佛本行集經卷第三
仏本行集経 第三巻
隋天竺三藏闍那崛多譯
隋の天竺三蔵 闍那崛多 訳
發心供養品下
発心供養品 下
爾時,世尊在舍衛城,告阿難言:「阿難!諸佛菩薩晝夜常說一切諸法,有四種攝而攝眾生。何等為四?一者布施,二者愛語,三者利益,四者同事。」
その時、世尊は舎衛城におられ、阿難にこうおっしゃいました。 「阿難よ、諸仏や菩薩は昼夜を問わず、あらゆる教えを説きながら、四つの方法で衆生を導き救う。その四つとは何か。一つは布施、二つ目は愛語、三つ目は利行、四つ目は同事である。」
爾時,阿難從座而起,整理衣服,偏袒右肩,合十指掌,右膝著地,而白佛言:「世尊!如來往昔供養幾佛,求阿耨多羅三藐三菩提?於何佛邊種諸善根,為未來世求於菩提?」
その時、阿難は座から立ち上がり、衣を整え、右肩を露わにし、両手を合わせて、右膝を地につけ、仏に申し上げました。
「世尊よ、如来は過去にどれほどの仏を供養し、阿耨多羅三藐三菩提を求められたのでしょうか。どの仏のもとで善根を培い、未来の世のために菩提を求められたのでしょうか。」
佛告阿難:「諦聽諦受!善思念之!今當為汝說彼如來諸佛名字,并及所種善根之處。
仏は阿難に告げられた:「よく聞き、よく受けとめなさい。心を込めて考えなさい。今、あなたのために、あの如来・諸仏のお名前と、その方々が善根を植えられた場所について説きましょう。」
「阿難!我念往昔,有佛出世,號曰然燈多陀阿伽度、阿羅訶、三藐三佛陀,於彼佛邊種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。
阿難よ、私は過去を思い起こす。ある仏陀が世に現れ、その名は然燈如来、阿羅訶、正等覚者と称された。私はその仏陀の御前で多くの善根を培い、未来世において無上正等覚を得んことを求めたのである。
「次復,一佛出現於世,號世無比,我時供養彼佛世尊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。次復,一佛出現於世,號蓮華上,我時供養彼佛世尊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。
さらにまた、一仏が世に出現された。その名を世無比と申し上げる。私はその時、彼の仏世尊に供養し、さまざまな善根を培い、未来世における阿耨多羅三藐三菩提を求めた。
さらにまた、一仏が世に出現された。その名を蓮華上と申し上げる。私はその時、彼の仏世尊に供養し、さまざまな善根を培い、未来世における阿耨多羅三藐三菩提を求めた。
「次復,一佛出現於世,號最上行,我時供養彼佛世尊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。次復,一佛出現於世,號德上名稱,我時供養彼佛世尊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。
次にまた、一仏が世に出現された。その名は最上行仏。私はその時、彼の仏世尊に供養を捧げ、さまざまな善根を積み、未来世における阿耨多羅三藐三菩提を求めました。
さらに次に、一仏が世に出現された。その名は徳上名称仏。私はその時、彼の仏世尊に供養を捧げ、さまざまな善根を積み、未来世における阿耨多羅三藐三菩提を求めました。
「次復,一佛出現於世,號釋迦牟尼,我時供養彼佛世尊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。次復,一佛出現於世,號曰帝沙,我時供養彼佛世尊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。
さらにその後、一仏が世に出現され、釈迦牟尼と名乗られた。その時、私は彼の仏世尊に供養し、様々な善根を積み、未来世において阿耨多羅三藐三菩提を求めました。次にまた、一仏が世に出現され、帝沙と名乗られた。その時も、私は彼の仏世尊に供養し、様々な善根を積み、未来世において阿耨多羅三藐三菩提を求めました。
「次復,一佛出現於世,號曰弗沙,我時供養彼佛世尊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。次復,一佛出現於世,號見一切利,我時供養彼佛世尊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。
次に、また一仏が世に出現された。その名は弗沙仏といい、私はその時に彼の仏世尊を供養し、様々な善根を培い、未来世における阿耨多羅三藐三菩提を求めた。
さらに次に、また一仏が世に出現された。その名は見一切利仏といい、私はその時に彼の仏世尊を供養し、様々な善根を培い、未来世における阿耨多羅三藐三菩提を求めた。
「次復,一佛出現於世,號毘婆尸,我時供養彼佛世尊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。次復,一佛出現於世,號曰尸棄,我時供養彼佛世尊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。
さらに、次に一仏が世に出現され、毘婆尸仏と号された。その時、私はその仏世尊に供養し、さまざまな善根を培い、未来世において阿耨多羅三藐三菩提を求めました。次にまた、一仏が世に出現され、尸棄仏と号された。その時、私はその仏世尊に供養し、さまざまな善根を培い、未来世において阿耨多羅三藐三菩提を求めました。
「次復,一佛出現於世,號毘沙門,我時供養彼佛世尊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。次復,一佛出現於世,號拘留孫,我時供養彼佛世尊,種諸善根,乃至梵行,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。
次にまた、一仏が世に現れ、毘沙門仏と名乗られました。その時、私はその仏世尊に供養し、さまざまな善根を積み、未来世における阿耨多羅三藐三菩提を求めました。
次にまた、一仏が世に現れ、拘留孫仏と名乗られました。その時、私はその仏世尊に供養し、善根を積み、清らかな行いを実践し、未来世における阿耨多羅三藐三菩提を求めました。
「次復,一佛出現於世,號拘那含牟尼,我時供養彼佛世尊,種諸善根,乃至梵行,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。
さらにまた、一仏が世に出現され、拘那含牟尼仏と号された。その時、私はその仏世尊を供養し、さまざまな善根を積み、梵行を修め、未来世における阿耨多羅三藐三菩提を求めたのである。
「次復,一佛出現於世,號曰迦葉,我時供養彼佛世尊,種諸善根,乃至梵行,求未來世阿耨多羅三藐三菩提。
また次に、一仏が世に出現され、その名を迦葉仏と申し上げます。その時、私はその仏世尊に供養を捧げ、種々の善根を積み、梵行を修め、未来世において阿耨多羅三藐三菩提を求めました。
「阿難!我於彌勒菩薩之邊,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提,而有偈說:
阿難よ、私は弥勒菩薩のそばで、様々な善根を植え、未来世における無上正等覚を求めました。そして、次のような偈を説いたのです:
「此佛大威德, 離欲得寂靜,
釋迦牟尼佛, 皆悉供養來。」
この仏は大いなる威徳をそなえ、欲を離れ寂静を得たまいし、 釈迦牟尼仏に、みなことごとく供養を捧げに参じました。
爾時,阿難白佛言:「世尊!如來供養彼等諸佛、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀,將於何等供養之具,供養彼佛,種諸善根,求未來世阿耨多羅三藐三菩提?」
その時、阿難は仏陀に申し上げました。「世尊よ、如来が過去に供養された諸仏、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀に対して、どのような供養の具をもって供養し、善根を積み、未来世において阿耨多羅三藐三菩提を求めたのでしょうか?」
佛告阿難:「我念往昔,過無量世,有一國王,名曰降怨,是剎利種,紹灌頂位。其王福德,壽命極長,端政可憙,名稱遠聞。阿難!彼降怨王居住之處,有一大城,名曰蓮華。彼王於此城中治化,安置宮殿。彼城東西十二由旬,其南北面經七由旬,土地調適,雨澤以時,五穀豐熟,無所乏少。多有人民,填滿充塞,間無空處。園苑樹林,華果具足,泉流池沼,水常湛然。街巷兩邊,皆安店肆,去來市買,無暫時停,猶如北方毘沙門城,名阿羅迦,東西南北,等無有異。彼蓮華城如是莊嚴種種具足。阿難!彼降怨王有一豪富大婆羅門,名為日主,勇健強力,多饒財寶,象馬奴僕,六畜牛羊,種種皆豐,無所乏少。其庫藏內,純是異類,黃金、白銀、真珠珍寶,車𤦲、馬瑙、珊瑚、虎珀,悉皆備具,一如北方毘沙門王。阿難!時彼日主大婆羅門,特為彼王,心所愛重,恒相伴偶,不曾暫離,日日相見,無厭惓心。
仏は阿難に告げられた。「阿難よ、私は過去の遠い昔を思い起こす。無量の世を経て、降怨という名の王がいた。彼は剎帝利の種族であり、灌頂の位を継いでいた。その王は福徳に恵まれ、寿命は極めて長く、端正で人々に愛され、その名声は遠くまで響き渡っていた。
阿難よ、その降怨王が住まうところに、蓮華という名の大きな都があった。王はこの都において国を治め、宮殿を構えていた。その都は東西十二由旬、南北七由旬に広がり、土地は穏やかで、雨は時を違えず降り、五穀は豊かに実り、何一つ欠けることはなかった。多くの人々が住み、隙間なく満ち溢れていた。園や林には花や果実が豊かに実り、泉や池の水は常に清らかに澄んでいた。街路の両側には店舗が立ち並び、行き交う人々の取引は絶えることなく、ちょうど北方の毘沙門天の都、阿羅迦のようであった。東西南北、その様子は少しも変わらなかった。その蓮華の都は、このようにあらゆる荘厳を備えていた。
阿難よ、その降怨王のもとには、日主という名の大変裕福な大婆羅門がいた。彼は勇猛で力強く、財宝に富み、象や馬、奴僕、六畜や牛羊など、あらゆるものが豊かで、不足するものは何もなかった。その倉庫の中は、黄金、白銀、真珠、宝石、車𤦲、瑪瑙、珊瑚、琥珀など、異なる種類の宝物で満ちており、まるで北方の毘沙門王のようであった。
阿難よ、その日主という大婆羅門は、特に降怨王に心から愛され、重んじられ、常に王に付き従い、一時も離れることはなかった。毎日顔を合わせても、飽きたり倦んだりすることはなかった。」
「阿難!彼降怨王時有一事,將付日主婆羅門判,令好斷決。日主如法分判已後,入彼王意,王於日主婆羅門所,倍生歡喜,分割半國與婆羅門,封授為王,令其治化。時降怨王為彼日主婆羅門王,別更立城,名為埏主,東西南北,街衢巷術,城郭莊嚴,如蓮華城,一無有異。阿難!彼日主王有一夫人,名為月上。阿難!然燈菩薩從兜率下,降神之時,於日主宮月上夫人右脇,入胎端坐,出生成道,說法化人,皆得阿羅漢果。如上因緣,《然燈菩薩本行經》說。時,然燈佛在彼二城,次第居住,說法度人。
阿難よ、あの降怨王の時代に一つの事件があり、日主婆羅門に裁きを任せ、公正に判断させることにした。日主が法に従って裁きを下した後、その判断は王の心に響き、王は日主婆羅門に対して一層の喜びを抱き、国の半分を割いて彼に与え、王として封じ、治めさせた。その時、降怨王は日主婆羅門王のために、新たに城を築き、名を埏主とし、東西南北に通る大通りや小路、城壁の壮麗さは、蓮華城とまったく変わらなかった。
阿難よ、その日主王には月上という名の夫人がいた。阿難よ、然燈菩薩が兜率天から降り、この世に生を受ける時、日主王の宮殿にいる月上夫人の右脇から胎内に入り、端正に坐して誕生し、悟りを開き、説法して人々を教化し、皆を阿羅漢の境地に至らしめた。以上の因縁は、『然燈菩薩本行経』に説かれている。その時、然燈仏はその二つの城に順番に住み、説法して人々を救済した。
「時父日主常以四事,供養彼佛,尊重恭敬,如佛所歎。
その時、父である日主は常に四つの供養をもって、あの仏を供養し、尊重し、恭敬し、仏が称賛される通りにしました。
「阿難!其降怨王漸漸傳聞,彼埏主城日主王宮,第一大妃月上夫人,生一童子,名曰然燈,端政可憙,世間無雙,眾相具足,譬如金像。童子生已,將詣相師國內大智婆羅門所,教令占相童子如是相貌云何?彼相師言:『此童子者,福德莊嚴,若在家內為轉輪王,化四天下,作大地主,具足七寶:一金輪寶,二神珠寶,三玉女寶,四者象寶,五者馬寶,六主兵臣寶,七主藏臣寶;復有千子,悉皆端政,具丈夫相,能摧怨敵,威被大地,四海山林,無不降伏。國土安寧雨澤以時,五穀豐熟,人民安樂,無有苦惱,無有疾病,不用兵戈,如法治化。若捨出家,當得作佛、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀,十號具足,名稱遠聞。』阿難!彼童子捨家出家,乃至得成阿耨多羅三藐三菩提,及轉法輪,名稱遠聞,如上所說。
阿難よ、その降怨王は次第に噂を聞くようになった。かの埏主城の日主王宮において、第一の大妃である月上夫人が、一人の童子を生んだ。名は然燈といい、端正で愛らしく、世に並ぶものなく、あらゆる相を備えていた。まるで金の像のようであった。
童子が生まれた後、彼は占い師のもとへ連れて行かれた。その占い師は、国内で最も賢いバラモンであった。彼らはこう尋ねた。「この童子のこのような相貌は、いかなるものか?」占い師は言った。「この童子は、福徳に満ちておられる。もし在家に留まれば転輪王となり、四天下を治め、大地の主となられるでしょう。七つの宝を具えられます。一つは金輪宝、二つは神珠宝、三つは玉女宝、四つは象宝、五つは馬宝、六つは主兵臣宝、七つは主蔵臣宝です。また千人の子をもうけられ、皆、端正で丈夫の相を備え、怨敵を打ち破り、その威光は大地を覆い、四海や山林までも降伏させるでしょう。国土は安らかで雨は時に応じて降り、五穀は豊かに実り、人民は安楽に暮らし、苦しみも病もなく、戦いもなく、正しい法によって治められるでしょう。もし出家なされば、必ず仏陀となられ、如来・応供・正等覚者として、十の尊称を備え、その名は遠くまで響き渡るでしょう。」
阿難よ、その童子は家を捨てて出家し、ついに阿耨多羅三藐三菩提を得て、法輪を転じ、その名は遠くまで聞こえた。それは、先に述べた通りである。
「時降怨王作如是念:『希有世尊!出世甚難,時時一聞,復難覩見。』是時降怨王即遣使人向日主所,作如是言:『我今傳聞王大夫人生好童子,眾相具足,如上所說。我今欲請彼然燈佛、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀,至我所住蓮華之城,受我微供。王若遣來,彼此蒙益;如其不放,我當嚴備四種兵往。』時彼使人,受是語已,往埏主城日主王所,具以此語白日主王。
その時、降怨王はこのように思いました。「稀有なる世尊よ、世に出られることは大変稀なことであり、その教えを聞くことも、またお姿を拝見することも、時折しか叶わぬことだ。」
そこで降怨王は使者を日主王のもとへ遣わし、次のように伝えさせました。「私は今、王の奥方が優れた童子をお産みになり、そのお姿は先に述べた通り、あらゆる相を備えていると聞きました。私はその燃燈仏、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀をお招きし、私の住む蓮華の城にお迎えして、ささやかな供養を捧げたいと存じます。王がお許しくだされば、双方に利益があります。もしお許しにならなければ、私は四種の軍勢を整えて参上いたします。」
その使者はこの言葉を受け、埏主城の日主王のもとへ赴き、このことをありのままに日主王に申し上げました。
「時,日主王聞此語已,悵怏憂愁,心懷不樂。時日主王集聚群臣,具以上事向而說之:『汝等思惟,彼有是言,欲何報答?』時諸群臣共白王言:『大王!當知,如此之事,還可諮問於然燈佛。何以故?然燈世尊、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀有大慈悲。』時,日主王報諸臣言:『我心亦有如是憶念。』時日主王共諸群臣,躬自往詣然燈佛所,乃至彼佛慰喻王言:『大王安心,莫驚莫怖!莫生憂愁!何以故?我今亦欲遊行他國,教化民人,慈愍一切諸眾生故。』
その時、日主王はこの言葉を聞くと、落胆し憂い、心に楽しみがなくなった。日主王は群臣を集め、先の出来事を詳しく話して言った。「あなたたちは考えてみよ。彼がそのようなことを言ったが、どう返答すればよいか?」すると、群臣たちは共に王に申し上げた。「大王、お聞きください。このようなことは、やはり燃燈仏にお尋ねするのがよいでしょう。なぜなら、燃燈世尊、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀は大いなる慈悲をお持ちだからです。」日主王は群臣に答えて言った。「私の心にも同じ思いがある。」そこで日主王は群臣と共に、自ら燃燈仏のもとへ赴いた。すると、その仏は王を慰め、こう言われた。「大王、安心せよ。驚くな、恐れるな。憂いを生じるな。なぜなら、私も今、他の国へ行き、民を教化し、一切の衆生を慈しみ哀れもうとしているからである。」
「時然燈佛、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀,遊向彼國,化眾生故,即共無量無數百千諸比丘眾,相隨而行。時日主王供養供給然燈如來,四事具足,無所乏少,在後隨從,送佛到於自境界已,頂禮佛足,三匝圍繞,泣淚而還,歸於本宮。
その時、燃燈仏(多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀)は、あの国へ向かい、衆生を教化するため、無量無数の百千の比丘たちと共に、相随って行かれました。その時、日主王は燃燈如来を供養し、四事(衣・食・臥具・医薬)を具足して、何一つ不足なく、後ろについて随従し、如来を自国の境までお送りしました。そして、仏足を頂礼し、三匝して周り、涙を流しながら帰り、自らの宮殿に戻りました。
「時,降怨王聞然燈佛來蓮華城,及於無量聲聞比丘百千之眾,皆是漏盡大阿羅漢,聞已喜歡,嚴治道路,所有雜穢,悉使耘除,挍飾莊嚴,如上所說,乃至等彼乾闥婆城,一種無異。時降怨王出勅告示:『其城內外十二由旬,禁斷一切所有人民,不聽私賣諸香花鬘,其有之處,我自採買,欲持供養彼然燈佛。』時降怨王將四種兵,具大威德,從城而出,迎然燈佛。
その時、降怨王は燃燈仏が蓮華城に来られ、無数の声聞比丘たち、漏尽の大阿羅漢が百千の衆とともに来られたことを聞き、それを聞いて大いに喜び、道路を整え、すべての雑草や汚れを除き、飾り立てて荘厳にした。その様子は、先に述べたように、乾闥婆城に等しく、まったく変わらなかった。時、降怨王は命を出して告げ示した。「城内と城外の十二由旬の範囲で、すべての人民に禁断を命ずる。私的な香や花鬘の売買を許さない。それらはすべて私が買い取り、燃燈仏に供養したいと思う。」時、降怨王は四種の兵を率い、大いなる威徳を具えて城を出て、燃燈仏を迎えた。
佛本行集經受決定記品第二上
仏本行集経 授記品第二上
「爾時,彼國雪山南面有一梵志,名曰珍寶,父母清淨婆羅門種,乃至先祖七世已來,不曾雜穢,無有人能輙敢譏毀。然其種姓皆為智者之所讚譽,又為其餘諸導師等之所恭敬,三種行具,能教一切毘陀之論,四種毘陀皆悉收盡。又闡陀論,字論,聲論,及可笑論,呪術之論,受記之論,世間相論,世間祭祀呪願之論,具足備有大丈夫相,自生善家。復有五百善姓家兒,為其弟子,圍繞供承。阿難當知!爾時,珍寶婆羅門者,現今彌勒菩薩是也。時,彼五百諸弟子等常從是師,讀誦祭祀呪術之法。時彼五百弟子之中,有一大姓婆羅門子,號名為雲,於彼眾中,而作上首,眾行具足,少小從師。時年十六,端政可憙,得善種生,父母清淨,乃至七世,無有穢濁,無能譏呵,其家種族,乃至具足大丈夫相,世間無比,身黃金色,頭髮亦然,其聲清淨,如梵天音。從彼珍寶仙人之邊,受誦呪術,捷利速疾,所得真正,一聞便領,語言辯了,字句分明。所有一切婆羅門家,種種呪術,工巧技能,皆悉洞解。解已語彼梵志師言:『大師和上!我今習學,已盡和上所有德術,意欲還家。』其和上心戀雲童子,不欲別離,即語之言:『汝摩那婆!我有一論,名為毘陀,乃是往昔諸仙所說,一切外道婆羅門等,未曾知聞,況復得見及以教他?』摩那婆言:『唯願和上,為我解說。』
その時、かの国、雪山の南面に一人の梵志がおりました。名を珍宝といい、父母ともに清らかな婆羅門の種族で、先祖七代にわたって混じり気がなく、誰もあえて誹謗することはできませんでした。その種姓はすべて智者に賞賛され、また他の導師たちにも尊敬されていました。三種の行を備え、あらゆるヴェーダの論を教えることができ、四種のヴェーダをすべて収め尽くしていました。また、チャンダ論、字論、声論、および可笑論、呪術の論、受記の論、世間相論、世間祭祀呪願の論を備え、大丈夫相を具足し、自ら善き家に生まれました。さらに五百の善姓の家の子が、その弟子となり、周りにいて仕えていました。
阿難よ、知るがよい。その時、珍宝婆羅門とは、現在の弥勒菩薩である。その時、五百の弟子たちは常にこの師に従い、祭祀呪術の法を読誦していました。その五百の弟子の中に、一人の大姓の婆羅門の子がおり、号を雲といい、その衆の中で上首となり、衆行を具足し、幼い頃から師に従っていました。当時十六歳で、端正で愛らしく、善き種に生まれ、父母ともに清らかで、七代にわたって穢れがなく、誰も誹謗することができませんでした。その家の種族は、大丈夫相を具足し、世間に比類なく、身は黄金色で、髪も同じく、その声は清浄で、梵天の音のようでした。かの珍宝仙人のもとで呪術を受誦し、敏捷で速やかであり、真実を得て、一度聞けばすぐに理解し、言葉は明晰で、字句は明瞭でした。すべての婆羅門の家の、さまざまな呪術、工巧技能を、ことごとく深く理解しました。理解した後、かの梵志師に言いました。
「大師、和尚。私は今、習学し、すでに和尚の持つすべての徳術を尽くしました。家に帰りたいと思います。」
その和尚は雲童子を恋しく思い、別れたくありませんでした。すぐに彼に言いました。
「汝、摩那婆よ。私には一つの論がある。名をヴェーダといい、これは昔の諸仙が説いたもので、一切の外道婆羅門などは、まだ知り聞いたことがなく、ましてや見ることや他に教えることなどできようか。」
摩那婆は言いました。
「どうか和尚、私のために解き説いてください。」
「時,彼梵志即復更教彼摩那婆祕要呪術。時,摩那婆亦悉受得,復更重白彼梵志言:『我今已得和上呪術方法盡解,復更何作?』梵志復告摩那婆言:『我婆羅門種姓相承,復有家法:若有弟子,從師學問,必須報恩,將諸財物以用布施。』摩那婆言:『和上為我解說家法,將何報恩?和上今心欲須何等?』梵志語言:『汝摩那婆!欲報我者,可將一好清淨傘蓋、革屣、金杖,金三叉木,金瓶,金鉢,上下舍勒,五百金錢,如是與我。』
その時、梵志はさらに摩那婆に秘伝の呪術を教えました。摩那婆はそれらをすべて受け取り、再び梵志に尋ねました。「私はすでに師匠の呪術の方法をすべて理解しました。これから何をすればよいでしょうか?」梵志は摩那婆に告げました。「我々婆羅門の家系には代々伝わる家法があります。もし弟子が師匠から学問を受けたならば、必ず恩に報いなければなりません。さまざまな財物を持ってきて布施をするのです。」摩那婆は言いました。「師匠、私に家法を説いてください。どのように恩に報いればよいのでしょうか?師匠は今、何をお望みですか?」梵志は言葉を続けました。「お前、摩那婆よ、私に報いたいならば、清らかで立派な傘蓋、革の履物、金の杖、金の三叉木、金の瓶、金の鉢、上下の衣、五百の金銭を、私に与えるがよい。」
「爾時,童子白梵志言:『和上大師!我無如上所說之物可奉和上,請乞放我,四方求索,得即將來供養和上。』梵志報言:『汝若知時,當隨所去。』時雲童子,頂禮師足,圍繞三匝辭別而行。時雲童子,聞有一處,去此雪山五百由旬,其城名為輸羅波奢,時彼城內有一種姓大婆羅門,名祭祀德,居住彼城。彼婆羅門大富饒財,甚足資產。彼祭祀德大婆羅門,欲為六萬諸婆羅門,奉設一年無遮之會,備辦六萬布施之具,為一一人,人一傘蓋、一三叉木、革屣瓶鉢、上下舍勒,及錢物等,供身之具,皆悉備足。別為上座一婆羅門,造於金柄上妙傘蓋,最勝革屣,純金為杖,金三叉拒,金瓶金鉢,上下舍勒。價數各直百千兩金,五百金錢,一千牸牛,各并犢子,一牛一𤛓得一斗乳,其牛角上,皆以金裝。五百童女,皆珠瓔珞,莊嚴其身;其諸女中有一童女,名曰善技,最為上首,其般遮會年歲已滿,唯一日在。
その時、童子は梵志に申し上げました。「和尚さま、大師さま。私は先ほど申し上げたようなものを和尚さまに差し上げることができません。どうか私をお許しください。四方に求めに行き、手に入れましたらすぐに和尚さまにお供えいたします。」
梵志は答えました。「もし時を知るならば、行きたいところへ行くがよい。」
その時、雲童子は師の足を頂礼し、三匝して巡り、別れを告げて出発しました。
さて、雲童子はある話を耳にしました。この雪山から五百由旬離れたところに、輸羅波奢という名の都がある。その都に祭祀徳という名の大婆羅門が住んでいると。
その婆羅門は大変な富を持ち、資産に満ちていました。祭祀徳大婆羅門は、六万人の婆羅門たちのために一年間の無遮の会を設け、六万の布施の品を準備しようとしていました。一人一人に、傘蓋一本、三叉木一本、革靴、水瓶、鉢、上下の衣服、そして金銭や物品など、身を整えるためのものをすべて揃えようとしていたのです。
特に上座の一人の婆羅門のために、金の柄の立派な傘蓋、最上の革靴、純金の杖、金の三叉木、金の水瓶、金の鉢、上下の衣服を造りました。その価値はそれぞれ十万両の金に相当し、五百の金銭、千頭の牝牛(それぞれ子牛を連れ、一頭から一斗の乳が取れる)、牛の角はすべて金で飾られていました。五百の童女はみな真珠の瓔珞で身を飾り、その中でも善技という名の童女が最上の者でした。
その般遮会の年は満ち、残るは一日だけとなっていました。
「時,雲童子從雪山下,安庠而至輸羅波城無遮會所。時彼六萬諸婆羅門,遙見童子,即發大聲唱言:『善哉!是處善造此般遮會,今梵天至,自來受此般遮布施。』時雲童子語彼六萬婆羅門言:『汝等莫喚我作梵天,我是於人,實非梵天。』婆羅門言:『汝是阿誰?』雲童子言:『汝可不聞,雪山南面,有一梵志,名曰珍寶,種種通達,教授門徒五百弟子,乃至如上次第所說。彼眾之中有一上足弟子,名雲,年始十六,智慧聰明,德術具足,與師無異,乃至其聲如梵天音。汝等聞不?』婆羅門等皆各答言:『聞。』雲童子言:『即此身是。』婆羅門眾既識知已,更復歡喜,發大聲言:『善哉善哉!善建立此無遮之會,得雲童子來受此供。』
その時、雲童子は雪山の麓から、ゆったりと輸羅波城の無遮会の場へとやって来ました。すると、そこにいた六万人のバラモンたちは、遠くから童子の姿を見るや、声を揃えて叫びました。「善きかな!ここにこの般遮会を設けたことは。今、梵天が自らお越しになり、この般遮の布施をお受けくださる」
雲童子はその六万人のバラモンたちに言いました。「わたしを梵天と呼んではなりません。わたしは人間であり、梵天ではありません」
バラモンたちが言いました。「では、あなたはどなたですか?」
雲童子は答えました。「あなたがたは聞いたことがありませんか。雪山の南に、珍宝という名のバラモンがいます。あらゆる学問に通じ、五百人の弟子を教え導いている方です。その中に、雲という最上の弟子がいます。十六歳で、智慧に優れ、聡明で、徳と技を備え、師と変わらないほどです。その声は梵天の声のようだと。聞いたことがありませんか?」
バラモンたちは皆、答えました。「聞いています」
雲童子は言いました。「この身がその者です」
バラモンたちはそれを知り、さらに喜び、声をあげて言いました。「善きかな、善きかな!この無遮会を設けたことは。雲童子がこの供養を受けに来てくださった」
「時,祭祀德婆羅門女,善技之身,及諸童女,樓上遙望見雲童子端政少雙,見已喜歡,向四方禮諸天諸神,心自密念:『願此童子,論議第一,勝舊上座諸婆羅門,令我遠離此不善人,莫與如此不善之人共為夫婦。』時雲童子至於會所,圍繞三匝,繞三匝已,至於上座婆羅門前,美言慰喻問言:『仁者誦持何論?』時,此六萬諸婆羅門同聲共答雲童子言:『仁者莫問我此上座誦於何論。何以故?今此上座可是我家婆羅門法呪術諸論悉皆誦持。』雲童子言:『婆羅門輩!汝此上座,雖復誦念婆羅門家醫方技藝,但我師資婆羅門學,別自有法,要須相問,汝等有論名先有不?』時彼六萬婆羅門眾各共答言:『我等此名尚未曾聞,何況得有?何況得誦?』雲童子言:『我師法中,教我有此一毘陀論,名為先有,我亦誦得。』時彼大會婆羅門言:『請為解說,我等樂聞。』時雲童子,在於上座敷設處立,以梵音聲,誦彼先有毘陀之論。時會六萬婆羅門眾,歡喜踊躍,同聲唱言:『稱適我心,稱適我意,甚大歡喜。』告雲童子言:『汝摩那婆!今可為我作於上座,坐我座首,受我上座最勝之水,受我上座最初之食。』時雲童子推彼上座,令向下坐,即於勝座,承最初水,受於先食,食稱意食。食訖已後,隨其所須布施之具,依上座法,而為受之,其不須者,辭而不受。時祭祀德大婆羅門,心自念言:『我今建此無遮之會,不依聖法,所有一切布施之物,不依聖教。何以故?此會達嚫所有一切布施之物,為雲童子不領我意具足而受。』
その時、祭祀徳婆羅門の娘は、自らの技芸に優れた身であり、侍女たちと共に楼上から遥かに雲童子を見下ろし、その端正で比類なき姿を目にした。見るやいなや、彼女は喜びに満ち、四方の諸天や諸神々に礼拝し、心の中で密かに願った。「この童子が議論において第一となり、古い上座の婆羅門たちに勝ちますように。そして、私がこのふさわしくない者から遠く離れ、このようなふさわしくない者と夫婦になることがありませんように。」
やがて雲童子は会場に到着し、三度周囲を巡った。三度巡った後、上座の婆羅門の前に進み出て、優しい言葉で慰め、尋ねた。「あなたはどの論を誦持していますか?」
すると、六万人の婆羅門たちが声を揃えて雲童子に答えた。「どうか、この上座が何を誦じているかお尋ねにならないでください。なぜなら、この上座は我々の家に伝わる婆羅門の法や呪術、諸論をすべて誦持しているからです。」
雲童子は言った。「婆羅門たちよ、あなた方のこの上座は、確かに婆羅門の家の医方や技芸を誦んではいるが、私の師が教える婆羅門の学問には別の法があり、尋ねなければならない。あなた方には『先有』という名の論があるか?」
その時、六万人の婆羅門たちはそれぞれ答えた。「我々はその名さえ聞いたことがない。ましてや持っていることなどあるだろうか。誦じることなどできるだろうか。」
雲童子は言った。「私の師の法の中には、この『先有』という名の毘陀論があり、私もそれを誦じることができる。」
すると、その大会の婆羅門たちは言った。「どうか解説してください。我々は喜んで聞きましょう。」
雲童子は、上座の敷かれた場所に立ち、梵音の声で、その『先有』という毘陀の論を誦じた。会場の六万人の婆羅門たちは、歓喜し踊り上がり、声を揃えて叫んだ。「我が心に適う。我が意に適う。大いに喜ばしい。」
彼らは雲童子に告げた。「あなた、摩那婆よ、今こそ我々の上座となり、我々の座の首位に座り、我々の上座の最勝の水を受け、我々の上座の最初の食事を受けてください。」
雲童子はその上座を押しのけて下座に座らせ、すぐに勝れた座に着き、最初の水を受け、最初の食事を受け、心に適う食事をした。食事が終わった後、必要な布施の品は、上座の法に従って受け取り、必要でないものは辞退して受け取らなかった。
その時、祭祀徳大婆羅門は心の中で思った。「私は今、この無遮の会を設けたが、聖法に依らず、すべての布施の品も聖教に依っていない。なぜなら、この会の達嚫としてのすべての布施の品は、雲童子が私の意をくみ取らずにすべて受け取ったからだ。」
「時,祭祀德大婆羅門,長跪諮白雲童子言:『大德童子!汝可受此我之布施一切之物,莫令我會施不具足。』時雲童子,語祭祀德婆羅門言:『大婆羅門!汝善布施,眾事具足,非是不善,此無遮會無有闕少,唯我須者,我今受之,所不須者,徒取無益。』時彼上座舊婆羅門心生此念:『我久時乞願得如是布施之具,決望先取,云何今者為此幼歲摩那婆來,推我向下,奪我利養?若我生來所有一切持戒精進苦行果報,是果報緣,生生世世,共此童子相會集處,為其奪我利養之事,報此怨讎,終不相捨。』阿難當知!爾時,雲童子者,我身是也;祭祀德者,現今檀陀波尼是也;時彼上座婆羅門者,即今提婆達多是也。阿難!以是因緣,提婆達多愚癡之人,往昔共我,世世生生,恒作怨讎,不相捨離。
時に、祭祀徳という大婆羅門が、ひざまずいて雲童子に申し上げた。「大徳なる童子よ、どうかこの私の布施のすべての品々をお受けください。私の施しの会が不完全にならぬようお願いします。」
すると雲童子は、祭祀徳婆羅門に言った。「大婆羅門よ、あなたは立派に布施を施し、すべてのことが整っています。不善ではありません。この無遮の会には何一つ欠けるところはありません。ただ私が必要とするものだけを、今ここで受け取ります。必要としないものを取っても、無益なことです。」
その時、上座の年老いた婆羅門は心にこう思った。「私は長い間、このような布施の品々を得ることを願い求めてきた。まず先に取ることを望んでいたのに、どうして今、この幼い摩那婆(青年)が来て、私を押しのけ、私の利養を奪うのか。もし私が生まれて以来、すべての持戒や精進、苦行の果報があるならば、その果報の縁によって、生生世世、この童子と会うたびに、私の利養を奪うことによって、この怨みを報い、決して見捨てることはしない。」
阿難よ、知るがよい。あの時の雲童子は、この私である。祭祀徳は、今の檀陀波尼である。あの時の上座の婆羅門は、今の提婆達多である。阿難よ、この因縁によって、愚癡なる者である提婆達多は、往昔より私と共に、世世生生、常に怨讎となり、互いに離れることがなかったのである。
「時,雲童子將其所得種種施物,欲向雪山以奉梵志,經諸聚落村邑國城,或住或行,如是觀看,於後漸漸至蓮花城。入彼城內,見城莊嚴,殊特妙好,不可思議,如上所說,即生是念:『何故今者此蓮花城,如是莊嚴不可思議?或當有人欲於此城作無遮會,或復祭祀諸星宿天,或作吉祥,或作福業,或是時節婆羅門會,或當是此城內人民,聞我名聲,多解多知,謂言我來於此,欲共諸婆羅門,問難論義,而復無有一人念我,或復恭敬禮拜於我?』時我即問彼一人言:『仁者!此城何故莊嚴如是微妙?』
その時、雲童子は、手に入れた様々な供物を雪山の梵志に捧げようと、村や町、城下町を通り過ぎ、時には立ち止まり、時には歩きながら、周りを見渡していました。やがて、蓮華城にたどり着きました。
城に入ると、その壮麗さは言葉に尽くせないほどで、先に述べた通り、まことに素晴らしいものでした。彼はこう思いました。
『なぜ、この蓮華城はこれほどまでに荘厳で、想像を絶するのだろうか?もしかすると、この城で無遮の法要が行われるのか、あるいは星宿の神々を祀る祭りか、吉兆を祝う行事か、福を祈る儀式か、あるいは時節の婆羅門の集会か。それとも、この城の人々が私の評判を聞き、博識で知恵があると思い、私がここに来て婆羅門たちと問答や議論をしようとしていると勘違いしているのだろうか?それなのに、誰一人として私に気づかず、礼拝も敬意も示さないのはなぜだろう?』
そこで、彼はそばにいた一人に尋ねました。
「お尋ねしますが、この城はなぜこれほどまでに美しく飾り立てられているのでしょうか?」
「爾時,彼人即報我言:『大智童子!汝可不聞,然燈世尊、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀,不久欲來此蓮華城,說法教化。為是事故,我王降怨,約令人民,各使莊嚴。時諸人等,欲造福業,布設如是種種雜飾,擬欲供養然燈如來。』阿難!我時生念:『如我法中,有此言說,若人具足三十二相,彼人即有二種果報:若在家者,必定得作轉輪聖王;若捨出家,修學聖道,必定當得阿耨多羅三藐三菩提,名稱遠聞,威德自在。此是無疑。』阿難!我於爾時,更生是念:『我今先應向此停住,供養禮拜然燈世尊,求於未來阿耨多羅三藐三菩提,然後別報梵志師恩。』我又生念:『將何等物,供養於佛?以何事業,種諸善根?』爾時,我心作是思惟:『諸佛世尊,不尚錢財以為供養,唯法供養,聖所稱譽。我未有法義無空見,今可買覓上妙好華,持以奉獻,願未來世得作於佛。』我時即至一鬘師家,語彼人言:『仁者可賣此花與我?』爾時,彼人報於我言:『仁者童子!汝可不聞?降怨大王出勅告下,所有華鬘悉不聽賣與於他人。何以故?王欲自取持供養佛。』我聞彼人如是語已,復更至於餘鬘師店,求索華買,彼還答我如前不異。如是處處買華不得,於街巷裏,私竊訪求,見一青衣取水婢子,名曰賢者,密將七莖優鉢羅華,內於瓶中,從前而來。我見彼已,心生歡喜,即語之言:『汝將此華,欲作何事?我今與汝五百金錢,汝可與我瓶內七莖優鉢羅華。』彼女復言:『仁者童子,汝可不聞?然燈世尊、多陀阿伽度、阿羅訶、三藐三佛陀,今欲入城受此地主降怨王請。王於佛所,生尊重心,復欲建立諸功德故,宣令國內十二由旬,所有香油華鬘之屬,不聽一人私竊盜賣,若有賣者,唯王得買自將供養。以我比舍有一鬘師,名曰怨讐,彼有一女,私從我邊取五百錢,即盜與我此七莖華。我既違禁,得於此華,自欲供養然燈世尊、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀,實不可得。』時我復更語彼女言:『善女所說因緣,我今已知。汝可取我五百金錢,與我五莖優鉢羅華,兩莖還汝。』爾時,彼女即答我言:『仁者童子!汝取此華,欲作何用?』我時報言:『如來出世,難見難逢,今既遭遇,欲買此華上然燈如來、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀,種諸善根,為未來世求於阿耨多羅三藐三菩提。』爾時,彼女復語我言:『我觀童子,內外形容,身心勇猛愛法精進,汝必當得阿耨多羅三藐三菩提。摩那婆!汝若許我未得聖道,於其中間,生生世世,為汝作妻;若汝得道,我當剃除出家學道,求阿羅漢,為汝弟子,修沙門行。若如是者,我今與汝此五莖華,不者不與。』我時復更語彼女言:『善女!我今此身是婆羅門,種姓清淨,通達四種毘陀之論,我毘陀中作如是說:「若人欲求阿耨多羅三藐三菩提,行菩薩行,彼人應於一切眾生,生憐愍心、安樂之心,所來求者不應悋惜,乃至身命亦須施人,況復所愛婦兒妻子,及餘財物,不得慳貪。善女!我今發願求於菩提,為欲安樂諸眾生故,憐愍救濟一切眾生,或有人來索我妻子,我以布施,汝愛戀心若作障礙,則我割捨心願不成,復於汝邊,得無量罪。汝若作願,能於彼時,一切所有資財寶物,我布施時不作難者,我當許汝為我作妻。」』爾時,彼女即語我言:『摩那婆!假使有人,來向汝邊,乞我身者,我亦不生慳貪之心,況復男女及餘財物?』我語彼女:『必能如是,如汝所願,許當來世與我作妻。』是時彼女從我邊受五百金錢,即授五莖優鉢羅華,持以與我;『其餘兩莖,為我布施,與汝同作未來因緣。』復語我言:『汝欲種植善根之處,將此二華散於其上,當願共汝生生同處莫相捨離。』
その時、その人は私に答えました。「賢明なる童子よ、あなたはまだ聞いていないのですか。燈明世尊、如来、応供、正等覚者(燃燈仏陀)が、まもなくこの蓮華城に来られ、説法と教化を行われるのです。そのために、私たちの王・降怨大王は命令を下し、人民にそれぞれ荘厳な準備をさせているのです。人々は福業を積もうと、このような様々な飾りを施し、燃燈如来を供養しようとしているのです。」
阿難よ、私はその時、こう考えました。「私の学んだ法の中に、こういう言葉があります。もし人が三十二相を具えているなら、その人には二つの果報がある。もし在家のままであれば、必ず転輪聖王となる。もし出家して聖道を修学すれば、必ず無上正等覚(阿耨多羅三藐三菩提)を得て、その名は遠くに聞こえ、威徳は自在となる。これは疑いないことである。」と。
阿難よ、私はさらにこう考えました。「私はまずここに留まり、燃燈世尊を供養し礼拝し、未来の無上正等覚を願い求めよう。それから、バラモンの師の恩に別に報いよう。」
私はまた考えました。「何を持って仏を供養しようか。どのような行いで善根を種まこうか。」その時、私は心の中でこう思いました。「諸仏世尊は、財宝による供養を尊ばれず、ただ法による供養こそが聖者に称賛される。私はまだ法を体得しておらず、空しい見解もない。今、上等の美しい花を買い求め、それを捧げて、未来世に仏となることを願おう。」
私はすぐに花鬘師の家に行き、その人に言いました。「どうか、この花を私に売ってくださいませんか。」すると、その人は私に答えました。「童子よ、あなたはまだ聞いていないのですか。降怨大王が勅令を出され、すべての花鬘は他人に売ってはならないと。なぜなら、王が自ら取って仏を供養されるからです。」
私はその人の言葉を聞き、さらに別の花鬘師の店に行き、花を買おうと求めましたが、彼もまた前と同じように答えました。このようにあちこちで花を買おうとしても得られず、路地裏でひそかに探していると、青衣を着た水汲みの婢女、名を賢者という者が、七本の優鉢羅華(青蓮華)を瓶の中に隠して、前からやって来るのを見かけました。
私は彼女を見て、心に歓喜を生じ、すぐに彼女に言いました。「あなたはこの花で何をしようとしているのですか。私は今、あなたに五百金銭を差し上げます。どうか、瓶の中の七本の優鉢羅華を私にください。」
彼女はまた言いました。「童子よ、あなたはまだ聞いていないのですか。燃燈世尊、如来、応供、正等覚者が、今まさにこの地の主・降怨王の請いを受けて城に入られようとしているのです。王は仏に対して深い尊敬の心を抱き、また諸々の功徳を建立しようと、国内十二由旬にわたって、すべての香油や花鬘の類について、一人たりとも密かに盗み売ることを許さず、もし売る者がいれば、ただ王だけが買い、自ら供養するためです。私の隣家に怨讐という名の花鬘師がおり、その娘が密かに私から五百銭を受け取り、この七本の花を盗んで私に与えたのです。私は禁令に背いてこの花を得ましたが、自ら燃燈世尊、如来、応供、正等覚者を供養することは、どうしてもできません。」
その時、私はさらに彼女に言いました。「善女の言う事情は、今や私は知りました。どうか、私の五百金銭を受け取り、五本の優鉢羅華を私にください。残り二本はあなたにお返しします。」
すると、彼女は私に答えました。「童子よ、あなたはこの花を取って、何に使おうというのですか。」
私はその時、答えました。「如来の出世は、見ることも逢うことも難しい。今、遭遇できたのだから、この花を買い求め、燃燈如来、如来、応供、正等覚者に捧げ、善根を種まき、未来世のために無上正等覚を求めたいのです。」
その時、彼女はまた私に言いました。「私は童子の内面と外面の様子、心身の勇猛さ、法を愛し精進する姿を見て、あなたは必ずや無上正等覚を得られるでしょう。摩那婆(青年よ)!もしあなたが、聖道を得るまでの間、生生世世、私をあなたの妻とすることを許してくれるなら。もしあなたが道を得られたなら、私は剃髪して出家し、阿羅漢を求め、あなたの弟子となり、沙門の行を修めましょう。もしそうであれば、私は今、この五本の花をあなたに差し上げます。そうでなければ、差し上げません。」
私はさらに彼女に言いました。「善女よ、私は今この身はバラモンであり、種姓は清浄で、四種のヴェーダの論に通達しています。私の学んだヴェーダの中に、こう説かれています。『もし人が無上正等覚を求め、菩薩行を行おうとするなら、その人は一切の衆生に対して憐愍の心、安楽の心を起こし、求めて来る者に対して惜しむ心を持ってはならない。たとえ身命であっても人に施さねばならず、ましてや愛する妻や子、その他の財物に慳貪の心を起こしてはならない。』と。善女よ、私は今、菩提を求めて発願し、一切衆生を安楽にしたいと願い、一切衆生を憐愍し救済しようとしています。もし誰かが私の妻子を乞うて来たなら、私は布施します。もしあなたが愛執の心で障礙をなすなら、私の捨てる心と願いは成就せず、またあなたに対して無量の罪を得ることになります。もしあなたが、その時、すべての資財宝物を、私が布施する時に難なく施せるという願いを立てられるなら、私はあなたを私の妻とすることを許しましょう。」
その時、彼女は私に言いました。「摩那婆よ、たとえ誰かがあなたのもとに来て、私の身を乞うたとしても、私は慳貪の心を起こしません。ましてや男女やその他の財物に対してなど。」
私は彼女に言いました。「必ずそのように、あなたの願う通り、来世に私の妻となることを許します。」
その時、彼女は私から五百金銭を受け取り、すぐに五本の優鉢羅華を手渡し、私に与えました。「残りの二本は、私が布施し、あなたと共に未来の因縁を作りましょう。」そしてまた私に言いました。「あなたが善根を植え付けようとする場所に、この二本の花を散らしてください。どうか共に生生世世、同じところにいて、互いに捨て離れませんように。」
「時然燈佛、多陀阿伽度、阿羅訶、三藐三佛陀,從外來入蓮華城中。我時齎此七莖蓮花,遙見佛來,漸漸至近,覩彼佛身,端政可憙,清淨光明,照耀於世,調伏諸根,其心寂定,安住不動,六根澄靜若琉璃池,進止威儀猶如象王。復有無量百千萬億諸天大眾,前後圍繞,各散無量天諸雜華,及天無量栴檀末香,優鉢羅華、波頭摩花、拘勿頭花、分陀利花,於然燈佛、多陀阿伽度、阿羅訶、三藐三佛陀上尊重供養。時降怨王備從羽儀四種兵眾,出彼城門,迎然燈佛。爾時,彼處聚集無量無邊異類人及非人、天龍八部諸鬼神等,所將香末種種雜花,以散佛上,無有一華墮落於地,並在然燈如來頂上虛空之中,成大寶蓋,佛行隨行,佛住隨住,我時見彼然燈如來,生信敬心,生殷重心,生敬心已,將此七莖優鉢羅花,散於佛上,發此願言:『若我來世得作佛時,如今然燈如來得法,及於大眾無有異者,所散之華,住虛空中,花葉向下,花莖向上,當佛頂上,成於華蓋,隨佛行住。』我見如是神通德力,倍復生於信敬之心。
その時、燃燈仏(然燈佛)・多陀阿伽度(如来)・阿羅訶(応供)・三藐三佛陀(正等覚者)が、外から蓮華城へと入って来られました。私はその時、この七本の優鉢羅華(青蓮華)を持ち、遠くから仏が来られるのを見ました。だんだんと近づき、その仏のお姿を拝見すると、端正で心惹かれ、清らかで光り輝き、世を照らしておられました。諸々の感覚器官を調え、心は静寂に定まり、安らかに動ずることなく、六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)は澄みきって琉璃の池のようであり、進み止まる威儀はまるで象王のようでした。
さらに、無量百千万億の諸天や大衆が、前後に取り囲み、それぞれ無量の天上のさまざまな花や、天の無量の栴檀の香末、優鉢羅華、波頭摩華(赤蓮華)、拘勿頭華(黄蓮華)、分陀利華(白蓮華)を、燃燈仏・多陀阿伽度・阿羅訶・三藐三佛陀の上に、尊び敬って供養していました。
その時、降怨王は、従者や四種の兵衆を従えて、その城門を出て、燃燈仏を迎えました。その時、その場所には無量無辺の異なる種類の人々や非人、天龍八部の諸鬼神などが集まり、持って来た香末や種々雑華を仏の上に散じましたが、一つの花も地に落ちることはなく、すべて燃燈如来の頂上の虚空の中に留まり、大きな宝蓋となりました。仏が行けばそれに従って行き、仏が止まればそれに従って止まりました。
私はその時、かの燃燈如来を見て、信敬の心が生じ、殷重(深く重んずる)心が生じました。敬いの心が生じた後、この七本の優鉢羅華を、仏の上に散じ、この願いを発しました: 「もし私が来世に仏となることがあれば、今の燃燈如来が得られた法と、大衆に対するあり方とが少しも異なることなく、また、私が散じたこの華が、虚空に留まり、花葉は下向きに、花茎は上向きに、仏の頂上の上で華蓋となり、仏の行住に随って行くように。」
私はこのような神通の徳力を見て、さらに倍して信敬の心が生じました。
「阿難!時彼無量無邊人眾,各將無價妙好衣裳,布於道上,所謂微細迦尸迦衣,細白㲲衣,細芻摩衣,微妙細軟拘周摩衣,及妙繒綵憍奢耶被,為欲供養然燈佛故,覆地令滿。阿難!我於是時,見彼無量無邊人眾,將無價衣悉皆覆地。時,我身上唯一鹿皮,我將鹿皮布於地上,而我鹿皮覆地之處,為彼人眾惡罵瞋嫌,抴我鹿皮遠擲他處。我生此念:『嗚呼!世尊然燈如來!可不憐愍慈念我耶?』生此念已,佛知我心,憐愍我故。
阿難よ、その時、無量無辺の人々が、それぞれ値段のつけようもないほど美しい衣を道に敷き詰めたのです。それは、極めて細やかな迦尸迦の衣、細かな白い綿の衣、細やかな芻摩の衣、微妙で細やかで柔らかな拘周摩の衣、そして見事な絹織物や絹の布団などで、すべて燃燈仏を供養するために、地面を覆いつくさんとしたのです。
阿難よ、私はその時、無量無辺の人々が、値段のつけようもない衣で地面を覆っているのを見ました。当時の私は、身にまとっているのは鹿の皮一枚だけでした。私はその鹿の皮を地面に敷こうとしましたが、私が鹿の皮を敷いた場所は、人々から悪口を言われ、怒られ、嫌がられ、鹿の皮を引きはがされて遠くへ投げ捨てられてしまったのです。
私はこう思いました。「ああ、世尊たる燃燈如来よ、どうか私を憐れみ、慈しんでくださいませんか」と。
その思いを抱いたとき、仏は私の心を知り、憐れみをもって私を顧みてくださったのです。
「時然燈佛以神通力,變一方地,如稀土泥。時彼人眾見此路泥,各各避行,無有一人入於泥者。我時行見速往泥所,見彼泥已,即生此念:『如是世尊!云何令踐此泥中行?若泥中行泥污佛脚,我今乃可將臭肉身於此泥上作大橋梁,令佛世尊履我身過。』我時即鋪所有鹿皮,解髮布散,覆面而伏,為佛作橋,一切人民未得踐過,唯佛最初蹈我髮上,如是供養然燈佛、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀故。復生是念:『願此然燈如來世尊,及聲聞眾,足蹈我身及頭髮上,渡於此泥。』復發此願:『願未來世得作佛時,如今然燈如來無異,如是威德,如是勢力,作天人師。又願我今盡此身命,若然燈佛不授我記,我終不起於此泥中。』當是童子布身髮時,是時大地六種震動,所謂東涌西沒,西涌東沒,南涌北沒,北涌南沒,中涌邊沒,邊涌中沒。
その時、然燈仏は神通力をもって、一方の土地を変え、まるで柔らかな泥のようになさいました。その時、人々はこの泥道を見て、それぞれ避けて通り、一人として泥の中に入る者はありませんでした。私はその時、歩いていて泥の場所に急ぎ、その泥を見て、すぐにこの思いを起こしました。「このような世尊が、どうしてこの泥の中を歩かれるのでしょうか。もし泥の中を歩けば、泥が仏様の足を汚してしまいます。私は今、この臭い肉身をこの泥の上に大きな橋として差し出し、仏世尊に私の体の上を歩いて渡っていただこう。」私はすぐに持っていた鹿の皮を敷き、髪を解き散らし、顔を覆って伏せ、仏のために橋となりました。すべての人々がまだ踏み越える前に、ただ仏だけが最初に私の髪の上を踏み渡られました。このように然燈仏、多陀阿伽度、阿羅呵、三藐三佛陀を供養した故に、さらにこの思いを起こしました。「この然燈如来世尊と、声聞の衆が、私の体と髪の上を足で踏み渡り、この泥を渡られますように。」またこの願いを発しました。「未来世に仏となるとき、今の然燈如来と変わらない、このような威徳、このような勢力をもって、天と人の師となれますように。また、私は今この身命を尽くしても、もし然燈仏が私に記別を授けられなければ、私はこの泥の中から決して起き上がりません。」その童子が体と髪を敷いた時、その時、大地は六種に震動しました。すなわち、東が湧き上がり西が沈み、西が湧き上がり東が沈み、南が湧き上がり北が沈み、北が湧き上がり南が沈み、中央が湧き上がり辺りが沈み、辺りが湧き上がり中央が沈んだのです。
佛本行集經卷第三
仏本行集経 巻第三