第二節 懺波逸底迦法
第二節 懺悔の法
說罪要行法云。應對不同犯清淨苾芻、隨其大小而為敬儀。蹲踞合掌、憶其罪名、作如是說。
『説罪要行法』に云う。清浄な比丘に対し、その大小に応じて敬儀をなすべし。蹲踞合掌し、その罪名を憶念して、かくの如く説く。
具壽存念。我苾芻某甲有故妄語等、(隨其犯者稱之。)犯眾多根本波逸底迦罪、及眾多方便惡作罪。此等諸罪、各有不敬聖教波逸底迦罪、及此方便惡作罪。并不向人發露各有覆藏罪。此所犯罪、我今於具壽前、從清淨來並皆發露、不作覆藏。由發露已、便得安樂。(三說已。)
尊き方よ、どうかお聞きください。この比丘(私)は、ある理由により虚偽の言葉などを(犯した内容に応じて述べる。)数多くの根本波逸底迦罪、および数多くの方便悪作罪を犯しました。これらのそれぞれの罪には、聖なる教えを敬わなかったという波逸底迦罪、およびその方便としての悪作罪が伴います。また、人々に向かって告白せず、それぞれの罪を覆い隠してきました。今、私は尊き方の前で、清らかな心からこれらの犯した罪をすべて告白し、もはや覆い隠しません。この告白によって、安らぎを得ることができます。(これを三度唱える。)
彼應問言。
お尋ねください。
汝見罪否。
あなたは自分の罪を認めますか。
答言。
我見。
又問。
また問うた。
將來諸戒能善護否。
これからのち、すべての戒めをしっかりと守り続けることができるでしょうか。
答言。
申し上げます。
能護。
能護。
所對苾芻應云。
その比丘(びく)に対しては、こう言うべきです。
奧箄迦。
「奥箄迦」という言葉は、文脈が不明ですが、仏典における固有名詞や術語の一部として捉えられます。ここでは、そのままカタカナで「オビカ」と表記し、以下のように現代日本語で訳出します。
---
オビカよ、よく聞きなさい。迷いの苦しみを捨て、悟りの道を歩む者は、心の静けさを得ることができるのです。
其說罪者答言。
娑度。
善哉(よきかな)。