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四明十義書 (四明十義書)


重刻四明十義書序
圓宗觀道曠遠深絕。必須稟宗匠之開決。更自精揀方善得通達焉。設或不然。名衲老宿尚失正路。況初學後進不入邪徑殆希矣。昔者慈光恩師。兼講華嚴。不深本教。濫用他宗。輒定一念為真。從是今宗境觀大壞亂矣。遂使圓談法性錯為直顯心性而廢光明玄之廣本也。於是四明尊者惜乎正教慜於來蒙勉與梵天昭師問答往復各及五回。今之十義書者撮彼五回之文而集大成者也。一披此書非惟往復始終灼然可觀。亦夫定境修觀託事附法妙解妙行唯色唯心凡觀道之晦于時者燦然明矣。嗚呼因山外之邪說觀心正義翻顯昭代其猶猪揩金山風益求羅耳。幸此書嘗流至此邦而尚不弘於世人無知其為至珍也。至吾立和尚屢屢講演稱讚四方學人普識照觀道之光明幢也。當今之時苟欲曉天台荊溪之宗教。必須依憑四明指南。欲解四明之文。先當精練十義指要。兩訓不精於斯今宗觀道明者不也。然現行義書寫誤不尠子注文字相逼難見讀者病焉。今為訂正重上梨棗更揭忠師科於文上以代學人合寫之勞。後學精讀此書勤勤綣綣則能解釋宗教通達觀道自在無礙。譬如破竹初節既破餘節皆去不難也。學者於斯不可忽之也。

円宗の観道は広遠で深く絶妙であり、必ずや宗匠の開示と決断を受け、さらに自ら精選しなければ、よく通達することはできません。もしそうでなければ、名高い老練の僧侶でさえ正しい道を見失い、ましてや初学の後進が邪な道に入らないことは、ほとんど望めないでしょう。昔、慈光恩師は華厳経をも講じましたが、自らの教えの根本を深く理解せず、他宗の教えを濫用し、軽率に一念を真実と定めたため、今の宗派の境と観は大きく乱れてしまいました。その結果、円満に法性を説くことが、直ちに心性を顕すことと誤解され、光明玄の広大な教えが廃れてしまったのです。そこで四明尊者は、正しい教えが失われることを惜しみ、後世の迷える者を憐れんで、梵天昭師と問答を交わし、それぞれ五回に及びました。今の『十義書』は、その五回の問答をまとめ、大成したものです。この書を開けば、問答の経緯が明らかに見えるだけでなく、定境と修観、事に託し法に附する妙解と妙行、唯色と唯心など、観道が時代に埋もれていたものが、鮮やかに明らかになります。ああ、山外の邪説によって観心の正義がかえって顕わになったのは、まるで豚が金山をこすり、風が羅を求めて益々強まるようなものです。幸いこの書はかつてこの国に伝わりましたが、まだ世に広まらず、人々はその至宝たる価値を知りません。わが立和尚はたびたび講演し称賛し、四方の学人が広く観道の光明の幢を知るようになりました。今の時代、天台宗と荊渓の教えを理解しようとするならば、必ず四明の指南に依拠しなければなりません。四明の文を解そうとするならば、まず『十義指要』を精練すべきです。この二つの教えを深く学ばなければ、今の宗派の観道を明らかにすることはできません。しかし、現行の『義書』には誤写が少なくなく、注釈の文字が迫って見づらく、読者を悩ませています。今、これを訂正し、新版として出版し、さらに忠師の科段を文の上に掲げ、学人が書き写す労を省きます。後学がこの書を精読し、勤勉に学べば、宗教を解釈し、観道に通達し、自在無礙となることができるでしょう。まるで竹を割るように、最初の節が破れれば、残りの節も難なく割れるのです。学ぶ者はこれを軽んじてはなりません。

旹

今

元文丙辰七月上澣 唐山比丘(慶)義瑞謹識

十義書序

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