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title: "根本說一切有部毘奈耶 · 25 奪衣學處"
description: "根本说一切有部毗奈耶是唐代高僧义净翻译的佛教律典，属于说一切有部的根本律藏。义净于7世纪赴印度求法，归国后系统译介有部律典，此部毗奈耶是其重要成果。内容涵盖比丘、比丘尼戒律条文及制戒因缘，详细规定僧团衣食住行等日常规范，是有部律学的核心文献。该典籍反映了印度佛教僧团的组织形态与戒律思想，对研究部派佛教及中国律宗发展具有重要价值，在汉传佛教律藏体系中占有权威地位。"
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### 奪衣學處第二十五

> 第二十五 奪衣学処

爾時佛在室羅伐城逝多林給孤獨園。時六眾苾芻常法如是，若與他出家及受圓具、若彼門徒共住之時，未知師主行惡行者便與共住；若其於後知其行跡即便棄之，與善苾芻而為同住，唯除佛教每日三時，來詣師所恭敬禮拜。時難陀苾芻有一共住弟子名曰達摩，常懷慚恥追悔為心，於諸學處愛樂尊重，彼未曾知難陀惡行與之共住；既知行跡即便捨之，與善苾芻而為同住，除三時禮。于時世尊命具壽阿難陀曰：「汝往告諸苾芻：『世尊欲往憍薩羅人間遊行，若諸具壽樂隨從者應料理衣服。』」時具壽阿難陀奉佛教已，至苾芻所如教宣告。時難陀苾芻聞是教已，便告鄔波難陀曰：「世尊有教欲去遊行，我等住此日歷百門方能滿腹。若我隨佛出遊行者，雖有十八種希奇利益，然而無量百千大眾圍繞，多飲濁水設樹下坐亦無由得。我今寧可將一故識苾芻，讚歎三寶在前而去。若如是者我等方得安樂而行多獲利養。」時鄔波難陀聞已作如是語：「阿遮利耶！仁今捨棄金鉢求瓦盂耶？仁之弟子名曰達摩，常懷慚恥追悔為念，於諸學處愛樂奉持，彼尚懷恥不來，餘人豈肯相逐？然佛世尊說四攝事：謂布施、愛語、利行、同事。若行此者彼或容來，我等皆無誰肯同住？」是時達摩有僧伽胝稍多故破，有人與疊，更欲造新，便作是念：「我今當去問鄔波馱耶，欲造僧伽胝。」便持所得疊往難陀所。時有乞食苾芻，見達摩去，問曰：「具壽達摩欲之何處？」彼便報言：「我有故僧伽胝，今得此疊，往問鄔波馱耶，欲更新造。」乞食苾芻聞而告曰：「汝若更造新大衣者，此之故物當與我來。」報言：「好。」是時達摩至難陀所，白言：「鄔波馱耶！我僧伽胝故，今得此疊欲造新衣，故來請白。」時鄔波難陀報難陀曰：「阿遮梨耶！今正是時。」難陀報曰：「具壽達摩！我有僧伽胝，今持與汝，何用造新？」達摩報曰：「不須。鄔波馱耶！我但縫此而作大衣。」鄔波難陀告曰：「達摩！我昔別聞、今時別見，我比聞汝常懷慚恥追悔為心，於諸學處愛樂奉持。我實不知汝違師教，豈可汝師相勸為惡？」是時達摩聞尊者責，默爾無對。難陀便以僧伽胝而授與之，彼便為受，作如是語：「鄔波馱耶！當受此疊。」難陀告曰：「具壽達摩！我豈共汝換易衣耶？此疊汝自受用。」達摩便念：「我今何用此癡物耶？」即便白師：「我今欲將此疊施與僧伽，曾有乞食苾芻從覓故僧伽胝，今欲與彼。」師曰：「隨意。」即以疊施僧伽，僧伽胝與乞食者。

> ある時、仏は室羅伐城の逝多林給孤独園におられた。六衆比丘には常に次のような習慣があった。もし他人を出家させたり、具足戒を与えたり、その弟子が共に住む時、師や主人の悪行を知らなければ、その者と共に住んだ。その後、その行跡を知れば、すぐに捨てて、善き比丘と共に住むようになった。ただ仏教の教えにより、毎日三回、師の所に赴いて恭敬礼拝することだけは行った。その時、難陀比丘にはダルマという名の共住の弟子がいた。彼は常に慚愧の心を持ち、追悔を心とし、諸々の学処を愛楽尊重していた。彼は難陀の悪行を知らずに共に住んでいたが、その行跡を知るとすぐに離れ、善き比丘と共に住み、ただ三時の礼拝だけを行った。その時、世尊は阿難尊者に告げられた。「行って諸比丘に伝えなさい。『世尊はコーサラ国へ遊行に出られる。もし随従したい者は衣の準備をしなさい』と。」阿難尊者は仏の教えを受け、比丘たちの所へ行き、教えの通りに告げた。難陀比丘はこの教えを聞くと、ウパナンダに告げた。「世尊は遊行に出られるとのお教えだ。我々がここに住めば、日に百の門を経てようやく腹が満たされる。もし私が仏に随って遊行すれば、十八種の希有な利益があるが、無量百千の大衆に囲まれ、濁った水を多く飲み、樹下に座っても得ることは難しい。私はむしろ一つの旧知の比丘を連れて、三宝を讚嘆しながら先に行こう。そうすれば、我々は安楽に行き、多くの利養を得られるだろう」と。ウパナンダはこれを聞いて言った。「阿闍梨よ、あなたは金の鉢を捨てて土の鉢を求めるのですか？あなたの弟子ダルマは、常に慚愧の心を持ち、追悔を念とし、諸々の学処を愛楽奉持しています。彼でさえ恥じて来ようとしません。他の者がどうして追従するでしょうか？しかし仏世尊は四摂事を説かれました。布施、愛語、利行、同事です。これらを行えば、彼も来るかもしれませんが、我々はどれも持たず、誰が共に住もうとするでしょうか？」その時、ダルマは僧伽胝がかなり古く破れていたため、誰かが布を与え、新しく作りたいと思った。彼は思った。「今、師の所へ行き、僧伽胝を作りたいと尋ねよう」と。そして得た布を持って難陀の所へ行った。その時、乞食比丘がダルマを見て尋ねた。「ダルマ尊者、どこへ行かれるのですか？」彼は答えた。「古い僧伽胝があり、今この布を得ました。師の所へ行き、新しく作りたいと尋ねるのです」と。乞食比丘は聞いて言った。「もし新しく大衣を作るなら、この古い物を私にください」と。ダルマは「よろしい」と答えた。ダルマは難陀の所に至り、言った。「師よ！私の僧伽胝は古くなり、今この布を得て新しく作りたいので、お許しを請います。」ウパナンダは難陀に言った。「阿闍梨よ、今こそ時です。」難陀は言った。「ダルマ尊者よ、私には僧伽胝がある。今それをあなたに与えよう。新しいものを作る必要はない。」ダルマは答えた。「要りません。師よ！私はただこれを縫って大衣を作ります。」ウパナンダは言った。「ダルマよ！私は昔聞いたことと、今見ることが異なる。私はあなたが常に慚愧の心を持ち、追悔を心とし、諸々の学処を愛楽奉持すると聞いていた。私はあなたが師の教えに背くとは知らなかった。あなたの師が悪事を勧めるというのに、あなたは従うのか？」ダルマは尊者に責められ、黙って何も言えなかった。難陀は僧伽胝をダルマに与え、彼はそれを受け取った。そして言った。「師よ！この布をお受けください。」難陀は言った。「ダルマ尊者よ、私はあなたと衣を交換しようというのか？この布はあなた自身で使いなさい。」ダルマは思った。「今、この愚かな物をどうして使おうか？」そして師に言った。「今、この布を僧伽に施したいと思います。かつて乞食比丘が古い僧伽胝を求めましたので、それを彼に与えたいのです。」師は「随意にせよ」と言った。そこでダルマは布を僧伽に施し、僧伽胝を乞食比丘に与えた。

達摩便於他日著僧伽胝禮親教師足，是時難陀報達摩曰：「具壽阿難陀傳世尊教，今者欲向人間遊行，能隨從者可料理衣服。我等若住於此，日歷百門方能滿腹。若我隨佛出遊行者，雖有十八種希奇利益，然而無量百千大眾圍繞，多飲濁水設樹下坐亦無由得。我等宜應讚歎三寶在前而去，若如是者我等方得安樂而行多獲利養。」達摩報曰：「鄔波馱耶！若從佛行有十八種利，然鄔波馱耶將為過患，我今情樂從佛世尊。」難陀報曰：「具壽！汝隨我去。」達摩報曰：「鄔波馱耶！我不前行，願隨佛後。」難陀瞋忿即便告曰：「愚癡物！我豈為福與汝大衣，本意望汝隨我後去。若不去者還我衣來，我不與汝。」是時達摩即自思念：「我寧無衣，不能共此六惡行人相隨而去，容生過惡。」即還彼衣。

> ある日、達摩は僧伽胝（そうぎゃち）を身にまとい、親教師（おし＝師匠）の足元に礼をしました。 その時、難陀（なんだ）が達摩に言いました。 「尊い方、アーナンダが世尊の教えを伝えています。今、人間の世界へ遊行（ゆぎょう）に出かけようとしています。共に従いたい者は、衣（ころも）の準備をしておくようにとのことです。 私たちがここに留まるなら、日に百もの門を巡ってようやく腹を満たせます。しかし、もし私が仏に従って遊行に出れば、十八種類の素晴らしい利益があると言われています。とはいえ、無数の大衆に囲まれ、濁った水を多く飲み、木の下に座ることさえ叶わないでしょう。私たちは、まず三宝を讃嘆しながら進み、そうすれば安楽に歩み、多くの供養を得られるはずです。」 達摩は答えました。「尊き師よ！もし仏に従って行けば十八の利益があるとしても、師よ、それを煩わしいとお考えなら、私は仏世尊に従いたいと思います。」 難陀は言いました。「尊い方よ、あなたは私について来なさい。」 達摩は答えました。「尊き師よ、私は前には進みません。どうか仏の後ろに従わせてください。」 難陀は怒って言いました。「愚か者め！私はお前のために大衣（だいえ）を施したのではない。本来の望みは、お前が私の後に従うことだ。もし従わないなら、その衣を返せ。お前にはやらぬ。」 その時、達摩は思いました。「衣がなくても構わない。この六つの悪行をなす者と共に行くことはできない。共にいれば過ちを犯すかもしれない。」こうして彼は衣を返しました。

爾時世尊大眾圍遶，廣如上說，隨路而去。諸佛常法將欲行時，猶如象王全身右顧，勿令徒眾披服乖儀，便見達摩著上下二衣欲人間遊履，見已便告具壽阿難陀曰：「阿難陀！豈安居後苾芻不得衣利耶？」阿難陀白佛言：「大德！苾芻得衣。」佛言：「若得衣者，何意達摩苾芻但著上下二衣欲人間遊踐？」時具壽阿難陀具以因緣而白世尊，世尊告曰：「豈有苾芻與他衣已而更奪耶？」爾時世尊以此因緣問難陀曰：「汝實奪衣。」答言：「實奪。」佛以種種呵責廣說如前，乃至「制其學處，應如是說：

> その時、世尊は大勢の大衆に囲まれ、先に述べたように道を進んでおられた。諸仏には常に、歩みを進める際には、象王のように全身を右に向けて、弟子たちの服装が乱れていないかを確認されるというお定まりがあった。すると、尊者ダルマが上下の二衣を身に着けて、人々の間を遊行しようとしているのが見えた。それを見て、世尊は具寿アーナンダに告げられた。「アーナンダよ。雨安居が終わった後に、比丘は衣の布施を得られないということがあるのか。」アーナンダは仏に申し上げた。「大徳よ、比丘は衣を得ております。」仏は言われた。「もし衣を得ているならば、どうしてダルマ比丘はただ上下の二衣だけを身に着けて、人々の間を遊行しようとしているのか。」そこで具寿アーナンダは、その事情を詳しく世尊に申し上げた。世尊はお告げになった。「他の比丘に衣を与えておきながら、それを奪い返すなどということがあろうか。」そして世尊はこの因縁によって、ナンダに問われた。「あなたは確かに衣を奪ったのか。」ナンダは答えた。「確かに奪いました。」仏は様々に呵責され、先に述べたように詳細に説かれ、ついに「学処を制定して、次のように説くべきである」と定められた。

「若復苾芻，先與苾芻衣，彼於後時惱瞋罵詈生嫌賤心，若自奪、若教他奪，報言：『還我衣來不與汝。』若衣離彼身自受用者，泥薩祇波逸底迦。」

> もしも僧が、以前に別の僧に衣（ころも）を与えた後、その僧に対して怒りや悪口を言い、嫌ったり軽んじる心を起こし、自ら取り上げたり、他の者に取り上げさせたりして、「その衣を私に返せ。お前に与えるつもりはない」と言ったとする。もしその衣が相手の手を離れ、自らがそれを使ったならば、それは尼薩耆波逸提（にっさぎはらいつ）の罪となる。

若復苾芻者，謂釋子難陀。

與苾芻者，謂是達摩。

衣有七種，如前廣說。

與衣者，謂與共住門人或復餘類。

後時者，謂於別日。

惱瞋罵詈生嫌賤心者，謂身語心現瞋恚相。

自奪、使人奪取彼衣離身者，謂總離身。

自受用者，謂屬己也。

泥薩祇波逸底迦者，廣如前說。

此中犯相其事云何？有三種相：謂身、語、二俱。身者，若先與衣，後懷瞋恨手自奪取、或牽、或挽，然口不言，乃至衣角未離身時得惡作罪，離身之時便招捨墮，是名身業。語者，謂出其言而奪彼衣，不動身手，結罪同前。二俱者，謂以身語而奪其衣，結罪同前。

言教他者，若教苾芻奪彼衣時，衣未離身二俱惡作，若離身者俱得波逸底迦。主有捨過，若教尼奪，罪亦同此。下之三眾皆得惡作；若諸俗人男女奪者，得無量罪。無犯者有二種：一、為難事，二、為順教。言難事者，若其二師見己門徒於恐怖等處，或在非時河岸涉險，恐其失落強奪取衣，此皆無過。言順教者，若其二師見己門徒與惡知識而為狎習或同路去，奪取其衣勿令造惡，是名順教。又無犯者，最初犯人，或癡狂、心亂、痛惱所纏。