一不殺生
不殺生
凡有命者不得故殺若自殺教他殺方便殺呪殺墮胎破卵與他毒藥令命斷者並得殺罪若殺生身父母羅漢聖人犯逆罪墮阿鼻獄若殺人犯重罪失沙彌戒不通懺悔若殺天龍鬼神犯中罪猶許懺悔滅犯戒罪而性罪不滅終須償報若殺畜生蟲蟻蚊蝨等犯下罪亦許懺悔滅犯戒罪而性罪仍須償報若殺人不死犯中方便可悔罪殺天神畜蟲等不死皆犯下方便可悔罪助他令殺皆得本罪(人重天等中畜生等下也)見殺歡喜得方便罪若見他殺有力應救設不能救應起慈心念佛持呪祝令解免釋結永斷惡緣。
命あるものすべて、故意に殺してはならない。自ら殺すこと、他に殺させ教えること、手段を講じて殺すこと、呪いで殺すこと、堕胎、卵を割くこと、他に毒薬を与えて命を断たせること、これらすべて殺罪となる。
もし生きている父母や羅漢聖人を殺せば、逆罪を犯し阿鼻地獄に堕ちる。人を殺せば重罪を犯し、沙弥戒を失い、懺悔によっても清められない。天龍鬼神を殺せば中罪を犯すが、懺悔は許され、犯戒の罪は滅する。しかし性罪は滅せず、いずれ報いを受けることになる。畜生や虫、蟻、蚊、虱などを殺せば下罪を犯すが、これも懺悔は許され、犯戒の罪は滅する。しかし性罪はやはり報いを受けることになる。
人を殺して死ななかった場合は、中方便の可悔罪となる。天神や畜生、虫などを殺そうとして死ななかった場合は、すべて下方便の可悔罪となる。他を助けて殺させた場合も、本来の罪と同じ罪を得る(人を殺すのは重罪、天などを殺すのは中罪、畜生などを殺すのは下罪である)。殺害を見て喜べば、方便罪となる。
他者が殺害するのを見て、力があれば救うべきである。もし救うことができなければ、慈しみの心を起こし、仏を念じ、呪文を唱え、解き放たれ、縛りを解き、悪縁が永遠に断たれるよう祈るべきである。