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  1. 三宝感応要略録 (三寶感應要略錄)
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  4. 2 影勝大王画釈迦像感応 (2 影勝大王畫釋迦像感應)
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三宝感応要略録 (三寶感應要略錄)


第二影勝大王畫釋迦像感應(出毘奈耶律文)
佛在竹林園。時贍部州內有二大城。一名花子。二名勝音。此之二城。互有衰盛。時勝音城人民富盛。王名仙道。正法治國。無怨病苦。五穀成就。夫人名頂髻。有二大臣。一名利益。二名除患。時王舍城王名影勝。夫人名勝身。太子名未生怨。大臣名行雨。爾時仙道大王。朝集大會。告眾人曰。頗有餘國豐樂與我國相似不。時有摩揭陀國興易之人白王。於東方有王舍城。其國與王國相似。仙道聞之。於影勝生愛念心。問大臣曰。彼國何所乏。答謂。彼處無寶。王以妙寶盛滿金篋。并以勅書遣使。送與影勝王。王覽書并聞國信。大歡喜曰。彼國何乏少。諸人答。彼無好疊。時王即以國所出大疊盛箱篋。准知上事報仙道王。并致書信。刻勝音城仙道王。見慶喜問使者曰。王之形狀如何。報曰。其形長大。一似大王。性行雄猛。躬為征戰。王即依量造五德上甲。令使送者。一盛熱之時著便涼冷。二刀斫不入。三箭射不穿。四避諸毒。五能發光明。王甲造畢裁勅書。送使者持去奉影勝。王覽書視甲。心生希有。商量准直金錢十億。使憂念。我國無此。如何酬耶。時行雨大臣。見王帶憂色問由。王具答。大臣曰。彼國王唯贈一領寶甲。王之國內有佛。之人中妙寶。十方無與等者。王曰。誠有此事。欲如之何。大臣曰。可於疊上畫世尊像。遣使馳送。王曰。若爾白佛。時王以事白佛。佛言。善哉妙意。可畫一鋪佛像送與彼王。其畫像法。先畫像已。於其像下書三歸依。次書五學處。即五戒也。次書十二緣生流轉還滅。上邊書二頌。頌曰。

仏陀が竹林園におられた時、贍部州の中に二つの大きな都がありました。一つは花子、もう一つは勝音という都です。この二つの都は、互いに盛衰を繰り返していました。その頃、勝音城の人民は豊かで栄えていました。王の名は仙道といい、正しい法で国を治め、怨みや病苦もなく、五穀は豊かに実っていました。夫人の名は頂髻、二人の大臣は、利益と除患という名でした。

一方、王舎城の王は影勝といい、夫人は勝身、太子は未生怨、大臣は行雨という名でした。さて、仙道大王がある朝、大勢を集めて会議を開き、皆に尋ねました。「他に、わが国と似たような豊かで楽しい国はないだろうか。」すると、摩掲陀国から来た商人が王に申し上げました。「東方に王舎城という都があります。その国は大王の国とよく似ています。」仙道はこれを聞き、影勝王に親しみを覚えました。そして大臣に尋ねました。「あの国には何が不足しているのか。」大臣が答えました。「あちらには宝物がありません。」そこで王は、立派な宝物を金の箱いっぱいに詰め、勅書を添えて使者に持たせ、影勝王に贈りました。

影勝王は書状を読み、国の様子を聞いて大いに喜び、言いました。「あの国には何が足りないのだろう。」人々が答えました。「良い布がありません。」そこで王は、国で産出する最高の布を箱に詰め、先の返礼と同じようにして仙道王に届け、書状も添えました。

勝音城の仙道王は喜び、使者に尋ねました。「王のお姿はどのようなものか。」使者が答えました。「お姿は大きく立派で、まさに大王のようです。性質は雄々しく勇猛で、ご自身も戦いに出陣なさいます。」王はこの話を聞き、五つの徳を備えた最高の鎧を作らせ、使者に持たせて贈りました。その鎧の徳とは、第一に暑い時には涼しく感じられ、第二に刀で斬りつけても傷つかず、第三に矢を射ても貫かず、第四にあらゆる毒を防ぎ、第五に光を放つというものでした。

王は鎧を作り終えると勅書を書き、使者に持たせて影勝王に奉りました。影勝王は書状を読み、鎧を見て、たいへん珍しいものだと思いました。そしてその価値を、金銭にして十億と見積もりました。王は心配になりました。「我が国にはこれに匹敵するものがない。どう返礼すればよいのだろう。」その時、行雨大臣が王の憂いを帯びた様子を見て理由を尋ねました。王は詳しく答えました。大臣は言いました。「あの国の王が贈ったのは、ただ一領の宝の鎧に過ぎません。しかし大王の国内には、仏陀という人がおられます。これは人々の中の妙宝であり、十方世界でも比べるもののない方です。」王は言いました。「確かにその通りだ。ではどうすればよいのか。」大臣は答えました。「布の上に世尊のお姿を描き、使者に急いでお送りになればよろしいでしょう。」王は言いました。「それならば、仏陀にお伺いしよう。」

そこで王は事の次第を仏陀にお話ししました。仏陀はおっしゃいました。「善きかな、その妙なるお心。一鋪の仏像を描き、あの王に送りなさい。」その画像の方法は、まず像を描き、その像の下に三帰依を書き、次に五学処、すなわち五戒を書き、次に十二縁起の流転と還滅を書きます。そして上辺に二つの偈を書くのです。その偈は次の通りです。

汝當求出離 於佛教勤精
能降生死中 如象推草舍
於此法律中 常修不放逸
能竭煩惱海 當盡苦邊際

汝は出離を求めて、仏の教えに精進すべし 生死の流れを断つは、象が草屋を押し倒すがごとし この法のうちに、常に放逸なく修めよ 煩悩の海を枯らし、苦しみの果てを尽くさん

書訖授使。應報洗曰。汝持畫像至本國時。可於廣之處懸繒幡蓋。香花布列盛設莊嚴。方開其像。若有問此是何物。答彼言。此是世尊形像。捨於王位成正覺。下字義次第可答之。時影勝王歡喜而去。具畫像書其事狀。收金銀函。作勅書報仙道王。仙已開讀忿怒。告大臣曰。未知彼國有何奇異勝妙信物。書云。可兩驛手平治道路。嚴飾城隍。花蓋幢幡集諸人眾。遣我自領四兵遠出迎攝。仙道看此形況。意欲相輕。卿等宜應集四兵。我自親往。伐摩揭陀國。大臣奏曰。曾聞彼王大度量。不可輕大王。今可順其言。王如封書陳供。引至城邑。開畫像瞻仰而住。于時中國商人共來。異口同音。唱南謨佛陀等。王聞之遍體毛竪。次第問其義。商人具答。王誦其文還宮。依文思惟。至天明不起于座。得初果慶悅說偈曰。

書き終えて使いの者に渡し、返事を洗いざらい伝えるように言った。「あなたがこの絵像を持って本国に着いた時は、広い場所で絹の幡や天蓋を掛け、香や花を並べて盛大に飾りを整え、それから初めて像を開きなさい。もし『これは何ですか』と尋ねる者がいたら、『これは世尊のお姿です。王位を捨てて正覚を成し遂げられた方です』と答えなさい。後の文字の意味は順を追って答えなさい。」その時、影勝王は喜びながら去り、絵像を描き終え、その事柄を書き記して、金銀の箱に収めた。そして勅書を作って仙道王に返事を出した。仙道王はそれを開いて読み、怒りを表して大臣に告げた。「あの国に一体どんな珍しい優れた信じるべき物があるというのか。書状には、『両方の宿駅で手分けして道を整え、城壁を飾り、花の天蓋や幡を集めて人々を集め、私自身が四軍を率いて遠くまで出迎えに来るように』と書いてある。仙道はこの様子を見て、私を軽んじようとしているのだ。卿たちは四軍を集めるべきである。私自身が親征して摩掲陀国を討伐しよう。」大臣が奏上した。「かねてよりあの王は度量が大きいと聞いております。王を軽んじてはなりません。今はその言葉に従うべきです。」王は封書の通りに供え物を並べ、城邑に導き入れて絵像を開き、仰ぎ見て立った。その時、中国の商人たちが一緒にやって来て、口を揃えて「南無仏陀」などと唱えた。王はそれを聞いて体中の毛が逆立った。順を追ってその意味を尋ねると、商人たちは詳しく答えた。王はその文を唱えて宮殿に戻り、文に従って思いを巡らせた。夜が明けても座を立たず、初果を得て喜び、偈を説いた。

敬禮大醫王 善療於心病
世尊雖在遠 能令惠眼明

敬います、偉大なる医王よ 心の病をよく癒してくださいます。

世尊は遠くにおられても 私たちの智慧の眼を明るく照らしてくださいます。

即以書報影勝曰。我賴仁恩見真諦。欲見苾芻。令來至此。影勝讀書白佛。佛觀知迦多演那。於彼有緣。便命遣之受教。時五百苾芻。往勝音城。時影勝報仙道曰。承悟緣生得初果。欲相見苾芻。佛言。五百苾芻。遠起祈請。仁自來迎。造一大寺。營五百房。得福無量。仙道讀書已如言。尊者隨機說法。或得羅漢。乃至發趣大乘。時宮內女人請尊者。不許入女人中說法。有比丘尼。為彼可說法。仙道作書報影勝。影勝白佛。遣世羅等五百尼。受教往為說法。時月光夫人。命終生天上。來下驚覺大王。王悲喜作是念。我可立頂髻太子為王。而我出家。以狀告二大臣。臣聞已流淚。命頂髻以告之。太子悲泣。王鳴鼓宣鈴。普告國人。時荷恩啼泣。多出財寶。廣設無遮會。王將一侍者。徒步而去。向王舍城。太子國人。皆隨後送前而歸。其王漸去。至王舍城。在一園中告影勝。聞已修治道路。引四兵至仙道王所。共相慰問。乘一馬入城問由來。答於世尊所。欲求出家。即共詣佛所。佛言善來。髻髮自落。如百歲苾芻。影勝禮佛而出。仙道苾芻。依眾而好之耳(取意略出)。

そこで手紙をしたためて影勝王に伝えた。 「あなたのご恩によって真実の道理を知ることができました。 ぜひ比丘にお会いしたいので、こちらへお招きください」 影勝王は手紙を読み、仏に申し上げた。 仏は迦多演那尊者が、あの地に縁があるのをご覧になり、 彼を行かせるようお命じになった。尊者はお教えを承った。 そのとき五百人の比丘が勝音城へ向かった。 影勝王は仙道王に伝えた。 「縁起の道理を悟って預流果を得られたと承りました。 比丘とお会いになりたいとのことですが、 仏は『五百人の比丘が遠方より祈り請うている。 あなた自ら迎えに出て、大きな寺を建て、 五百の僧房を設ければ、計り知れない福徳を得られるだろう』 とおっしゃっています」 仙道王は手紙を読み、そのとおりにした。 尊者はそれぞれの機根に応じて説法され、 ある者は阿羅漢となり、ある者は大乗へ向かう心を起こした。 そのとき宮中の女たちが尊者に請うたが、 尊者は女人の中に入って説法することを許されなかった。 比丘尼が彼女たちに説法できるだろう。 仙道王は手紙をしたためて影勝王に伝えた。 影勝王は仏に申し上げ、世羅ら五百人の比丘尼を遣わされた。 尼僧たちはお教えを承り、説法するために赴いた。 さて月光夫人が命終えて天上に生まれ、 下ってきて大王をはっと目覚めさせた。 王は悲しみと喜びの中でこう思った。 「私は頂髻太子を王位につけ、自分は出家しよう」 そして状況を二人の大臣に告げた。 大臣たちはそれを聞いて涙を流し、 頂髻太子を呼んで伝えた。太子は悲しんで泣いた。 王は太鼓を鳴らし鈴を響かせ、国中に広く告げた。 そのとき人々は恩に感じて涙を流し、 多くの財宝を出し、広く無遮の施し会を設けた。 王は一人の侍者を連れ、徒歩で去って行った。 王舎城に向かって。 太子と国中の人々は皆、後から付き従い、先に立って送り、 やがて帰っていった。 王は次第に遠ざかり、王舎城に着き、 ある園の中にいて影勝王に告げた。 影勝王はそれを聞いて道路を整え、 四種の軍兵を率いて仙道王のもとへ行き、 互いに慰め合った。 そして一頭の馬に共乗して城に入り、いきさつを尋ねた。 答えていった。 「世尊のもとで、出家を願い求めたいのです」 すぐに共に仏のもとへ赴いた。 仏は「善来(よく来た)」と言われた。 たちまち髻の髪は自ら落ち、百年の比丘のようであった。 影勝王は仏に礼拝して退出した。 仙道比丘は僧団に依り、それを喜んだのである(趣旨を取って略述)。


1 優填王波斯匿王釋迦金木像感應
3 漢土最初釋迦像感應

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