大蓮花三昧耶印第一
大蓮華三昧耶印 第一
「二手合掌,以二頭指二中指二無名指各竪磔開微屈,頭指相去寸半,二大指二小指各竪相著微屈。印明曰:
両手を合わせ、人差し指、中指、薬指をそれぞれ立てて少し開き、軽く曲げ、人差し指同士は一寸半ほど離し、親指と小指はそれぞれ立てて互いに軽く触れ、少し曲げる。印明は次の通り:
「娜謨囉怛娜(二合)怛囉(二合)耶野(一)娜麼阿(上)唎耶(二合)婆(無何反,下同音)露抧諦濕嚩(二合無可反,下同音)囉野(二)菩地薩埵野(三)摩訶薩埵野(四)摩訶迦(居邏反,下同音)嚕抳迦野(五)唵(喉中擡聲呼)(六)參(去)摩曳譟(蘇到反,下同音)咩(彌養反)(七)扇諦彈諦(八)薩嚩參(去)摩耶(去)(九)努鉢囉(二合)尾瑟𪘨(二合)(十)奴邏努霓(魚抧反)(十一)莎嚩(二合)訶(十二)」
ナモ ラタナ トラヤヤ ナマ アリヤ カンゼオン ボサツ マカサッタヤ マカ キャルニカヤ オン サン マエイ サンメイ センテイ サルバ サン マヤ ヌ プラ ビシャヤ ヌラ ヌゲイ ソワカ
「若欲作曼茶羅時,當於壇地先誦身心三明一千八十遍,即結此印明印七遍,以印東西南北四維上下各揮三遍,靜心想印作百千葉七寶開敷蓮華,供養一切諸佛菩薩、諸天龍神一切歡喜。凡欲洗浴,以小心明加𭠒字,明水七遍,右手摩水則用沐浴,不明不用。」
曼荼羅を作ろうとする時は、まず壇の場所で身心三明を千八十回唱え、続けてこの印明を七回結びます。印を結びながら東西南北、四隅、上下の十方にそれぞれ三度ずつ印を振り、静かに心を澄ませて百千の花びらを持つ七宝の開花した蓮華を思い描き、一切の諸仏菩薩、諸天龍神を供養し、すべての存在を喜ばせます。
また、沐浴をする時は、小心明に「𭠒」の字を加えて唱え、水に七回明をかけます。右手でその水を撫でてから沐浴に用います。明をかけない水は用いてはいけません。