第二祖阿難。姓剎帝利。斛飯王子。釋迦如來之從弟。慕佛出家為佛侍者。總持第一。傳佛所說之法。若水傳器。未甞忘逸。及其欲趣滅度。乃以法付其弟子商那和修。又囑累乎末田底迦者。說偈曰。
第二祖は阿難尊者です。お生まれは剎帝利の家系で、斛飯王の子息であり、釈迦如来のいとこにあたります。仏陀に憧れて出家し、お側に仕える者となりました。教えをすべて記憶する能力に優れ、仏陀が説かれた法を、水が器から器へと移るように、少しも忘れることなく伝えました。やがてご自身が入滅の時を迎えようとしたとき、法を弟子の商那和修に託し、また末田底迦にも付嘱しました。その際、次の偈を説かれました。
本來付有法 付了言無法
各各須自悟 悟了無無法