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title: "沙彌律儀要略增註 · 下篇威儀門"
description: "沙彌律儀要略增註由清代高僧弘贊律師註解。該書以明末蓮池大師輯錄的《沙彌律儀要略》為基礎進行深入註釋闡發。內容涵蓋沙彌應持的十戒二十四威儀等行持規範，並詳細解釋其制戒緣起與實踐細則。本書是漢傳佛教僧伽教育的重要律學典籍，系統總結了沙彌行為準則，為新出家者提供了權威的修行指南，在佛教戒律傳承中具有不可替代的地位，至今仍是寺院培養僧才的核心教材。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmcx0983708wzjl048dy07k5m"
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## 沙彌律儀要略增註卷下

> 沙弥律儀要略増註　巻下

菩薩戒弟子雲棲寺沙門　袾宏　輯

菩提心比丘鼎湖山沙門　弘贊　註

### ○下篇威儀門

> 威儀の門

威儀者。謂有威可畏。有儀可敬。由持淨戒而梵行具足。堂堂僧相。眾德威嚴。故令人可畏。動靜合則。顒顒可觀。儀端表正。故令人可敬。斯成出家之道品。人天之師範。所謂淨行成於道儀。清白圓於戒品。氣高星漢。威肅風雲。內懷師子之德。外現象王之威。人天讚承。神龍欽伏。故華嚴經云。具足受持威儀教法。能令三寶不斷是也。今此下篇。共有二十四章。同出威儀一門。是沙彌之車轍出世之初階也。

> 威儀とは、威厳があって畏敬の念を抱かせること、礼儀正しく敬われることをいいます。清らかな戒律を守り、清浄な行いを完璧に実践することによって、堂々とした僧侶の姿は多くの徳を備え、威厳に満ちているため、人々に畏敬の念を起こさせます。動きも静けさも規則にかなっており、仰ぎ見るにふさわしく、立ち居振る舞いが端正で模範的であるため、人々から尊敬されます。これこそ出家者の道を実践するものであり、人々や天界の者の手本となるものです。いわゆる、清らかな行いが道の規範を成し、清らかさが戒律の実践を円満にし、その気高さは星や天の川にまで届き、威厳は風や雲さえも厳粛にさせます。内には師子のような徳を抱き、外には象王のような威厳を示します。人々や天界の者から称賛され、神々や龍も敬服します。したがって、『華厳経』には、「威儀の教えを完全に受け持ち実践すれば、三宝（仏・法・僧）が絶えることがない」と説かれています。ここに掲げる下篇は、全部で二十四章あり、すべて威儀という一つの門から出たもので、沙弥（修行僧）の歩むべき道筋であり、出家の最初の段階を示すものです

佛制沙彌年滿二十。欲受具足戒時。若問不能具對沙彌事者。不應與具足戒。當云。卿作沙彌。乃不知沙彌所施行。沙門事大難作。卿且去熟學。當悉聞知。乃應受具足戒。今授卿具足戒。人謂佛法易行。沙門易作。故當先問。

> 仏陀が定められた戒律では、沙弥が二十歳に満ちて具足戒を受けようとする時、もし沙弥としての心得を十分に答えられない者は、具足戒を与えるべきではありません。 その時、こう言うべきです。「あなたは沙弥でありながら、沙弥として行うべきことを知らない。沙門の道は大変難しいものです。どうか一旦帰って、よく学びなさい。すべてを理解したなら、その時に具足戒を受けるのがよいでしょう。今すぐに具足戒を授ければ、人々は『仏法は簡単に実践できる、沙門になるのはたやすい』と思ってしまうからです」 ですから、まずは問いかけ、確かめる必要があるのです。

沙彌欲受具戒。師問十戒。諸威儀事。不能具對答者。不應與授具戒也。卿是貴稱。猶君呼臣也。不知沙彌所施行者。謂不諳沙彌律儀所應施為行事也。沙門事大難作者。謂比丘二百五十戒。甚難行持也。熟學者。謂當精習十戒并諸威儀也。當悉聞知者。聞謂博問先知。知謂自心了達。人謂佛法易行沙門易作者。由不知佛道至妙。故言易行。不識罪福運行。法律交互。故言易作。凡為師者。故當以此先問。

> 沙彌が具足戒を受けようとする時、師匠はまず十戒と諸々の威儀について尋ねます。もし十分に答えられないならば、具足戒を授けるべきではありません。 「卿」とは尊称であり、君主が臣下を呼ぶようなものです。沙彌が実践すべき行いを知らないとは、沙彌の律儀に基づく行いを理解していないことを指します。 沙門の道は大変難しく、比丘の二百五十戒は特に実践が難しいものです。まずは十戒と諸々の威儀を熟達するよう、しっかりと学ぶべきです。 「よく聞き知る」とは、先達に広く尋ねて教えを聞き（聞）、自らの心で理解すること（知）を意味します。 「仏法は易しく、沙門の行いは簡単だ」と言う人がいますが、それは仏道の極めて微妙な深みを知らず、罪福の因果が巡り、戒律が互いに絡み合っていることを理解していないからです。 ですから、師匠たる者はまずこの点を問うべきなのです。

以下條則。於沙彌威儀諸經。及古清規今沙彌成範中節出。又宣律師行護律儀。雖誡新學比丘。有可通用者。亦節出。良以末法人情。多諸懈怠。聞繁則厭。由是刪繁取要。仍分類以便讀學。間有未備。從義補入一二。

> 以下の条則は、沙弥の威儀に関する諸経典や古い清規、また現代の沙弥の規範となる書物の中から要点を抜き出したものです。さらに、宣律師の『行護律儀』は新たに学ぶ比丘を戒めるものですが、沙弥にも共通して適用できる部分があり、それらも選び出しました。末法の世においては、人々の心は怠けがちで、煩雑なものは聞き飽きてしまうからです。そこで、煩わしい部分を省き、肝心な要点を取り上げ、分類して学びやすくしました。もし足りない部分があれば、必要に応じて補足を加えています。

以下條則者。謂下二十四威儀法則也。沙彌威儀諸經者。是沙彌十戒經。事師法。儀則經等。古清規者。是百丈清規。及古德所撰箴規等。沙彌成範。是明笑巖月心禪師。於十戒法等撰出。行護威儀。是唐道宣律師所撰。然亦未詳其的。何也。其中有一二不合律文故也。繁者。多也。謂由時當末法。人多懈怠。因情懈怠。故聞繁則厭心生。由是於上經律清規中。刪去繁文。段段節略出其樞要。仍分為二十四類。葢由律海弘深。探之不得其源。義天高廣。仰之莫窮其頂。是以刪彼弘文。撮為要略。以便初進習學。知所向方。補入者。出大師手筆。謂於威儀行事中。有所未備者。即隨其義類。而補足之。

> 以下に記す条則は、すなわち下記の二十四の威儀法則を指します。 沙彌威儀諸経とは、『沙彌十戒経』『事師法』『儀則経』などを指します。 古清規とは、『百丈清規』および古徳が撰した箴規などを指します。 沙彌成範は、明代の笑巖月心禅師が『十戒法』などを基に撰述したものです。 行護威儀は、唐代の道宣律師が撰述したものですが、その詳細は明らかではありません。なぜなら、その中に一二、律文に合わない部分があるからです。 繁とは、多いという意味です。すなわち、末法の時代にあって、人々は怠惰になりがちです。この怠惰な心のゆえに、煩雑なものを見聞きすると、嫌悪の心が生じます。そこで、上記の経律や清規の中から、煩雑な文を削除し、段落ごとに要点を抜き出して簡略化しました。そして、二十四の類に分けました。 そもそも、律の海は広大深遠であり、探ってもその源に至ることはできません。義の天は高く広く、仰ぎ見てもその頂きを極めることはできません。そこで、その広大な文を削り、要点をまとめて要略とし、初心者が学びやすくし、進むべき方向を知ることができるようにしました。 補入とは、大師の手による記述を指します。すなわち、威儀や行持の中で、まだ備わっていない部分があれば、その義類に従って補足したものです。

其有樂廣覧者。自當檢閱全書。

> 楽しみに広く読む者は、自ら全書を手に取って読むことでしょう。

沙彌十戒法中。威儀有七十二種。欲樂廣知事義。自當檢閱彼文。并沙彌諸律儀等。

> 沙門十戒の法には、威儀として七十二種類の作法があります。その詳細な内容や意味を詳しく知りたい方は、ぜひ沙門の戒律に関する原典や諸規則をお調べください。