(一)
(一)
聞如是:
このように私は聞きました:
一時,佛在舍衛國祇樹給孤獨園。
ある時、お釈迦様は舎衛国の祇園精舎におられました。
爾時,世尊告諸比丘:「當修行一法,當廣布一法;便成神通,去眾亂想,逮沙門果,自致涅槃。云何為一法?所謂念佛,當善修行,當廣演布,便成神通,去眾亂想,逮沙門果,自致涅槃。是故,諸比丘!當修行一法,當廣布一法。如是,諸比丘!當作是學。」
ある時、世尊(釈尊)は比丘たちにおっしゃいました。 「一つの教えを実践し、その一つの教えを広めなさい。そうすれば、神通力を得て、さまざまな妄想から離れ、沙門の果報(修行の成果)を得て、自ら涅槃に至ることができるでしょう。その一つの教えとは何か。それは『仏を念じること』(念仏)です。これをよく修行し、広く説き伝えなさい。そうすれば、神通力を得て、さまざまな妄想から離れ、沙門の果報を得て、自ら涅槃に至ることができるでしょう。それゆえ、比丘たちよ、この一つの教えを実践し、広めなさい。このように、比丘たちよ、学ぶべきです。」
爾時,諸比丘聞佛所說,歡喜奉行。
その時、比丘たちは仏の説かれたことを聞き、喜んで受け入れ、実践しました。