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  1. 楞厳経述旨 (楞嚴經述旨)
  2. 第一 (第一)
  3. No. 295-A 勧持叙 (No. 295-A 勸持敘)
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楞厳経述旨 (楞嚴經述旨)

「楞嚴經述旨」について

明 · 陸西星述 著

5.9 万字 · 約 196 分

『楞厳経述旨』は、明代の道教の人物である陸西星による仏教経典『大仏頂首楞厳経』への独特な注釈書です。この書は、明代における三教(儒・仏・道)融合の思想的背景のもとに成立しました。陸西星は道教東派の創始者ではありますが、道家の内丹学説を駆使して仏典の解釈に融通をきかせ、『楞厳経』が説く心性の哲理と修行の要諦を深く掘り下げて解説しています。その内容は、如来蔵思想、禅定の方法、迷いを破る智慧など多岐にわたり、体系が整っていて啓発に富んでいます。この著作は道教の人物によって記されたものではありますが、仏教界においても特別な影響力を持ち、宗派を超えた経典解釈の重要な事例とみなされています。明清時代の宗教思想の相互交流を研究する上で、貴重な文献を提供するものとな


No. 295-A勸持敘

勧持の序

師子林沙門 惟識 撰

師子林沙門 惟識 撰

首楞嚴王具足萬行總持三昧,熏修奢摩他路,開示眾生,妙在一門超出。由慶喜恨多聞而未全道力,故迦文因妄見而直指人心。七處之徵,寶鏡磨塵而本明自現;八還之辨,金錍刮膜而幻影隨消。斥攀緣則心不是心,示真覺則見猶離見。即顯真而破妄,仍即妄以談真。窮陰入處界而列為四科,因緣自然二俱排擯;會地水火風而通名七大,真俗中道三諦圓融。本如來藏而含吐十虗,隨眾生心而發揮諸相。乃至一多相即,小大互容。現寶剎於毫端,轉法輪於塵裡。得無罣礙者,倒想銷於億劫;不隨分別者,狂心歇即菩提。圓頓機已解密因,中下器須陳妙行。於是開遠客還家之路,指天王賜屋之門。詰諸聖之本因,依證悟說最初方便;順此方之教體,選音聞為第一圓通。次為攝心,乃重施戒。依先世尊,舉指清淨明誨;現化身佛,宣演秘密伽陀。三學圓具,而所證非偏;諸妄銷亡,而不真何待?況復精研七趣,隨業受生;痛喻六交,因習招報。示五十種禪那之境,深防愛見魔邪;具八萬種解脫之機,對治塵勞煩惱。保持覆護,囑勸弘宣。在始在終,無非修證了義;或破或立,不離常住真心。琴瑟箜篌,既逢妙指;林木池沼,皆演法音。令諸闡提,隳彌戾車;從三摩地,得無生忍。或自分真,而安直聖位;或從互用,而超至後心。坐大道場,登無上覺。一切事究竟堅固,廣開菩薩多方便門;十方界任運縱橫,同入如來妙莊嚴海。其教至矣!厥功懋哉!愧余之謬,而妄擬會通;樂法之深,而重加讚勸。幸諸方之學者,試一披而覽焉。

首楞厳王は、あらゆる行を具え、三昧を総持し、奢摩他(止)の道を修め、衆生に開示して、一つの門より優れて超える妙を示す。阿難は多聞を誇りながら道力が未だ完全でなかったため、釈尊は妄見によって直ちに人心を指し示した。七つの場所を尋ねることで、宝鏡の塵を磨き本明が自ずと現れ、八つの還元を弁別することで、金の針で膜を刮ぎ幻影は消え去る。縁に攀じる心を斥けると、心は心にあらず、真の覚りを示すと、見ることもまた見を離れる。真を顕して妄を破り、なお妄を即して真を説く。陰・入・処・界を究めて四科とし、因縁と自然の二つを共に排し斥ける。地・水・火・風を会して七大と通称し、真・俗・中の三諦は円融である。本来如来蔵にして十方の虚空を含吐し、衆生の心に随って諸相を発揮する。乃至一と多は相即し、小と大は互いに容れる。宝刹を毫端に現じ、法輪を塵裡に転ず。無碍を得る者は、倒想が億劫に消え、分別に随わぬ者は、狂心が歇むや即ち菩提である。円頓の機根は密因を解し、中下の器は妙行を陳べる必要がある。そこで遠客の家に還る路を開き、天王の屋を賜る門を指す。諸聖の本因を詰め、証悟に依って最初の方便を説き、この方の教体に順って、音聞を選んで第一の円通とする。次に心を摂めるため、重ねて戒を施す。先の世尊に依り、指を挙げて清浄明誨を示し、現化身の仏として、秘密の伽陀を宣演する。三学は円満に具わり、証する所は偏りなく、諸妄は消え亡び、真ならざるものは何を待たんや。況や七趣を精研し、業に随って生を受け、六交を痛く喩え、習いによって報いを招く。五十種の禅那の境を示し、愛見の魔邪を深く防ぎ、八万種の解脱の機を具え、塵労煩悩に対治する。保持し覆護し、弘宣を囑し勧む。始めより終わりまで、修証の了義に非ざるはなく、或いは破し或いは立て、常住真心を離れず。琴瑟箜篌は妙指に逢い、林木池沼は皆法音を演ず。諸の闡提をして、弥戾車を隳し、三摩地より無生忍を得せしむ。或いは自ら真を分かち、直に聖位に安んじ、或いは互用よりして、後心に超至す。大道場に坐し、無上覚に登る。一切の事は究竟堅固にして、広く菩薩の多方便の門を開き、十方界は任運縦横にして、同じく如来の妙荘厳海に入る。その教は至れり、その功は大いなるかな。余の謬りを愧じ、妄りに会通を擬す。法を楽しむ深きにより、重ねて讃め勧む。幸いに諸方の学者、試みに一たび披きて覧んことを。

敘終。No. 295

以上で終わります。

大佛頂如來密因修證了義諸菩薩萬行首楞嚴經卷第一

大佛頂如来密因修証了義諸菩薩万行首楞厳経 巻第一

唐天竺沙門 般剌密帝 譯
烏萇國沙門 彌伽釋迦 譯語
菩薩戒弟子前正議大夫同中書門下平章事清河房融 筆受
明淮海參佛弟子蘊空居士陸西星 述旨
明太子太保吏部尚書李戴 印可
明中憲大夫直𨽻淮安府知府劉大文明中憲大夫直𨽻揚州府知府 楊洵 校閱
淮南後學 陳南金 校定

通釋經題

CBETA コード: X0295

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