尸棄佛(莊嚴劫。第九百九十九尊)
尸棄仏(注:荘厳劫、第九百九十九尊)
偈曰。起諸善法本是幻。造諸惡業亦是幻。身如聚沫心如風。幻出無根無實性。長阿含經云。人壽七萬歲時。此佛出世。種剎利。姓拘利若。父明相。母光耀。居光相城。坐分陀利樹下。說法三會。度人二十五萬。神足二。一名阿毗浮。二名婆婆。侍者忍行子無量。
偈に曰く、 すべての善法も、もとは幻影であり、 すべての悪業も、また幻影である。 身体は泡の集まりのごとく、心は風のようである。 幻より現れるものに根はなく、実体もない。
『長阿含経』にはこうある。人の寿命が七万歳のとき、この仏が世に現れる。種族は刹利(クシャトリア)であり、姓は拘利若(ゴーティカ)という。父は明相、母は光耀と名づけられる。光相城に住み、分陀利樹(白蓮華の木)の下に座して、三度の説法の会を開き、二十五万人を教化した。神足の弟子は二人で、一人は阿毗浮(アビユウ)、もう一人は婆婆(ババ)という。侍者(側近の弟子)は忍行(ニンギョウ)といい、その子は無量(ムリョウ)と名づけられる。