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禅林象器箋 (禪林象器箋)

「禪林象器箋」について

無著道忠著 著

42.1 万字 · 約 1402 分

『禅林象器箋』は、日本江戸時代の臨済宗高僧・無著道忠によって著された仏教典籍です。無著道忠は17世紀の著名な禅宗学者であり、禅宗の儀軌と寺院制度に精通していました。本書は、禅宗寺院におけるさまざまな法器、器物、建築、日常用具を体系的に整理し、その名称、用途、形状、歴史的由来を詳細に記録しており、禅宗寺院文化の百科事典とも言えるものです。禅宗の叢林制度を研究する重要な文献として、本書は多くの貴重な一次資料を保存しているだけでなく、禅宗特有の物質文化の伝統を浮き彫りにしており、中国と日本の禅宗の歴史や寺院生活を理解する上でかけがえのない学術的価値を持っています。仏教界では、禅門の規制を研究するための古典的な参考書として位置づけられています。


禪林象器箋序

禅林象器箋 序

五葉結果之後。稟承祖胤者。多附居律寺而已矣。百丈和尚。創意而設禪居。震耀儀表規矩。以謀令法久住。乃覩有師徒焉。有堂舍焉。有禮則焉。有器服焉。以義定各。論云語於名轉。名於義轉。(止此)名義既穊矣。須是紬繹其義。而發明其名也忠顓蒙。有志于茲。大凡佛教儒典。諸子歷史。詩文小說。目之所及。意之所詣。遠蒐近羅。或對斜陽。或挑殘燈。多累歲月。稍覺無遺漏焉。且輟簡。而題其稾。以禪林象器箋矣。易曰。見乃謂之象。形乃謂之器。如今所謂。象器者。名義之所競趣也。

五葉の花が実を結んだ後、祖師の法脈を受け継ぐ者たちは、多く律寺に寄り添って住むだけでした。百丈和尚は、新たな発想で禅寺を創設し、その威儀と規矩を輝かせ、法が永く伝わることを図りました。そこには師と弟子がおり、堂舎があり、礼儀作法があり、器物や法服がありました。それぞれの意味によって定められ、論では「語は名によって転じ、名は義によって転ずる」と説かれています。(ここまで)名と義が複雑に絡み合っているので、その意味を解きほぐし、名の本質を明らかにする必要があります。忠顓蒙は、このことに志を立て、およそ仏教の経典、儒教の典籍、諸子百家の書、歴史書、詩文、小説など、目に触れ、心に至るものは、遠くから探し、近くから集め、斜陽に向かい、残灯をかざして、長い年月をかけて少しずつ収集し、ようやく漏れがないと感じるまでになりました。そして、筆を置き、その草稿に題して『禅林象器箋』としました。易経には「現れたものを象といい、形あるものを器という」とあります。今、ここでいう象器とは、名と義が交錯し、人々が探求するものなのです。

寬保元年辛酉秋九月 日

寛保元年辛酉秋九月 日

葆雨堂主八十九翁道忠無著題

葆雨堂主 八十九歳の翁 道忠 無著 題

禪林象器箋

禅林象器箋

神京妙心龍華沙懣道忠無著甫輯

神京妙心龍華沙懣道忠無著甫輯

第一類 區界門

第一類 区界門


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