第四明行者請三寶方法(行者已修三業供養已。次應更燒香散華。一心正念。迴前供養之心奉請三寶。請三寶法當運心正對所請。口稱名字。一一如法奉請。不得散亂輕心)
第四、修行者が三宝を請う方法(修行者はすでに三業の供養を修め終えました。次にさらに香を焚き華を散じて、一心に正念を保ちます。先の供養の心を巡らせて三宝を請います。三宝を請う法は、心を正しく請う対象に向けて、口にその名を唱えます。一つ一つ作法どおりに請い、散乱したり軽々しい心であってはなりません。)
一心奉請南無釋迦牟尼佛(即知法身猶如虛空。無去來相。餘一切佛亦復如是。隨心想念。從耆闍崛山。與大眾圍遶來到道場。受我奉請殷勤供養)。
心を込めてお招きします、南無釈迦牟尼仏。(すなわち、法身は虚空のようなものであると知りなさい。去り来る相はありません。他のすべての仏もまた同じです。心に思い念じるままに、耆闍崛山から大衆に囲まれて道場へとおいでになり、私の招きを受け、手厚く供養をお受けになります。)
一心奉請南無過去多寶世尊(即應心想。多寶佛塔。從地涌出。影現道場。受我供養)。
心を一つにして、南無過去多宝世尊をお迎えします。(すなわち、心に多宝仏塔が大地から涌き出て、この道場にその姿を現し、私の供養をお受けになることを念じます。)
一心奉請南無釋迦牟尼十方分身諸佛(即應心想。分身諸佛。悉皆雲集。在寶樹下受我供養)。
一心に奉請いたします、南無釈迦牟尼、十方の分身の諸仏。(そこで心に思い描きましょう。分身の諸仏がすべて雲のように集まり、宝樹の下で私たちの供養をお受けになります。)
一心奉請南無妙法蓮華經中一切諸佛(即應心想。過去日月燈明佛等。現在淨華宿王智佛等。未來華光佛等。悉皆現前受我供養)。
一心に南無妙法蓮華経の中の一切の諸仏をお迎えします(すなわち心に思い描くべきです。過去の日月灯明仏など、現在の浄華宿王智仏など、未来の華光仏などが、みな私の供養をお受けになるために現前してくださいます)。
一心奉請南無十方一切常住佛(即應運心想。東方諸佛身黃金色。相好具足放大光明。與諸大眾前後圍遶。來到道場畟塞虛空受我供養。南西北方四維上下。亦復如是)。
心を一つにして、十方すべての永遠のお佛さまをお招きします。(すなわち、心に思い描くままに、東方の諸佛のお姿は黄金色で、すぐれた特徴をすべて備え、大きな光を放っています。多くの人々に前後を囲まれながら、道場へとおいでになり、虚空に満ちあふれて、私たちの供養をお受けになります。南・西・北の方角、四つの隅、上と下についても、同じようにお招きします。)
一心奉請南無大乘妙法蓮華經(心想甚深。祕密法藏。悉現在前。受我供養)。
心からお招きします、南無大乗妙法蓮華経を。(心の思いは深く、秘密の法蔵がすべて目の前に現れ、私の供養をお受けください。)
一心奉請南無十方一切常住法(即應運心想。十方一切諸佛。所有法藏。悉現道場中受我供養)。
一心に、十方一切の常住の法を奉請いたします(そこで心を働かせて想います。十方一切の諸仏のすべての法蔵が、ことごとくこの道場に現れて、私の供養をお受けください。)。
一心奉請南無文殊師利菩薩摩訶薩(運心想念。與無量菩薩圍遶受我供養)。
一心に、南無文殊師利菩薩摩訶薩をお招き申し上げます。(心に念じて思い描きます。無数の菩薩に取り囲まれながら、私の供養をお受けください。)
一心奉請南無彌勒菩薩摩訶薩(亦如前運心想)。
一心に、南無弥勒菩薩摩訶薩をお迎えいたします。(前と同じように、心を運んで観想します。)
一心奉請南無藥王菩薩藥上菩薩摩訶薩。
一心に南無薬王菩薩・薬上菩薩摩訶薩をお招き申し上げます。
一心奉請南無觀世音菩薩無盡意菩薩摩訶薩。
一心に南無観世音菩薩、無尽意菩薩摩訶薩をお招き申し上げます。
一心奉請南無妙音菩薩華德菩薩摩訶薩。
一心に、南無妙音菩薩・華徳菩薩・摩訶薩を、お招き申し上げます。
一心奉請南無常精進菩薩得大勢菩薩摩訶薩。
一心にお招きします。南無常精進菩薩、得大勢菩薩摩訶薩でございます。
一心奉請南無大樂說菩薩智積菩薩摩訶薩。
心からお招きします。南無大楽説菩薩、智積菩薩、摩訶薩。
一心奉請南無宿王華菩薩勇施菩薩持地菩薩摩訶薩。
心からお招きします。南無宿王華菩薩、勇施菩薩、持地菩薩摩訶薩。
一心奉請南無下方上行等無邊阿僧祇菩薩摩訶薩。
心を込めてお招きします。南無下方上行等無辺阿僧祇菩薩摩訶薩。
一心奉請南無妙法蓮華經中普賢菩薩等一切諸大菩薩摩訶薩(心念。普賢菩薩乘六牙白象王。以一切眾生所喜見身與無量眷屬。來入道場受我供養)。
一心に奉請いたします。南無妙法蓮華経の中の普賢菩薩をはじめとする一切の大菩薩・摩訶薩の皆さま。(心に念じます。普賢菩薩は六牙の白象王に乗り、すべての衆生が喜んで見るお姿で、無数の眷属とともに道場においでになり、私の供養をお受けください。)
一心奉請南無妙法蓮華經中舍利弗等一切諸大聲聞眾。
一心に奉請いたします。南無妙法蓮華経の中の舎利弗をはじめとする、すべての大いなる声聞の皆さまがたでございます。
一心奉請南無十方一切常住僧(運心想。一切十方諸大菩薩聲聞緣覺眾放大光明。與諸大眷屬圍遶。來到道場受我供養)。
一心に、十方すべての常住の僧侶の皆さまをお招きします(心を運んで想うに、十方のすべての大菩薩、声聞、縁覚の皆さまが大きな光明を放ち、多くの眷属に囲まれて、この道場にお越しになり、私たちの供養をお受けくださいます)。
一心奉請妙法蓮華經中一切天龍夜叉乾闥婆阿修羅迦樓羅緊那羅摩睺羅伽人非人等。一切冥空各及眷屬(如是次第一遍奉請竟。即五體投地。復更胡跪燒香散華。從初次第稱名奉請。如是奉請滿三遍已。即當口自宣言)。
一心に、妙法蓮華経の中にあるすべての天龍・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩睺羅伽、人・人ならざるものなど、あらゆる冥空の者たち、それぞれの眷属をともにお招きします。(このように順に一度お招きし終えたら、すぐに五体投地し、さらに片膝をついて香を焚き、花を散らして、最初から順に名前を称えてお招きします。このように三度お招きし終えたら、口に出して自ら次のように宣言します。)
唯願本師釋迦牟尼世尊多寶如來分身諸佛。大慈大悲。受我奉請來到道場。
本師釈迦牟尼世尊、多宝如来、分身の諸仏よ、どうか大慈大悲をもって、私の招きをお受けくださり、この道場においでくださいませ。
大乘妙法蓮華經真淨法門哀憫覆護。受我奉請來到道場。
大乗妙法蓮華経の真浄の法門が、哀れみをもって覆い護ってくださいますように。どうか私の招きをお受けになり、この道場においでください。
文殊師利菩薩彌勒菩薩下方上行等菩薩。
文殊師利菩薩、弥勒菩薩、下方上行などの菩薩がおられます。
普賢菩薩等妙法蓮華經中一切諸大菩薩摩訶薩。大慈大悲受我奉請。來到道場。
普賢菩薩をはじめ、妙法蓮華経に登場するすべての大菩薩・摩訶薩方よ。大慈大悲の心をもって、私の招きをお受けください。どうかこの道場においでください。
舍利弗等一切諸大聲聞。悉皆慈悲受我奉請。來到道場。
舎利弗をはじめとするすべての大きな声聞たちは、みな慈悲の心で私の招きを受けてくださり、この道場へおいでくださいました。
一切十方三寶憐憫覆護。受我奉請來到道場。
十方のすべての三宝が、あわれみをもってお護りくださいますように。どうか私の招きをお受けくださり、この道場へおいでください。
一切天龍八部等悉生哀憫。受我奉請來到道場。是諸聖眾願悉證明。我於今日欲為十方一切六道眾生。修行大乘無上菩提。破一切障道重罪。願得法華三昧普現色身。於一念中供養一切十方三寶。於一念中普度一切十方六道一切眾生。令入一乘平等大慧故。於三七日一心精進。如經所說修行。願一切諸佛菩薩普賢大師本願力故受我懺悔。令我所行決定破諸罪障。法門現前如經所說(行者當自以智力陳說請佛所為之意)。
一切の天龍八部などが、みな哀れみの心を生じて、私の奉請を受け、道場に来てくださいますように。これらの聖なる衆が、どうかすべて証明してくださいますように。私めは今日、十方の一切六道の衆生のために、大乗の無上菩提を修行し、一切の障道の重罪を破りたいと願っています。どうか法華三昧を得て、普く色身を現し、一念のうちに一切十方の三宝を供養し、一念のうちに普く一切十方六道の一切衆生を済度して、一乗平等の大慧に入らせることができますように。そのために三七日の間、一心に精進し、経に説かれる通りに修行します。一切の諸仏菩薩と普賢大師の本願の力によって、私の懺悔をお受けください。私の行じるものが決定して諸の罪障を破り、法門が現前しますように、経に説かれる通りに。(行者は自ら智力をもって、仏を請う所以の意を陳説すべきです)