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title: "六度集經 · 87 摩調王經〔南王本生〕"
description: "六度集经由三国时期吴国高僧康僧会编译，成书于公元3世纪。该经书主要辑录佛陀本生及修行故事，系统阐述大乘佛教的核心实践体系——布施、持戒、忍辱、精进、禅定、智慧六种度脱生死的方法。作为早期汉传大乘佛教的重要经典，它首次系统地将六度思想完整引入中土，对中国佛教伦理实践和菩萨道精神的形成具有奠基性作用。该经既是研究汉魏佛教传播的关键文献，也是修行菩萨道的重要指南。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmdztnm1e00v9l40457ots6m2"
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### （八七）摩調王經

> 摩調王経

聞如是：

> このように私は聞きました：

一時眾祐在無夷國，坐于樹下，顏華韑韑，有踰紫金，欣然而笑，口光五色。當時見者靡不踊豫，咸共歎曰：「真所謂天中天者也。」

> ある時、世尊（尊い導き手）は無夷国に滞在され、木の下に坐っておられた。その御顔は光り輝き、紫色の金にも勝る美しさで、喜びの笑みを浮かべ、口からは五色の光が放たれた。その時、これを見た人々は皆、心から喜び踊らずにはいられず、口々に称賛して言った。「まさに、天の中の天（最も尊いお方）とお呼びするにふさわしい方です。」

阿難整服稽首而曰：「眾祐之笑，必欲濟度眾生之冥也。」

> 阿難は衣を整え、ひれ伏して言いました。「世尊がお笑いになるのは、必ずや迷いの世界にいる者たちを救い導こうというお心からです。」

眾祐曰：「善哉！實如爾云，吾不虛笑，即興法也。爾欲知笑意不乎？」

> 釈尊がおっしゃいました。「善いかな。まさにあなたの言う通りだ。私は無駄に笑うことはない。ただこれから法を説こうとしているのだ。あなたは、その笑った意味が知りたいか？」

阿難對曰：「飢渴聖典，誠無飽足也。」

> 阿難はお答えしました。「聖なる教えに対する飢えと渇きは、本当に満たされることがございません。」

眾祐曰：「昔有聖王，名曰摩調，時為飛行皇帝，典四天下，心正行平，民無竊怨，慈悲喜護，意如帝釋。時，民之壽八萬歲也。帝有七寶，紫金轉輪，飛行白象，紺色神馬，明月神珠，玉女聖妻，主寶聖臣，典兵聖臣。帝有千子，端正仁靖，明於往古，預知未然，有識之類靡不敬慕。帝欲遊觀東西南北，意適存念，金輪處前，隨意所之，七寶皆然，飛導聖王。天龍善神靡不防衛，散眾寶華，稱壽無量。帝勅近臣主巾櫛者：『爾其見吾頭髮生白，即當以聞。夫髮白色，毀死之明證。吾欲捐穢世流俗之役，就清淨淡泊之行。』近臣如命，後見髮白，即以上聞。帝心欣然，召太子曰：『吾頭生白，白者無常之證信矣，不宜散念於無益之世。今立爾為帝，典四天下，臣民繫命于爾，爾其愍之。法若吾行，可免惡道；髮白棄國，必作沙門。立子之教，四等五戒十善為先。』明教適畢，即捐國土，於此廬地樹下，除鬚髮著法服作沙門。群臣黎庶哀慕躃踊，悲哭感結。

> 昔、ある優れた王様がいました。名を摩調といい、時には飛ぶがごとき皇帝、全世界を治めていました。心は正しく、行いは公平で、民に盗みや怨みはなく、慈悲と喜びと保護の心を持ち、その心はまるで帝釋天のようでした。その時代、人々の寿命は八万年もありました。 帝には七つの宝がありました。紫金の輪宝、空を飛ぶ象牙、紺色の神馬、明月のように輝く宝珠、美しい王妃、宝物を管理する賢臣、軍隊を指揮する賢臣です。帝には千人の子供がおり、皆、端正で心が穏やかで、昔のことをよく知り、未来を予見し、あらゆる生きとし生けるものから敬われ慕われていました。 帝が東西南北に遊覧しようと思い立つと、その念に応じて金の輪が先頭に立ち、望むところへ導きました。七宝も皆そうして空を飛び、聖王の先導をしました。天の龍や善い神々も皆、守り護り、宝の花をまき散らし、限りない寿命を祝いました。 ある時、帝は近臣で頭を整え髪を梳かす役目の者に命じました。「もし私の頭に白い髪を見つけたら、すぐに知らせなさい。白い髪は死の確かな証拠だ。私はこの世の汚れた束縛を捨て、清らかで静かな行いを求めたいのだ。」 近臣がその命に従っていると、後に白い髪を見つけ、すぐに帝に報告しました。帝は心から喜び、太子を呼んで言いました。「私の頭に白い髪が生えた。白さは無常の証であり、確かなことだ。無益な世の中で、あれこれ思案するのはやめよう。今、そなたを帝とし、全世界を治めさせよう。民と臣下の命はそなたに託された。よく憐れみなさい。私が行ってきた道に従えば、悪い道を避けられるだろう。私が白髪を見つけて国を捨てる時、必ず沙門となろう。子を育てる教えとしては、慈悲喜捨の四つの心、五つの戒め、十の善行をまず大切にしなさい。」 この明らかな教えを授け終えると、すぐに国の支配を捨て、この地の木の下で、髭や髪を剃り、法衣を身にまとい、沙門となりました。家臣や民は悲しみ嘆き、地に伏して泣き叫び、その悲しみは心に深く刻まれました。

「摩調法王子孫相繼千八十四世，聖皇正法末後欲虧。摩調聖王復捨天上以魂神下，從末世王生，亦為飛行皇帝，號名南，正法更興。明勅宮中皇后貴人，令奉八戒月六齋，一當慈惻愛活眾生；二慎無盜富者濟貧；三當執貞清淨守真；四當守信言以佛教；五當盡孝酒無歷口；六者無臥高床繡帳；七者晡冥食無歷口；八者香華脂澤，慎無近身，婬歌邪樂無以穢行。心無念之，口無言矣，身無行焉。勅諸聖臣導行英士下逮黎民：『人無尊卑令奉六齋，翫讀八戒帶之著身，日三諷誦，孝順父母，敬奉耆年，尊戴息心，令詣受經。鰥寡幼弱乞兒給救，疾病醫藥衣食相濟，苦乏無者令詣宮門求所不足，有不順化者重徭役之，以其一家處于賢者五家之間，令五化一家，先順者賞，輔臣以賢不以貴族。』自王明法施行之後，四天下民，慈和相向，殺心滅矣。應得常讓，夜不閉門，貞潔清淨，非妻不欲。一不言二，出教仁惻，覩不常誠，辭不華綺。見彼吉利，心喜言助，大道化行，凶毒消滅。信佛、信法、信沙門，言無復疑結。

> 摩調法王の子孫が千八十四代にわたって相継ぎ、聖なる王の正しい法もついに衰えようとしていた。その時、摩調聖王は再び天上から魂を下ろし、末世の王のもとに生まれ変わり、飛行皇帝と称され、名を南と号した。ここに正しい法は再び興った。 王は宮中に明らかな勅命を下し、皇后や后妃たちに八戒を守り、月に六度の斎戒を行うよう命じた。 一つには、慈しみの心をもって生きとし生けるものを愛し育てること。 二つには、決して盗まず、富める者は貧しい者を助けること。 三つには、操を固く守り、清らかで真実を保つこと。 四つには、約束を守り、言葉を仏の教えに従わせること。 五つには、孝行を尽くし、酒は口にしないこと。 六つには、高い寝台や刺繍の帳で眠らないこと。 七つには、午後の食事をしないこと。 八つには、香華や化粧品を身に近づけず、淫らな歌や邪な遊びなど、汚れた行いをしないこと。 心で思うこともなく、口にすることもなく、身で行うこともないようにせよ。 さらに王は、賢臣たちや優れた者たち、そして民衆に至るまで次のように命じた。 「身分の尊卑を問わず、全ての人に六斎を行わせ、八戒を読み習い、身に帯びさせよ。一日に三度これを誦し、父母に孝行を尽くし、年長者を敬い、心を落ち着ける者を尊び、彼らを教えを受けさせるために導け。やもめ、孤児、幼子、弱者、乞食は救済し、病める者には医薬を、衣や食を施して助けよ。苦しみ乏しい者があれば、宮門に来て足りないものを願い出ることを許せ。教えに従わない者には重い労役を課し、その一家を五つの家の間に置き、五つの家が教化するようにせよ。先に従った者には賞を与え、臣下は賢者を以て選び、貴族によって選んではならない。」 王のこの明らかな法が施行されてから後、天下の民は慈しみと和やかさをもって相対し、殺そうとする心は消え去った。人々は自然に譲り合い、夜には門を閉じる必要もなく、皆が貞節で清らかであり、妻以外の者を欲しがることはなかった。一度言ったことを二度と言わず、教えは慈しみに満ち、人の誠実さを見て疑わず、言葉は飾らなかった。他人の幸運を見れば心から喜んで讃え、大道の教化が行われ、凶悪な毒は消え去った。人々は仏を信じ、法を信じ、沙門を信じ、その言葉に疑いを抱くことはもうなかった。

「南王慈潤，澤無不至，八方上下靡不歎德。第二天帝及四天王，日月星辰，海龍地祇，日共講議：『世間人王，四等慈惠，恩之所至過於諸天。』天帝釋告諸天曰：『寧欲見南王不乎？』諸天曰：『積年之願，實如明教。』帝釋即如伸臂之頃，至南王慈惠殿上，見南王曰：『聖王盛德，諸天飢渴思欲相見，無日不願。聖王豈欲見忉利天，其上自然無願不有？』南王曰善：『思欲遊戲。』帝釋還彼，呼御者名曰摩婁：『以吾所乘千馬寶車迎南王來。』御者承命，以天車迎南王。車至止于闕下，群臣黎庶靡不愕然，斯聖王瑞歎未曾有，更相宣稱，率土咸歡。『我王普慈潤逮眾生，月六齋八戒自修，又以教民，斯德重矣，故令天帝敬愛來迎也。』南王昇車，車馬俱飛，徐徐徘徊欲民具見，王告御者：『且將吾觀惡人二道地獄、餓鬼，燒煮拷掠受其宿罪之處。』御者如命，畢乃上天。

> 南の王である慈潤（じじゅん）の恵みは、及ばないところがなく、天地四方、上下全てがその徳を讃えない者はありませんでした。ある時、天の帝である帝釈天と四天王、さらに日月星辰、海の龍神や地の神々が集まって話し合いました。「世の中の人王である南王は、四つの平等な慈悲の心を持ち、その恵みは諸天に勝るものだ。」 帝釈天は諸天に問いかけました。「諸君は南王に会いたくはないか？」諸天は答えました。「長年の願いでございます。まさに仰せの通りです。」 帝釈天はたちまち、腕を伸ばすほどの短い時間で、南王の慈恵殿に降り立ちました。そして南王に申し上げました。「聖王の素晴らしい徳を慕い、諸天は飢え渇くようにして会いたいと願い、一日としてその思いの無い日はありません。聖王は、忉利天（とうりてん）の世界をご覧になりたいとはお思いになりませんか？そこでは願えば叶わぬことはないのです。」 南王は喜んで答えました。「ぜひ遊びに行ってみたいものです。」 帝釈天は天に戻り、御者（ぎょしゃ）である摩婁（まろう）を呼びました。「私の所有する千頭の馬が引く宝車で、南王を迎えに行きなさい。」 御者は命を受け、天の車で南王を迎えに行きました。車が宮殿の門前に止まると、群臣や民衆は皆驚き、この聖王の吉兆をかつて見たこともないと讃え合いました。口々に語り合い、国中が喜びに沸きました。「我が王の広大な慈悲の恵みは、全ての生きとし生けるものにまで及んでいる。毎月六斎日には八戒を自ら実践し、さらに民にも教えている。このような功徳は大きなものだ。それゆえ、天の帝釈天が敬愛し、自ら迎えに来られたのだ。」 南王が車に乗ると、車も馬も空を飛びました。民にもよく見えるようにと、ゆっくりと周りを回りながら進みました。南王は御者に告げました。「まず、悪人の落ちる二つの道、地獄と餓鬼の世界を見せてくれ。焼かれたり煮られたり、拷問を受けながら、過去の罪の報いを受ける場所だ。」 御者はその言葉に従い、それらを見せてから、天へと上って行きました。

「帝釋歡喜下床出迎曰：『勞心經緯，憂濟眾生，四等六度菩薩弘業，諸天思欲相見。』帝釋自前，把臂共坐。南王容體，更變香潔，顏光端正與釋無異。即作名樂，其音無量，散寶華香，非世所覩。帝釋重曰：『慎無戀慕世間故居，天上眾歡，聖王之有也。』南王志在教化愚冥，滅眾邪心令知三尊，答帝釋曰：『如借人物，會當還主。今斯天座，非吾常居，暫還世間教吾子孫，以佛明法正心治國，令孝順相承戒具行高，放捨人身上生天上，與釋相樂。』」

> 帝釈天は喜んで床から下り、出迎えて言った。 「よく心を砕き、世の人々を救おうと努められた。四等と六度は菩薩の大いなる業であり、天々はあなたに会いたがっている。」 帝釈天は自ら進み出て、その腕を取って共に座った。南王の身体は、さらに香り清らかに変わり、顔つきも端正になり、帝釈天と変わらぬものとなった。すぐに名高い楽を奏でると、その音は限りなく、散りばめられた宝の華や香りは、この世で見るものではなかった。 帝釈天は重ねて言った。「どうか、世の中の古い住まいを恋しく思ってはならない。天の楽しみは、聖なる王のものである。」 南王の志は、愚かで暗い者たちを教え導き、さまざまな邪な心を滅ぼして、三尊を知らせることにあった。そこで帝釈天に答えた。 「人の物を借りれば、やがては持ち主に返さねばなりません。今、この天の座は、私が常にいる場所ではありません。しばらく世に戻って、私の子々孫々を教え、仏の明らかな教えで心を正し、国を治めさせ、孝行を重ね、戒めを守り、行いを高くさせたいのです。そして人の身を離れて、天上に生まれ、帝釈天と共に楽しみましょう。」

佛告阿難：「南王者，吾身是也。子孫相傳千八十四世，立子為王，父行作沙門。」

> 仏は阿難に告げられた。「南王というのは、この私のことである。子孫が代々伝わること千八十四代、子を王に立てて、父は沙門（修行者）となる道を歩んだのである。」

阿難歡喜，稽首而曰：「眾祐慈愍眾生，恩潤乃爾，功德不朽，今果得佛，為三界中尊，諸天仙聖靡不宗敬。」

> 阿難は喜び、額を地につけて礼をして言いました。「世尊は慈しみ深く、このように衆生を哀れみ、その恩恵はとこしえに尽きることなく、その功徳は朽ちることがありません。今、ついに仏陀となられ、三界の中で最も尊い存在となられました。天界の神々や仙人、聖者たちも、皆、あなたを敬い尊ばない者はありません。」

諸比丘歡喜，作禮而去。

> 比丘たちは喜び、礼をしてから立ち去りました。