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title: "中阿含經 · 27 梵志陀然經"
description: "中阿含经是佛教重要经典之一，由东晋时期译经师瞿昙僧伽提婆翻译。该经属于原始佛教阿含部经典，收录于汉传佛教大藏经中，与长阿含经、杂阿含经、增一阿含经并称四阿含。内容主要记载佛陀与弟子们的对话，涵盖佛教基本教义如四谛、八正道、十二因缘等核心思想。经文以中篇形式呈现，结构严谨，是研究早期佛教教理的重要文献。作为原始佛教经典，中阿含经在佛教史上具有重要地位，为后世各宗派共同尊奉，对理解佛陀原始教法具有不可替代的价值。"
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### （二七）中阿含舍梨子相應品梵志陀然經第七初一日誦

> 梵志陀然経第七

我聞如是：

> 私はこのように聞きました。

一時，佛遊王舍城，在竹林加蘭哆園，與大比丘眾俱，共受夏坐。爾時，尊者舍梨子在舍衛國亦受夏坐。

> ある時、お釈迦さまは王舎城におられました。竹林精舎にて、多くの比丘たちと共に雨安居を過ごしておられました。その時、尊者舎利子も舎衛国で雨安居をしておられました。

是時，有一比丘於王舍城受夏坐訖，過三月已，補治衣竟，攝衣持鉢，從王舍城往舍衛國，住勝林給孤獨園。彼一比丘往詣尊者舍梨子所，稽首禮足，却坐一面。

> その時、一人の比丘が王舎城で雨安居を終え、三ヶ月が過ぎて衣を繕い終わると、衣を整え鉢を持ち、王舎城から舎衛国へと向かい、勝林給孤独園に住した。その比丘は尊者舎梨子のもとを訪れ、足下に額づいて礼拝し、一隅に坐した。

尊者舍梨子問曰：「賢者！從何處來，於何夏坐？」

> 尊者舎利子が尋ねました。「賢者よ、どこからおいでになりましたか、どの夏安居をお過ごしになりましたか？」

彼一比丘答曰：「尊者舍梨子！我從王舍城來，在王舍城受夏坐。」

> その比丘は答えました。「尊者舎利子よ、私は王舎城から参りました。王舎城で雨安居を過ごしました。」

復問：「賢者！世尊在王舍城受夏坐，聖體康強，安快無病，起居輕便，氣力如常耶？」

> また尋ねました：「賢者よ、世尊は王舎城で雨安居をお受けになり、尊きお体は健やかで、安らかで病なく、起居は軽やかで、気力は普段と変わらずおられますか？」

答曰：「如是。尊者舍梨子！世尊在王舍城受夏坐，聖體康強，安快無病，起居輕便，氣力如常。」

> はい、その通りです。尊者舎利子よ。世尊は王舎城で雨安居を過ごされ、尊き御体は健やかで、安らかで病なく、動作は軽やかで、気力は普段と変わらずおられます。

復問：「賢者！比丘眾、比丘尼眾在王舍城受夏坐，聖體康強，安快無病，起居輕便，氣力如常，欲數見佛，樂聞法耶？」

> またお尋ねします。「賢者よ、比丘衆と比丘尼衆は王舎城で雨安居を過ごされましたが、聖なるお体は健やかで、安らかで病気もなく、日常の動作も軽やかで、気力も普段通り、仏陀にお会いになりたいと願い、法を聞くことを喜んでおられますか？」

答曰：「如是。尊者舍梨子！比丘眾、比丘尼眾在王舍城受夏坐，聖體康強，安快無病，起居輕便，氣力如常，欲數見佛，盡樂聞法。」

> 「はい、その通りです。尊者シャーリプトラよ。比丘たち、比丘尼たちは王舎城で雨安居を過ごし、皆、聖なるお体は健やかで、安らかで病気もなく、立ち居振る舞いも軽やかで、気力も普段通りです。皆、仏陀にお会いしたいと願い、法を聞くことを心から喜んでおります。」

復問：「賢者！優婆塞眾、優婆夷眾住王舍城，身體康強，安快無病，起居輕便，氣力如常，欲數見佛，樂聞法耶？」

> また尋ねました：「賢者よ、王舎城に住む優婆塞（在家の男性信者）と優婆夷（在家の女性信者）の皆さんは、お元気でいらっしゃいますか？ お体は丈夫で、病気もなく、日々の暮らしも軽やかで、気力も普段通り、仏さまにお会いしたいと願い、法の話を喜んで聞いておられますか？」

答曰：「如是。尊者舍梨子！優婆塞眾、優婆夷眾住王舍城，身體康強，安快無病，起居輕便，氣力如常，欲數見佛，盡樂聞法。」

> 「その通りです、尊者舎利子よ。王舎城に住む優婆塞（在家の男性信者）たちも、優婆夷（在家の女性信者）たちも、みな身体は健やかで、安らかに快く、病もなく、立ち居振る舞いは軽やかで、気力も普段と変わらず、いつも仏陀にお会いしたいと願い、法（教え）を聞くことを心から楽しみにしております。」

復問：「賢者！若干異學沙門、梵志在王舍城受夏坐，身體康強，安快無病，起居輕便，氣力如常，欲數見佛，樂聞法耶？」

> また尋ねました：「賢者よ、王舎城で雨安居を過ごしている異教徒の修行者やバラモンたちは、皆、体も丈夫で、健康で病気もなく、動きも軽やかで、気力も普段通り、仏陀にお会いしたい、法を聞きたいと願っているのでしょうか？」

答曰：「如是。尊者舍梨子！若干異學沙門、梵志在王舍城受夏坐，身體康強，安快無病，起居輕便，氣力如常，欲數見佛，盡樂聞法。」

> 「その通りです。尊者舎利子よ、王舎城で雨安居を過ごす多くの異学の沙門や梵志たちは、身体が健やかで、安らかに病なく、起居も軽やか、気力も普段と変わらず、仏陀にお会いし、法を聞くことを心から楽しみにしております。」

復問：「賢者！在王舍城有一梵志，名曰陀然，是我昔日未出家友，賢者識耶？」

> また尋ねました：「賢者よ、王舎城に陀然という名のバラモンがおります。彼は私がまだ出家する前の友人なのですが、賢者はご存知でしょうか？」

答曰：「識之。」

> お答えします。「知っています。」

復問：「賢者！梵志陀然住王舍城，身體康強，安快無病，起居輕便，氣力如常，欲數見佛，樂聞法耶？」

> さらに尋ねました：「賢者よ。バラモンのダラニは王舎城に住んでいますが、ご健康で、安らかで病気もなく、日常の動きも軽やかで、気力も普段通りでしょうか？ 仏陀にお会いになりたいと願い、法を聞くことを喜んでおられますか？」

答曰：「尊者舍梨子！梵志陀然住王舍城，身體康強，安快無病，起居輕便，氣力如常，不欲見佛，不樂聞法，所以者何？尊者舍梨子！梵志陀然而不精進，犯於禁戒，彼依傍於王，欺誑梵志、居士，依恃梵志、居士，欺誑於王。」

> 尊者舎利子様、梵志の陀然は王舎城に住んでおり、身体は健康で、安らかで病気もなく、起居も軽快で、気力も普段と変わらずございます。しかし、仏様にお会いになりたくなく、法を聞くこともお喜びにならないのです。なぜでしょうか。尊者舎利子様、梵志の陀然は精進せず、戒律を犯し、王に頼って梵志や居士を欺き、梵志や居士に頼って王を欺いているからでございます。

尊者舍梨子聞已，於舍衛國受夏坐訖，過三月已，補治衣竟，攝衣持鉢，從舍衛國往詣王舍城，住竹林加蘭哆園。

> 尊者シャーリプトラはこれを聞き、舎衛国で雨安居を終えられました。三ヶ月が過ぎ、衣を繕い終えると、衣を整え、鉢を持ち、舎衛国を出て王舎城へと向かわれ、竹林迦蘭陀園に滞在されました。

於是，尊者舍梨子過夜平旦，著衣持鉢，入王舍城，次行乞食，乞食已，竟往至梵志陀然家。是時，梵志陀然從其家出，至泉水邊苦治居民。梵志陀然遙見尊者舍梨子來，從坐而起，偏袒著衣，叉手向尊者舍梨子讚曰：「善來，舍梨子！舍梨子久不來此。」於是，梵志陀然敬心扶抱尊者舍梨子，將入家中，為敷好床，請使令坐。尊者舍梨子即坐其床，梵志陀然見尊者舍梨子坐已，執金澡灌，請尊者舍梨子食。

> そこで、尊者舎利子は夜を明かし、朝早く衣を着て鉢を持ち、王舎城に入り、順次に托鉢を行いました。托鉢を終えると、すぐに梵志陀然の家へと向かいました。その時、梵志陀然は家を出て、泉のほとりで住民たちを厳しく取り締まっていました。梵志陀然は遠くから尊者舎利子が来るのを見ると、座から立ち上がり、衣を偏袒に着て、手を合わせて尊者舎利子を称えました。「ようこそ、舎利子様。舎利子様は久しぶりのご来訪です。」そこで、梵志陀然は敬虔な心で尊者舎利子を支え抱き、家の中へと案内し、良い座布団を敷いてお座りくださいとお願いしました。尊者舎利子はその座に座られ、梵志陀然は尊者舎利子が座られたのを見て、金の水差しを取り、尊者舎利子に食事を差し上げました。

尊者舍梨子曰：「止！止！陀然！但心喜足。」

> 尊者シャーリプトラは言われた。「止めなさい、止めなさい、ダーナよ。ただ心が満ち足りているだけでよいのです。」

梵志陀然復再三請食，尊者舍梨子亦再三語曰：「止！止！陀然，但心喜足。」

> 梵志陀然が再三にわたって食事を供養しようと申し出ましたが、尊者舎利子は繰り返しこうお答えになりました。 「もう結構です、陀然。心からの喜びだけで十分なのです。」

是時，梵志陀然問曰：「舍梨子！何故入如是家而不肯食？」

> その時、梵志の陀然が尋ねました。「舎利子よ、どうしてこのような家に入りながら、食事を受けようとしないのですか？」

答曰：「陀然！汝不精進，犯於禁戒，依傍於王，欺誑梵志、居士，依傍梵志、居士，欺誑於王。」

> お答えになりました。「陀然よ、あなたは精進せず、戒律を犯し、王に頼っては婆羅門や在家信者を欺き、婆羅門や在家信者に頼っては王を欺いている。」

梵志陀然答曰：「舍梨子！當知我今在家，以家業為事，我應自安隱，供養父母，瞻視妻子，供給奴婢，當輸王租，祠祀諸天，祭餟先祖及布施沙門、梵志，為後生天而得長壽，得樂果報故。舍梨子！是一切事不可得疑，一向從法。」

> 梵志陀然は答えました。「舎利子よ、ご存知のように、私は今、家にあって家業に励んでいます。私は自らの安らぎを求め、父母を養い、妻子を守り、奴婢に施しを与え、王に租税を納め、諸天を祀り、先祖を祭り、沙門や梵志に布施を施しています。これはすべて、来世に天に生まれ、長寿を得て、楽の果報を受けるためです。舎利子よ、これらのことは疑う余地がなく、ひたすら法に従うべきことなのです。」

於是，尊者舍梨子告曰：「陀然！我今問汝，隨所解答。梵志陀然！於意云何？若使有人為父母故而行作惡，因行惡故，身壞命終趣至惡處，生地獄中。生地獄已，獄卒執捉，極苦治時，彼向獄卒而作是語：『獄卒！當知，莫苦治我。所以者何？我為父母故而行作惡。』云何？陀然！彼人可得從地獄卒脫此苦耶？」

> そこで、尊者サーリプッタはこう告げられました。「ダンニャよ、今、私はあなたに尋ねます。思うままに答えてください。バラモンのダンニャよ、あなたはどう思いますか？もしある人が父母のために悪行を行い、その悪行ゆえに、身体が壊れ命を終えた後、悪しき世界に赴き、地獄に生まれるとします。地獄に生まれた後、獄卒に捕らえられ、激しい苦しみを与えられた時、その人は獄卒に向かってこう言います：『獄卒よ、知っておいてください。私を苦しめないでください。なぜなら、私は父母のために悪行を行ったからです。』さて、ダンニャよ、その人は地獄の獄卒からこの苦しみを免れることができるでしょうか？」

答曰：「不也。」

> いいえ、違います。

復問：「陀然！於意云何？若復有人為妻子故而行作惡，因行惡故，身壞命終趣至惡處生地獄中。生地獄已，獄卒執捉，極苦治時，彼向獄卒而作是語：『獄卒！當知，莫苦治我。所以者何？我為妻子故而行作惡。』云何？陀然！彼人可得從地獄卒脫此苦耶？」

> また尋ねました。「陀然よ、どう思いますか？もし人が妻子のために悪行を重ね、その悪行ゆえに命を終えて悪しき世界、地獄に堕ちたとします。地獄に堕ちた後、獄卒に捕らえられ、激しい苦しみを受けるとき、その人が獄卒に向かってこう言ったとしましょう：『獄卒よ、どうか私を苦しめないでください。なぜなら、私は妻子のために悪行をしたのですから。』さて、陀然よ、その人は獄卒からこの苦しみを逃れることができるでしょうか？」

答曰：「不也。」

> いいえ、違います。

復問：「陀然！於意云何？若復有人為奴婢故，而行作惡，因行惡故，身壞命終趣至惡處，生地獄中。生地獄已，獄卒執捉，極苦治時，彼向獄卒而作是語：『獄卒！當知，莫苦治我。所以者何？我為奴婢故而行作惡。』云何？陀然，彼人可得從地獄卒脫此苦耶？」

> さらに尋ねました。「陀然よ、どう思いますか？もしまた、奴隷であるがゆえに悪行をなし、その悪行のゆえに、身を壊し命を終えて悪しき世界へ趣き、地獄に生まれる者がいるとします。地獄に生まれた後、獄卒に捕らえられ、激しい苦しみで責め立てられたとき、その者が獄卒に向かってこう言ったとします：『獄卒よ、知っておいてください、私を苦しめないでください。なぜなら、私は奴隷であったがゆえに悪行をなしたのですから。』さて、陀然よ、その人は地獄の獄卒からこの苦しみを逃れることができるでしょうか？」

答曰：「不也。」

> いいえ、違います。

復問：「陀然！於意云何？若復有人為王、為天、為先祖，為沙門、梵志故，而行作惡，因行惡故，身壞命終趣至惡處，生地獄中。生地獄已，獄卒執捉，極苦治時，彼向獄卒而作是語：『獄卒！當知，莫苦治我。所以者何？我為王、為天、為先祖，為沙門、梵志故，而行作惡。』云何？陀然，彼人可得從地獄卒脫此苦耶？」

> さらに尋ねます。「ダランナよ、どう思いますか？もし人が、王のため、天のため、先祖のため、あるいは修行者やバラモンのために悪行を働き、その悪行のゆえに、命終えて悪しき世界に堕ち、地獄に生まれたとします。地獄に生まれた後、獄卒に捕らえられ、激しい苦しみを受ける時、その人は獄卒に向かってこう言うのです：『獄卒よ、知っておいてくれ、私を苦しめないでほしい。なぜなら、私は王のため、天のため、先祖のため、修行者やバラモンのために悪行を働いたのだから』と。さて、ダランナよ、その人は地獄の獄卒からこの苦しみを逃れることができるでしょうか？」

答曰：「不也。」

> いいえ、違います。

「陀然！族姓子可得如法、如業、如功德得錢財，尊重奉敬孝養父母，行福德業，不作惡業。陀然！若族姓子如法、如業、如功德得錢財，尊重奉敬孝養父母，行福德業，不作惡業者，彼便為父母之所愛念，而作是言：『令汝強健，壽考無窮。所以者何？我由汝故，安隱快樂。』陀然！若有人極為父母所愛念者，其德日進，終無衰退。

> 陀然よ、良家の子は、正しい方法、正しい行い、正しい功徳によって財を得ることができる。その財をもって父母を敬い、孝養を尽くし、福徳を積む善行を行い、悪しき業をなさない。陀然よ、もし良家の子が正しい方法、正しい行い、正しい功徳によって財を得て、父母を敬い孝養を尽くし、福徳を積む善行を行い、悪しき業をなさないならば、その子は父母から深く慈しまれ、こう言われるであろう。『どうかあなたが健やかで、寿命が限りなく続きますように。なぜなら、私たちはあなたのおかげで心安らかに楽しく暮らしているからです』陀然よ、もし人が父母から深く慈しまれるならば、その人の徳は日々増し、決して衰えることはない。

「陀然！族姓子可得如法、如業、如功德得錢財，愛念妻子，供給瞻視，行福德業，不作惡業。陀然！若族姓子如法、如業、如功德得錢財，愛念妻子，供給瞻視，行福德業，不作惡業者，彼便為妻子之所尊重，而作是言：『願尊強健，壽考無窮。所以者何？我由尊故，安隱快樂。』陀然！若有人極為妻子所尊重者，其德日進，終無衰退。

> 陀然よ。良家の子は、正しい方法、正しい行い、正しい功徳によって財を得、妻子を慈しみ養い、福徳を積む業を行い、悪しき業を行わないものである。陀然よ。もし良家の子が正しい方法、正しい行い、正しい功徳によって財を得、妻子を慈しみ養い、福徳を積む業を行い、悪しき業を行わないならば、その人は妻子から敬われ、こう言われるであろう。『どうかご健康で、長生きなさいますように。なぜなら、私たちはあなたのおかげで安らぎと喜びを得ているからです。』陀然よ。もし人が妻子から深く敬われるならば、その人の徳は日々増し、決して衰えることはない。

「陀然！族姓子可得如法、如業、如功德得錢財，愍傷奴婢，給恤瞻視，行福德業，不作惡業。陀然！若族姓子如法、如業、如功德得錢財，愍傷奴婢，給恤瞻視，行福德業，不作惡業者，彼便為奴婢之所尊重，而作是言：『願令大家強健，壽考無窮。所以者何？由大家故，我得安隱。』陀然！若有人極為奴婢所尊重者，其德日進，終無衰退。

> 陀然よ、良家の子は、正しい方法、正しい行い、正しい功徳によって財を得ることができる。そうして、奴婢を慈しみ、世話をし、見守り、福徳を積む行いをし、悪い行いをしない。陀然よ、もし良家の子が正しい方法、正しい行い、正しい功徳によって財を得て、奴婢を慈しみ、世話をし、見守り、福徳を積む行いをし、悪い行いをしないならば、その人は奴婢から尊敬され、こう言われるようになるのです：『ご主人様が健やかで、寿命が限りなく長くありますように。なぜなら、ご主人様のおかげで、私は安らかに暮らせるからです』と。陀然よ、もし人が奴婢から深く尊敬されるならば、その人の徳は日々増し、決して衰えることはないのです。

「陀然！族姓子可得如法、如業、如功德得錢財，尊重供養沙門、梵志，行福德業，不作惡業。陀然！若族姓子如法、如業、如功德得錢財，尊重供養沙門、梵志，行福德業，不作惡業者，彼便極為沙門、梵志之所愛念，而作是言：『令施主強健，壽考無窮。所以者何？我由施主故，得安隱快樂。』陀然！若有人極為沙門、梵志所愛念者，其德日進，終無衰退。」

> 陀然よ、良家の子は、法に従い、正しい行いによって、功徳にふさわしい財を得ることができる。そうして得た財で、沙門や梵志を尊重し供養し、福徳を積む行いをし、悪い行いはしないのだ。陀然よ、もし良家の子が、法に従い、正しい行いによって、功徳にふさわしい財を得て、沙門や梵志を尊重し供養し、福徳を積む行いをし、悪い行いをしないならば、その人は沙門や梵志から深く愛され、慈しまれる。彼らはこう言うだろう。『施主が健やかで、長寿でありますように。なぜなら、私たちは施主のおかげで、安らぎと喜びを得ることができるからです』と。陀然よ、もし人が沙門や梵志から深く愛されるならば、その人の徳は日々増し、決して衰えることはない。

於是，梵志陀然即從坐起，偏袒著衣，叉手向尊者舍梨子白曰：「舍梨子！我有愛婦，名曰端正，我惑彼故，而為放逸，大作罪業。舍梨子！我從今日始，捨端正婦，自歸尊者舍梨子。」

> そこで、梵志の陀然はすぐに座から立ち上がり、衣を偏袒にまとい、手を合わせて尊者舎利子に向かって言った。「舎利子よ、私には端正という名の愛する妻がいます。私は彼女に惑わされ、放逸にふけり、大きな罪を犯してしまいました。舎利子よ、私は今日から端正を捨て、尊者舎利子に帰依いたします。」

尊者舍梨子答曰：「陀然！汝莫歸我，我所歸佛汝應自歸。」

> 尊者シャーリプトラは答えました。「ダーナよ、あなたは私に帰依するのではなく、私が帰依する仏陀にこそ、あなた自身が帰依すべきです。」

梵志陀然白曰：「尊者舍梨子！我從今日自歸於佛、法及比丘眾，唯願尊者舍梨子受我為佛優婆塞，終身自歸，乃至命盡。」

> 尊者舎梨子よ、梵志陀然は申し上げます。 「私は今日より、仏と法と比丘の僧伽に帰依いたします。 どうか尊者舎梨子よ、私を仏の在家信者としてお受け入れください。 生涯にわたり帰依し、命の尽きるその時まで。」

於是，尊者舍梨子為梵志陀然說法，勸發渴仰，成就歡喜，無量方便為彼說法，勸發渴仰，成就歡喜已，從坐起去，遊王舍城，住經數日，攝衣持鉢，從王舍城出，往詣南山，住南山村北尸攝惒林中。

> そこで、尊者サーリプッタはバラモンのダニャに法を説き、渇仰の心を起こさせ、歓喜の心を成就させました。無量の方便をもって彼に法を説き、渇仰の心を起こさせ、歓喜の心を成就させた後、座から立ち上がって去り、王舎城を遊行し、数日間滞在しました。そして衣をまとって鉢を持ち、王舎城を出て南山に向かい、南山村の北にある尸摂惒林に住みました。

彼時，有一比丘遊王舍城，住經數日，攝衣持鉢，從王舍城出，亦至南山，住南山村北尸攝惒林中。

> その時、一人の比丘が王舎城を訪れ、数日滞在した後、衣を整え鉢を持ち、王舎城を出て、南山へと向かった。そして南山の村の北にある尸摂惒林に住した。

於是，彼一比丘往詣尊者舍梨子所，稽首禮足，却坐一面。

> そこで、その比丘は尊者舎梨子のもとへ赴き、頭を地につけて礼拝し、一歩退いて一方に座った。

尊者舍梨子問曰：「賢者！從何處來？何處遊行？」

> 尊者シャーリプトラが尋ねました。「賢者よ、どこからおいでになりましたか？ どちらを巡られていたのですか？」

比丘答曰：「尊者舍梨子！我從王舍城來，遊行王舍城。」

> 比丘は答えました。「尊師舎利子よ、私は王舎城から来て、王舎城を遊行しておりました。」

復問：「賢者！知王舍城有一梵志，名曰陀然，是我昔日未出家友耶？」

> また尋ねました。「賢者よ、王舎城に陀然という名の梵志がいることをご存じですか？彼は私がまだ出家する前の友人なのです」

答曰：「知也。」

> お答えします。「知っております。」

復問：「賢者！梵志陀然住王舍城，身體康強，安快無病，起居輕便，氣力如常，欲數見佛，樂聞法耶？」

> さらに尋ねました：「賢者よ。バラモンのダラニは王舎城に住んでいますが、ご健康で、安らかで病気もなく、日常の動きも軽やかで、気力も普段通りでしょうか？ 仏陀にお会いになりたいと願い、法を聞くことを喜んでおられますか？」

答曰：「尊者舍梨子！梵志陀然欲數見佛，欲數聞法，但不安快，氣力轉衰。所以者何？尊者舍梨子！梵志陀然今者疾病，極困危篤，或能因此而至命終。」

> 尊者舎梨子様、梵志陀然は、仏様にお会いしたいと願い、法を聞きたいと願っております。しかし、体調がすぐれず、気力も次第に衰えております。その理由は、梵志陀然が今、重い病に伏せており、大変危篤な状態にあるからです。このままでは、命を落とすことになるかもしれません。

尊者舍梨子聞是語已，即攝衣持鉢，從南山出，至王舍城，住竹林加蘭哆園。於是，尊者舍梨子過夜平旦，著衣持鉢，往詣梵志陀然家。梵志陀然遙見尊者舍梨子來，見已便欲從床而起，尊者舍梨子見梵志陀然欲從床起，便止彼曰：「梵志陀然！汝臥勿起，更有餘床，我自別坐。」

> 尊者舎梨子はこの言葉を聞き終えると、衣を整え鉢を持ち、南山を出て王舎城に至り、竹林迦蘭陀園に滞在しました。さて、尊者舎梨子は夜が明けると、衣を着て鉢を持ち、梵志陀然の家を訪ねました。梵志陀然は遠くから尊者舎梨子が来るのを見ると、床から起き上がろうとしました。尊者舎梨子はそれを見て、こう言って止めました。「梵志陀然よ、そのまま横たわっていなさい。ほかに座る場所があるから、私は別の席に座ります。」

於是，尊者舍梨子即坐其床，坐已，問曰：「陀然！所患今者何似，飲食多少，疾苦轉損，不至增耶？」

> そこで、尊者舎利子はその床に座り、座った後、尋ねました。「陀然よ、今の病状はどうか、飲食はどれほどか、苦しみは減って増えていないか？」

陀然答曰：「所患至困，飲食不進，疾苦但增而不覺損。尊者舍梨子！猶如力士以利刀刺頭，但生極苦，我今頭痛亦復如是。尊者舍梨子！猶如力士以緊索繩而纏絡頭，但生極苦，我今頭痛亦復如是。尊者舍梨子！猶屠牛兒而以利刀破於牛腹，但生極苦，我今腹痛亦復如是。尊者舍梨子！猶兩力士捉一羸人在火上炙，但生極苦，我今身痛，舉體生苦，但增不減，亦復如是。」

> 陀然は答えました。「私の患いはひどく、飲食も喉を通らず、病苦は増すばかりで少しも減りません。尊者シャーリプトラよ、まるで大力の者が鋭い刀で頭を刺すような、極めて苦しい痛みです。今の私の頭痛もまさにその通りです。尊者シャーリプトラよ、まるで大力の者が強く締めた縄で頭をぐるぐる巻きにするような、極めて苦しい痛みです。今の私の頭痛もまさにその通りです。尊者シャーリプトラよ、まるで牛屠りの者が鋭い刀で牛の腹を切り裂くような、極めて苦しい痛みです。今の私の腹痛もまさにその通りです。尊者シャーリプトラよ、まるで二人の大力の者が一人の弱った人を捕まえ、火の上で焼くような、極めて苦しい痛みです。今の私の身体の痛みは、全身に苦しみが生じ、増すばかりで減ることがなく、まさにその通りなのです。」

尊者舍梨子告曰：「陀然！我今問汝，隨所解答。梵志陀然！於意云何？地獄、畜生，何者為勝？」

> 尊者シャーリプトラは言われました。「ダーラニよ、今、お尋ねします。どうぞ、思うままにお答えください。ダーラニよ、どう思われますか？地獄と畜生道、どちらがましでしょうか？」

陀然答曰：「畜生勝也。」

> 陀然は答えて言った。「畜生の方が勝っています。」

復問：「陀然！畜生、餓鬼，何者為勝？」

> また尋ねました：「陀然よ、畜生と餓鬼とでは、どちらがましだと思う？」

陀然答曰：「餓鬼勝也。」

> 陀然は答えて言った、「餓鬼の方が勝れています。」

復問：「陀然！餓鬼比人，何者為勝？」

> また尋ねました：「陀然よ、餓鬼と人間とでは、どちらがましなのですか？」

陀然答曰：「人為勝也。」

> 陀然は答えて言った、「人間のほうが勝れている。」

復問：「陀然！人、四王天，何者為勝？」

> また尋ねました：「ダーラナよ、人間と四天王天の衆生とでは、どちらが優れているのでしょうか？」

陀然答曰：「四王天勝。」

> 陀然は答えて言いました。「四天王天が勝れています。」

復問：「陀然！四王天、三十三天，何者為勝？」

> さらに尋ねました：「陀然よ、四王天と三十三天、どちらが優れているのですか？」

陀然答曰：「三十三天勝。」

> 陀然は答えた。「三十三天が最も勝れています。」

復問：「陀然！三十三天、㷿摩天，何者為勝？」

> 再び尋ねました：「陀然よ、三十三天と焔摩天、どちらが優れているのでしょうか？」

陀然答曰：「㷿摩天勝。」

> 陀然は答えて言った。「梵天が勝れています。」

復問：「陀然！㷿摩天、兜率陀天，何者為勝？」

> 再び尋ねました。「陀然よ、炎摩天と兜率天、どちらが優れているのですか？」

陀然答曰：「兜率陀天勝。」

> 陀然は答えた。「兜率天が勝れている。」

復問：「陀然！兜率陀天、化樂天，何者為勝？」

> さらに尋ねました。「陀然よ、兜率天と化楽天では、どちらが優れているのでしょうか？」

陀然答曰：「化樂天勝。」

> 陀然は答えて言った、「化楽天の方が勝れています。」

復問：「陀然！化樂天、他化樂天、何者為勝？」

> また尋ねました。「陀然よ、化楽天と他化楽天、どちらがより優れているのですか？」

陀然答曰：「他化樂天勝。」

> 陀然は答えた。「他化楽天の方が勝れています。」

復問：「陀然！他化樂天、梵天，何者為勝？」

> 再び尋ねました：「陀然よ、他化自在天と梵天とでは、どちらが優れているのですか？」

陀然答曰：「梵天最勝，梵天最勝。」

> 梵天が最も勝れています。梵天が最も勝れています。

尊者舍梨子告曰：「陀然！世尊知見，如來、無所著、等正覺說四梵室，謂族姓男、族姓女修習多修習，斷欲、捨欲念，身壞命終，生梵天中。云何為四？陀然！多聞聖弟子心與慈俱，遍滿一方成就遊，如是二三四方、四維上下，普周一切，心與慈俱，無結無怨，無恚無諍，極廣甚大，無量善修，遍滿一切世間成就遊，如是悲、喜心與捨俱，無結無怨，無恚無諍，極廣甚大，無量善修，遍滿一切世間成就遊。是謂，陀然！世尊知見，如來、無所著、等正覺說四梵室，謂族姓男、族姓女修習多修習，斷欲、捨欲念，身壞命終，生梵天中。」

> 尊者シャーリプトラは告げました。「ダーナよ、世尊は知見し、如来・阿羅漢・等正覚は四つの梵住（清らかな境地）を説かれました。それは、良家の男子や女子が繰り返し修習することにより、欲望を断ち、欲の思いを捨て、この身が滅び命が終わった後、梵天に生まれるためのものです。その四つとは何でしょうか。 ダーナよ、多聞の聖なる弟子は、慈しみの心を伴い、一方に満ちあふれて成就し、遊行します。同様に二方、三方、四方、四維、上下、あまねく一切にわたり、心は慈しみを伴い、結びつきなく、怨みなく、怒りなく、争いなく、極めて広大で、はかり知れず善く修められ、一切の世間に満ちあふれて成就し、遊行します。このように、悲しみの心、喜びの心、捨ておく心もまた、結びつきなく、怨みなく、怒りなく、争いなく、極めて広大で、はかり知れず善く修められ、一切の世間に満ちあふれて成就し、遊行するのです。 これが、ダーナよ、世尊が知見し、如来・阿羅漢・等正覚が説かれた四つの梵住です。良家の男子や女子が繰り返し修習することにより、欲望を断ち、欲の思いを捨て、この身が滅び命が終わった後、梵天に生まれるためのものなのです。」

於是，尊者舍梨子教化陀然，為說梵天法已，從坐起去。尊者舍梨子從王舍城出，未至竹林加蘭哆園，於其中間，梵志陀然修習四梵室，斷欲、捨欲念，身壞命終，生梵天中。

> そこで、尊者舎梨子は陀然を教化し、梵天の法を説き終えると、座から立ち上がって去りました。尊者舎梨子が王舎城を出て、竹林加蘭哆園に至るまでの間に、梵志陀然は四つの梵室を修習し、欲を断ち、欲の念を捨てました。そして、その身が壊れ命が終わると、梵天の中に生まれました。

是時，世尊無量大眾前後圍繞而為說法，世尊遙見尊者舍梨子來，告諸比丘：「舍梨子比丘聰慧、速慧、捷慧、利慧、廣慧、深慧、出要慧、明達慧、辯才慧，舍梨子比丘成就實慧。此舍梨子比丘教化梵志陀然，為說梵天法來，若復上化者，速知法如法。」

> その時、世尊は無量の大衆に前後を囲まれながら説法をされていた。世尊は遠くから尊者舎利子が来るのを見て、諸比丘に告げられた。 「舎利子比丘は聡慧であり、速慧であり、捷慧であり、利慧であり、広慧であり、深慧であり、出要慧であり、明達慧であり、弁才慧である。舎利子比丘は真実の智慧を成就している。この舎利子比丘は梵志陀然を教化し、梵天の法を説いてきた。もしさらに上を教化するならば、速やかに法の如く法を知るであろう。」

於是，尊者舍梨子往詣佛所，稽首禮足，却坐一面，世尊告曰：「舍梨子！汝何以不教梵志陀然過梵天法，若上化者，速知法如法。」

> そこで、尊者舎梨子は仏陀のもとへ赴き、額を地面につけて礼拝し、一歩下がって座についた。世尊はこう告げられた。「舎梨子よ、なぜ汝は梵志陀然に梵天の法を超えることを教えず、もしさらに向上させるなら、速やかに法の如く法を知るであろうに。」

尊者舍梨子白曰：「世尊！彼諸梵志長夜愛著梵天，樂於梵天，究竟梵天，是尊梵天，實有梵天，為我梵天。是故，世尊！我如是應。」

> 尊者サーリプッタは申し上げました。「世尊よ、あのバラモンたちは長い間、梵天を愛執し、梵天を楽しみ、梵天を究極のものとし、梵天を尊び、梵天は実在すると信じ、『我が梵天』としています。それゆえ、世尊よ、私はこのようにお答えいたします。」

佛說如是。尊者舍梨子及無量百千眾，聞佛所說，歡喜奉行。

> このように仏は説かれました。尊者舎利子と無数の百千の衆は、仏の説かれたことを聞き、歓喜して奉行しました。

梵志陀然經第七竟三千三百三十一字

> 梵志陀然経　第七巻　終了<note>三千三百三十一字</note>