。