第九卷
第九巻
山崖(雅皆反韻英云高岸也集訓云山際邊處也說文高邊也從屵從圭省聲屵音五割反也)。
山崖。(「雅」は「皆」の反切で、『韻英』には「高い岸」とあります。『集訓』には「山の際の辺りの所」とあります。『説文解字』には「高い辺り」とあり、「屵」と「圭」に従い、「圭」の声を省いた形です。「屵」の音は「五」と「割」の反切です。)
陵虛(力矜反正體從力作陵玉篇云陵侵侮也說文作夌夌越也經文從阜作陵也借用非本字也)。
陵虚。
如燎(遼鳥遼銚二反考聲云輕燒也字書庭燭曰燎說文火炬也從火尞聲也尞音遼)。
(「燎」の読みは「遼」「鳥」「遼」「銚」の二反である。『考声』には「軽く焼くこと」とある。字書には「庭の燭を燎という」とあり、『説文』には「火炬なり」とあって、火に従い尞の声である。尞の音は遼である)、燎のように。
抆摩(武粉反廣雅抆拭也說文從手文聲也)。
抆摩(武粉の反。『広雅』に抆は拭うなりとあり、『説文』には手に従い文の声なりとある)。
釁心(欣覲反考聲云釁罪也杜注左傳云瑕隙也賈注國語云動也說文從酉從分從[舋-且]省經文作舋俗字謬也)。
劇苦(奇逆反方言云病少愈而必加劇也顧野王云劇甚也謂更甚於前也古今正字從刀豦聲也經中作劇俗字訛也)。
不嗅(許救反韻英云以鼻取氣也說文從鼻臭聲也)。
唯然(惟癸反古人云唯今云諾一義也鄭玄云應辭也唯恭於諾也)。