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title: "根本說一切有部毘奈耶 · 9 謗迴眾利物學處"
description: "根本说一切有部毗奈耶是唐代高僧义净翻译的佛教律典，属于说一切有部的根本律藏。义净于7世纪赴印度求法，归国后系统译介有部律典，此部毗奈耶是其重要成果。内容涵盖比丘、比丘尼戒律条文及制戒因缘，详细规定僧团衣食住行等日常规范，是有部律学的核心文献。该典籍反映了印度佛教僧团的组织形态与戒律思想，对研究部派佛教及中国律宗发展具有重要价值，在汉传佛教律藏体系中占有权威地位。"
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### 謗迴眾利物學處第九

> 回向衆生利他学処 第九

爾時佛在王舍城羯蘭鐸迦池竹林園中。爾時實力子苾芻，被眾差令分張臥具及知食次。彼有信心意樂賢善，為眾撿校勞苦無辭，自己所有資生之物，於三寶田中及上行苾芻處悉皆施與，如是施已自己三衣並皆朽故。時諸苾芻見此事已共相議曰：「此具壽實力子被眾差令分張臥具及知食次，彼有信心意樂賢善，為眾撿校勞苦無辭，自己所有資生之物，於三寶田中及上行苾芻處悉皆施與，如是施已自己三衣並皆朽故。若其有人施僧伽衣者，當以此衣與實力子。」于時僧伽得好白㲲，時諸苾芻即以此緣具白世尊，世尊告曰：「汝諸苾芻！應作單白，和眾與實力子此衣誠無過咎。應如是作，敷座席鳴揵稚如常集僧，應如是作：

> その時、仏は王舎城の羯蘭鐸迦池畔の竹林園にいらっしゃいました。さて、實力子（じきりきし）比丘は、僧団から寝具の配分や食事の順番の取り仕切りを任されていました。彼は信仰心が厚く、心は善良で、僧団のために労苦を厭わず、自分の持ち物はすべて三宝（仏・法・僧）の福田や高位の比丘たちに施し与えました。その結果、彼自身の三衣はすっかり古びてしまいました。 これを見た比丘たちは、互いに語り合いました。「この尊い實力子比丘は、僧団から寝具の配分や食事の順番を取り仕切るよう任じられ、信仰心が厚く善良で、僧団のために疲れも厭わず、自分の財物をすべて三宝の福田や高位の比丘たちに施し与えた。そのおかげで、自分の三衣はすっかり古びてしまった。もし誰かが僧伽（僧団）に衣を布施したなら、この衣を實力子に与えるのがよいだろう。」 その時、僧団に良い白い布が施されました。比丘たちはこの事情を世尊に詳しく申し上げました。すると世尊は告げられました。「比丘たちよ、あなたがたは単白（はく：一度だけ読み上げて承認を得る表白）の作法で、僧団の和合のもとに、この衣を實力子に与えるがよい。何の咎もない。次のように行いなさい。座席を用意し、犍稚（けんじ：打ち鳴らす道具）を鳴らして、常の通りに僧団を集め、次のように唱えなさい。」

「『大德僧伽聽！此實力子有信敬心意樂賢善，為眾撿挍無辭勞苦，自己所有資生之物，於三寶田中及上行苾芻悉皆施盡。如是施已，自己三衣並皆朽故。今時僧伽得好白㲲，若僧伽時至，僧伽聽許僧伽今詳許將此白㲲與實力子。白如是。』」

> 「大徳の僧伽よ、お聞きください。この實力子は、信心と敬いの心を持ち、清らかで善良であり、大衆のために尽くして苦労を厭いません。自分の全ての生活物資を、三宝の田と上座の比丘たちに惜しみなく施し尽くしました。そうして布施をした後、自分の三衣は皆ぼろぼろになりました。今、僧伽は良い白い布を得ました。もし僧伽の時が来たなら、僧伽は聞き届けてください。僧伽は今、この白い布を實力子に与えることを認めます。このように宣言します。」

時諸苾芻如佛所教便為單白，以僧白㲲與實力子。然具壽實力子與友、地二苾芻積代怨讎業緣未絕，於苾芻前作嫌毀言：「諸具壽！何因眾僧能得利養，隨親識處而迴與之？」時諸苾芻聞是語已告言：「具壽！作白之時，汝豈不集同心許耶？」答言：「同集。」諸苾芻曰：「若爾，何意作嫌毀言？」答曰：「豈可啼哭亦不得耶？」時諸少欲苾芻，聞生嫌恥眾共非斥：「云何苾芻先共同心，後便異說言：『諸具壽！眾僧得利隨親厚處迴與別人。』」時諸苾芻即以此緣具白世尊。世尊告曰：「汝友、地二人實作此語：『諸具壽！眾僧得利隨親厚處迴與別人。』」彼二白言：「實爾。大德！」爾時世尊種種呵責已，廣說如上，乃至「我今為諸苾芻制其學處，應如是說：

> 時に、修行者たちは仏の教えに従い、確認のための一度の告白（単白）を行い、僧団から力ある者（実力子）に白い布を与えた。 しかし、長老である実力子と、友比丘、地比丘という二人の修行者との間には、積年の怨恨の業縁が絶えなかった。彼らは修行者の前で非難の言葉を述べた。 「皆さん、なぜ僧団が得た利養を、親しい者たちにだけ回して与えるのですか？」 その言葉を聞いた修行者たちは言った。「長老よ、告白の際、あなたは心を一つにして同意したのではありませんか？」 実力子は答えた。「確かに、私はその場に集まりました。」 修行者たちが言った。「それなら、なぜ非難の言葉を述べるのですか？」 実力子は答えた。「泣くことさえ許されないのですか？」 このことを聞いて、少欲の修行者たちは恥じ、皆で非難した。 「どうして修行者が、最初は心を一つにしておきながら、後になって異なる見解を述べ、『皆さん、僧団が得た利養は親しい者たちにだけ回される』などと言うのか。」 修行者たちは、この出来事を世尊に詳しく報告した。 世尊はお尋ねになった。「友よ、地よ、お前たちは確かにこう言ったのか。『皆さん、僧団が得た利養は親しい者たちにだけ回される』と。」 二人は答えた。「確かにその通りです。尊き方よ。」 その時、世尊は様々に叱責され、先と同様に詳しくお説きになり、最後にこう仰った。 「今より、私は修行者たちのために学処を定める。次のように説きなさい。」

「若復苾芻先同心許後作是說：『諸具壽！以僧利物隨親厚處迴與別人。』者，波逸底迦。」

> 〔比丘の規定〕 もしも比丘が、かつて一緒に修行すると心に約束しておきながら、後になって次のように言うならば、「皆さま、僧伽（サンガ）のための施し物を、自分の気に入った者に回して与えました」と——これは波逸底迦（懺悔すべき罪）である。

若復苾芻者，謂友地二人，餘義如上。

先同心許者，謂先許其事。

後作是說者，謂於後時作如是語。

隨親厚者，何謂苾芻親厚。謂親教師與弟子、弟子與親教師、又軌範師與依止弟子、依止弟子與軌範師、同親教師同軌範師及餘親友。

是眾僧者，謂佛弟子。

物利者，有二種：一、衣物利，二、飲食利。此中利者，謂是衣利。

已至眾中迴與者，謂以僧物轉與別人。

波逸底迦者，義並如上。

此中犯相其事云何？若苾芻隨有多少眾僧利物，先同心許後作是說：「諸具壽！隨親厚以眾僧利物迴與別人。」者，皆得波逸底迦。若僧實不與輒自迴與者，說時無犯。又無犯者，最初犯人，或癡狂、心亂、痛惱所纏。