大樓炭經卷第一
大樓炭経 巻第一
西晉沙門法立共法炬譯
西晋の僧侶、法立と法炬による共訳
閻浮利品第一
閻浮利品第一
聞如是:
私はこのように聞きました。
一時,佛遊於舍衛祇樹給孤獨園,與大比丘眾千二百五十人俱。爾時,眾比丘飯已後,會於講堂上,坐共議言:「可恠未曾有,是天地云何破壞?云何成就?」
ある時、お釈迦様は舎衛国の祇園精舎におられ、千二百五十人の大比丘衆と共におられました。
その時、比丘たちは食事を終えた後、講堂に集まり、座って共に議論を始めました。 「不思議なことだ、今まで聞いたこともない。この天地はどのようにして壊れるのだろうか? また、どのようにして成り立つのだろうか?」
佛徹聽遙聞,諸比丘飯已後,於講堂共坐議此事。佛即起到講堂坐,問諸比丘:「向者會議此何等?」
仏は遠くから聞き届けられ、比丘たちが食事を終えた後、講堂に集まってこのことを話し合っているのを知りました。そこで仏はすぐに講堂へ行き、座につくと比丘たちに尋ねられました。「さきほど皆で話し合っていたのは、どのようなことですか。」
諸比丘白佛言:「飯已後,於講堂上共議:『可恠未曾有,是天地云何破壞?云何成就?』但共議是事耳。」
比丘たちは仏に申し上げました。「食事の後、講堂で皆で話し合っていたのです。『不思議なことです。この天地はどうして壊れるのでしょうか?どうして成り立つのでしょうか?』ただ、このことについて話し合っていただけです。」
佛告諸比丘:「欲從如來聞知是天地成敗時不?」
仏陀は諸比丘たちに告げられた。「あなたがたは、如来から天地の成り立ちと滅びの時について聞き知りたいか?」
諸比丘白佛言:「唯天中天,今正是時。應為諸比丘說,知天地成敗時。比丘從佛聞,即當持之。」
諸比丘は仏に申し上げました。「尊いお方よ、今こそまさにその時でございます。どうか諸比丘のために、天地の成り立ちと滅びの時についてお説きください。比丘たちは仏からお聞きしたことを、必ず心に留めて守り行います。」
佛告諸比丘:「諦聽,善思念之,今為汝說。」
仏は諸比丘に告げられた。「よく聞きなさい。善く心に留めて思惟しなさい。今、あなた方のために説き明かしましょう。」
諸比丘言:「唯然,世尊!願欲聞知。」
諸比丘は申し上げた:「はい、世尊よ。どうかお聞かせください。」
佛言:「諸比丘!如一日月,旋照四天下時,爾所四千天下世界,有千日月、有千須彌山王、有四千天下、四千大海水、四千大龍宮、四千大金翅鳥、四千惡道、四千大惡道、七千種種大樹、八千種種大山、萬種種大泥梨,是名為一小千世界。如一千小世界,爾所小千千世界,是名為中千世界。如一中千世界,爾所中千千世界,是名為三千世界;悉燒成敗,是為一佛剎。」
仏はおっしゃいました。「諸比丘よ、一つの日月が四天下を旋り照らすとき、そこにある四千の天下の世界には、千の日月があり、千の須弥山王があり、四千の天下があり、四千の大海水があり、四千の大龍宮があり、四千の大金翅鳥があり、四千の悪道があり、四千の大悪道があり、七千の種々の大樹があり、八千の種々の大山があり、万の種々の大泥梨があります。これを一小千世界と名づけます。一千の小世界における、それだけの小千の千世界を、中千世界と名づけます。一の中千世界における、それだけの中千の千世界を、三千世界と名づけます。それがことごとく焼け、壊れ、成り、敗れるのを、一仏刹といいます。」
佛言:「比丘!是地深六百八十萬由旬,其邊無限。其地立水上,其水深四百六十萬由旬,其邊際無有限礙。大風持水,其風深二百三十萬由旬,其邊際無限。比丘!其大海深八百四十萬由旬,其邊際無崖底。比丘!須彌山王入大海水,深八萬四千由旬、高亦八萬四千由旬,下狹上稍稍廣,上正平。種種合四類在上止,悉滿無空缺處。諸大尊神亦在上止,諸尊復尊大神,悉在上居止。忉利天宮,在須彌山上;過忉利天,上有焰天;過焰天,有兜率天;上過兜率天,有尼摩羅天;過尼摩羅天,上有波羅尼蜜和耶越致天;過是,上有梵迦夷天;過是天,上有魔天。其宮廣長二十四萬里,宮壁七重,欄楯七重,刀分七重,行樹七重。周匝皆以七寶,畫妙好,金銀水精琉璃馬瑙赤真珠車𤦲,金壁銀門,銀壁金門,琉璃壁水精門,水精壁琉璃門,赤真珠壁馬瑙門,馬瑙壁赤真珠門,車𤦲壁一切眾寶門,采畫妙好,皆以七寶作之。金欄楯金柱栿銀桄,銀欄楯銀柱栿金桄,琉璃欄楯琉璃柱栿,水精欄楯水精柱栿琉璃桄,赤真珠欄楯赤真珠柱栿馬瑙桄,馬瑙欄楯馬瑙柱栿赤真珠桄,車𤦲欄楯車𤦲柱栿,一切妙寶作之。金刀分者銀垂,銀刀分者金垂,琉璃刀分者水精垂,水精刀分者琉璃垂,赤真珠刀分者馬瑙垂,馬瑙刀分者赤真珠垂,車𤦲刀分者一切寶垂。金樹金根金莖,銀枝葉花實,銀樹銀根銀莖,金枝葉華實,琉璃樹琉璃根莖,水精枝葉華實,水精樹水精根莖,琉璃枝葉華實,赤真珠樹赤真珠根,馬瑙莖枝葉華實,馬瑙樹馬瑙根莖,赤真珠枝葉華實,車𤦲樹車𤦲根莖,一切寶枝葉華實。彩畫姝好,皆以七寶,金銀、琉璃、水精、赤真珠、車𤦲馬瑙。其門上有曲箱蓋,欄楯上有交露,樓觀下有園觀舍宅。浴池生華,種種樹,種種葉,種種華,種種實,出種種香,種種飛鳥,各各悲鳴。
仏はおっしゃいました。「比丘たちよ、この大地は深さ六百八十万由旬あり、その果ては限りがありません。その大地は水の上に立ち、その水は深さ四百六十万由旬あり、その果てには限りも妨げもありません。大風がその水を保ち、その風は深さ二百三十万由旬あり、その果ては限りがありません。比丘たちよ、その大海は深さ八百四十万由旬あり、その果てには崖も底もありません。比丘たちよ、須弥山王は大海の水に入り、深さ八万四千由旬、高さもまた八万四千由旬あり、下は狭く上はしだいに広がり、上は平らであります。種々のものが四類そろってその上にとどまり、すべて満ちて欠けた所がありません。諸々の大いなる尊い神々もまたその上にとどまり、さらに尊い大いなる神々も、すべてその上に住んでいます。忉利天の宮殿は須弥山の上にあります。忉利天を過ぎた上には焰天があり、焰天を過ぎると兜率天があり、兜率天を過ぎた上には尼摩羅天があり、尼摩羅天を過ぎた上には波羅尼蜜和耶越致天があり、それを過ぎた上には梵迦夷天があり、この天を過ぎた上には魔天があります。その宮殿は広さと長さが二十四万里あり、宮殿の壁は七重、欄楯も七重、刀分も七重、行樹も七重です。周りはすべて七宝で彩られ、妙しく美しく、金・銀・水精・琉璃・馬瑙・赤真珠・車𤦲で飾られています。金の壁には銀の門、銀の壁には金の門、琉璃の壁には水精の門、水精の壁には琉璃の門、赤真珠の壁には馬瑙の門、馬瑙の壁には赤真珠の門、車𤦲の壁にはすべての宝の門があり、彩画は妙しく美しく、すべて七宝で作られています。金の欄楯には金の柱と梁に銀の桄、銀の欄楯には銀の柱と梁に金の桄、琉璃の欄楯には琉璃の柱と梁、水精の欄楯には水精の柱と梁に琉璃の桄、赤真珠の欄楯には赤真珠の柱と梁に馬瑙の桄、馬瑙の欄楯には馬瑙の柱と梁に赤真珠の桄、車𤦲の欄楯には車𤦲の柱と梁があり、すべて妙なる宝で作られています。金の刀分には銀が垂れ、銀の刀分には金が垂れ、琉璃の刀分には水精が垂れ、水精の刀分には琉璃が垂れ、赤真珠の刀分には馬瑙が垂れ、馬瑙の刀分には赤真珠が垂れ、車𤦲の刀分にはすべての宝が垂れています。金の樹は根も茎も金で、枝・葉・花・実は銀、銀の樹は根も茎も銀で、枝・葉・花・実は金、琉璃の樹は根も茎も琉璃で、枝・葉・花・実は水精、水精の樹は根も茎も水精で、枝・葉・花・実は琉璃、赤真珠の樹は根が赤真珠で、茎・枝・葉・花・実は馬瑙、馬瑙の樹は根も茎も馬瑙で、枝・葉・花・実は赤真珠、車𤦲の樹は根も茎も車𤦲で、枝・葉・花・実はすべての宝であります。彩画は美しく、すべて七宝、すなわち金・銀・琉璃・水精・赤真珠・車𤦲・馬瑙で作られています。その門の上には曲箱蓋があり、欄楯の上には交露があり、楼観の下には園観や舎宅があります。浴池には花が生じ、種々の樹、種々の葉、種々の花、種々の実があり、種々の香りを放ち、種々の飛鳥がそれぞれに悲しげに鳴いています。
「過魔天,上有梵迦夷天;過梵迦夷天,上有阿衛貨天;過是上有首皮斤天;過是有比呼破天;過是已有無人想天;過是已有阿和天;過是已有答和天;過是已有名須達稱天;過是已有須陀尸天;過是已有阿迦尼吒天;過是已有天,名阿竭禪天;過是已有天,名識知;過是已有天,名阿因;過是已有天,名無有思想亦不無想,乃至其上有人,生老病死,往還不復過其上數。」
魔天を過ぎると、その上に梵迦夷天があります。梵迦夷天を過ぎると、その上に阿衛貨天があります。これを過ぎると、その上に首皮斤天があります。これを過ぎると、比呼破天があります。これを過ぎると、すでに無人の想いの天があります。これを過ぎると、すでに阿和天があります。これを過ぎると、すでに答和天があります。これを過ぎると、すでに名を須達称天といいます。これを過ぎると、すでに須陀尸天があります。これを過ぎると、すでに阿迦尼吒天があります。これを過ぎると、すでに阿竭禅天という天があります。これを過ぎると、すでに識知という天があります。これを過ぎると、すでに阿因という天があります。これを過ぎると、すでに無有思想亦不無想という天があります。さらにその上には、生・老・病・死を繰り返す人々がいますが、行き来してもはやその上の数を知ることはありません。
佛言:「比丘!須彌山王以四寶作城,琉璃水精金銀;須彌山王北有天下,名欝單曰,廣長各四十萬里,正方;須彌山王東有天下,名弗于逮,廣長各三十六萬里,周匝正圓;須彌山王西有天下,名俱耶尼,廣長各三十二萬里,如半月形;須彌山王南有天下,名閻浮利,廣長各二十八萬里,北廣南狹。須彌山王北脇天金照北方天下;須彌山王東脇天銀照東方天下;須彌山王西脇天水精照西方天下;須彌山王南脇天琉璃照南方天下。北方天下有樹名銀莖,圍二百八十里高四千里,枝葉分布二千里;東方天下有大樹名條莖,圍二百八十里高四千里,枝葉分布二千里;俱耶尼天下有樹名斤莖,圍二百八十里高四千里,枝葉分布二千里,其樹上有石牛,高四十里;閻浮利天下,有大樹名閻,高四千里,莖圍二百八十里,枝葉分布二千里。金翅鳥王及龍有樹名駒利睒,高四千里,莖圍二百八十里,枝葉分布二千里;阿須倫有大樹名善晝過度,高四千里莖圍二百八十里,枝葉分布二千里;忉利天有樹名度晝,高四千里莖圍二百八十里,枝葉分布二千里;大海北有大樹名閻,高四千里莖圍二百八十里,枝葉分布二千里。北方地空中有叢樹名菴,廣長各二千里;復有叢樹名閻破,廣長各二千里;復有叢樹名多,廣長各二千里;復有叢樹名那多,廣長各二千里;復有叢樹名男,廣長各二千里;復有叢樹名女,廣長各二千里;復有叢樹名小兒,廣長各二千里;復有叢樹名柏,廣長各二千里;復有叢樹名栴檀,廣長各二千里;復有叢樹名佉鉢,廣長各二千里;復有叢樹名般奈,廣長各二千里;復有叢樹名比羅,廣長各二千里;復有叢樹名大利,廣長各二千里;復有叢樹名㮈,廣長各二千里;復有叢樹名安石榴,廣長各二千里;復有叢樹名抄羅,廣長各二千里;復有叢樹名陂,廣長各二千里;復有叢樹名陂隆,廣長各二千里;復有叢樹名阿摩勒,廣長各二千里;復有叢樹名呵黎勒,廣長各二千里;復有叢樹名毘醯勒,廣長各二千里;復有叢樹名葦,廣長各二千里;復有叢樹名竹,廣長各二千里;復有叢樹名拖羅,廣長各二千里;復有叢樹名合羅,廣長各二千里;復有叢樹名瓜,廣長各二千里;復有叢樹名大瓜,廣長各二千里;復有叢樹名脫華,廣長各二千里;復有叢樹名浴陂,廣長各二千里;復有叢樹名須女華,廣長各二千里;復有叢樹名皮羅,廣長各二千里;復有叢樹名和師,廣長各二千里;復有叢樹名茄夷,廣長各二千里;復有叢樹名投鮮,廣長各二千里;復有叢樹名蒲萄,廣長各二千里。過是空地,其空地中,復有優鉢華池二千里,紅蓮華池二千里,白蓮華池二千里,黃蓮華池二千里,毒蛇池二千里。過是已地空,其空中有海欝禪,從東西流入大海,其欝禪海中,見轉輪王亦知天下,有轉輪王見遊行時跡,欝禪北有山名欝單茄。」
仏は言われた。「比丘よ、須弥山王は四つの宝で作られた城であり、瑠璃、水晶、金、銀である。須弥山王の北には天下があり、名を欝単曰(うったんえつ)という。広さと長さはそれぞれ四十万里で、正方形である。須弥山王の東には天下があり、名を弗于逮(ふうたん)という。広さと長さはそれぞれ三十六万里で、周囲はまさに円形である。須弥山王の西には天下があり、名を俱耶尼(くやに)という。広さと長さはそれぞれ三十二万里で、半月のような形をしている。須弥山王の南には天下があり、名を閻浮利(えんぶり)という。広さと長さはそれぞれ二十八万里で、北が広く南が狭い。須弥山王の北側の天金は北方の天下を照らし、須弥山王の東側の天銀は東方の天下を照らし、須弥山王の西側の天水精は西方の天下を照らし、須弥山王の南側の天瑠璃は南方の天下を照らす。北方の天下には銀莖という名の樹があり、幹の周囲は二百八十里、高さは四千里で、枝葉は二千里に広がっている。東方の天下には條莖という名の大樹があり、幹の周囲は二百八十里、高さは四千里で、枝葉は二千里に広がっている。俱耶尼の天下には斤莖という名の樹があり、幹の周囲は二百八十里、高さは四千里で、枝葉は二千里に広がっている。その樹の上には石の牛があり、高さは四十里である。閻浮利の天下には閻という名の大樹があり、高さは四千里で、幹の周囲は二百八十里、枝葉は二千里に広がっている。金翅鳥王と龍には駒利睒という名の樹があり、高さは四千里で、幹の周囲は二百八十里、枝葉は二千里に広がっている。阿須倫には善晝過度という名の大樹があり、高さは四千里で、幹の周囲は二百八十里、枝葉は二千里に広がっている。忉利天には度晝という名の樹があり、高さは四千里で、幹の周囲は二百八十里、枝葉は二千里に広がっている。大海の北には閻という名の大樹があり、高さは四千里で、幹の周囲は二百八十里、枝葉は二千里に広がっている。北方の地の空中には菴という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また閻破という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また多という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また那多という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また男という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また女という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また小児という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また柏という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また栴檀という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また佉鉢という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また般奈という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また比羅という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また大利という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また㮈という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また安石榴という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また抄羅という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また陂という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また陂隆という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また阿摩勒という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また呵黎勒という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また毘醯勒という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また葦という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また竹という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また拖羅という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また合羅という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また瓜という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また大瓜という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また脱華という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また浴陂という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また須女華という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また皮羅という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また和師という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また茄夷という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また投鮮という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。また蒲萄という名の叢樹があり、広さと長さはそれぞれ二千里である。この空地を過ぎると、その空地の中にまた優鉢華の池が二千里、紅蓮華の池が二千里、白蓮華の池が二千里、黄蓮華の池が二千里、毒蛇の池が二千里ある。これを過ぎて地の空になると、その空中に海欝禪があり、東西から大海に流れ込んでいる。その欝禪海の中では、転輪王を見ることもでき、また天下に転輪王が現れた時、その遊行の跡を知ることができる。欝禪の北には欝単茄という名の山がある。」
佛語比丘:「其山甚樂,姝好樹木生葉,華實甚香,畜獸鳥無所不有,無與等者也。」
仏は比丘に語られました。「その山はたいへん楽しく、美しい樹木が葉を茂らせ、花や実はとても香しく、獣や鳥であってそこにいないものはなく、これに並ぶものはありません。」
佛言:「比丘!其欝單茄山甚樂,姝好巍巍,欝單茄山,有山名須桓那,其山有八萬窟,中有八萬象,皆在中止,其象七日一食,有六牙上廣下狹,牙齒間悉金填。過須那鉢山,次有山名冬王,甚高過億,山上高四千里。上有水名阿那達,廣長二千里,其底沙皆金,其水涼冷,軟美且清。以七寶金銀琉璃水精赤真珠車𤦲馬瑙作塹壘,其四面起墻,亦布底,有七重欄楯,七重行樹,周匝圍繞,七寶交露,彩畫姝好。阿耨達龍王水水四面有陛,金陛銀桄,銀陛金桄,琉璃陛水精桄,水精陛琉璃桄,赤真珠陛馬瑙桄,馬瑙陛赤真珠桄,車𤦲陛七寶桄,陛上有曲箱蓋,皆有欄楯,有交露樓觀,其水中有青蓮華,紅蓮華,白蓮華,黃蓮華,華亦有火色者、金色者、青色者、紅色者、赤色者,白色者,周匝大如車輪,其莖大如車轂,若刺其汁出如乳色,其味如蜜。阿耨達龍王宮在其水中,宮名般闍兜。阿耨達龍王在中止。其龍有何等寶?何謂為阿耨達龍?過阿耨達龍,天下餘諸龍王,以三熱見燒,阿耨達龍王,不以三熱見燒;復次,天下諸餘龍王,過阿耨達龍王,餘龍王,熱沙雨身上,燒炙燋革,燋革已燒膚,燒膚已燒筋,燒筋已燒骨,燒骨已燒髓,燒炙甚毒痛,過阿耨達龍王,餘龍王皆見熱,阿耨達龍王獨不熱,是故名為阿耨達,是為第一事。復次,天下,過阿耨達龍王,餘龍王,起婬欲事相向時,熱風來吹其身,燋龍身,即失無顏色得蛇身,便恐不喜。天下諸所龍王,過阿耨達,諸龍王得熱,阿耨達龍王獨無熱,是故名為阿耨達,是為二事。復次,天下諸龍王,過阿耨達龍王,餘龍王,諸金翅鳥王,悉入其宮,悉恐怖取食之。若金翅鳥自念言:『欲入阿耨達龍王宮。』適念是,便自無央數災變及其身,過阿耨達龍王,天下餘龍王,皆見是毒熱,阿耨達龍王,獨不見熱,是故名阿耨達,是為三事。以三事故,名為阿耨達龍王。
仏がおっしゃいました。「比丘よ、かの欝単茄山はたいへん楽しく、美しく高くそびえています。欝単茄山には須桓那という名の山があり、その山には八万の窟があり、中には八万の象がすべてとどまっています。その象は七日ごとに一度だけ食をとります。六本の牙は上は広く下は狭く、歯の間はすべて金で埋められています。須那鉢山を過ぎると、次に冬王という名の山があり、高さは億を超えています。山上の高さは四千里あります。その上に阿那達という名の水があり、広さと長さは二千里です。その底の砂はすべて金で、その水は涼しく冷たく、やわらかく美しく、しかも清らかです。七宝の金・銀・瑠璃・水精・赤真珠・車𤦲・馬瑙で堀の垣根を作り、その四面に塀をめぐらし、底にも敷きつめています。七重の欄楯があり、七重の並木があり、周囲を取り囲み、七宝が交わり露われ、彩色の絵は美しく施されています。阿耨達竜王の水には四面に階があり、金の階には銀の桄、銀の階には金の桄、瑠璃の階には水精の桄、水精の階には瑠璃の桄、赤真珠の階には馬瑙の桄、馬瑙の階には赤真珠の桄、車𤦲の階には七宝の桄が添えられています。階の上には曲箱蓋があり、すべてに欄楯があり、交露の楼観があります。その水の中には青蓮華・紅蓮華・白蓮華・黄蓮華があり、花にはまた火のような色のもの、金色のもの、青色のもの、紅色のもの、赤色のもの、白色のものがあり、周囲は車輪ほどの大きさです。その茎は車轂ほどの太さで、もしその汁を刺し出せば乳のような色で、その味は蜜のようです。阿耨達竜王の宮殿はその水の中にあり、宮殿の名を般闍兜といいます。阿耨達竜王はそこにとどまっています。その竜にはどのような宝があるのでしょうか。なぜ阿耨達竜というのでしょうか。阿耨達竜を超えると、天下の残りのもろもろの竜王は三つの熱に焼かれますが、阿耨達竜王は三つの熱に焼かれることがありません。また次に、天下のもろもろの残りの竜王は、阿耨達竜王を超えると、残りの竜王には熱い砂が身の上に雨のように降り、焼いて皮を焦がし、皮を焦がしてすでに膚を焼き、膚を焼いてすでに筋を焼き、筋を焼いてすでに骨を焼き、骨を焼いてすでに髄を焼き、焼くことはたいへん毒のように痛いのです。阿耨達竜王を超えると、残りの竜王はみな熱を受けますが、阿耨達竜王だけは熱を受けません。それゆえに阿耨達と名づけられます。これが第一の事です。また次に、天下では、阿耨達竜王を超えると、残りの竜王が淫欲の事を起こして互いに相向かうとき、熱い風が吹いてその身を吹き、竜の身を焦がし、たちまち色を失って蛇の身を得て、そこで恐れ悲しみます。天下のもろもろの竜王は、阿耨達を超えると、もろもろの竜王は熱を受けますが、阿耨達竜王だけは熱を受けません。それゆえに阿耨達と名づけられます。これが第二の事です。また次に、天下のもろもろの竜王は、阿耨達竜王を超えると、残りの竜王には、もろもろの金翅鳥王がすべてその宮殿に入り、すべて恐れてこれを捕らえて食します。もし金翅鳥が自ら念じて『阿耨達竜王の宮殿に入ろう』と思えば、ちょうどそう念じただけで、たちまち自らに無数の災変が及びます。阿耨達竜王を超えると、天下の残りの竜王は、みなこの毒の熱を受けますが、阿耨達竜王だけはこの熱を受けません。それゆえに阿耨達と名づけられます。これが第三の事です。この三つの事によって、阿耨達竜王と名づけられるのです。」
「東有大流江,下行一江,有五百部河,繞阿耨達龍王,東流入大海。阿耨達龍王南有大江,名和叉,有五百部河,繞阿耨達龍王,流入大南海。阿耨達龍王西有大江,名信陀,有五百部河流,繞阿耨達龍王,入大西海。阿耨達龍王北有大江名斯頭,有五百部河流,繞阿耨達龍王,入北海。冬王山南有國,名維耶離。維耶離北有七黑山,黑山北有七仙人婆羅門在中止,一者名機機榆、二者名施泥梨、三者名欝單、四者名禪、五者名迦蛇、六者名優多羅、七者名波被頭,有山名和曇摩。過七仙人婆羅門北,有山名乾陀摩訶術,中有兩窟,一者名畫、二者名善畫,以七寶作之,金銀琉璃水精赤真珠車𤦲馬瑙,細軟如繻衣。畫善畫窟北,有樹王名善住,有八千樹王,圍繞之。善住王樹下,有象王,名善住,在下止,有八千象,周匝圍繞之。善住王樹北,有浴池名摩那摩,以七寶金銀水精琉璃赤真珠車𤦲馬瑙作塹壘之,邊有八千浴池,周匝圍遶,其水皆涼冷,美軟且清,其底沙皆金,以七寶金銀水精琉璃赤真珠車𤦲馬瑙作七重欄楯,七重交露,七重行樹,周匝圍遶。其池甚妙好,金欄楯者金柱栿銀桄,銀欄楯者銀柱栿金桄,琉璃欄楯者琉璃柱栿水精桄,水精欄楯者水精柱栿琉璃桄,赤真珠欄楯者赤真珠柱栿馬瑙桄,馬瑙欄楯者馬瑙柱栿赤真珠桄,車𤦲欄楯者車𤦲柱栿一切寶桄,金交露者銀垂珞,銀交露者金垂珞,琉璃交露者水精垂珞,水精交露者琉璃垂珞,赤真珠交露者馬瑙垂珞,馬瑙交露者赤真珠垂珞,車𤦲交露者一切寶垂珞,皆以七寶作,甚姝好。金樹者金枝根銀莖葉華實,銀樹者銀枝根金莖葉華實,琉璃樹者琉璃根枝水精莖葉華實,水精樹者水精根枝琉璃莖葉華實,赤真珠樹者赤真珠根枝馬瑙莖葉華實,馬瑙樹者馬瑙根枝赤真珠莖葉華實。車𤦲樹者車𤦲根枝一切寶莖葉華實,以七寶作,皆姝好。摩那摩池周匝四面,以七寶金銀水精琉璃赤真珠車𤦲馬瑙作,金陛銀桄,銀陛金桄,水精陛琉璃桄,琉璃陛水精桄,赤真珠陛馬瑙桄,馬瑙陛赤真珠桄,車𤦲陛一切寶桄,以七寶作,甚姝好。陛上有曲箱蓋,欄楯上有交露,樓觀下有園觀舍宅,有浴池。樹生種種華,種種實,出種種香,中有種種飛鳥,相和悲鳴。摩那摩池中,有青蓮華、黃蓮華、白蓮華、赤蓮華,中有紅色者、金色者、青色者、黃色者、赤色者、白色者、種種雜色者。其華周匝大如車輪,其莖周匝如車轂,其華斷者出其汁如乳,其味如蜜。善住象王,念欲入池中洗浴相娛樂時,即念八千象王。爾時八千象王言:『善住象王已念我等。』即共往至善住象王所在前住。時,善住象王與八千象王,俱往至摩那摩池。諸象中有為王持蓋者,中有扇者,周匝圍繞。時中有含血名機那,在前歌舞作伎樂。時,善住象王,至摩那摩池中,洗浴作伎樂相娛樂。中有象為王洗鼻口者,中有洗牙齒者,中有洗頭者,中有洗背者,中有洗腹者,中有洗䏶者,中有洗膝者,中有洗足者,中有洗尾者,中有拔華根洗之以與王食者,中有以青蓮華、黃蓮華、赤蓮華、白蓮華,以鼻歷持散象王頭上者。爾時,善住象王,洗浴相娛樂飲食已,便還至善住樹下。其八千象王各各入其池洗浴,作伎樂相娛樂飲食已,便還至善住象王所。爾時,善住象王,與八千象王俱前後圍繞,還至善住樹下。中有為象王持蓋者,中有扇者,在前作妓樂歌舞,至善住樹間。象王從意,臥起行步,其餘八千象,各各亦隨意,在樹間臥起行步,從意所欲。諸八千象樹,中有圍四丈九尺,中有樹圍五丈六尺,中有樹圍六丈三尺,中有樹圍七丈七尺,中有樹圍八丈四尺,中有樹圍九丈一尺,中有樹圍九丈五尺,中有樹圍十丈五尺,中有樹圍十一丈二尺。善住象王樹莖圍十丈九尺,是八千樹枝葉墮落時,風便吹著外。其八千象王大小便時,諸鬼神皆除著外。」
東には大流江があり、下って一江となり、五百の部河があって阿耨達龍王をとり巻き、東へ流れて大海に入ります。阿耨達龍王の南には大江があり、名を和叉といい、五百の部河があって阿耨達龍王をとり巻き、大南海に流れ入ります。阿耨達龍王の西には大江があり、名を信陀といい、五百の部河が流れて阿耨達龍王をとり巻き、大西海に入ります。阿耨達龍王の北には大江があり、名を斯頭といい、五百の部河が流れて阿耨達龍王をとり巻き、北海に入ります。冬王山の南に国があり、名を維耶離といいます。維耶離の北に七つの黒山があり、黒山の北に七人の仙人婆羅門がそこでとどまっています。第一は機機榆といい、第二は施泥梨といい、第三は欝単といい、第四は禅といい、第五は迦蛇といい、第六は優多羅といい、第七は波被頭といいます。和曇摩という山があります。七人の仙人婆羅門の北を過ぎると、乾陀摩訶術という山があり、その中に二つの窟があります。一つは画といい、二つは善画といい、七宝で作られています。金・銀・瑠璃・水精・赤真珠・車𤦲・馬瑙で、細く軟らかなこと絹の衣のようです。画善画の窟の北に、善住という樹王があり、八千の樹王がそれをとり囲んでいます。善住王樹の下に、善住という象王がいて、そこにとどまっており、八千の象が周囲をとり囲んでいます。善住王樹の北に、摩那摩という浴池があり、七宝の金・銀・水精・瑠璃・赤真珠・車𤦲・馬瑙で塹塁を築いています。辺りには八千の浴池が周囲をとり囲み、その水はみな涼しく冷たく、美しく軟らかでしかも清らかです。その底の沙はみな金で、七宝の金・銀・水精・瑠璃・赤真珠・車𤦲・馬瑙で七重の欄楯、七重の交露、七重の行樹を作り、周囲をとり囲んでいます。その池はたいそう妙好です。金の欄楯は金の柱と栿に銀の桄、銀の欄楯は銀の柱と栿に金の桄、瑠璃の欄楯は瑠璃の柱と栿に水精の桄、水精の欄楯は水精の柱と栿に瑠璃の桄、赤真珠の欄楯は赤真珠の柱と栿に馬瑙の桄、馬瑙の欄楯は馬瑙の柱と栿に赤真珠の桄、車𤦲の欄楯は車𤦲の柱と栿に一切宝の桄です。金の交露は銀の垂珞、銀の交露は金の垂珞、瑠璃の交露は水精の垂珞、水精の交露は瑠璃の垂珞、赤真珠の交露は馬瑙の垂珞、馬瑙の交露は赤真珠の垂珞、車𤦲の交露は一切宝の垂珞で、みな七宝で作られ、たいそう美しいのです。金の樹は金の枝と根に銀の茎・葉・華・実、銀の樹は銀の枝と根に金の茎・葉・華・実、瑠璃の樹は瑠璃の根と枝に水精の茎・葉・華・実、水精の樹は水精の根と枝に瑠璃の茎・葉・華・実、赤真珠の樹は赤真珠の根と枝に馬瑙の茎・葉・華・実、馬瑙の樹は馬瑙の根と枝に赤真珠の茎・葉・華・実、車𤦲の樹は車𤦲の根と枝に一切宝の茎・葉・華・実で、七宝で作られ、みな美しいのです。摩那摩池の周囲の四面は、七宝の金・銀・水精・瑠璃・赤真珠・車𤦲・馬瑙で作られています。金の陛に銀の桄、銀の陛に金の桄、水精の陛に瑠璃の桄、瑠璃の陛に水精の桄、赤真珠の陛に馬瑙の桄、馬瑙の陛に赤真珠の桄、車𤦲の陛に一切宝の桄で、七宝で作られ、たいそう美しいのです。陛の上には曲箱蓋があり、欄楯の上には交露があり、楼観の下には園観・舎宅があり、浴池があります。樹には種々の華が生じ、種々の実がなり、種々の香りを放ち、その中には種々の飛鳥がいて、互いに和して悲しげに鳴いています。摩那摩池の中には、青蓮華・黄蓮華・白蓮華・赤蓮華があり、その中に紅色のもの、金色のもの、青色のもの、黄色のもの、赤色のもの、白色のもの、種々の雑色のものがあります。その華は周囲が車輪のように大きく、その茎は周囲が車轂のようで、その華を断つと乳のような汁が出て、その味は蜜のようです。善住象王が、池に入って洗浴し伎楽をして互いに楽しもうと思われた時、ただちに八千の象王を念じました。その時、八千の象王は言いました。『善住象王がすでに私たちを念じておられます』と。そこで共に善住象王のもとへ行き、その前に立ってとどまりました。その時、善住象王は八千の象王と共に、摩那摩池へ行きました。象たちの中には王のために蓋を持つものがおり、中には扇を持つものがおり、周囲をとり囲んでいます。その時、機那という名の含血がいて、前に進み出て歌舞し伎楽を奏でました。その時、善住象王は摩那摩池に至り、洗浴して伎楽をなし互いに楽しみました。中には王の鼻と口を洗う象がおり、中には歯を洗うものがおり、中には頭を洗うものがおり、中には背を洗うものがおり、中には腹を洗うものがおり、中には䏶を洗うものがおり、中には膝を洗うものがおり、中には足を洗うものがおり、中には尾を洗うものがおり、中には華の根を抜いて洗い王に与えて食べさせるものがおり、中には青蓮華・黄蓮華・赤蓮華・白蓮華を、鼻で持ってきて象王の頭の上に散らすものがいました。その時、善住象王は、洗浴し互いに楽しみ飲食を終えると、そのまま善住樹の下へ戻りました。その八千の象王はそれぞれ自分の池に入って洗浴し、伎楽をなし互いに楽しみ飲食を終えると、そのまま善住象王のもとへ戻りました。その時、善住象王は、八千の象王と共に前後にとり囲まれて、善住樹の下へ戻りました。中には象王のために蓋を持つものがおり、中には扇を持つものがおり、前にあって伎楽を奏で歌舞し、善住樹の間へ至りました。象王は思いのままに、臥したり起きたり歩いたりし、残りの八千の象も、それぞれまた思いのままに、樹の間で臥したり起きたり歩いたりし、思いのままに欲するところに従いました。八千の象の樹の中で、周囲四丈九尺のものがあり、中には樹の周囲五丈六尺のものがあり、中には樹の周囲六丈三尺のものがあり、中には樹の周囲七丈七尺のものがあり、中には樹の周囲八丈四尺のものがあり、中には樹の周囲九丈一尺のものがあり、中には樹の周囲九丈五尺のものがあり、中には樹の周囲十丈五尺のものがあり、中には樹の周囲十一丈二尺のものがあります。善住象王の樹は茎の周囲十丈九尺で、この八千の樹の枝葉が堕落する時には、風がただちに吹いて外へ運び去ります。その八千の象王が大小便をする時には、諸鬼神がみな除いて外へ運び出します。
佛言:「比丘!善住象王威神尊巍巍乃如是,畜生含血之類,乃有此。」
仏がおっしゃいました。「比丘たちよ、善住という象の王の威神は、まことに尊く巍々としてこのようなものである。畜生であり、血気ある生き物の類であっても、このようなものを持っているのです。」