二 豚鬼事
豚鬼のこと
一
一つ
「汝體是金色,照耀輝十方,汝之口如豚,前世為何業?」
「あなたの体は金色に輝き、その光は十方の世界を照らします。しかし、あなたの口は豚のように見えます。前世ではどのような行いをしたのですか?」
二
二つ
「令制此身業,不制此口業,是故那羅陀,如汝之所見,我如此之姿;
「この身の行いを整えても、口の行いを整えなければ、ナラーダよ、あなたが見るように、私はこのような姿である。」
三
三
是故那羅陀,我今實告汝,汝見是此姿,勿為口惡業,勿為如豚口。」
それゆえ、ナラーダよ、私は今まことに汝に告げる。汝がこの姿を見たならば、口による悪業をなすことなかれ。豚のような口となることを避けよ。