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title: "廣福山勝覺寺密印禪師語錄 · 機緣"
description: "廣福山勝覺寺密印禪師語錄由清代僧人真傳說，弟子如暐等人編纂。該書收錄了密印禪師的開示、法語、機鋒對答及詩偈，是研究清初禪宗思想的重要文獻。其內容體現了臨濟宗的禪風，強調直指人心、見性成佛，反映了當時禪林的修行與教化實踐。此語錄在佛教史上具有較高地位，為學者探究清代禪宗發展與語錄體裁提供了珍貴史料。"
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## 廣福山勝覺寺密印禪師語錄卷第八

> 広福山勝覚寺密印禅師語録 巻第八

門人如暐等編

### 機緣

僧問：「據虎頭，收虎尾，第一句下明宗旨。如何是據虎頭？」師云：「八面全威。」進云：「如何是收虎尾？」師云：「一毛不讓。」進云：「只如空劫那畔將甚麼施設？」師云：「你到得空劫那畔也未？」進云：「分明提不起，擬議即乖真。」師云：「也是鄭州出曹門。」

> 僧が問う：「虎の頭を押さえ、虎の尾を収める。第一の句の下に宗旨を明らかにする。いかにかこれ虎の頭を押さえること？」師云く：「八面に全威を現す。」さらに問う：「いかにかこれ虎の尾を収めること？」師云く：「一毛も譲らず。」さらに問う：「ただ空劫のあの岸にて、何をもって施設せん？」師云く：「汝、空劫のあの岸に到り得たるか？」僧云く：「分明に提げるも及ばず、擬議すれば即ち真に背く。」師云く：「これまた鄭州より曹門を出づるなり。」

僧問：「仰山以夢為覺，南泉以覺為夢，且道古人具甚麼眼目？」師云：「二俱是個瞎漢。」進云：「和尚分上又作麼生？」師打云：「是夢？是覺？」僧擬議，師連棒打出。

> 僧が問うた：「仰山は夢を覚めとし、南泉は覚めを夢とする。古人は一体どんな眼を持っていたのでしょうか？」師は言う：「二人とも目の見えない者だ。」僧がさらに尋ねる：「和尚のお立場ではどうお考えですか？」師は打ちながら言う：「夢か？覚めか？」僧が考え込もうとすると、師は連打して追い出した。

僧問：「蹋翻須彌頂，坐斷碧落雲時如何？」師云：「入地獄有分。」進云：「為甚如此？」師云：「拂開金世界，劈破鬼門關。」

> 僧が問う：「須弥山の頂を蹴り倒し、青空の雲を座して断ち切る時、どうなりますか？」師は言う：「地獄に落ちる分がある。」僧がさらに問う：「なぜそうなるのですか？」師は言う：「黄金の世界を払い開き、鬼門関を切り破るからだ。」

僧問：「如何是威音王已前自己？」師云：「橫身當宇宙。」進云：「威音王已後？」師云：「一句定乾坤。」進云：「且道是那一句？」師便打，僧禮拜，師又打。

> 僧が尋ねた：「威音王以前の自己とは何でしょうか」 師は言った：「宇宙に横たわる身」 僧がさらに尋ねた：「威音王以後は？」 師は言った：「一言で乾坤を定める」 僧がさらに尋ねた：「では、その一言とは何でしょうか」 師はすぐに打った。僧が礼拝すると、師はまた打った。

僧問：「相見不恁麼，恁麼不相見。」師云：「當中不肯斷，誰赴兩頭機？」進云：「在甚麼處斷？」師豎拂子云：「試道看。」僧擬議，師便喝。

> 僧が尋ねました。「相見（そうけん）はこのようでなく、このようであれば相見ではない。」 師は言われた。「真ん中で決断を避けていては、誰が両端の機に応じられようか。」 僧がさらに尋ねた。「どこで断じればよいのでしょうか。」 師は払子（ほっす）を掲げて言われた。「さあ、言ってみよ。」 僧が考え込むと、師は喝（かつ）を放たれた。

僧問：「靈鷲拈花，果結何處？」師云：「不萌枝上。」進云：「未審滋味如何？」師云：「還我核來。」僧無語。

> 僧が問うた：「霊鷲山で花を拈じられた時、その果実はどこに結ばれたのですか？」 師は言う：「芽吹かぬ枝の上に。」 さらに問う：「その味わいはどのようなものか、まだはっきりとわかりません。」 師は言う：「ならば、その種の核を返してもらおう。」 僧は言葉を失った。

僧問：「雲接水送，有辱宗風；口乾舌結，方負自己。正在二途時如何？」師云：「一椎便透。」進云：「當下了然能有幾？」師云：「薄處先穿。」

> 僧が問うた：「雲が水を送り、宗風を辱めることがあり、口が乾き舌が結ばれ、自らを負う時、二つの道に立つ時、どうすればよいのでしょうか？」師は言う：「一撃で貫け。」さらに進んで問う：「その瞬間に明らかになる者はどれほどいるでしょうか？」師は言う：「薄いところから先に穿つ。」

士問：「今日有話相問，得否？」師云：「我不會答。」士云：「未審誰人答得？」師云：「三生六十劫。」

> ある人が尋ねました。「今日、少しお話を伺ってもよろしいでしょうか？」 師は答えました。「私はお答えできません。」 その人がまた尋ねました。「では、一体誰がお答えできるのでしょうか？」 師は言いました。「三生六十劫の修行を積んだ者だけが。」

僧問：「大通智勝佛，十劫坐道場，佛法不現前，不得成佛道。是何意旨？」師云：「祖師門下卻較些子」。進云：「大有人喚作布袋老鴉。」師云：「笑破乞兒口。」

> 僧が問うた：「大通智勝仏は、十劫の間、道場に坐して、仏法が現前せず、成仏の道を得られなかった。これはどういう意味でしょうか？」 師は言う：「祖師の門下では、かえって少しはましだ」 僧がさらに尋ねる：「多くの人が布袋の老鴉と呼んでいます」 師は言う：「乞食の口を笑い破る」

僧問：「如何是佛？」師云：「內無心，外無目。」進云：「如何是法？」師云：「痛處鍼，眼底沙。」進云：「如何是僧？」師云：「五湖四海月，千嶺萬山雲。」

> 僧が尋ねた：「仏とは何ですか？」 師は言った：「内に心なく、外に目なし。」 さらに尋ねた：「法とは何ですか？」 師は言った：「痛むところに針、目の底に砂。」 さらに尋ねた：「僧とは何ですか？」 師は言った：「五湖四海の月、千嶺萬山の雲。」

僧問：「透網金鱗以何為食？」師云：「身在海中莫尋水。」僧禮拜，師豎拂子云：「透得這箇麼？」僧無語，師云：「將謂赤梢鯉，又是癩頭黿。」

> 僧が尋ねました：「網を透り抜けた金の鱗は、何を食べて生きるのでしょうか？」 師は答えました：「海の中にいるのに、水を探す必要はないでしょう。」 僧が礼拝すると、師は払子を掲げて言いました：「これを透り抜けられるか？」 僧は言葉がありませんでした。 師は言いました：「赤い尾の鯉かと思えば、また頭の禿げた大亀だな。」

僧問：「如何是金剛王寶劍？」師云：「斬斷靈龜尾。」進云：「如何是踞地獅子？」師云：「驚退野狐群。」進云：「如何是探竿影艸？」師云：「開口則勘破。」進云：「如何是一喝不作喝用？」師云：「你又作個甚麼？」僧便喝，師則打。

> 僧が尋ねました：「金剛王の宝剣とは何でしょうか？」 師は答えました：「霊亀の尾を断ち切るものだ」 僧がさらに尋ねました：「地に踞す獅子とは何でしょうか？」 師は答えました：「野狐の群れを驚かせて退かせるものだ」 僧がさらに尋ねました：「探竿影草とは何でしょうか？」 師は答えました：「口を開けば見破られてしまうものだ」 僧がさらに尋ねました：「一喝して喝に用いないとは何でしょうか？」 師は答えました：「お前はまた何をしようというのか？」 僧は喝を発すると、師は打った。

僧問：「昔日僧參仰山，便問：『和尚識字否？』山云：『隨分。』且道是何分曉？」師云：「此處不言權在手。」進云：「僧右旋一匝，云：『是甚麼字？』山於地上書個十字酬佗，此意若何？」師云：「天回地轉。」進云：「僧左旋一匝，云：『是甚麼字？』仰山就改十字為卍字。」師云：「武就文成。」進云：「僧畫一圜相，以兩手拓如修羅掌日月勢，云：『是甚麼字？』未審有甚奇特？」師云：「魚龍得變化，蝦蟹枉遭殃。」進云：「仰山又畫圜相圍卻卍字，是何道理？」師云：「闍黎咬定牙關跳不出去。」進云：「為甚麼僧便作樓至擎拳？」師云：「聲聞、辟支所不能及。」進云：「仰山道：『如是！如是！汝善護持。』便就肯佗。」師云：「始終事盡共在其中。」僧禮拜，師云：「無限仰山都被這漢鈍置不少。」僧展手，師歸方丈。

> 僧が問う：「昔、ある僧が仰山に参じた時、いきなり『和尚は字が読めますか？』と尋ねました。仰山は『ほどほどに』と答えました。さて、これはどういう意味でしょうか？」 師は言う：「ここでは、権力が手にあるとは言わない。」 僧がさらに尋ねる：「その僧は右に一回転し、『これは何という字ですか？』と言いました。仰山は地面に十字を書いて答えました。これはどういう意味ですか？」 師は言う：「天が回り地が転じる。」 僧がさらに尋ねる：「その僧は左に一回転し、『これは何という字ですか？』と言いました。仰山は十字を卍字に変えました。」 師は言う：「武が文に成る。」 僧がさらに尋ねる：「その僧は円相を描き、両手を広げて阿修羅が日月を支えるような勢いで、『これは何という字ですか？』と言いました。これには何か特別な意味があるのでしょうか？」 師は言う：「魚や龍は変化を得るが、エビやカニは無駄に災いに遭う。」 僧がさらに尋ねる：「仰山はさらに円相を描き、卍字を囲みました。これはどういう道理ですか？」 師は言う：「あなたは歯を食いしばって、飛び出せない。」 僧がさらに尋ねる：「なぜその僧は楼至仏のように拳を握りしめたのですか？」 師は言う：「声聞や縁覚では及ばないことだ。」 僧がさらに尋ねる：「仰山は『そうだ、そうだ。よく護持せよ』と言って、彼を認めました。」 師は言う：「始めから終わりまで、すべてがその中にある。」 僧が礼拝すると、師は言う：「無数の仰山も、この男にずいぶんと鈍くされたものだ。」 僧が手を広げると、師は方丈に戻った。

僧問：「如何是第一玄？」師云：「不許浪捏拳。」進云：「如何是第二玄？」師云：「雲散月當天。」進云：「如何是第三玄？」師云：「到處總方圜。」僧禮拜起，師云：「這是那一玄？」僧罔措，師云：「假雞聲韻難瞞我，未肯糢糊放過關。」

> 僧が尋ねた：「第一の玄妙とは何でしょうか」 師は言った：「むやみに拳を握らせないことだ」 僧がさらに尋ねた：「第二の玄妙とは何でしょうか」 師は言った：「雲が散り、月が空に輝くことだ」 僧がさらに尋ねた：「第三の玄妙とは何でしょうか」 師は言った：「どこにいても、すべてが円満であることだ」 僧は礼拝して立ち上がった。師は言った：「これはどの玄妙にあたるのか」 僧は返答に困った。師は言った：「偽りの鶏の声では私を欺けない、曖昧なままでは通さない」

僧問：「如何是涅槃心？」師云：「青山一片雲。」進云：「如何是差別智？」師云：「上苑幾團雪。」進云：「雲散雪消時如何？」師云：「今日不曾天晴。」僧無語，師呵呵大笑。

> 僧が尋ねた：「涅槃の心とは何でしょうか？」 師は言った：「青い山に浮かぶ一片の雲。」 僧がさらに尋ねた：「差別智とは何でしょうか？」 師は言った：「上苑に積もる幾つかの雪の塊。」 僧がさらに尋ねた：「雲が散り、雪が消えた時はどうなりますか？」 師は言った：「今日はまだ晴れていない。」 僧は言葉を失い、師は呵呵と大笑した。

僧問：「近日佛法如何？」師云：「兩山合掌，一谿行道。」進云：「且道為甚麼如此？」師云：「覓個不會佛法底人。」進云：「適來一眾從山後下來，和尚還見麼？」師云：「觀音玅智力，能救世間苦。」

> 僧が尋ねた：「近頃の仏法はいかがですか？」 師は答えた：「二つの山が合掌し、一筋の渓流が道を行く。」 僧がさらに尋ねた：「それでは、なぜこのようになるのですか？」 師は答えた：「仏法を理解しない人を探しているのだ。」 僧がさらに尋ねた：「さきほど、多くの人々が山の後ろから下りてきました。和尚はお見かけになりましたか？」 師は答えた：「観音の妙なる智慧の力は、世の苦しみを救うことができる。」

僧問：「離四句，絕百非時如何？」師云：「虧你開臭口。」進云：「口有甚麼過？」師與一掌，云：「離四句，絕百非。」

> 僧が尋ねた：「四句を離れ、百非を絶した時はどうなりますか？」 師は言われた：「お前は臭い口を開けたな。」 僧がさらに尋ねた：「口に何の過ちがあるのですか？」 師は彼に一発の平手打ちをし、言われた：「四句を離れ、百非を絶するということだ。」

僧問：「如何是第一要？」師云：「杜絕口頭玅。」進云：「如何是第二要？」師云：「萬象分明道。」進云：「如何是第三要？」師云：「天空任鳥飛，水闊從魚躍。」

> 僧が尋ねました：「第一の要とは何でしょうか？」 師は答えました：「口先の妙を断ち切ることです。」 僧がさらに尋ねました：「第二の要とは何でしょうか？」 師は答えました：「万象がはっきりと道理を現すことです。」 僧がさらに尋ねました：「第三の要とは何でしょうか？」 師は答えました：「大空は鳥に自由に飛ばせ、広い水は魚に思い切り跳ねさせることです。」

師一日宴坐，有僧來參，師拈拄杖，僧便喝，師下來令僧就座，僧不肯，師即打出。時有僧云：「適來這上座過在甚麼處？」師云：「鼠偷雞蛋，莫認獅子輥毬。」

> ある日、師が静かに坐禅をしていると、一人の僧が参上した。師は杖を手に取ると、その僧は喝をあげた。師は座を下りて僧に座るよう促したが、僧は承知せず、師はすぐに追い出した。その時、別の僧が尋ねた：「さきほどの僧はどこが悪かったのですか？」師は答えた：「ネズミが卵を盗むのに、獅子が玉を転がすと勘違いするな。」

僧問：「德山見僧入門便棒，臨濟見僧入門便喝，不知是何消息？」師云：「烏龜臂上無毛。」

> 僧が尋ねた：「徳山は僧が門に入るとすぐに棒で打ち、臨済は僧が門に入るとすぐに喝をかける。これはいったいどういう意味なのでしょうか？」 師は答えた：「亀の腕には毛が生えていない。」

僧問：「離言說、絕議論時如何？」師云：「放下著。」僧佇思，師云：「酬衣去。」

> 僧が尋ねました。「言葉を離れ、議論を絶した時はどうなりますか？」師は言いました。「手放しなさい。」僧が考え込むと、師は言いました。「衣を着て去りなさい。」

僧求開示，師云：「且去，明日來。」忽聞板響，旁僧云：「喫飯去。」師與一掌，云：「是何所在？指東說西。」僧便喝，師又打，復示偈云：「一聲相應炳無私，歷歷分明說向誰？桼桶豁然箍爆斷，方知過用苦鉗鎚。」

> 僧が示しを求めた。師は言った、「さあ行け、明日来い。」突然、板の音が聞こえた。傍らの僧が言った、「ご飯を食べに行こう。」師は彼を一発殴り、言った、「ここはどんな場所だ？東を指して西を説くとは。」僧は喝を発した。師はまた打ち、さらに偈を示した、「一声相応して炳として私なし、歴歴として分明、誰に向かって説く？漆桶豁然として箍が爆断す、方知る過用の苦鉗鎚を。」

僧問：「古人道：『有時奪人不奪境。』那個是人？」師云：「截斷來時意。」進云：「如何是奪境不奪人？」師云：「摧倒案前山。」進云：「如何是人境兩俱奪？」師云：「摧倒案前山，有甚來時意？」進云：「如何是人境俱不奪？」師云：「追風天馬戴麒麟。」復拈拄杖云：「這是境，那個是人？」僧擬議，師便喝。

> 僧が問う：「古人が言う、『時には人を奪って境を奪わず』と。その『人』とは何ですか？」師曰く：「来たる時の意を断ち切れ。」さらに問う：「では、境を奪って人を奪わずとはどういうことですか？」師曰く：「机の前の山を倒せ。」さらに問う：「人と境の両方を奪うとはどういうことですか？」師曰く：「机の前の山を倒したなら、来たる時の意などあるものか？」さらに問う：「人も境も奪わないとはどういうことですか？」師曰く：「風を追う天馬が麒麟を戴くが如し。」さらに杖を取り上げて言う：「これは境だ。では、その『人』とは何か？」僧が考えようとすると、師は喝を放った。

僧出，師問：「何處去？」僧云：「隨眾作務去。」師云：「一堂人汝隨那一眾？」僧罔措，師便打。

> 僧が出てくると、師が尋ねました：「どこへ行くのか？」 僧が答えました：「皆に従って仕事をしに行きます。」 師が言いました：「一堂にいる人々の中で、あなたはどの一衆に従うのか？」 僧は返答に困り、師はすぐに打ちました。

僧問：「住世脫塵埃，何處最潔？」師云：「爛泥腳底。」進云：「行道涉嶇崎，何處最平？」師云：「尖峰頂上。」僧禮拜，師攙住云：「這是甚麼處？」僧無語，師云：「只說是個人。」

> 僧が尋ねた：「世に住みながら塵埃を脱するには、どこが最も清らかでしょうか」 師は言った：「ぬかるみの足元だ」 僧がさらに尋ねた：「道を行き崎嶇を渡るには、どこが最も平らでしょうか」 師は言った：「尖った峰の頂上だ」 僧が礼拝すると、師は手を差し伸べて止めて言った：「ここはどこだ？」 僧は言葉がなかった 師は言った：「ただ、これは一人の人間だと言うだけだ」

僧歸，夜坐次，云：「某甲有一偈不敢舉出。」師云：「放汝命，通汝氣。」僧云：「對境無心蕩蕩清。」師云：「已濁了也。」僧云：「透出關闌沒化城。」師拈茶杯云：「透得這個麼？」僧擬議，師便喝。僧禮拜，師云：「且證一半著。」

> 僧が戻り、夜座に着いてから言った。「私、一つの偈があるのですが、申し上げる勇気がありません。」師は言った。「命を放ち、気を通せ。」僧は言った。「境に対し心なく、蕩々として清し。」師は言った。「もう濁ってしまった。」僧は言った。「関闌を透りて化城なし。」師は茶杯を取って言った。「これは透れるか？」僧が考えようとすると、師は喝をかけた。僧は礼拝し、師は言った。「まず半分だけ悟ったとしよう。」

士問：「如何是超宗異目？」師云：「三頭六臂。」士云：「如何是齊眉共躅？」師云：「不高不低。」士云：「如何是影響音聞？」師云：「閉眼說夢。」士禮拜，師云：「汝是閉眼來問？開眼來問？」士便喝，師對眾云：「記取這漢。」

> ある修行者が尋ねました。「どうすれば、宗派を超えた独自の境地に至れるのでしょうか？」 師は答えました。「三つの頭に六本の腕を持つように。」 修行者がまた尋ねました。「どうすれば、眉を揃え、歩調を合わせることができるのでしょうか？」 師は答えました。「高すぎず、低すぎず。」 修行者がさらに尋ねました。「どうすれば、真実の響きと音を聞くことができるのでしょうか？」 師は答えました。「目を閉じて夢を語るようなものだ。」 修行者は礼拝しました。師は言いました。「あなたは目を閉じて尋ねたのか？それとも目を開けて尋ねたのか？」 修行者は喝を発しました。師は大衆に向かって言いました。「この男のことを覚えておきなさい。」

僧至，師云：「這幾久在何處來？」僧云：「溈山。」師云：「水牯牛在甚麼處放？」僧無語。師云：「汝不在溈山來。」

> 僧が来ると、師は言った。「しばらくどこにいたのかね？」 僧が答えた。「溈山にいました。」 師が尋ねた。「水牛はどこで放牧しているのかね？」 僧は返答に詰まった。 師は言った。「お前は溈山から来たのではないな。」

僧問：「寸絲不挂時如何？」師云：「裸形外道。」進云：「千補萬衲時如何？」師云：「惹火燒身。」進云：「恁麼也不得，不恁麼也不得。」師云：「恁麼也得，不恁麼也得。」進云：「門外人來，如何相見？」師云：「或時權在手，便把令來行。」

> 僧が尋ねた：「一糸も掛からぬ時はどうなりますか？」 師は言った：「裸の外道だ。」 さらに尋ねた：「千回も万回も繕った時はどうなりますか？」 師は言った：「火を招いて身を焼く。」 さらに尋ねた：「こうしてもいけない、こうでなくてもいけない。」 師は言った：「こうしてもいい、こうでなくてもいい。」 さらに尋ねた：「門の外から人が来たら、どうやって会いますか？」 師は言った：「時に権力を手にすれば、すぐに命令を下す。」

僧問：「如何是先照後用？」師云：「雲行雨到。」進云：「如何是先用後照？」師云：「雷轟電掣。」進云：「如何是照用同時？」師云：「三山齊粉碎，六鼇盡絕蹤。」進云：「如何是照用不同時？」師云：「月明初夜後，雞叫五更前。」

> 僧が尋ねました：「先に照らし、後に用いるとはどういうことですか？」 師は答えました：「雲が流れ、雨が降るがごとし」 僧がさらに尋ねました：「先に用い、後に照らすとはどういうことですか？」 師は答えました：「雷が轟き、電光が走るがごとし」 僧がさらに尋ねました：「照らすことと用いることが同時であるとはどういうことですか？」 師は答えました：「三つの山が一斉に砕け散り、六匹の大亀がすべて跡形もなく消える」 僧がさらに尋ねました：「照らすことと用いることが同時でないとはどういうことですか？」 師は答えました：「月が明るい初夜の後、鶏が鳴く五更の前」

僧到，師問：「上座今日在何處來？」僧便喝，師云：「善來佛子，何得惡發？」僧無語，師打云：「已後不得亂做。」

> 僧が到着すると、師が尋ねました：「上座、今日はどこから来られましたか？」 僧はすぐに喝をかけました。師は言いました：「よく来てくれましたね、仏子よ。どうして怒りを発するのですか？」 僧は言葉がありませんでした。師は打って言いました：「今後、むやみに振る舞ってはいけません。」

僧辭行，師云：「何處去？」僧云：「穿山透海去。」師云：「這隻眼尚未明。」僧云：「是那一隻？」師便打。僧云：「未曾拈棒，已會了也。」師云：「汝作麼生會？」僧擬議，師又打。

> 僧が別れを告げようとすると、師が尋ねた。 「どこへ行くのか？」 僧が答えた。 「山を貫き、海を透り抜けて行きます。」 師が言った。 「その眼はまだ明らかではない。」 僧が尋ねた。 「どちらの眼のことですか？」 師はすぐに棒で打った。 僧が言った。 「棒を振り上げる前に、もう分かりました。」 師が尋ねた。 「どう分かったのか？」 僧が考えようとした瞬間、師はまた打った。

僧侍立，師豎起拄杖云：「癡狂外邊走，不識拄杖子，招劍自傷身，喚作拄杖子。到汝分上又作麼生？」僧無語，師與一棒，歸方丈。

> 僧がそばに立っていると、師は杖を立てて言われた。 「愚かさに駆られて外をさまよい、杖の本質を知らず、剣を招いて自ら身を傷つけ、それを杖と呼んでいる。お前の立場ではどうなのか？」 僧は返答できなかった。師は一撃を与え、方丈へと帰られた。

僧歸，師問：「你從那幾處來？」僧敘，師云：「還是在那一處得力？」僧復敘，師劈口便拳。次日討單，師云：「汝擬進堂，切忌瞌睡。」僧應諾，師云：「浩浩之中如何辨主？」僧禮拜，師云：「到底皮下無血。」

> 僧が戻ってくると、師は尋ねた。「お前はどこから来たのか？」僧が説明すると、師は言った。「結局、どの場所で一番力がついたのか？」僧がまた説明しようとすると、師は口を割るように拳を振るった。 翌日、僧が入堂を申し出ると、師は言った。「堂に入るなら、居眠りは厳禁だぞ。」僧が承諾すると、師は言った。「広大無辺の世界の中で、どうやって主（真実）を見分けるのか？」僧が礼拝すると、師は言った。「結局、皮膚の下には血が流れていないな。」

僧問：「四山相逼時如何？」師云：「一椎粉碎。」進云：「坦然無礙去也。」師云：「又添旛上風。」

> 僧が問う：「四つの山が押し寄せて来た時、どうすればよいのでしょうか？」 師は言う：「一槌で粉々に砕くのだ」 僧がさらに問う：「平然として何の妨げもなく去っていくことです」 師は言う：「また幡の上の風を添えている」

僧問：「如何是第一句？」師云：「空無一點聚。」進云：「如何是第二句？」師云：「分明難吐露。」進云：「如何是第三句？」師云：「垂慈相濟度。」

> 僧が問う：「第一の句とは何ですか？」 師は言う：「空には一点の集まりもない。」 さらに問う：「第二の句とは何ですか？」 師は言う：「はっきりと言い表すのは難しい。」 さらに問う：「第三の句とは何ですか？」 師は言う：「慈悲をもって救い導くことだ。」

二僧到，師云：「何處來？」僧云：「船上。」師云：「船在何處？」僧無語，師便打。次問一僧：「這一眾聻？」僧作把橈勢，師亦打，遂後不伏。有僧出云：「昨日公案，會也打、不會也打，成何宗旨？」聲未絕，師又打，云：「任從舉向諸方去。」

> 二人の僧が到着した。師は尋ねた。「どこから来たのか？」僧は答えた。「船からです。」師は問い返した。「船はどこにある？」僧は言葉に詰まった。師はすぐに打った。 次に別の僧に尋ねた。「この一衆はどうだ？」僧は櫓を漕ぐ仕草をした。師もまた打った。その後、僧は納得しなかった。 一人の僧が進み出て言った。「昨日の公案は、分かっても打たれ、分からなくても打たれる。これは一体どういう宗旨なのでしょうか？」声がまだ消えぬうちに、師はまた打ちながら言った。「好きなだけ諸方に持ち出してみよ。」

僧問：「寒泉蛟龍還有變化時節也無？」師云：「無時節也有時節。」進云：「若到大禹門下，有何方便？」師云：「搖頭是雲，擺尾是雨。」

> 僧が尋ねた：「寒泉の蛟龍にも、変化する時節はあるのでしょうか？」 師は答えた：「時節はない。また、時節はある。」 僧がさらに尋ねた：「もし大禹の門下に至ったなら、どんな方便があるのでしょうか？」 師は言った：「首を振れば雲となり、尾を振れば雨となる。」

僧問：「一塵不立時如何？」師云：「足下泥深三尺。」進云：「如何是意中句？」師云：「頭抵威音前。」進云：「如何是句中意？」師云：「尾掃空劫後。」進云：「句意不立時如何？」師云：「洗足來與你道。」僧擬議，師便喝。

> 僧が尋ねた：「一塵も立たぬ時はどうなりますか？」 師は言った：「足元の泥は三尺の深さだ」 僧がさらに尋ねた：「では、意中の句とは何ですか？」 師は言った：「頭は威音王仏の前につく」 僧がさらに尋ねた：「では、句の中の意とは何ですか？」 師は言った：「尾は空劫の後を掃く」 僧がさらに尋ねた：「句も意も立たぬ時はどうなりますか？」 師は言った：「足を洗って来い、その時教えてやろう」 僧が考えようとしたところ、師は喝をかけた。

僧問：「默時雖無語，明頭豈覆藏？彷彿多蹉過，請師為舉揚。」師云：「朝朝雞向五更啼，歲歲春來山色秀。」

> 僧が問う：「黙っている時は言葉はないが、明るい時には隠し立てなどあるだろうか。ぼんやりと見過ごすことが多いので、師よ、どうか教えを説き明かしてください。」師は答える：「毎朝、鶏は五更に鳴き、毎年、春が来れば山の景色は美しい。」

僧問：「如何是十方同聚會？」師云：「兩眼對兩眼。」進云：「如何是個個學無為？」師云：「現成底事，學佗作麼？」進云：「如何是此是選佛場？」師云：「罕逢穿耳客，多遇刻舟人。」進云：「如何是心空及第歸？」師拈拄杖云：「空得這個麼？」僧便喝，師則打。

> 僧が尋ねました：「十方が同じく集うとは、どのようなことでしょうか」 師は言いました：「両眼が両眼に対することだ」 僧がさらに尋ねました：「それぞれが無為を学ぶとは、どのようなことでしょうか」 師は言いました：「現成の事柄を、どうしてわざわざ学ぶ必要があるのか」 僧がさらに尋ねました：「これが選仏の場であるとは、どのようなことでしょうか」 師は言いました：「耳に穴を開けるような稀な客にはめったに出会えず、多くは舟に刻み目をつけるような人に出会うものだ」 僧がさらに尋ねました：「心が空になって及第して帰るとは、どのようなことでしょうか」 師は杖を取り上げて言いました：「これが空であると言えるか」 僧は喝を発し、師は打った。

僧問：「家家有路透長安，何處是長安大路？」師云：「出門便蹋著。」進云：「不顧腳下時如何？」師云：「痛與三十棒。」進云：「已今到了又作麼生？」師云：「食艸飲水，曳耙拖犁。」

> 僧が問う：「どの家にも長安へ通じる道があるというが、どこが長安への大通りなのか？」 師は言う：「門を出ればすぐに踏みつける。」 僧がさらに問う：「足元を顧みないときはどうか？」 師は言う：「痛く三十棒を食らわせる。」 僧がさらに問う：「すでに到着したなら、またどうするのか？」 師は言う：「草を食み、水を飲み、鋤を引き、犂を引く。」

僧問：「泥牛石虎對面相見時如何？」師云：「一喝無蹤跡，潛身北斗藏。」

> 僧が尋ねました。「泥の牛と石の虎が向かい合って会う時、どうなりますか？」 師は答えました。「一喝すれば跡形もなく、身を潜めて北斗に隠れる。」

僧問：「了無一法，和尚說箇甚麼？」師云：「今日送供底甚多。」進云：「本無一物，學人參個甚麼？」師云：「自領出去。」

> 僧が尋ねた：「一切の法が空であるなら、和尚は何を説かれるのですか？」 師は言われた：「今日は供養を届ける者が多い。」 僧がさらに尋ねた：「本来何物もないのに、学人は何を参究すればよいのですか？」 師は言われた：「自分で持ち帰りなさい。」

僧問：「如何是正法眼？」師云：「不在眉毛下。」進云：「必在何處？」師云：「張三一對，李四一雙。」

> 僧が尋ねました。「正法眼とは何でしょうか？」 師は答えました。「眉毛の下にはありません。」 僧がさらに尋ねました。「では、どこにあるのでしょうか？」 師は答えました。「張三にも一対、李四にも一対。」

僧問：「如何是體明無盡句？」師云：「通身是病通身藥。」進云：「如何是玅玄無私句？」師云：「遍界全真遍界塵。」

> 僧が尋ねました。「体明無尽の句とはどのようなものですか？」 師は答えました。「全身が病であり、全身が薬である。」 僧がさらに尋ねました。「妙玄無私の句とはどのようなものですか？」 師は答えました。「世界全体が真実であり、世界全体が塵である。」

僧問：「學人近前，擬欲禮拜則是？不禮拜則是？」師和聲便打。進云：「一氣不來，又向甚麼處去？」師云：「鑊湯爐炭裏，驢胎馬腹中。」

> 僧が尋ねました。「学人が近づいて、礼拝しようとすればよろしいでしょうか、それとも礼拝しなければよろしいでしょうか？」 師は声を合わせてすぐに打ちました。 僧がさらに言いました。「一息が続かなくなったら、またどこへ行くのでしょうか？」 師は言いました。「大鍋の湯や炉の炭の中、ろばや馬の胎の中へ。」

僧問：「法門大闡，廣集四來，如何是衲僧入門句？」師云：「穩坐從天命。」進云：「如何是衲僧出門句？」師云：「常沾雨露恩。」進云：「出入不虛常運步，一行蹋破嶺頭雲。」師云：「何處不光輝？」

> 僧が尋ねた：「法門は大いに開かれ、四方から多くの者が集まっております。では、衲僧（修行僧）が門に入るための言葉は何でしょうか？」 師は言われた：「安らかに座し、天命に従え。」 さらに尋ねた：「では、衲僧が門を出るための言葉は何でしょうか？」 師は言われた：「常に雨露の恵みに濡れよ。」 さらに続けた：「出入りは虚しくなく、常に歩みを運び、一歩で嶺頭の雲を踏み破る。」 師は言われた：「どこが輝かないというのか？」

僧問：「如何是大鞴爐內底消息？」師云：「烈火不留礦，分金豈讓情？」

> 僧が尋ねました。「大きなふいごの炉の中の様子とは、いったいどのようなものでしょうか？」師は答えました。「激しい炎は鉱石を残さず、純金を分けるのに情けなどあるだろうか？」

僧問：「劍未出匣時如何？」師云：「冷靜光生。」進云：「已出匣後。」師云：「煙塵氣斂。」進云：「今得呈劍手，一任定乾坤。」師云：「將來驗看。」僧便喝。師對眾云：「來日東廊相會。」

> 僧が問う：「剣がまだ鞘から出ていない時はどうですか？」師曰く：「冷ややかな光が生じる。」さらに問う：「すでに鞘から出た後は？」師曰く：「煙塵の気が収まる。」さらに言う：「今や剣を差し出す手を得て、一任して乾坤を定めましょう。」師曰く：「持ってきて確かめよ。」僧は喝をかける。師は大衆に向かって言う：「明日、東の廊下で会おう。」

僧問：「此處得水金鱗，後來如何變化？」師云：「揚身拋玉尺，戲碧欲騰雲。」

> 僧が問う：「ここで水を得た金鱗は、その後どのように変化するのでしょうか？」師は言う：「身を翻して玉尺を投げ、碧波に戯れ雲を駆け上がらんとす。」

僧問：「如何是山中境？」師云：「曲曲彎彎逼直路。」進云：「如何是境中人？」師云：「輕輕巧巧過山雲。」僧次日相會，師云：「昨日問底甚麼話頭？」僧擬議，師便打。

> 僧が尋ねた：「山の中の景色とは、どのようなものでしょうか？」 師は言われた：「曲がりくねった道が、真っ直ぐな道へと通じている」 僧がさらに尋ねた：「その景色の中にいる人とは、どのようなものでしょうか？」 師は言われた：「軽やかに巧みに山雲を越えていくものだ」 翌日、僧が師と再会したとき、師は言われた：「昨日、あなたはどんな問いをしていたかね？」 僧が答えようと考え込むと、師はすぐに打たれた。

僧問：「目前無法，意在目前時如何？」師云：「浪展千條縷，潭收一洞春。」

> 僧が尋ねました。「目の前に法はなく、意が目の前にある時はどうすればよいのでしょうか？」 師は答えました。「波は千条の縷を広げ、深い淵は一洞の春を収める。」

僧問：「得何神通，有此大用？」師云：「不是借來底。」進云：「十二處忘閒影響，三千界放淨光明。」師云：「你底光明在甚麼處？」僧便喝，師云：「可惜許。」

> 僧が尋ねました：「どのような神通力を得て、これほどの大いなる働きがあるのですか？」 師は言いました：「借りてきたものではないのです。」 僧がさらに言いました：「十二処の忘れられた影響、三千世界に清らかな光明を放つ。」 師は言いました：「あなたの光明はどこにあるのですか？」 僧は喝をあげました。師は言いました：「惜しいことです。」

僧問：「如何是衲僧出身處？」師云：「特地秋風至，不涼人自涼。」進云：「頭頭舉起承佗力，步步相隨是故人。」師云：「出身放過，說甚故人？」

> 僧が問うた：「衲僧の出身処とは、いかにあるべきでしょうか？」 師は答えた：「秋風が特別に吹いてきても、涼しくない人には自ずと涼しい。」 僧がさらに言う：「一つ一つを挙げてその力を承け、一歩一歩と相随うのが故人です。」 師は言った：「出身を放っておけ。故人などと言うな。」

僧問：「父母未生即是？已生即是？」師打云：「你道是已生未生？」僧擬議，師又打。

> 僧が尋ねました。「父母がまだ生まれていない時が本当の自分ですか？それとも、すでに生まれた後が本当の自分ですか？」 師は打ちながら言いました。「あなたは、生まれた後だと言うのか、それとも生まれる前だと言うのか？」 僧が答えようとすると、師はまた打ちました。

僧問：「久雨不晴，淹殺狐兔；久晴不雨，渴死魚龍。如何是久晴境界？」師云：「霜月到頭藏不住。」進云：「如何是久雨時節？」師云：「谷雲覆頂出頭來。」進云：「且道不雨不晴時如何？」師云：「來日天晴又向汝道。」僧無語，師云：「通身泥水也不知。」

> 僧が問う：「長雨が止まず、狐や兎が水死し、長く晴れて雨が降らず、魚や龍が渇き死ぬ。では、長く晴れた境地とは何でしょうか？」 師は言う：「霜月が来れば、隠しきれぬものがある」 僧がさらに問う：「では、長雨の時節とは何でしょうか？」 師は言う：「谷の雲が頂を覆い、頭を出す」 僧がさらに問う：「では、雨も降らず晴れもしない時はどうでしょうか？」 師は言う：「明日晴れたら、またお前に話そう」 僧は言葉を失う。師は言う：「全身泥水にまみれても、それに気づかぬ」

僧問：「拄杖子年多少？」師云：「又被闍黎添一歲。」進云：「壽同天地久，結果有餘春。」師云：「家無小兒，有甚用處？」

> 僧が問う：「杖は何歳ですか？」 師は言う：「また、あなたに一歳加えられてしまった。」 僧が進み出て言う：「寿命は天地と同じく長く、実を結んで春を超える。」 師は言う：「家に子供もいないのに、何の役に立つというのか？」

僧問：「古人道：『虛空為鼓，須彌為椎。』且道這鼓用甚皮鞔？」師云：「現成兩片。」進云：「誰人打得？」師云：「獨讓闍黎。」

> 僧が尋ねました。「古人は『虚空を鼓とし、須弥山を槌とする』と言いました。では、この鼓はどんな皮で張られているのでしょうか？」 師は言いました。「目の前にある二枚の皮だ。」 僧がさらに尋ねました。「誰がそれを打つことができるのでしょうか？」 師は答えました。「あなた様だけがおできになることです。」

僧問：「木人每唱無生曲，石女常撫沒絃琴，如何是木人曲？」師云：「單為作家談。」進云：「如何是石女琴？」師云：「專等知音聽。」

> 僧が問う：「木人がいつも無生の曲を歌い、石女が常に弦なき琴を弾く。では、木人の曲とは何ですか？」 師は答える：「ただ、その道の達人に語るためだ。」 さらに問う：「では、石女の琴とは何ですか？」 師は答える：「知音をひたすら待って聴かせるものだ。」

僧問：「獅子吼時，狐兔絕蹤，假若棒如雨點，喝似雷鳴，作麼回避？」師云：「棒下無生忍，臨機不見師。」進云：「這是古人底。」師云：「尋常借路過，不向臼中藏。」

> 僧が尋ねた：「獅子が吼える時、狐や兎は跡を絶つ。もし棒が雨の如く降り注ぎ、喝が雷の如く鳴り響くならば、どうやって回避するのですか？」 師は言った：「棒の下に無生忍あり、機に臨んで師を見ず。」 僧がさらに尋ねた：「これは古人の言葉です。」 師は答えた：「普段は借りた道を通るが、臼の中には隠さない。」

僧問：「即今佛法遍地，人為甚麼不省？」師云：「直觀眼前境，忘卻嶺後人。」進云：「何不與佗點破？」師云：「既已遍地，用點作麼？」

僧問：「泥牛吼處天關轉，木馬嘶時地軸回。如何是泥牛？」師云：「耕破波心月，吼通劫外風。」進云：「如何是木馬？」師云：「蹋翻栗棘地，跳出金剛圈。」

> 僧が尋ねました：「泥の牛が吼えるところ天の関が転じ、木の馬が嘶くとき地の軸が回る。泥の牛とは何でしょうか。」 師は答えました：「波心の月を耕し破り、劫外の風に吼え通す。」 僧がさらに尋ねました：「では、木の馬とは何でしょうか。」 師は答えました：「栗棘の地を蹴り翻し、金剛の輪を跳び出る。」

僧問：「世尊拈花示眾，和尚將何為人？」師云：「清早起來，不曾有利市。」進云：「謝師餘惠。」師云：「既不曾有，謝個甚麼？」進云：「雲向山中騰出巧，月從林外過來新。」師云：「你又向何處過來？」進云：「請師下棒。」師云：「道破不靈。」

> 僧が問う：「世尊が花を拈って大衆に示された時、和尚は何をもって人々に示されますか？」師云う：「朝早く起きて、まだ縁起の良いことがない。」僧が進んで云う：「師の余恵に感謝します。」師云う：「まだ何もないのに、何を感謝するのか？」僧が進んで云う：「雲は山中から巧みに湧き出で、月は林の外から新たに昇ってきます。」師云う：「お前はまたどこから来たのか？」僧が進んで云う：「師に一棒を下していただきたい。」師云う：「言い当てられれば効き目はない。」

僧問：「學人從偏位中來，請師向正位中接。」師打云：「是偏？是正？」僧擬議，師連棒打出。

僧問：「古來有個十無語，諄諄有語是何緣？」師云：「門外山階是誰砌？」進云：「不識。」師云：「慚惶有負行人心。」進云：「師意若何？」師云：「有處問將來。」進云：「如何是無為國？」師云：「聖凡不在裏頭歇。」進云：「如何是無星秤？師」云：「撥兩分星成滯鈍。」進云：「如何是無根樹？」師云：「百鳥從來栖不住。」進云：「如何是無底缽？」師云：「一來一往是誰拓？」進云：「如何是無絃琴？」師云：「天真嘹喨少知音。」進云：「如何是無底船？」師云：「這邊蹋著那邊掀。」進云：「如何是無孔笛？」師云：「一曲當風明歷歷。」進云：「如何是無鬚鎖？」師云：「香廚封禁無煙火。」進云：「如何是無孔鎚？」師云：「八部天龍盡帶悲。」進云：「如何是無底籃？」師云：「不放魚龍到長江。」進云：「如何是無縫塔？」師云：「聚堊飛塵點不納。」進云：「有語得明無語義，不知無處義如何？」師云：「今日客繁且去著。」僧果行，師云：「何曾得明？」

僧問：「賓主到來，如何相見？」師云：「眼觀東南，意在西北。」

僧問：「金風吹玉管，那個是知音？」師云：「有個靈利道者，不覺放過。」僧進語，師便喝。

> 僧が尋ねました。「金風が玉管を吹くとき、誰がその音を理解する者でしょうか。」 師は答えました。「聡明な修行者がいるのに、その機会を見逃してしまった。」 僧がさらに言葉を続けようとすると、師は喝を入れました。

僧問：「學人一寶，請師酬價。」師云：「將來驗看。」僧作拓盤勢，云：「請師鑑納。」師云：「無處收藏。」

> 僧が尋ねました：「修行者が一つの宝を持っています。師匠、どうかその価値を評価してください。」師匠は言いました：「持ってきて確かめさせてくれ。」僧は手のひらを広げる仕草をして言いました：「師匠、どうかご覧になって受け取ってください。」師匠は言いました：「収める場所がない。」

僧出打圜相云：「是佛是祖俱在這裏，未審和尚出得這裏麼？」師打云：「鬼眼睛來這裏賣弄。」進云：「毘嵐風動，何處安身？」師又打。

> 僧が出て、円相を打って言う：「仏も祖も皆ここにおられる。和尚はここから出られますか？」師は打って言う：「鬼の目玉がここで見せびらかすのか。」僧が進み出て言う：「毘嵐の風が吹き荒れる時、どこに身を安らげましょうか？」師はまた打った。

僧問：「諸佛未出身時如何？」師云：「凍雲彌四埜，寒雨滴千峰。」進云：「已出身後為個甚麼？」師云：「鄠杜月頻滿，瀟湘人未歸。」

僧問：「釋迦老子鼻孔在甚麼處？」師云：「已被迦葉穿卻。」進云：「坐斷千差，將何化為百億身？」師云：「禍不單行。」

> 僧が尋ねました。「釈迦老子の鼻の穴はどこにあるのですか？」 師は答えました。「すでに迦葉に突き抜けられてしまった。」 僧がさらに問いました。「千の差別を断ち切って坐れば、何を百億の身に化するのですか？」 師は答えました。「災いは単独ではやって来ない。」

僧問：「曾思明珠欲來獻上，正覓不可得時如何？」師云：「好箇消息。」

> 僧が問う：「かつて明珠を思って献上しようとしたが、ちょうど見つけられない時はどうすればよいか？」師は言う：「それは良い知らせだ。」

僧問：「如何是金剛寶劍？」師云：「一揮無滯礙，當下絕煙塵。」進云：「如何是踞地獅子？」師云：「同類增威勢，群狐喪膽魂。」進云：「如何是探竿影艸？」師云：「有語不須辯，抬頭見假真。」進云：「如何是不作喝用？」師云：「休設安邦計，端然享太平。」進云：「假使戰將臨機又作麼生？」師云：「不知是何武藝？」進云：「適來奪得寶劍在此。」師云：「把出來看。」僧擬議，師云：「生鐵難瞞。」

僧問：「鐘鼓交加是何玅音？」師云：「聾著兩耳纔堪聽。」進云：「龍象相會是何面目？」師云：「瞎似眉毛方可窺。」進云：「只如不住內、不住外、不住中間又作麼生？」師云：「須得一半，未足可觀。」

僧問：「未出方丈時如何？」師云：「四眾莫測。」進云：「已出方丈後？」師云：「知音方可問，無解不須言。」進云：「學人擬欲奪卻拄杖，得麼？」師云：「具何作略？」僧云：「梢具衲僧手，當機不讓情。」師云：「如何是不讓處？」僧便喝，師打云：「人人有分，莫道私行。」