金光明最勝王經卷第六
金光明最勝王経 巻第六
大唐三藏沙門義淨奉 制譯
大唐三蔵沙門義浄、勅命により訳す
四天王護國品第十二
四天王護国品 第十二
爾時,世尊聞四天王恭敬供養《金光明經》,及能擁護諸持經者,讚言:「善哉!善哉!汝等四王已於過去無量百千萬億佛所,恭敬供養,尊重讚歎,植諸善根,修行正法,常說正法,以法化世。汝等長夜於諸眾生常思利益,起大慈心,願與安樂,以是因緣,能令汝等現受勝報。若有人王恭敬供養此《金光明》最勝經典,汝等應當勤加守護,令得安隱。汝諸四王及餘眷屬無量無數百千藥叉護是經者,即是護持去、來、現在諸佛正法。汝等四王及餘天眾并諸藥叉,與阿蘇羅共鬪戰時,常得勝利;汝等若能護持是經,由經力故,能除眾苦、怨賊、飢饉及諸疾疫。是故汝等若見四眾受持讀誦此經王者,亦應勤心共加守護,為除衰惱,施與安樂。」
そのとき、世尊は、四天王が『金光明経』を恭敬し供養し、また経を持つ人々を守護していると聞いて、ほめたたえておっしゃいました。「善いかな、善いかな。あなたがた四天王は、すでに過去の無量百千万億の仏のもとで、恭敬し供養し、尊重し讃嘆して、もろもろの善根を植え、正法を修行し、常に正法を説き、法によって世を教化してきました。あなたがたは長い間、もろもろの衆生のために常に利益を思い、大きな慈しみの心を起こし、安楽を与えたいと願ってきました。この因縁によって、あなたがたは今、すぐれた果報を受けているのです。もし人の王が、この『金光明』という最もすぐれた経典を恭敬し供養するなら、あなたがたは努めて守護し、安隠を得させなければなりません。あなたがた四天王と、その他の眷属である無量無数の百千の薬叉で、この経を守る者は、すなわち去りし者・来る者・現在の諸仏の正法を守り持つことになります。あなたがた四天王と、その他の天衆ならびに諸々の薬叉は、阿蘇羅と共に闘い戦うとき、常に勝利を得るでしょう。あなたがたがもしこの経を守り持つならば、経の力によって、もろもろの苦しみ、怨賊、飢饉、および諸々の疾疫を取り除くことができます。ですから、あなたがたは、もし四衆がこの経典の王を受持し読誦するのを見たら、また努めて心をこめて共に守護し、衰悩を取り除き、安楽を与えるべきです。」
爾時,四天王即從座起,偏袒右肩,右膝著地,合掌恭敬白佛言:「世尊!此金光明最勝經王,於未來世,若有國土城邑聚落、山林曠野,隨所至處流布之時,若彼國王於此經典至心聽受,稱歎供養,并復供給受持是經四部之眾,深心擁護,令離衰惱,以是因緣,我護彼王及諸人眾,皆令安隱,遠離憂苦,增益壽命,威德具足。世尊!若彼國王見於四眾受持經者,恭敬守護猶如父母,一切所須悉皆供給,我等四王常為守護,令諸有情無不尊敬。是故我等并與無量藥叉諸神,隨此經王所流布處,潛身擁護,令無留難,亦當護念聽是經人諸國王等,除其衰患,悉令安隱,他方怨賊皆使退散。若有人王聽是經時,隣國怨敵興如是念:『當具四兵壞彼國土。』世尊!以是經王威神力故,是時隣敵更有異怨,而來侵擾於其境界,多諸災變疫病流行。時王見已即嚴四兵,發向彼國欲為討罰。我等爾時當與眷屬無量無邊藥叉諸神,各自隱形為作護助,令彼怨敵自然降伏,尚不敢來至其國界,豈復得有兵戈相罰。」
そのとき、四天王は座から立ち上がり、右肩を露わにし、右膝を地につけ、合掌して恭敬しながら仏に申し上げました。「世尊よ、この金光明最勝経王は、未来の世において、もし国土や城邑や聚落、山林や曠野など、行き渡る先々で流布される時、その国の国王がこの経典を至心に聴き受け、称賛し供養し、さらにこの経を保ち持つ四部の衆に供給し、深い心で擁護して、衰えや悩みから離れさせますならば、その因縁によって、私たちはその王ともろもろの人々を守り、みな安隠にし、憂いや苦しみから遠ざけ、寿命を増し、威徳を具足させます。世尊よ、もしその国王が、四衆でこの経を保ち持つ者たちを見て、父母に対するように恭敬し守護し、必要なものすべてを供給しますならば、私たち四天王は常に守護し、もろもろの有情がみな尊敬しない者はないようにします。ですから私たちは、無量の薬叉の神々とともに、この経王が流布される所に従って、身を潜めて擁護し、妨げが生じないようにします。また、この経を聴く人やもろもろの国王たちを護り念じ、その衰えや災いを取り除き、みな安隠にし、他方の怨敵や賊をことごとく退散させます。もしある国王がこの経を聴くとき、隣国の怨敵がこのように考えたとします。『四兵を整えて彼の国土を滅ぼそう。』世尊よ、この経王の威神力によって、そのとき隣の敵にはさらに別の怨敵が現れ、その領土に侵入し擾乱し、多くの災変や疫病が流行します。そのとき王はこれを見て、ただちに四兵を整え、その国へ向かって討伐しようとします。私たちはそのとき、眷属である無量無辺の薬叉の神々とともに、それぞれ姿を隠して加護し、その怨敵を自然に降伏させます。彼らはまだその国境に来ることすら敢えてできません。ましてや武器を交えて罰し合うことがありましょうか。」
爾時,佛告四天王:「善哉!善哉!汝等四王,乃能擁護如是經典。我於過去百千俱胝那庾多劫,修諸苦行,得阿耨多羅三藐三菩提,證一切智,今說是法。若有人王受持是經,恭敬供養者,為消衰患,令其安隱,亦復擁護城邑聚落,乃至怨賊悉令退散,亦令一切贍部洲內所有諸王,永無衰惱鬪諍之事。四王當知!此贍部洲八萬四千城邑聚落、八萬四千諸人王等,各於其國受諸快樂,皆得自在,所有財寶豐足受用,不相侵奪,隨彼宿因而受其報,不起惡念貪求他國,咸生少欲利樂之心,無有鬪戰繫縛等苦。其土人民自生愛樂,上下和穆,猶如水乳,情相愛重,歡喜遊戲,慈悲謙讓,增長善根。以是因緣,此贍部洲安隱豐樂,人民熾盛,大地沃壤,寒暑調和,時不乖序,日月星宿常度無虧,風雨隨時,離諸災橫,資產財寶皆悉豐盈,心無慳鄙,常行慧施,具十善業,若人命終,多生天上,增益天眾。大王!若未來世有諸人王聽受是經,恭敬供養并受持是經,四部之眾尊重稱讚。復欲安樂饒益汝等及諸眷屬無量百千諸藥叉眾,是故彼王常當聽受是妙經王,由得聞此正法之水甘露上味,增益汝等身心勢力,精進勇猛,福德威光悉令充滿。是諸人王若能至心聽受是經,則為廣大希有供養,供養於我釋迦牟尼應、正等覺。若供養我,則是供養過去、未來、現在百千俱胝那庾多佛。若能供養三世諸佛,則得無量不可思議功德之聚。以是因緣,汝等應當擁護彼王后妃眷屬,令無衰惱,及宮宅神常受安樂,功德難思,是諸國土所有人民,亦受種種五欲之樂,一切惡事皆令消殄。」
そこで釈迦牟尼仏は、四天王たちにお告げになりました。「善いかな、善いかな。あなたがた四天王は、よくこの経典を守り護ることができました。私は過去に百千倶胝那庾多劫のあいだ、さまざまな苦行を積み、阿耨多羅三藐三菩提を得て、一切智を証し、いまこの法を説いています。
もし人王がこの経を信受して保ち、恭敬し供養するならば、その人の衰えや災いを消し去り、安穏にさせます。また、城邑や聚落を守り護り、怨敵や盗賊までもすべて退散させ、さらに贍部洲のうちにあるすべての王たちに、いつまでも衰えや悩み、闘いや争いの事がらがないようにします。
四天王よ、知りなさい。この贍部洲には八万四千の城邑聚落と八万四千の人王たちがいて、それぞれ自分の国でさまざまな楽しみを受け、みな自在を得ています。すべての財宝は豊かに満ち足りて用いることができ、互いに侵し奪い合うこともありません。それぞれが自分の宿世の因にしたがってその報いを受け、悪い心を起こして他の国を貪り求めることもなく、みな少欲で、利楽の心を生じています。闘いや戦い、繫縛などの苦しみはありません。その国の人々は自然に愛し喜び、上下が和やかに睦み合い、あたかも水と乳が溶け合うようで、互いを深く愛し重んじ、喜んで遊び楽しみ、慈悲と謙譲をそなえ、善根を増やしています。こうした因縁によって、この贍部洲は安穏で豊かで楽しく、人々は多く繁栄し、大地は肥沃で、寒暑は調和し、季節はその順序を違えることがありません。日月や星宿は常にその度を保って欠けることなく、風雨は時にしたがって降り、もろもろの災難やわざわいは離れています。資産や財宝はすべて豊かに満ち、心に慳みや卑しさはなく、常に慧施を行い、十善業を具えています。もし人の命が終われば、多くは天上に生まれ、天の集まりを増やすのです。
大王よ、もし未来の世に人王たちがこの経を聴いて受け、恭敬し供養し、またこの経を信受して保つならば、四部の衆は尊重し称賛します。さらにあなたがたと、その眷属である無量百千の薬叉の集まりとに安楽と利益を与えようと願うならば、その王は常にこの妙なる経王を聴いて受けねばなりません。この正法の水である甘露の上味を聞くことによって、あなたがたの身心の力は増し、精進は勇猛になり、福德と威光はすべて満ちあふれます。
これらの人王たちが、もし真心からこの経を聴いて受けるならば、それは広大で希有な供養となり、私、釈迦牟尼応供・正等覚を供養することになります。もし私を供養するならば、それは過去・未来・現在の百千倶胝那庾多の仏を供養することになります。もし三世の諸仏を供養することができれば、無量で不可思議な功徳の集まりを得ます。こうした因縁によって、あなたがたはその王と后妃、眷属を守り護り、衰えや悩みがないようにし、また宮宅の神が常に安楽を受け、功徳は思いはかることもできません。そうした国々のすべての人々も、またさまざまな五欲の楽しみを受け、すべての悪事はみな消え滅びるのです。」
爾時,四天王白佛言:「世尊!於未來世,若有人王,樂聽如是《金光明經》,為欲擁護自身、后妃、王子,乃至內宮諸婇女等,城邑宮殿,皆得第一不可思議最上歡喜寂靜安樂,於現世中,王位尊高,自在昌盛,常得增長,復欲攝受無量無邊難思福聚,於自國土令無怨敵及諸憂惱災厄事者。世尊!如是人王不應放逸令心散亂,當生恭敬至誠殷重,聽受如是最勝經王。欲聽之時,先當莊嚴最上宮室,王所愛重顯敞之處,香水灑地,散眾名花,安置師子殊勝法座,以諸珍寶而為挍飾,張施種種寶蓋幢幡,燒無價香,奏諸音樂。其王爾時當淨澡浴,以香塗身,著新淨衣及諸瓔珞,坐小卑座,不生高舉,捨自在位,離諸憍慢,端心正念,聽是經王;於法師所,起大師想。復於宮內后妃王子婇女眷屬生慈愍心,喜悅相視,和顏軟語,於自身心大喜充遍。作如是念:『我今獲得難思殊勝廣大利益,於此經王,盛興供養。』既敷設已,見法師至,當起虔敬渴仰之心。」
そのとき、四天王が仏に申し上げました。「世尊よ、未来の世において、もし王の中に、このような『金光明経』を喜んで聞こうとする者がいるなら、それは自らと、后妃や王子、さらには内宮の多くの婇女たちを守ろうとするためであり、その城邑や宮殿がすべて第一の不可思議にして最上の歓喜・寂静・安楽を得るためであり、現世において王位が尊く高く、自在に栄え、常に増大するためであり、また無量無辺で思いはかることのできない福の集まりを受け取り、自らの国土に怨敵やもろもろの憂い悩みや災厄の事がなくなることを願うためです。世尊よ、このような王は、放逸にして心を散乱させてはなりません。恭敬の心を生じ、至誠に、うやうやしく、この最勝の経王を聴き受けなければなりません。聴こうとするときは、まず最もすぐれた宮室を整え、王が愛し重んじる広く明るい場所に、香水を地にまき、多くの名花を散らし、師子座という殊勝な法座を設け、もろもろの珍宝で飾り、種々の宝蓋や幢幡を張りめぐらし、無価の香を焚き、種々の音楽を奏でます。その王はそのとき、よく身を洗い清め、香を身に塗り、新しい清らかな衣ともろもろの瓔珞を身につけ、小さく低い座に座り、高ぶる心を生じず、自在の位を捨て、もろもろの驕慢を離れ、心を正しく整え正念をもって、この経王を聴きます。法師のところでは、大師であるという思いを起こします。また宮内の后妃・王子・婇女・眷属に対しては、慈しみの心を生じ、喜びをもって互いに見つめ合い、和やかな顔で柔らかな言葉を交わし、自らの身心には大きな喜びが満ちあふれます。このように思います。『私は今、思いはかることのできない殊勝で広大な利益を得た。この経王に対して、盛んに供養をしよう。』設えがすっかり整い、法師が来るのを見れば、うやうやしく敬い、渇仰の心を起こさなければなりません。」
爾時,佛告四天王:「不應如是不迎法師。時彼人王應著純淨鮮潔之衣,種種瓔珞以為嚴飾,自持白蓋及以香花,備整軍儀,盛陳音樂,步出城闕迎彼法師,運想虔恭為吉祥事。四王!以何因緣令彼人王親作如是恭敬供養?由彼人王舉足下足,步步即是恭敬供養、承事尊重百千萬億那庾多諸佛世尊,復得超越如是劫數生死之苦,復於來世如是劫數,當受輪王殊勝尊位。隨其步步,亦於現世福德增長自在為王,感應難思,眾所欽重;當於無量百千億劫人天受用七寶宮殿,所在生處常得為王,增益壽命,言詞辯了,人天信受,無所畏懼,有大名稱,咸共瞻仰,天上人中受勝妙樂,獲大力勢,有大威德,身相奇妙,端嚴無比,值天人師,遇善知識,成就具足無量福聚。四王當知!彼諸人王見如是等種種無量功德利益,故應自往奉迎法師。若一踰繕那,乃至百千踰繕那,於說法師應生佛想,還至城已,作如是念:『今日釋迦牟尼如來、應、正等覺入我宮中,受我供養,為我說法。我聞法已,即於阿耨多羅三藐三菩提不復退轉,即是值遇百千萬億那庾多諸佛世尊。我於今日即是種種廣大殊勝上妙樂具,供養過去、未來、現在諸佛。我於今日即是永拔琰摩王界、地獄、餓鬼、傍生之苦。便為已種無量百千萬億轉輪聖王、釋梵天主善根種子。當令無量百千萬億眾生,出生死苦,得涅槃樂,積集無量無邊不可思議福德之聚,後宮眷屬及諸人民皆蒙安隱,國土清泰,無諸災厄、毒害、惡人,他方怨敵不來侵擾,遠離憂患。』四王當知!時彼人王應作如是尊重正法,亦於受持是妙經典苾芻、苾芻尼、鄔波索迦、鄔波斯迦,供養恭敬尊重讚歎,所獲善根,先以勝福施與汝等及諸眷屬。彼之人王,有大福德善業因緣,於現世中得大自在增益威光,吉祥妙相皆悉莊嚴,一切怨敵能以正法而摧伏之。」
その時、仏は四天王に告げられました。「法師をこのように迎えないということはあってはなりません。その時、人王は純粋で清らかな衣をまとい、様々な瓔珞(ようらく)で自らを飾り、白い傘と香華(こうげ)を自ら持って、軍儀を整え、盛大に音楽を奏でながら、歩いて城門を出て、その法師を迎えに行かなければなりません。敬虔な心をもって、吉祥なる行いと考えるのです。四天王よ、どのような因縁によって、その人王にこのような恭敬と供養を行わせるのでしょうか。その人王が一歩一歩踏み出すたびに、それは百千万億那由他(なゆた)の諸仏世尊に対する恭敬供養となり、承事尊重となるからです。さらに、これほどの劫数にわたる生死の苦しみを超越し、来世においてもまたこれと同じ劫数の間、転輪聖王の殊勝なる尊位を受けることになります。一歩進むごとに、現世においても福徳が増長して自在な王となり、その感応は計り知れず、多くの人々に敬われるでしょう。無量百千億劫の間、天上と人間界において七宝の宮殿を享用し、生まれるところ常に王となり、寿命は増し、言辞は明瞭で、人天から信じ受け入れられ、恐れることなく、大いなる名声を博し、みなから仰ぎ見られ、天上と人間界で勝妙なる楽しみを受け、大きな力と勢いと威徳を持ち、身の相は奇妙で端厳比類なく、天人師に値遇し、善知識に出会い、無量の福徳の集まりを完全に成就するのです。四天王よ、知るべきです。その諸々の人王は、これらのような無量の功徳と利益があることを知り、自ら赴いて法師を迎え奉るべきです。一由旬(ゆじゅん)であれ、百千由旬であれ、説法する法師に対しては仏であるという思いを生じさせなさい。城に戻ったならば、次のように念じるのです。『今日、釈迦牟尼如来・応供・正等覚が私の宮中に入り、私の供養を受け、私のために説法をしてくださった。私は法を聞いたことにより、阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)から退転することはない。これはまさに百千万億那由他の諸仏世尊に出会ったことと同じである。私は今日、様々な広大殊勝な上妙の楽具をもって、過去・未来・現在の諸仏を供養した。私は今日、閻魔王界、地獄、餓鬼、畜生の苦しみを永遠に抜き去った。これによって、無量百千万億の転輪聖王や釈梵天主となる善根の種子を蒔いたことになる。無量百千万億の衆生をして、生死の苦しみを出離させ、涅槃の楽しみを得させ、無量無辺で不可思議な福徳の集まりを積集し、後宮の眷属および人民もみな安穏を蒙り、国土は清らかで穏やかになり、災厄や毒害、悪人もなく、他方の怨敵も侵入してくることはなく、憂患から遠ざかるであろう』と。四天王よ、知るべきです。その人王は、このように正法を尊重し、またこの妙なる経典を受持する比丘、比丘尼、優婆塞(うばそく)、優婆夷(うばい)を供養し、恭敬し、尊重し、讃嘆すべきです。得られた善根は、まずその勝れた福徳を汝らおよび諸々の眷属に施しなさい。その人王は、大いなる福徳の善業の因縁により、現世において大いなる自在を得て、威光を増し、吉祥なる妙相ですべてが荘厳され、あらゆる怨敵を正法をもって打ち伏せることができるのです。」
爾時,四天王白佛言:「世尊!若有人王能作如是恭敬正法,聽此經王,并於四眾持經之人,恭敬供養,尊重讚歎。時彼人王欲為我等生歡喜故,當在一邊,近於法座,香水灑地,散眾名花,安置處所,設四王座,我與彼王共聽正法。其王所有自利善根,亦以福分施及我等。世尊!時彼人王請說法者,昇座之時,便為我等燒眾名香,供養是經。世尊!時彼香煙於一念頃,上昇虛空,即至我等諸天宮殿,於虛空中變成香蓋。我等天眾聞彼妙香,香有金光照曜我等所居宮殿,乃至梵宮及以帝釋、大辯才天、大吉祥天、堅牢地神、正了知大將、二十八部諸藥叉神、大自在天、金剛密主、寶賢大將、訶利底母五百眷屬、無熱惱池龍王、大海龍王所居之處。世尊!如是等眾於自宮殿見彼香煙,一剎那頃變成香蓋,聞香芬馥,覩色光明,遍至一切諸天神宮。」
そのとき、四天王が仏に申し上げました。「世尊よ、もしある国の王が、このように正しい法を恭敬し、この経王を聞き、また四衆のうちで経を保つ人々を恭敬し供養し、尊重し讃歎することができるならば、そのとき、その王は、私たちのために喜びを生じさせようとして、一方の側で法座の近くに、香水を地にまき、さまざまな名花を散らし、場所を設けて、四天王の座を設けます。私たちはその王とともに正しい法を聞きます。その王が持つ自己利益の善根も、またその福の分け前を私たちに施してくださいます。世尊よ、そのとき、その王が説法者を招いて座に昇られる際には、私たちのためにさまざまな名香を焚いて、この経を供養してくださいます。世尊よ、そのとき、その香の煙は一念のあいだに虚空に昇り、ただちに私たち諸天の宮殿に届き、虚空の中で香蓋に変わります。私たちの天の集まりはその妙なる香りを聞き、その香りには金色の光があり、私たちの住む宮殿を照らします。それは梵宮にまで及び、また帝釈、大弁才天、大吉祥天、堅牢地神、正了知大将、二十八部の諸薬叉神、大自在天、金剛密主、宝賢大将、訶利底母と五百の眷属、無熱悩池の龍王、大海龍王の住む所にまで及びます。世尊よ、このような集まりは、それぞれの宮殿でその香の煙を見て、一刹那のあいだに香蓋に変わり、香りの芳しいこと、色の光明を目にすること、すべての天神の宮殿に遍く届かないところはありません。」
佛告四天王:「是香光明非但至此宮殿,變成香蓋,放大光明;由彼人王手擎香鑪,燒眾名香供養經時,其香煙氣於一念頃遍至三千大千世界,百億日月、百億妙高山王、百億四洲,於此三千大千世界一切天、龍、藥叉、健闥婆、阿蘇羅、揭路茶、緊那羅、莫呼洛伽宮殿之所,於虛空中充滿而住。種種香煙變成雲蓋,其蓋金色普照天宮。如是三千大千世界所有種種香雲香蓋,皆是《金光明最勝王經》威神之力。是諸人王手持香鑪供養經時,種種香氣非但遍此三千大千世界,於一念頃亦遍十方無量無邊恒河沙等百千萬億諸佛國土,於諸佛上虛空之中變成香蓋,金色普照亦復如是。時彼諸佛聞此妙香,覩斯雲蓋及以金色,於十方界恒河沙等諸佛世尊現神變已,彼諸世尊悉共觀察,異口同音讚法師曰:『善哉!善哉!汝大丈夫!能廣流布如是甚深微妙經典,則為成就無量無邊不可思議福德之聚。若有聽聞如是經者,所獲功德其量甚多,何況書寫、受持、讀誦、為他敷演、如說修行。何以故?善男子!若有眾生聞此《金光明最勝王經》者,即於阿耨多羅三藐三菩提不復退轉。』」
仏は四天王に告げられました。「この香の光明は、ただこの宮殿に至って香盖となり、大きな光明を放つだけではありません。かの人王が手に香炉を掲げ、さまざまな名香を焚いて経を供養する時、その香の煙気は一念の間に三千大千世界に遍く至ります。百億の日月、百億の妙高山王、百億の四洲に至り、この三千大千世界のすべての天、龍、薬叉、健闥婆、阿蘇羅、掲路茶、緊那羅、莫呼洛伽の宮殿のあるところに、虚空の中に充満してとどまります。種々の香煙は雲蓋と変じ、その蓋は金色で天宮を普く照らします。このように三千大千世界にある種々の香雲、香蓋は、すべて『金光明最勝王経』の威神の力によるものです。これらの人王が手に香炉を持ち、経を供養する時、種々の香気は、ただこの三千大千世界に遍くだけでなく、一念の間に十方の無量無辺の恒河沙等の百千万億の諸仏国土にも遍く及び、諸仏の上の虚空の中に香蓋と変じ、金色に普く照らすこともまた同じです。その時、かの諸仏はこの妙香を聞き、この雲蓋と金色とをご覧になり、十方の世界の恒河沙等の諸仏世尊が神通変現を現された後、それらの世尊は皆ともに観察し、異口同音に法師を讃めて言われました。『善哉、善哉。あなたは大丈夫です。よくこのように甚深で微妙な經典を広く流布することができました。それはすなわち、無量無辺で不可思議な福德の集まりを成就したことになります。もしこの経を聞く者がいれば、得る功徳はその量がたいへん多くあります。ましてや書き写し、受持し、読誦し、他人のために敷演し、説の通りに修行する場合はなおさらです。なぜでしょうか。善男子よ、もし衆生がこの『金光明最勝王経』を聞けば、すなわち阿耨多羅三藐三菩提において再び退転することはありません。』」
爾時,十方有百千俱胝那庾多無量無數恒河沙等諸佛剎土,彼諸剎土一切如來異口同音,於法座上讚彼法師言:「善哉!善哉!善男子!汝於來世,以精勤力,當修無量百千苦行,具足資糧,超諸聖眾,出過三界,為最勝尊,當坐菩提樹王之下,殊勝莊嚴,能救三千大千世界有緣眾生,善能摧伏可畏形儀諸魔軍眾,覺了諸法最勝清淨甚深無上正等菩提。善男子!汝當坐於金剛之座,轉於無上諸佛所讚十二妙行甚深法輪,能擊無上最大法鼓,能吹無上極妙法螺,能建無上殊勝法幢,能然無上極明法炬,能降無上甘露法雨,能斷無量煩惱怨結,能令無量百千萬億那庾多有情,渡於無涯可畏大海,解脫生死無際輪迴,值遇無量百千萬億那庾多佛。」
爾時,四天王復白佛言:「世尊!是《金光明最勝王經》,能於未來現在成就如是無量功德,是故人王若得聞是微妙經典,即是已於百千萬億無量佛所種諸善根,於彼人王我當護念。復見無量福德利故,我等四王及餘眷屬無量百千萬億諸神,於自宮殿見是種種香煙雲蓋神變之時,我當隱蔽不現其身,為聽法故,當至是王清淨嚴飾所止宮殿講法之處。如是乃至梵宮、帝釋、大辯才天、大吉祥天、堅牢地神、正了知神大將、二十八部諸藥叉神、大自在天、金剛密主、寶賢大將、訶利底母五百眷屬、無熱惱池龍王、大海龍王、無量百千萬億那庾多諸天藥叉,如是等眾為聽法故,皆不現身,至彼人王殊勝宮殿莊嚴高座說法之所。世尊!我等四王及餘眷屬藥叉諸神,皆當一心共彼人王為善知識,因是無上大法施主,以甘露味充足於我,是故我等擁護是王,除其衰患,令得安隱,及其宮殿城邑國土諸惡災變悉令消滅。」
爾時,四天王俱共合掌白佛言:「世尊!若有人王於其國土,雖有此經,未常流布,心生捨離,不樂聽聞,亦不供養尊重讚歎,見四部眾持經之人,亦復不能尊重供養,遂令我等及餘眷屬無量諸天,不得聞此甚深妙法,背甘露味,失正法流,無有威光及以勢力,增長惡趣,損減人天,墜生死河,乖涅槃路。世尊!我等四王并諸眷屬及藥叉等,見如斯事,捨其國土,無擁護心。非但我等捨棄是王,亦有無量守護國土諸大善神悉皆捨去。既捨離已,其國當有種種災禍,喪失國位,一切人眾皆無善心,惟有繫縛,殺害瞋諍,互相讒諂,抂及無辜,疾疫流行,彗星數出,兩日並現,博蝕無恒,黑白二虹表不祥相,星流地動,井內發聲,暴雨惡風不依時節,常遭飢饉,苗實不成,多有他方怨賊侵掠,國內人民受諸苦惱,土地無有可樂之處。世尊!我等四王及與無量百千天神,并護國土諸舊善神遠離去時,生如是等無量百千災怪惡事。世尊!若有人王欲護國土,常受快樂,欲令眾生咸蒙安隱,欲得摧伏一切外敵,於自國境永得昌盛,欲令正教流布世間,苦惱惡法皆除滅者。世尊!是諸國主必當聽受是妙經王,亦應恭敬供養讀誦受持經者。我等及餘無量天眾以是聽法善根威力,得服無上甘露法味,增益我等所有眷屬,并餘天神皆得勝利。何以故?以是人王至心聽受是經典故。世尊!如大梵天於諸有情常為宣說世出世論,帝釋復說種種諸論,五通神仙亦說諸論。世尊!梵天、帝釋、五通仙人雖有百千俱胝那庾多無量諸論,然佛世尊慈悲哀愍,為人天眾說《金光明》微妙經典,比前所說,勝彼百千俱胝那庾多倍不可為喻。何以故?由此能令諸贍部洲所有王等正法化世,能與眾生安樂之事,為護自身及諸眷屬,令無苦惱,又無他方怨賊侵害,所有諸惡悉皆遠去,亦令國土災厄屏除,化以正法無有諍訟。是故人王各於國土,當然法炬,明照無邊,增益天眾并諸眷屬。世尊!我等四王無量天神藥叉之眾,贍部洲內所有天神,以是因緣得服無上甘露法味,獲大威德勢力光明無不具足,一切眾生皆得安隱,復於來世無量百千不可思議那庾多劫常受快樂,復得值遇無量諸佛,種諸善根,然後證得阿耨多羅三藐三菩提。如是無量無邊勝利,皆是如來、應、正等覺,以大慈悲過諸梵眾,以大智慧逾於帝釋,修諸苦行勝五通仙,百千萬億那庾多倍不可稱計,為諸眾生演說如是微妙經典,令贍部洲一切國主及諸人眾,明了世間所有法式,治國化人勸導之事,由此經王流通力故,普得安樂。此等福利,皆是釋迦大師於此經典廣為流通慈悲力故。世尊!以是因緣,諸人王等皆應受持,供養恭敬,尊重讚歎此妙經王。何以故?以如是等不可思議殊勝功德利益一切,是故名曰最勝經王。」
爾時,世尊復告四天王:「汝等四王及餘眷屬,無量百千俱胝那庾多諸天大眾,見彼人王,若能至心聽是經典,供養恭敬、尊重讚歎者,應當擁護,除其衰患,能令汝等亦受安樂;若四部眾能廣流布是經王者,於人天中廣作佛事,普能利益無量眾生,如是之人,汝等四王常當擁護。如是四眾,勿使他緣共相侵擾,令彼身心寂靜安樂,於此經王廣宣流布,令不斷絕,利益有情,盡未來際。」
爾時,多聞天王從座而起,白佛言:「世尊!我有如意寶珠陀羅尼法,若有眾生樂受持者,功德無量。我常擁護令彼眾生離苦得樂,能成福智二種資糧。欲受持者先當誦此護身之呪。」即說呪曰:
「南謨薜室囉末拏也莫訶曷囉闍也怛姪他 囉囉囉囉 矩怒矩怒 區怒區怒寠怒寠怒 颯嚩颯嚩羯囉 羯囉莫訶毘羯喇麼 莫訶毘羯喇麼 莫訶曷囉社 曷𠸪叉曷𠸪叉 覩漫(自稱己名)薩婆薩埵難者 莎訶
「世尊!誦此呪者,當以白線呪之七遍,一遍一結,繫之肘後,其事必成;應取諸香,所謂安息、栴檀、龍腦、蘇合、多揭羅、熏陸,皆須等分,和合一處,手執香爐,燒香供養,清淨澡浴,著鮮潔衣,於一靜室,可誦神呪請我薜室囉末拏天王。」即說呪曰:
「南謨薜室囉末拏(引)也
「南謨檀那䭾也 檀泥說囉(引)也 阿揭撦阿鉢𡃤弭哆檀泥說囉 鉢囉麼 迦留尼迦 薩婆薩埵 呬哆振哆 麼麼(己名)檀那末奴鉢喇拽撦 碎閻摩揭撦 莎訶
「此呪誦滿一七遍已,次誦本呪。欲誦呪時,先當稱名敬禮三寶,及薜室羅末拏天王。能施財物,令諸眾生所求願滿,悉能成就,與其安樂。如是禮已,次誦薜室羅末拏天王如意末尼寶心神呪,能施眾生隨意安樂。」爾時,多聞天王即於佛前,說如意末尼寶心呪曰:
「南謨曷喇怛娜 怛喇夜野(引)南謨薜室囉末拏(引)也
「莫訶囉闍(引)也 怛姪他 四弭四弭 蘇母蘇母 栴茶栴茶折囉折囉 薩囉薩囉羯囉羯囉 枳哩枳哩 矩嚕矩嚕 母嚕母嚕 主嚕主嚕 娑大也頞貪 我名某甲昵店頞他 達達覩莎訶 南謨薜室囉末拏也莎訶檀那䭾也莎訶 曼奴喇他鉢唎脯喇迦(引)也莎訶
「受持呪時,先誦千遍,然後於淨室中瞿摩塗地作小壇場,隨時飲食,一心供養,常然妙香,令烟不絕。誦前心呪晝夜繫心,惟自耳聞,勿令他解。時有薜室囉末拏王子名禪膩師,現童子形,來至其所。問言:『何故須喚我父?』即可報言:『我為供養三寶,事須財物,願當施與。』時禪膩師聞是語已,即還父所,白其父言:『今有善人發至誠心,供養三寶,少乏財物,為斯請召。』其父報曰:『汝可速去,日日與彼一百迦利沙波拏(此是根本梵音,惟目貝齒而隨方不定,或是貝齒,或是金銀銅鐵等錢,然摩揭陀現今通用一迦利沙波拏有一千六百貝齒,總數可以准知,若准物直隨處不定。若人持呪得成就者,獲物之時自知其數。有本云:每日與一百陳那羅,即金錢也。乃至盡形日日常得,西方求者多有神驗,除不至心也)。』
「其持呪者見是相已,知事得成。當須獨處淨室,燒香而臥。可於床邊置一香篋,每至天曉,觀其篋中獲所求物。每得物時,當日即須供養三寶,香花飲食兼施貧乏,皆令罄盡,不得停留。於諸有情起慈悲念,勿生瞋誑諂害之心。若起瞋者,即失神驗,常可護心,勿令瞋恚。又持此呪者,於每日中憶我多聞天王,及男女眷屬稱揚讚歎,恒以十善共相資助,令彼天等福力增明,眾善普臻證菩提處。彼諸天眾見是事已,皆大歡喜,共來擁衛持呪之人。又持呪者壽命長遠,經無量歲,永離三塗,常無災厄,亦令獲得如意寶珠及以伏藏,神通自在,所願皆成。若求官榮,無不稱意,亦解一切禽獸之語。
「世尊!若持呪時,欲得見我自身現者,可於月八日或十五日,於白疊上畫佛形像,當用木膠雜彩莊飾,其畫像人為受八戒。於佛左邊作吉祥天女像,於佛右邊作我多聞天像,并畫男女眷屬之類。安置座處咸令如法,布列花彩,燒眾名香,然燈續明,晝夜無歇,上妙飲食種種珍奇,發殷重心隨時供養,受持神呪,不得輕心。請召我時應誦此呪:
「南謨室利健那也 勃陀(引)也南謨薜室囉末拏也 藥叉囉闍(引)也 莫訶囉闍阿地囉闍也 南麼室唎耶裔 莫訶提弊(引)裔 怛姪他 怛囉怛囉 咄嚕咄嚕 末囉末囉𡨧卛吐𡨧卛吐 漢娜漢娜 末尼羯諾迦 跋折囉薜琉璃也 目底迦楞訖㗚哆設唎囉裔 蒲(引)薩婆薩埵呬哆迦摩薜室囉末拏 室唎夜提鼻 跋𡅘婆也醫呬醫呬磨毘藍婆 瞿㗚拏瞿㗚拏𧙕(麻八反)喇娑𧙕喇娑 達䭾呬麼麼 阿目迦那末寫(自稱己名)達哩設那迦末寫達哩設南 麼麼末那 鉢喇曷囉大也 莎訶
「世尊!我若見此誦呪之人,復見如是盛興供養,即生慈愛歡喜之心。我即變身作小兒形,或作老人、苾芻之像,手持如意末尼寶珠,并持金囊入道場內,身現恭敬,口稱佛名,語持呪者曰:『隨汝所求,皆令如願。』或隱林藪,或造寶珠,或欲眾人愛寵,或求金銀等物,欲持諸呪,皆令有驗。或欲神通壽命長遠,及勝妙樂,無不稱心。我今且說如是之事,若更求餘,皆隨所願,悉得成就,寶藏無盡,功德無窮。假使日月墜墮于地,或可大地有時移轉,我此實語終不虛然,常得安隱,隨心快樂。世尊!若有人能受持讀誦是經王者,誦此呪時,不假疲勞,法速成就。世尊!我今為彼貧窮困厄苦惱眾生,說此神呪,令獲大利,皆得富樂,自在無患,乃至盡形,我當擁護,隨逐是人,為除災厄。亦復令此持《金光明最勝王經》流通之者,及持呪人,於百步內光明照燭,我之所有千藥叉神亦常侍衛,隨欲驅使,無不遂心。我說實語,無有虛誑,惟佛證知。」
時多聞天王說此呪已,佛言:「善哉!天王!汝能破裂一切眾生貧窮苦網,令得富樂,說是神呪,復令此經廣行於世。」
時四天王俱從座起,偏袒一肩,頂禮雙足,右膝著地,合掌恭敬,以妙伽他讚佛功德:
「佛面猶如淨滿月, 亦如千日放光明;
目淨脩廣若青蓮, 齒白齊密猶珂雪。
佛德無邊如大海, 無限妙寶積其中;
智慧德水鎮恒盈, 百千勝定咸充滿。
足下輪相皆嚴飾, 轂輞千輻悉齊平;
手足鞔網遍莊嚴, 猶如鵝王相具足。
佛身光曜等金山, 清淨殊特無倫匹;
亦如妙高功德滿, 故我稽首佛山王。
相好如空不可測, 逾於千月放光明;
皆如焰幻不思議, 故我稽首心無著。」
爾時,四天王讚歎佛已,世尊亦以伽他而答之曰:
「此《金光明》最勝經, 無上十力之所說;
汝等四王常擁護, 應生勇猛不退心。
此妙經寶極甚深, 能與一切有情樂;
由彼有情安樂故, 常得流通贍部洲。
於此大千世界中, 所有一切有情類;
餓鬼傍生及地獄, 如是苦趣悉皆除。
住此南洲諸國王, 及餘一切有情類;
由經威力常歡喜, 皆蒙擁護得安寧。
亦使此中諸有情, 除眾病苦無賊盜;
賴此國土弘經故, 安隱豐樂無違惱。
若人聽受此經王, 欲求尊貴及財利;
國土豐樂無違諍, 隨心所願悉皆從。
能令他方賊退散, 於自國界常安隱;
由此最勝經王力, 離諸苦惱無憂怖。
如寶樹王在宅內, 能生一切諸樂具;
最勝經王亦復然, 能與人王勝功德。
譬如澄潔清冷水, 能除飢渴諸熱惱;
最勝經王亦復然, 令樂福者心滿足。
如人室有妙寶篋, 隨所受用悉從心;
最勝經王亦復然, 福德隨心無所乏。
汝等天主及天眾, 應當供養此經王;
若能依教奉持經, 智慧威神皆具足。
現在十方一切佛, 咸共護念此經王;
見有讀誦及受持, 稱歎善哉甚希有。
若有人能聽此經, 身心踊躍生歡喜;
常有百千藥叉眾, 隨所住處護斯人。
於此世界諸天眾, 其數無量不思議;
悉共聽受此經王, 歡喜護持無退轉。
若人聽受此經王, 威德勇猛常自在;
增益一切人天眾, 令離衰惱益光明。」
爾時四天王聞是頌已,歡喜踊躍,白佛言:「世尊!我從昔來未曾得聞如是甚深微妙之法。」心生悲喜,涕淚交流,舉身戰動,證不思議希有之事,以天曼陀羅花、摩訶曼陀羅花而散佛上。作是殊勝供養佛已,白佛言:「世尊!我等四王各有五百藥叉眷屬,常當處處擁護是經及說法師,以智光明而為助衛。若於此經所有句義忘失之處,我皆令彼憶念不忘,并與陀羅尼殊勝法門令得具足。復欲令此最勝經王所在之處,為諸眾生廣宣流布,不速隱沒。」
爾時,世尊於大眾中說是法時,無量眾生皆得大智聰叡辯才,攝受無量福德之聚,離諸憂惱,發喜樂心,善明眾論,登出離道,不復退轉,速證菩提。
金光明最勝王經卷第六