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title: "眾經撰雜譬喻 · 19"
description: "眾經撰雜譬喻由後秦高僧鳩摩羅什翻譯，道略集錄。該書成書於姚秦時期，是佛教譬喻類經典的重要彙編，收錄了諸多以譬喻故事闡釋佛理的短篇，內容涉及因果、修行、慈悲智慧等核心教義。這些故事生動淺白，旨在化深奧哲理為通俗實踐，助人覺悟。該經典在漢傳佛教中具有重要地位，既是初學者的入門指引，也是弘法利生的方便法門，對佛教文學與思想傳播影響深遠。"
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### （一九）

> （一九）

昔迦葉佛時，有兄弟二人，出家俱為沙門。兄好持戒坐禪，一心求道而不好布施；弟好布施修福，而喜破戒。釋迦出世，其兄值佛出家修道，即得阿羅漢，而獨薄福常患衣食不充，與諸伴等遊行乞食，常獨不飽而還。其弟生象中，為象多力能却怨敵，為國王所愛，以好金銀珍寶瓔珞其身，封數百戶邑供給此象隨其所須。兄比丘者，值世大儉，遊行乞食七日不得，末後得少麤食殆得存命，先知此象是前世兄弟，便往詣象前，手捉象耳而語之言：「我與汝俱有罪耶！」象便思惟比丘語，即得自識宿命，見前世因緣，象便愁憂不復飲食。象子怖懼往白王言：「象不復飲食，不知何意？」王問象子：「先無人犯象不？」象子答王言：「無他異人，惟見一沙門來至象邊，須臾便去耳！」王即遣人四出覓此沙門。有人於林中樹間得，便攝此沙門將詣王前。王問沙門言：「至我象邊何所道說？」沙門答王言：「無所多說，我直語象言：『我與汝俱有罪耳！』」時沙門便向王具說前世因緣事，王意便悟，即放此沙門令還所止。是以修福之家戒施兼行，莫偏執而功德不備也。

> 昔、迦葉仏の時代に、兄弟が二人おりました。二人とも出家して沙門となりました。兄は戒律をよく守り、坐禅を好み、一心に道を求めましたが、布施を好みませんでした。弟は布施を好んで福を積みましたが、戒律を破ることを好みました。 釈迦仏がこの世に現れたとき、兄は仏に会って出家して道を修行し、すぐに阿羅漢の悟りを得ました。しかし、ひとり福報が薄く、いつも衣食が足りず、仲間たちとともに托鉢に出かけても、いつもひとりだけ満たされずに帰ってきました。 その弟は象に生まれ変わりました。その象は力が強く、敵を退けることができたので、国王に愛され、金银や珍宝の装飾品を身にまとい、数百戸の村を与えられて、思いのままに養われていました。 兄の比丘は、世が大飢饉に見舞われたとき、托鉢に出かけましたが七日間何も得られず、ようやくわずかな粗末な食べ物を得て、かろうじて命をつなぎました。彼は以前からこの象が前世の弟であることを知っていました。そこで象のところへ行き、手で象の耳を捉えて言いました。「私はお前とともに罪があるのだろうか？」 すると象は比丘の言葉を思いめぐらし、自分の前世を悟り、過去世の因縁を見ました。象は憂い悲しみ、食事をしなくなりました。 象使いは恐れて王に申し上げました。「象がもう食事をしなくなりました。いったいどうしたことでしょうか？」 王は象使いに尋ねました。「先ほど、誰かが象にちょっかいを出した者はないか？」 象使いは王に答えました。「他に変わった者はおりません。ただ一人の沙門が象のそばに来て、しばらくして立ち去っただけです。」 王はすぐに人を遣わして、四方八方にこの沙門を探させました。ある者が林の中の木の間に見つけ、この沙門を捕まえて王の前に連れて行きました。 王は沙門に尋ねました。「私の象のそばに来て、何を言ったのか？」 沙門は王に答えました。「特別なことは何も言いませんでした。ただ象に言ったのです。『私はお前とともに罪があるのだろうか？』と。」 そのとき沙門は王に、前世の因縁の話を詳しく語りました。王はその意味を悟り、すぐにこの沙門を放して、元の住処に帰らせました。 このように、福を修める者は、戒律と布施をともに行うべきであり、一方に偏って功徳を完全にせぬことがあってはなりません。