禁頂印第十
禁頂印第十
「以右手中指無名指小指作拳,以頭指捻大拇指面中文。印呪曰:
右手の中指、薬指、小指を握り、人差し指で親指の腹を押さえます。印を結び、真言を唱えます。
「唵(一)矩嚕矩麗(二)莎嚩(二合)訶(三)」
オーム、クルクレイ、スヴァーハー。
「次作此印,明印三遍印頂上。作浴法時,於其中間不得瞋怒起諸漏心,亦不得見諸臭穢物諸惡人輩。一心憶念聖觀自在,即入道場頂禮三寶,次禮聖觀自在,用小心明明水五遍,灑治諸供藥物及灑道場。」
次にこの印を作り、明を三回唱えながら印を頂上に押します。沐浴の行法を行う間は、怒りや煩悩の心を起こしてはならず、また不浄なものや悪しき人々を見てはなりません。ただ一心に聖なる観自在菩薩を思い、道場に入って三宝に礼拝し、次に聖なる観自在菩薩に礼拝します。それから清らかな水を用いて五回、供物や薬草、そして道場全体に清めの水を注ぎます。