明初入道場正修行方法第四
明初に入道場する正修行の方法 第四
行者初入道場。當具足十法。一者嚴淨道場。二者淨身。三者三業供養。四者奉請三寶。五者讚歎三寶。六者禮佛。七者懺悔。八者行道旋遶。九者誦法華經。十者思惟一實境界。行者於三七日中日夜六時。初入道場一時之中當具足修此十法。於後六時一一時中。當略去請佛一法。餘九法悉行無異(明此十法之中。有但說施為方法。有教運心作念。有教誦文章句口自宣說。行者當好善取意而用。未必併須誦此文也)。
修行者が初めて道場に入るとき、十の法を完全に備えるべきです。第一に道場を清らかに整えること、第二に身を清めること、第三に三業で供養すること、第四に三宝を招き請うこと、第五に三宝を讃嘆すること、第六に仏を礼拝すること、第七に懺悔すること、第八に行道し旋繞すること、第九に法華経を誦えること、第十に一実の境界を思惟することです。修行者は三七日(二十一日間)のあいだ、日夜六時において、最初に道場に入る一時のうちに、この十の法を完全に修めるべきです。その後の六時のそれぞれの一時においては、請仏の一法を省略し、残りの九法をすべて同じように行ないます(この十法のうちには、ただ方法を説くものもあり、心を運んで念じることを教えるものもあり、文章の句を誦えて口から自ら唱えることを教えるものもあります。修行者はよくよくその意をくみ取って用いるべきであり、必ずしもこの文をすべて誦える必要はありません)。