八 牛鬼事
八 牛鬼の事
一
一つ
「取割綠草如狂者,口中云食、食,汝何為此語,對此死老牛?
「狂ったように青草をむしり取って、『食え、食え』と言う者がいる。お前はなぜそんなことを言うのか。この死んだ年老いた牛に向かって?」
二
二つ
雖與飲食物,死牛無復生,汝何癡又愚,他事亦如是。」
たとえ飲み物や食べ物を与えても、死んだ牛が再び生き返ることはない。あなたはどうしてこれほど愚かで、悟りが開けないのか。他のことも同じである。」
三
三
「汝觀此牛體,頭尾與四足,若眼如生時,此牛必得起。
汝この牛の体を見よ、頭と尾と四つの足と。もしその目が生きていた時のようにあれば、この牛は必ず立ち上がることができるだろう。
四
四(し)
未見我祖父,手足及頭體,唯望其墓土,即哭泣涕生,猶如對死牛,汝何此愚蠢?」
我が祖父を見ず、その手足や頭、体を知らぬ者が、ただ墓の土を見て涙を流し泣くとは、まるで死んだ牛に向かって泣くようなものだ。お前はなぜそんなに愚かなのか。
五
五
「如火注酥油,實為苦所燒,如以水注火,一切苦全消。
火に酥油を注げば、まことに苦しみに焼かれる。水を火に注げば、すべての苦しみはすべて消え去る。
六
六
汝知我懸心,拔取煩惱矢。汝去我惱苦,失父之煩惱。
汝は我が心の悩みを知り、煩悩の矢を抜き取ってください。汝は我が苦しみを除き、父を失った悲しみから解放してくださいます。
七
七
除去煩惱矢,我心得寂靜,如無煩惱苦。我子!而今聞汝言,我已無悲泣。」
八
八
智慧同情者,以如是行之,由悲得離脫,若如善生父。