---
title: "雜譬喻經 · 3"
description: "雜譬喻經是一部漢譯佛教經典，具體作者已不可考，相傳由古代印度佛教僧侶所集結。該經於東漢至魏晉時期傳入中國，並由多位譯師逐步譯出，是早期譬喻類佛經的重要代表。全經通過大量生動的寓言故事和譬喻，深入淺出地闡釋佛教因果、無常、修行等核心教義，旨在引導眾生覺悟。該經不僅具有極高的文學價值，其內容貼近生活、易於理解，在佛教通俗教化與義理傳播中佔有獨特地位，對漢傳佛教民間信仰與文化影響深遠。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmczljvxc0ubtjj04d2naprtf"
---

### （三）

> （三）

昔南天竺有一國名私呵絜，處海渚之上，其城縱廣八萬餘里。時他國有一老母名阿龍，遭難荒亂流離在此國，孤單無所歸，依乞匃生活，詣長者家欲求寄附。時長者婦見之，問訊老母，老母具自陳說窮厄之意。長者愴然愍之，語老母言：「可住我家耳，當相資給。」老母喜曰：「吾無以上報，當以小小作使，所作眾務不敢憚勞也！」便停止住。意有悲喜：「昔日供侍眾僧隨意所設，今日忽爾窮厄，施心不達，內自感傷。」前禮道人，問訊已訖：「不審僧朝中得供未也？」道人答曰：「朝來入城乞匃了無所得，是以便還所解耳！」老母即念：「欲得飯眾僧，而自了無所有。」白諸道人：「我今入城視之，若得供辦者，當還白之！若無者亦當使知消息。」於是眾許可，各各解住樹下。

> 昔、南の天竺に、私呵絜という国がありました。海の島の上にあり、その城は縦横に八万余里もありました。その頃、他国からア龍という老母が、災難に遭い荒れ果てた地をさまよって、この国に流れ着きました。独りぼっちで行き場もなく、物乞いをして暮らしていました。ある長者の家に身を寄せたいと願い出ると、長者の妻が老母を見て、様子を尋ねました。老母は自らの貧しく苦しい有り様を詳しく話しました。長者は心を痛め、哀れに思い、老母に言いました。「我が家に住むが良い。助けてやろう。」老母は喜んで言いました。「私は何もお返しできませんが、小さなことでもお仕えいたします。どんな務めも、疲れを厭いません。」こうして留まることになりました。心には喜びと悲しみが混ざっていました。「昔は、僧侶たちに自由に施しをしていたが、今は突然の貧しさで、施しの心を果たせず、心から悲しむ。」そうして、ある道人に会い、挨拶を済ませて尋ねました。「僧侶たちは、朝の供養を受けられましたか？」道人は答えました。「今朝、町に乞食に行ったが、何も得られなかった。だから、戻って休んでいたのです。」老母は思いました。「僧侶たちに食事を施したいが、自分には何もない。」そして、道人たちに言いました。「今、町に行って様子を見てきます。もし用意ができたら、お知らせします。できなければ、そのこともお伝えします。」道人たちはこれを許し、それぞれ木の下で休みました。

於是老母還舍啟長者婦，宜用數千錢：「今我雖在此作使，願身自賣終身為婢，可立券要。」長者婦問曰：「卿在此仰我衣食，欻復用錢為？持作何等？」老母白言：「私宜急用，不可得說。」於是長者婦以錢與之，語言：「為持去用，若有時自可還，我以券何為？」老母得錢，詣其左右先素知識者，具以情告之：「以錢人人付，使為供六十家。」須臾已辦，齎詣道人。「本謂無實定，至誠乃爾。」皆怪其精進，出於不意，而問老母：「居止何處？吾朝分衛無里不遍，何以都不相值見耶？」老母具自陳說本末：「我是某國中人也，家素奉佛供養眾僧。值世荒亂流離至此，室家蕩盡一身孤獨，依附此國大長者家，給其使令，仰其衣食，空身寄命了無一錢。向見道人悲喜交集，心有所懷，悲願不果。白夫人：『以身自賣，求索少少，欲飯眾僧。』慈惠見愍，微誠得遂耳！」道人歎曰：「真可謂盡信施矣！」皆相謂曰：「吾等亦為五陰之身行求分衛，今日之食便為噉人肉也，宜各建意以報施功。」眾人齊心立八惟務禪，精誠感通即獲超定，神足威靈振動境界，樹木曲躬有似跪拜。道人見證，讚敘施主。

> 老母は家に戻り、長者の妻に言いました。「どうか、数千銭をお借りいただけませんか。今こうしてお仕えしておりますが、自分を売り、終身の奴婢となる代わりに、証文を交わしていただきたいのです。」 長者の妻が問いました。「あなたはここで、私から衣食を得ているのではありませんか。それなのに、なぜ突然そんな大金が必要なのですか？何に使うのですか？」 老母は申しました。「急な私用でございます。お話しすることはできません。」 そこで長者の妻は老母に金を与えて言いました。「持って行って使いなさい。もし都合がついたら、いつでも返せばよいのです。証文など、何になるというのですか？」 老母は金を得ると、以前から親しくしていた隣人たちのところへ行き、事情を詳しく話しました。「この金を皆さんにお預けしますので、六十の家々に施しを届けてください。」 間もなく準備が整い、老母はそれを道人たちのもとへ届けました。 もともと、本当に実行するとは思っていなかった道人たちは、「ここまで誠実だったとは」と驚き、その精進を思いがけず賞賛しました。そして老母に尋ねました。「あなたはどこにお住まいなのですか？私たちは朝の托鉢で、里という里はすべて巡りましたが、どうしてお目にかかれなかったのですか？」 老母はことの次第を詳しく語りました。「私はある国の者で、家は代々仏に帰依し、僧侶たちを供養してまいりました。ところが世の乱れにより流浪してこの地に至り、家族は皆失い、ただ一人で身を寄せる者もなく、この国のある長者の家に身を寄せ、雑用を務め、衣食を得ております。身一つで命を預かる身、一文の金も持っておりません。先ほど道人たちをお見かけし、悲しみと喜びが入り混じり、心に願いを抱いたものの、その願いが果たせぬことを悲しみました。それで夫人に申し出て、自らを売り、わずかばかりの金を得て、僧侶たちに食事を捧げようとしたのです。慈しみ深い夫人が私の願いを憐れみ、微かな誠意がついに叶ったのでございます。」 道人たちは嘆息して言いました。「まことに、これこそが『施しへの尽くされた信』というものです。」 皆が互いに言い合いました。「我々もまた五陰の身をもって托鉢をしている。今日の食物は、まさに人の肉を食らうようなものだ。それぞれが心を定めて、施しの功徳に報いるべきである。」 一同は心を一つにして『八惟務禅』を修め、精誠が天に通じ、たちまち超脱した境地を得ました。その神通力と威霊は大地を震動させ、木々はその枝を曲げて、まるで跪いて礼拝しているかのようでした。 道人たちはその証を得て、施主の功徳を称えました。

國王驚肅怪其所以，召諸群臣共議：「原其感瑞，何緣致茲？」臣下四出觀察其所由，見城門外道人群集，施者濟濟，其共相慶賴。即入白王，王曰：「正是所為，速請呼來！」臣下還宣王命。老母怖悸懼有非禍，報答臣曰：「吾身繫屬長者婦，不得自由。」臣還白此意，王曰：「并請命來。」於是長者婦聞王勅命，即與老母詣王所。王問其意，老母具以本末白王言。王曰：「吾為國主富有自在，然不知奉敬三尊、供養道士，如此老母致感若斯！」王曰：「此母則吾師。」迎着宮內，香湯洗浴坐於師位。宮人、婇女合二萬人，王身受戒為優婆塞，夫人、婇女為優婆夷。國人一切普發道意。

> 王は驚き畏れ、その理由を怪しみ、群臣を召して共に議した。「この瑞応の起こりは、いかなる緣によるものか。」臣下たちは四方に出てその由緒を探り、城外の門に多くの道士たちが集まり、施しをする人々が列をなし、互いに喜び祝っているのを見た。すぐに入内して王に告げると、王は言った。「まさにこれが原因だ。すぐに招き連れて来い。」臣下が戻って王の命を伝えると、老母は恐れおののき、禍いがあるのではと懼れ、臣下に答えた。「私は長者の妻に仕える身で、自由がききません。」臣下がその旨を王に報告すると、王は言った。「では、その者も一緒に連れて来るように。」長者の妻は王の勅命を聞き、老母と共に王のもとへ参上した。王がその事情を問うと、老母は事の次第を詳しく王に申し上げた。王は言った。「私は国を治める主で、富み栄えること自在であるが、三宝を敬い、道士を供養することを知らなかった。この老母の行いが、かくも感応を起こすとは！」そして言った。「この老母こそ、我が師である。」王は老母を宮中に迎え入れ、香湯で沐浴させ、師の座に据えた。宮人や女官合わせて二万人、王自身は戒を受け優婆塞となり、夫人や女官たちは優婆夷となった。国の人々も皆、菩提心を発した。