明三七日行法前方便第二
明三七日の行法の前方便 第二
(修行有二種。一者初行。二者久行。教初行者當用此法。教久修者依安樂行品)。
(修行には二つの種類があります。一つは初めて行う修行、もう一つは長く続けている修行です。初めて修行する人にはこの方法を教え、長く修行している人には「安楽行品」に基づいて教えます。)
夫一切懺悔行法。悉須作前方便。所以者何。若不先嚴淨身心卒入道場。則道心不發行不如法。無所感降。是故當於正懺之前。一七日中先自調伏其心息諸緣事。供養三寶嚴飾道場。淨諸衣服一心繫念。自憶此身已來及過去世所有惡業。生重慚愧禮佛懺悔。行道誦經坐禪觀行。發願專精。為令正行三昧身心清淨無障閡故。心所願求悉克果故(亦須誦下諸懺悔文。悉令通利)。
すべての懺悔の行法には、必ずその前の準備が必要です。なぜでしょうか。もし先に身心を清らかに整えずに、いきなり道場に入ったならば、道を求める心が起こらず、行いも法の通りにならず、何の感応も降りてきません。ですから、正式な懺悔の前に、まず七日間、自ら心を調え、さまざまな縁や事柄を静めて、三宝を供養し、道場を飾り整え、衣服を清め、一心に念を集中します。そして、この身となってこのかた、および過去世におけるすべての悪業を思い起こし、深い慚愧の心を生じて、仏を礼拝し懺悔し、行道し、経を誦し、坐禅し、観行し、願を起こして専ら精進します。それは、正式な三昧の行によって身心が清らかになり、妨げがなくなるためであり、心に願い求めることがすべて成就するためです(また、以下のすべての懺悔文を誦し、よく通じるようにしなければなりません。)。