ご支援淨心禪堂すべての経典
メインコンテンツにスキップ
  1. 六度集経 (六度集經)
  2. 第一 (第一)
  3. 1 布施度無極章
  4. 9 〔普施商主本生〕 (9 〔普施商主本生〕)
←と→
矢印キーでページをめくれます

六度集経 (六度集經)


(九)

(九)

「昔者菩薩從四姓生,墮地即曰:『眾生萬禍,吾當濟焉。不覩佛儀,不聞明法,吾當開其耳目,除其盲聾,令之覩聞無上正真,眾聖之王、明範之原也。』布施誘進靡不服從矣。九親驚曰:『古世之來未聞幼孩而為斯云,將是天龍鬼神之靈乎!當卜之焉。』即答親曰:『吾為上聖之所化,懷普明之自然,非彼眾妖,慎無疑矣。』言畢即默。親曰:『兒有乾坤弘潤之志,將非凡夫乎!』名兒曰普施。

「昔、菩薩は四姓の家に生まれ、地に降り立つとすぐに言いました。『衆生の無数の苦しみを、私が救済しよう。仏の姿を拝むことができず、明らかな法を聞くことのできない者たちに、私はその目と耳を開き、彼らの盲目や聾を取り除き、無上の正しい真理、すなわち全ての聖者の王、明らかな模範の源を見聞きさせよう。』布施によって人々を導き、従わせない者はいませんでした。九親族は驚いて言いました。『古来より、幼い子がこのような言葉を口にしたことは聞いたことがない。これは天や竜、鬼神の仕業であろうか。占いで確かめよう。』すると菩薩は親族に答えて言いました。『私は最も優れた聖者によって教化され、普遍の明るさの自然を心に宿しています。あの様々な妖怪の類ではありません。どうか疑わないでください。』そう言い終えるとすぐに黙りました。親族は言いました。『この子には天地を潤すような広大な志がある。これは凡人ではないだろう。』そして子の名を「普施」と名付けました。」

「年有十歲,佛諸典籍、流俗眾術靡不貫綜,辭親濟眾布施貧乏。親曰:『吾有最福之上名也,爾可恣意布施眾貧矣。』對曰:『不足。』乞作沙門:『賜吾法服、應器、策杖,以斯濟眾,即吾生願也。』親憶兒始生之誓,無辭禦焉,即從其願聽為沙門。

10歳の頃には、仏教のあらゆる経典や世俗のあらゆる術を深く学び、身につけていました。そして、両親に別れを告げ、貧しい人々に施しをしようとしました。父は言いました。「私は世の中で最も尊い名前を持つ身だ。お前が貧しい人々に施しをするのは、好きなようにさせよう。」しかし、彼は「それでは足りません」と答え、出家を願い出て、「どうか、法衣や鉢、錫杖をください。それによって人々を救済することが、私の生涯の願いなのです」と懇願しました。父は、彼が生まれた時に立てた誓いを思い出し、拒むことができず、ついにその願いを聞き入れて、出家させることにしました。

「周旋教化經一大國,國有豪姓,亦明眾書,覩普施儀容堂堂光華韑曄,厥性惔怕淨若天金,有上聖之表,將為世雄也。謂普施曰:『有欲相告,願足聖人,吾有陋女願給箕帚之使。』答曰:『大善!須吾還也。』即進路之海邊,附載度海,上岸入山,到無人處,遙覩銀城宮殿明好。時,有毒蛇遶城七匝體大百圍,見普施來仰然舉首。普施念曰:『斯含毒類必有害心,吾當興無蓋之慈以消彼毒也。夫兇即火也,慈即水矣,以水滅火,何嘗不滅!』即坐興慈定,『願令眾生早離八難,心去惡念逢佛見法,與沙門會,得聞無上正真明道,心開垢滅,如吾所見也。』興斯慈定,蛇毒即滅垂首而眠。

ある国を巡り歩いて教えを説いた。その国には豪族がおり、多くの書物にも通じていた。彼は供施(普施)の容姿が堂々として光り輝き、その性質が清らかで、まるで天の金のように澄んでおり、最高の聖者の相をそなえ、やがて世の英雄となるだろうと見て取った。そこで供施にこう言った。「お伝えしたいことがあります。どうか聖なる方、私には未熟な娘がおりまして、あなたに仕えさせたいのです。」供施は答えた。「それは結構なことです。しかし、私が戻ってくるのをお待ちください。」そしてそのまま海辺へと向かい、船に乗って海を渡った。上陸して山に入ると、人のいない場所へと至った。遠くには銀の城があり、宮殿が美しく輝いていた。その時、毒蛇が城の周りを七重に巻きついており、その体は百囲もある大きさであった。供施が近づくと、蛇は頭をもたげた。供施は思った。「この毒を持つ者は必ず害心を抱いている。私は限りない慈しみの心を起こして、その毒を消し去ろう。害心は火のようなものであり、慈しみは水のようなものだ。水をもって火を消すのに、消えないものがあろうか!」そして、その場に座って慈しみの心に深く入っていき、こう願った。「どうかすべての生きとし生けるものが、早く八つの苦難を離れ、心から悪い思いを去り、仏に出会い、法を見、沙門と共にあり、無上の真実の悟りを聞き、心が開けて汚れが消え去りますように。今私がこの慈しみの心に安住するによって。」こうして慈しみの心に深く入ると、蛇の毒は即座に消え、頭を垂れて眠り込んだ。

「普施登其首入城,城中有天神,覩普施來,欣豫而曰:『久服聖德,今來翔茲,成吾本心也。願留一時九十日。』普施然許。天王即以正事委付近臣,身自供饌,朝夕肅懷,稟受諸佛非常、苦、空、非身之高行,濟眾之明法。時,日食畢,普施進路,天王以明月真珠一枚送之曰:『以珠自隨,明四十里。志願發云,眾寶滿足。若後得佛,願為弟子親侍聖側。』普施曰可。

普施がその城の門に到着すると、城内の天神が彼の到来を見て喜び、「永く聖なる徳を慕っておりましたが、今まさにここに来られ、私の宿願が叶いました。どうか九十日の間、ここにお留まりください」と語りました。普施はその申し出を受け入れました。そこで天王は政務を近臣に委ね、自ら食事を用意して朝晩敬虔に心を整え、諸仏の教える無常・苦・空・非身の高邁な行いと、衆生を救う明らかな法を受けました。

食事が終わると、普施は旅立ちました。天王は明月のような真珠の一つを贈り、「この珠を携えれば四十里を照らします。願いを起こせば、あらゆる宝が満たされるでしょう。もしあなたが後にかならず仏となられたなら、どうか私を弟子として聖なる傍らに侍らせてください」と言いました。普施は「よろしい」と答えました。

「即復前行,覩黃金城,嚴飾踰銀,又有毒蛇圍城十四匝,巨軀倍前舉首數丈。普施復思弘慈之定,蛇毒即消垂首而眠。登之入城中,有天人,覩普施歡喜曰:『久服靈耀,翔茲甚善,願留二時百八十日,吾願盡養,惟留威神。』即然許之,留為說法無上明行,訖即辭退。天人復以神珠一枚送之,明耀八十里,志之所願,眾寶滿其里數。『若子得道,願為弟子,神足無上。』

さらに進むと、黄金の城が見えてきました。銀の城よりも美しく飾られていましたが、周囲を毒蛇が十四重に取り巻いており、その体は先の蛇よりもはるかに大きく、頭を数丈も上げていました。 普施は再び広大な慈悲の心を静かに定めました。すると蛇の毒は消え去り、頭を垂れて眠りにつきました。 彼が城に登り入ると、そこに天人(神々)がいました。天人は普施を見て喜び、こう言いました。 「長くあなたの霊的な輝きを慕っておりました。ここに来てくださったことは、まことに喜ばしいことです。どうか二百八十日の間、ここに留まってください。私は心を尽くしてあなたをおもてなしし、あなたの神聖な威光をとどめていただきたいのです。」 普施はその願いを聞き入れ、とどまって無上の明らかな教え(無上明行)を説きました。教えを終え、別れを告げると、天人は再び神珠(神聖な宝珠)を一つ贈りました。その光は八十里を照らし、望めばその里数分の宝が満ちるというものでした。 「もしあなたが悟りを得られたなら、どうか私を弟子としてください。私は神足通(自由自在に動く神通力)において無上でありたいと願います。」

「受其神珠,即復進路,覩琉璃城,光耀踰前,又有毒蛇巨軀甚大,遶城二十一匝,仰首瞋目當彼城門,復坐深思普慈之定,誓濟眾生,毒歇垂首。登之而入城中。有天人喜辭猶前,『請留三時,願供所志。』期竟辭退,又送神珠一枚,明耀百六十里,珠之所在,眾寶尋從滿其明內,在志所欲無求不獲。『子若得無上正真覺道者,吾願為弟子,有最明之智。』曰:『必獲爾願。』普施得珠曰:『斯足以濟眾生之困乏。』返其舊居。

神珠を受け取り、再び道を進むと、琉璃の城が見えた。その輝きは以前よりも勝っていた。しかし、そこには巨大な毒蛇がおり、その体は非常に大きく、城の周りを二十一重に巻き、頭を上げ、怒りの目で門の前に立ちはだかっていた。そこで彼は坐り、深く「普慈の定」に入り、すべての生きとし生けるものを救うと誓った。すると毒蛇の毒気はおさまり、頭を垂れた。彼はその上に登り、城の中に入った。

城内には天人たちがいて、以前と同じように喜びの言葉で迎えた。「どうか三時(の間)お留まりください。あなたの志を支えるために、喜んでお仕えいたします。」約束の時が来て辞去しようとすると、また一つの神珠が贈られた。その輝きは百六十里に及び、珠のあるところには、無数の宝が従い、その光明の中で満ち足りた。望むものは何でも得られ、願いが叶わないことはなかった。

「あなたがもし無上正真の覚道を得られたならば、私は弟子となり、最も明らかな智恵をいただきたいと願います。」と彼は言った。「必ずあなたの願いは叶うでしょう。」と普施は答えた。

珠を得て、普施は言った。「これで人々の困窮を救うことができる。」こうして彼は元の住まいに帰っていった。

「海諸龍神僉會議曰:『吾等巨海,唯斯三珠為吾榮華。道士悉得,吾等何榮?寧都亡諸寶,不失斯珠。』海神化為凡人,當普施前立曰:『吾聞仁者獲世上寶,可得觀乎?』即以示之。神搏其首即取其珠。普施惟曰:『吾歷險阻經跨巨海乃獲斯寶,欲以拯濟眾生困乏,反為斯神所見奪乎?』曰:『爾還吾珠,不者吾竭爾海。』海神答曰:『爾言何虛?斯之巨海,深廣難測,孰能盡之?天日可殞,巨風可却,海之難竭猶空難毀也。』

海の龍神たちが集まって話し合い、「我々のこの大海は、この三つの宝珠があってこそ栄える。修行者がそれをすべて手に入れてしまえば、我々に何の栄光があろうか?いっそ他の宝をすべて失っても、この宝珠だけは失いたくない」と言いました。 海神は人間に姿を変え、普施の前に立って言いました。「お聞きするところによると、あなたは世にもまれな宝を手に入れたとか。それを見せていただけませんか?」普施がそれを示すと、海神はその頭を打って宝珠を奪い取りました。 普施は思い巡らせました。「私は艱難辛苦を乗り越え、大海を渡ってこの宝を得たのに、困っている人々を救おうとしたまさにその時、この神に奪われてしまうとは。」 彼は言いました。「私に宝珠を返してください。さもなければ、あなたの海を干上がらせます。」 海神は答えました。「あなたは何と虚ろなことを言うのか。この大海は深く広くて計り知れず、誰が干上がらせることができようか?天の太陽が落ちることはあっても、強風が止むことはあっても、この海が干上がることは、まるで虚空が壊れることがないように不可能なのだ。」

「普施曰:『昔吾錠光佛前願得道力,反覆眾海指擢須彌,震動天地又移諸剎。佛從吾志與吾願,吾今得之。今爾鬼𩲐糸髮之邪力,焉能遏吾正真之勢乎?』即說:經曰:『吾自無數劫來,飲母乳湩、啼哭之淚、身死血流,海所不受。恩愛難絕、生死難止,吾尚欲絕恩愛之本、止生死之神。今世抒之不盡,世世抒之。』即住併兩足,瓢抒海水投鐵圍外。

普施は言った。 「かつて私は定光仏のもとで、悟りの力を得たいと誓い、あらゆる海を揺り動かし、須弥山をつまみ上げ、天地を震わせ、あらゆる仏国土を移動させた。仏は私の志と願いに従い、今、私はそれを得た。お前のような小さな邪悪な力ごときが、どうして私の正しい力の勢いを阻めるだろうか?」 そして、こう説いた。 「私は無数の劫を経る中で、母の乳を飲み、泣き叫んだ涙を流し、死んで流した血は、海にさえ受け入れきれないほどである。愛着は断ちがたく、生死は止めがたい。しかし、私は愛着の根を断ち、生死の神を止めようと願っている。今世で汲み尽くせなければ、世々にわたってそれを汲み続けるのだ。」 こうして彼は両足を揃えて立ち、ひょうたん(瓢箪)で海水を汲み、鉄囲山の外に捨てた。

「有天名遍淨,遙聞之,深自惟曰:『昔吾於錠光佛前,聞斯人獲其志願,必為世尊度吾眾生。』天即下,助其抒水,十分去八。海神悔怖曰:『斯何人哉?而有無極之靈乎!斯水盡矣,吾居壞也。』即出眾寶空其諸藏以與普施。普施不受,曰:『唯欲得吾珠耳。』諸神還其珠,普施返其水。

「遍浄天という名の天人がいて、遠くからこのことを聞き、深く自ら思いました。 『昔、私は錠光仏の前で、この人がその志を成就し、必ず世尊となって私たち衆生を救うと聞いた。』 そこで天人は下りて来て、水を汲むのを助け、十分の八まで水を減らしました。 すると海神は恐れ悔いて言いました。 『これは何者なのか。無限の霊力を持っているのか。この水が尽きれば、私の住処は壊れてしまう。』 そしてすぐに多くの宝を出し、その全ての宝蔵を空けて、普施に与えました。 しかし普施は受け取らず、こう言いました。 『ただ私の珠を返してほしいのだ。』 そこで諸々の神々はその珠を返し、普施は水を元に戻しました。」

「旋其本土,尋路布施,所過之國,國無貧民,處處諸國無不改操五戒十善以為國政,開獄大赦,潤逮眾生,遂至得佛。」

自らの国に戻り、道すがら施しを求めた。通りかかった国々では、貧しい民は一人としていなかった。至る所の国々が、五戒と十善を国政の基本として、自らの行いを改めたのである。獄舎を開いて大赦を行い、その恵みは全ての生きとし生けるものにまで及んだ。こうしてついに仏の境地に至ったのである。

佛告諸沙門:「普施者,我身是。父者,白淨王是。母者,即吾母舍妙是。道士女者,今俱夷是。時,銀城中天者,今現阿難是。金城中天者,目連是。琉璃城中天者,舍利弗是。菩薩累劫勤行四恩,誓願求佛,拯濟眾生。菩薩慈惠度無極行布施如是。」

仏は諸比丘に告げられた。「普施とは、この私のことである。父とは白浄王(浄飯王)のこと。母とは、我が母・舎妙(摩耶夫人)のこと。道士女(修行者の妻)とは、今の俱夷(耶輸陀羅)のこと。その時、銀の城の天神とは、今の阿難のこと。金の城の天神とは、目連のこと。瑠璃の城の天神とは、舎利弗のことである。 菩薩は幾度もの生涯をかけて四恩(恩恵に報いる四つの行い)を精進し、誓いを立てて仏を求め、多くの人々を救い助けてきた。菩薩の慈悲と恵みは限りがなく、このように布施の行を実践したのである。」


8 〔仙歎理家本生〕
10 〔長壽王本生〕

CBETA コード: T0152

© AI 帮你读佛经 - 如是我闻

この文書は個人学習専用です。商業目的での使用は禁止されています。

訪問 rushiwowen.co

著作権:原文は CBETA
AI 翻訳は参考文献のみで、権威あるものではありません