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優婆塞戒経 (優婆塞戒經)


優婆塞戒經卷第三

優婆塞戒経 巻第三

北涼中印度三藏曇無讖譯

北涼・中インド三蔵・曇無讖訳

攝取品第十三

第十三章 摂取

善生言:「世尊!菩薩具足二莊嚴已,云何得畜徒眾弟子?」

善生が尋ねました。「世尊よ、菩薩がこの二つの荘厳を完全に備えたならば、どのようにして弟子や教えを求める人々を集めることができるのでしょうか?」

「善男子!應以四攝而攝取之,令離諸惡,增諸善法,至心教詔,猶如一子;不求恩報,不為名稱,不為利養,不求自樂。善男子!菩薩若無如是等事畜弟子者,名弊惡人,假名菩薩,非義菩薩;名旃陀羅,臭穢不淨,破壞佛法,是人不為十方諸佛之所憐念。

「善男子よ。四つの摂(衆生を引き寄せ導く四つの方法)によって人々を導き、あらゆる悪から遠ざけ、善い行いを増し加えさせなさい。わが子を慈しむように心から教え諭し、恩返しを求めず、名声も求めず、利益や供養も求めず、自分の楽しみも求めてはなりません。

善男子よ。菩薩がこのような心構えなしに弟子を育てるならば、それは邪な人間であり、名ばかりの菩薩、真の菩薩ではありません。そういう人は、旃陀羅(賤民)と呼ばれ、不浄で穢れた存在であり、仏法を壊す者です。このような人は、十方の諸仏からも慈しまれ、顧みられることはありません。」

「善男子!菩薩若能隨時教戒——所言時者,貪、恚、癡時——起貪結時,當為種種說對治法,令得除貪,餘二亦爾;次當教學十二部經、禪定三昧、分別深義;調其身心,令修六念、不放逸法;瞻養病苦不生厭心,能忍惡口誹謗罵辱,苦加身心亦當堪忍;設其有苦能為救解,除其弊惡疑網之心;善知利根、中根、鈍根,教鈍根人令生信心,中根之人能令純淑,利根之人令得解脫——若能如是勤教詔者,名義菩薩,是名善人、分陀利花、人中香象、調御丈夫,名大船師。
「善男子!寧受惡戒,一日中斷無量命根,終不養畜弊惡弟子,不能調伏。何以故?善男子!是惡律儀殃齊自身,畜惡弟子不能教誨,乃令無量眾生作惡,能謗無量善妙之法,破和合僧,令多眾生作五無間,是故劇於惡律儀罪。
「善男子!菩薩二種:一者、在家,二者、出家。出家菩薩有二弟子:一者、出家,二者、在家。在家菩薩有一弟子,所謂在家。
「出家菩薩教出家者十二部經,隨所犯罪,諭令懺悔。教習八智,何等為八?一者、法智,二者、義智,三者、時智,四者、知足智,五者、自智,六者、眾智,七者、根智,八者、分別智。善男子!菩薩摩訶薩若能如是教詔調伏出家弟子,是師弟子二人俱得無量利益,如是師徒能增三寶。何以故?如是弟子知八智已,能勤供養師長、和上、耆舊有德,能受善語,能勤讀誦,兼為法施,心不放逸,調伏眾生,能瞻病苦,給施貧乏。
「善男子!出家菩薩若有在家弟子,亦當先教不放逸法。不放逸者,即是法行;供養父母、諸師、和上、耆舊有德,施於安樂;至心受戒,不妄毀犯;受寄不抵;見恚能忍;惡口、惡語及無義語,終不為之;憐愍眾生,於諸國王、長者、大臣,恒生恭敬怖畏之心;能自調伏妻子眷屬,分別怨親,不輕眾生;除去憍慢,不親惡友;節食、除貪、少欲、知足;鬪諍之處,身不往中,乃至戲笑不說惡語,是則名為不放逸法。
「出家菩薩若畜在家弟子,先當教造不放逸法。受苦樂時,常當共俱。設在窮乏有所須者,六物之外有不應惜。病時當為求覓所須,瞻病之時不應生厭。若自無物,應四出求;求不能得,貸三寶物,差已依俗十倍償之,如波斯匿王國之正法。若不能償,復當教言:『汝今多負三寶之物,不能得償,應當勤修得須陀洹果至阿羅漢果。若能至心發菩提心,若教千人於佛法中生清淨信,若壞一人慇重邪見。』出家菩薩能教在家如是等事,是師弟子二人俱得無量利益。
「善男子!在家菩薩若畜在家弟子,亦當先教不放逸法。不放逸者,供養父母、師長、和上、耆舊有德;復當供給兄弟、妻子、親友、眷屬、欲行之人及遠至者,所有僮僕作使之人,先給飲食,然後自用;又復教令信向三寶,苦樂共俱,終不偏獨,隨時賞賜,不令飢寒,終不打罵、鞭撻苦楚,應當軟言敦諭教詔;設有病者,應當瞻療,隨所乏少,當為求索。世間之事,悉以教之,婚姻求對無求卑下;教以如來五部經典,見離壞者,能為和合,既和合已,令增善心;一切出家內外諸道,隨意供養,終不選擇——何以故?先以施攝,後當調故,以六和敬而教詔之——若求財物商賈、農作、奉事王者,常當至心如法而作,既得財已,如法守護;樂為福德,見他作時心生歡喜,是則名為不放逸法。在家菩薩若能教誨在家菩薩如是事者,是師弟子二人俱得無量利益。
「善男子!在家菩薩若得自在為大國主,擁護民庶猶如一子。教離諸惡,修行善法。見作惡者,撾打罵辱,終不斷命。財物六分,稅取其一。見瞋惡者,教修忍辱及不放逸。所言柔軟,又能分別善惡之人,見有罪者,忍而不問。隨有財物,常行慧施。任力讀誦五部經典,善能守護身、命、財物,能化眾生不令作惡。見貧窮者,生大憐愍,自於國土常修知足,惡人讒謗終不信受,不以非法求覓財物。
「如法護國,遠七種惡:一者、不樂樗蒲、圍碁、六博,二者、不樂射獵,三者、不樂飲酒,四者、不樂欲心,五者、不樂惡口,六者、不樂兩舌,七者、不樂非法取財。常樂供養出家之人,能令國人常於王所生父母想,信因信果,見有勝己不生嫉妬,見己勝他不生憍慢,知恩報恩,小恩大報。能伏諸根,淨於三業。讚歎善人,呵責惡人,先意發言,言則柔軟。自無力勢,如法屬他,取他國時,不舉四兵。眾生恐怖,能為救解,常以四攝而攝取之。善能分別種種法相,不受法者,軟言調之。

正しい法に従って国を守り、七つの悪から遠ざかるべきである。第一に、ばくち、囲碁、六博(さいころ遊び)を好まないこと。第二に、狩猟を好まないこと。第三に、酒を好まないこと。第四に、欲心を好まないこと。第五に、悪口を好まないこと。第六に、両舌(離間語)を好まないこと。第七に、法に反する方法で財を得ることを好まないこと。常に出家人を供養し、国民が王に対して父母のような思いを抱き、因果を信じ、自分より優れた者を見ても嫉妬を生ぜず、自分が他者に勝っていても驕り高ぶらず、恩を知り恩に報い、小さな恩には大きな報いをもって応えるように導くべきである。諸々の感覚器官を制御し、身・口・意の三つの業を清らかにする。善人を称賛し、悪人を叱責し、先んじて言葉をかけ、その言葉は優しく柔らかであること。自己に力や勢いがなくとも、正しい法に従って他者に従い、他国を取る際には四種の軍兵を動員しない。衆生が恐怖しているならば、その苦しみを救い解き、常に四摂法によって彼らを引きつける。様々な法の相(特徴)をよく分別し、教えを受け入れない者には、優しい言葉で調伏する。

「善男子!菩薩有二種:一者、在家,二者、出家。出家菩薩畜二弟子,是不為難;在家菩薩畜一弟子,是乃為難。何以故?在家之人多惡因緣所纏繞故。」

12 二莊嚴品
14 受戒品

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