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title: "根本說一切有部毘奈耶 · 17 強惱觸他學處"
description: "根本说一切有部毗奈耶是唐代高僧义净翻译的佛教律典，属于说一切有部的根本律藏。义净于7世纪赴印度求法，归国后系统译介有部律典，此部毗奈耶是其重要成果。内容涵盖比丘、比丘尼戒律条文及制戒因缘，详细规定僧团衣食住行等日常规范，是有部律学的核心文献。该典籍反映了印度佛教僧团的组织形态与戒律思想，对研究部派佛教及中国律宗发展具有重要价值，在汉传佛教律藏体系中占有权威地位。"
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### 強惱觸他學處第十七

> 第十七 悩ます行為に関する戒律

佛在室羅伐城逝多林給孤獨園。爾時具壽鄔陀夷至彼眾多年少苾芻處勸喻之曰：「汝等共我人間遊行，降伏他宗自獲名稱。」少年各往諮白師主欲去遊行，廣說如前。乃至夜入寺中，發聲大喚遣令開戶。彼既臥已不肯為開，時鄔陀夷即便脚蹋門扉，遂令溫堂振動。時諸少年共相議曰：「可與開門，彼有大力恐當損壞眾僧堂舍。」遂與開門。彼便即入於少年床上縱身而倒，或有傷腹，或有損腰，或有損足，告言：「阿遮利耶！我痛！我痛！」告云：「若嫌痛者，自當出去。」少年議曰：「此有大力，若不出者當斷我命。」即便俱出露地而臥。於一夜中備受寒苦，既至天曉白言：「阿遮利耶！我今欲去。」問曰：「何之？」報言：「向室羅伐城。」報云：「且住！我當與汝瞻病所須。」廣說如前，乃至到室羅伐城具告苾芻，苾芻白佛。佛呵責已，告諸苾芻：「我今為制學處，應如是說：

> 仏は室羅伐城の逝多林給孤独園におられた。その時、具寿鄔陀夷は多くの若い比丘たちのもとへ行き、こう勧めた。「あなたたちは私と共に人里を巡り歩き、他の宗派を打ち負かして、自らの名声を得なさい。」若者たちはそれぞれ師匠のもとへ行き、旅に出たいと相談した。詳しい話は以前と同じである。やがて夜になり寺に戻ると、大声で叫んで戸を開けさせようとした。しかし皆がもう横になっていたため、開けようとしなかった。そこで鄔陀夷は足で戸を蹴り、温室を揺るがした。若者たちは互いに話し合った。「戸を開けてやろう。彼は力が強いから、僧堂や舎を壊す恐れがある。」そうして戸を開けた。彼は入るや否や、若者の寝床に体を投げ出した。ある者は腹を傷つけ、ある者は腰を痛め、ある者は足を損じた。「アーチャリヤ！痛い！痛い！」と叫ぶと、彼は言った。「痛いのが嫌なら、自分で出て行け。」若者たちは話し合った。「この人は力が強い。出て行かなければ命を奪われるだろう。」こうして皆、露地に出て横になった。一晩中、寒さに苦しんだ。夜が明けて、彼らは言った。「アーチャリヤ！私は今、去りたい。」「どこへ行くのか？」「室羅伐城へ。」「待ちなさい。私はお前たちに看病に必要なものを与えよう。」詳しい話は以前と同じである。やがて室羅伐城に着き、比丘たちにすべてを告げた。比丘たちは仏に申し上げた。仏は叱責された後、比丘たちに告げられた。「私は今、学処を定める。次のように説くべきである。」

「若復苾芻於僧住處，知諸苾芻先此處住，後來於中故相惱觸，於彼臥具若坐、若臥，作如是念：『彼若生苦自當避我去。』波逸底迦。」

> もし僧侶が、僧院の居住区において、他の僧侶たちが先にその場所に住んでいることを知りながら、後から来て、故意に彼らを悩ませようとして、彼らの寝具（座具や臥具）の上に座ったり横になったりして、『この人が苦しめば、自分から逃げていくだろう』と考えたならば、波逸底迦（懺悔すべき罪）となる。

若復苾芻者，謂鄔陀夷，餘義如上。

> もし再び比丘というならば、それはウダーインのことを指し、その他の意味は前述の通りである。

知者，謂了其事。

> 「知者」とは、物事をはっきりと理解している人のことです。

苾芻先此處住者，謂此法中人先在此中而為止宿。

> 比丘先在此處居住，指的是一個人先前就已經在這種境界中安住。

後來於中等者，謂是縱身強為坐臥。

> その後、中程度の者は、体を無理に伸ばして座ったり横になったりすることを指します。

彼嫌苦痛者，謂被惱不樂也。

> 彼が苦痛を嫌うのは、心が悩まされ、安らぎを失うからである。

自當避我去者，謂以此為緣不由餘事。

> 自ら進んで我を避けて去る者は、これを因縁として他によるものではない。

波逸底迦，義如上。

> 波逸底迦の意味は、上述のとおりです。

此中犯相其事云何？若苾芻了知其事，如向所說乃至避我去者，皆得波逸底迦。

> ここで、どのような場合に罪が成立するのか。比丘がその事情をはっきりと知っていながら、先に述べたようなことを行い、それが「私を避けて去れ」と言われるような場合に至るまでも、すべて波逸底迦の罪となる。

攝頌曰：

> 偈頌に曰く、

麁食及好食、 寒熱瓦盆利、禪誦怖有無， 因斯共相惱。

> 粗末な食べ物も、美味しい食べ物も、 暑さ寒さも、土器の鉢も利益も、 坐禅や読経、あるという思いもないという思いも、 それによって互いに悩み合うのです。

爾時佛在室羅伐城逝多林給孤獨園。時具壽鄔陀夷至彼眾多少年苾芻處而勸喻曰：「汝等共我人間遊行。」廣說如上。將諸少年投寺寄宿，乃至各自洗足入溫堂中，共相謂曰：「我於今日噉麁惡食氣力稍劣，應可禪思。」即便加趺繫念而住。鄔陀夷夜入寺中，發聲大喚：「具壽！」時少年者聞其喚聲報云：「阿遮利耶！我等在溫堂中端心禪寂。」遂便入室而告之曰：「具壽！豈不佛說：『諸無知者不應修定。』宜應且起誦習尊經。」遂遣通宵冷地而坐強使誦經。時諸少年既受辛苦，曉而告曰：「阿遮利耶！我欲還歸。」問言：「欲向何處？」答言：「向室羅伐。」報云：「且住！我當與汝瞻病所須。」答云：「師主！我本無病，仁遣病生，況復有疾而能瞻養？」遂棄而去，乃至給園廣說如上。苾芻聞已具白世尊，乃至告諸苾芻：「若苾芻故惱他苾芻者，皆得墮罪。」

> その時、仏は室羅伐城の逝多林給孤独園にいらっしゃいました。そこへ具寿鄔陀夷が、多くの年少の比丘たちのところへ行って、こう勧めました。「あなたたちは私と一緒に人間界を遊行しましょう。」と。詳しいことは前述の通りです。彼は少年たちを連れて寺に宿り、やがてそれぞれが足を洗って温堂に入り、互いにこう言いました。「今日は粗末な食事をして気力が少し衰えた。ここで禅思すべきだ。」そして結跏趺坐して心を一つにして坐禅しました。すると鄔陀夷が夜に寺へ入ってきて、大きな声で叫びました。「具寿たちよ！」少年たちはその声を聞いて答えました。「阿遮利耶よ！私たちは温堂で心を静めて禅定しています。」すると彼は部屋に入って、こう言いました。「具寿たちよ！仏はこうお説きになられたではないか。『無知な者は禅定を修行すべきではない。』と。すぐに起きて、尊い経典を誦習しなさい。」そして彼らを一晩中冷たい地面に座らせて、無理やり経を誦えさせました。少年たちは辛苦を味わった後、夜明けにこう言いました。「阿遮利耶よ！私たちは帰りたいのです。」彼が尋ねました。「どこへ行きたいのか。」彼らは答えました。「室羅伐へ。」すると彼は言いました。「ちょっと待ちなさい。私があなたたちの看病に必要なものを用意しよう。」彼らは答えました。「師主よ！私たちはもともと病気ではありませんでしたが、あなたが病気を生じさせたのです。ましてや実際に病気があれば、なおさら看病してもらえるでしょうか？」そして彼らは彼を捨てて去っていきました。給園での出来事は詳しく前述の通りです。比丘たちはこれを聞いて、世尊に詳しくお伝えしました。そこで仏は比丘たちにこう告げられました。「もし比丘が故意に他の比丘を悩ますならば、皆堕罪に当たる。」

又緣起同前，於中別者，乃至時諸少年共相謂曰：「我等今日噉精妙食氣力豐足，應可房外隨意誦經。」即便習誦，乃至鄔陀夷見告言：「具壽！豈不佛說：『若不習定智慧不生。』應入溫室坐禪繫念。」遂令通夜跏趺而坐身體疲倦，既至曉已還逝多林，乃至佛告諸苾芻：「若苾芻故惱他苾芻者，皆得墮罪。」

> また因縁は前に同じ。その中で特に異なる点は、当時、少年たちが互いに言い合った。「我々は今日、精妙な食物を食べ、気力も十分満ちている。房の外に出て、思いのままに経を誦すべきだ。」そこで彼らは直ちに誦習し始めた。やがて邬陀夷が見て、告げて言った。「具寿よ、仏がお説きになられたのではないか。『もし禅定を修習しなければ、智慧は生じない』と。温室に入って座禅し、心を一つに保つべきだ。」そのため彼らは終夜、跏趺坐のまま座し、身体は疲れ切ってしまった。夜明けになって、また逝多林に戻った。やがて仏は諸々の苾芻に告げられた。「もし苾芻が故意に他の苾芻を悩ませれば、みな罪を堕とすであろう。」

又緣起同前，於中別者，乃至時諸少年苾芻共相謂曰：「具壽！今時稍寒，共入溫堂可為止宿。」遂便入宿。鄔陀夷見告言：「具壽！何故入室？」白言：「時寒入室取煖。」報云：「具壽！汝熱處宿，恐染黃病。汝等多人若其病者，我獨云何能為瞻侍？汝可急出。」遂令露地而住，冷水遍灑以扇扇之，至明不睡。至天曉已還逝多林，乃至佛告諸苾芻：「若故惱他者，皆得墮罪。」

> また、縁起は前と同じであるが、その中の違いについて述べる。その時、若い比丘たちが互いに言った。「具寿よ、今は少し寒い。共に温室に入って宿泊しようではないか。」そこで彼らは入って宿泊した。邬陀夷が見て言った。「具寿よ、どうして室に入ったのか。」彼らは言った。「寒いので室に入って暖を取ったのです。」邬陀夷は言った。「具寿よ、あなたたちは熱い所に宿ると、黄疸病にかかる恐れがある。あなたたち大勢がもし病になったなら、私一人でどうして看病できようか。あなたたちは早く出なさい。」そこで彼らを露地に住まわせ、冷水をまいて扇で扇ぎ、明け方まで眠れなかった。夜が明けてから逝多林に戻った。乃至、仏は諸比丘に告げられた。「もし故意に他を悩ます者は、皆堕落の罪を得るであろう。」

又緣起同前，於中別者，乃至少年共相告曰：「今時極熱，共入疎堂可為止宿。」即便入宿。鄔陀夷見告言：「具壽！何故疎室而臥？」白言：「時熱此處極涼。」報云：「汝涼處臥，或觸風得病，或痰癊傷寒，我復何能供侍汝等？」遂便入室總閉諸窓，為然炭火房門急掩，毛毯通覆縱身坐壓，令彼通夜不得眠睡。至天曉已還逝多林，乃至佛告諸苾芻：「若故惱他者，皆得墮罪。」

> また因縁は前述の通りであるが、その中の違いは以下のとおりである。ついに少年たちが互いに言い合った。「今はとても暑いので、一緒にあの広い堂に入って休もうではないか。」そこで彼らは一緒に入って泊まった。ウダーインがそれを見て言った。「尊い方々よ、どうしてこんなに広い堂で横になっておられるのですか。」彼らは言った。「暑いので、ここはとても涼しいのです。」ウダーインは言った。「あなたたちは涼しい所に寝ているが、風に当たって病気になったり、痰や消化不良で風邪を引いたりするかもしれない。私がどうしてあなたたちの世話などできようか。」そこで彼は堂の中に入り、全ての窓を閉め、炭火を燃やし、扉をすぐに閉ざし、毛布で全体を覆って、その上に座って押さえつけ、彼らを通夜一睡もさせなかった。夜が明けてから逝多林に戻った。そして仏は諸々の比丘に告げられた。「もし故意に他者を悩ます者は、皆罪を得るであろう。」

又緣起同前，時鄔陀夷勸諸少年人間遊行，若隨逐行者皆被惱亂，無復一人共之為伴。遂便單己遊歷人間，遇至一寺，於此寺中無大小行處。時諸苾芻夜有所須，各安瓦瓫，至天曉已於外棄之。寺內苾芻共知鄔陀夷是惡行者，竟無苾芻喚入房宿。便作是念：「此諸黑鉢不共我言，於今夜中自解躓頓。」即便旋昇蹋道至第三層，見有瓦瓫在處安置，便作是念：「此復豈是破瓦等耶？」遂以足指夾棄於外。苾芻夜起欲大小便，覓彼瓦瓫無一可得，遂於上層通水之處棄其不淨。及至天明諸信心輩梵志居士來入寺中，禮拜虔誠巡觀房宇。時鄔陀夷告諸人曰：「汝等當觀黑鉢之類恒為惡行穢污僧田，於寺上層棄其不淨。」諸俗人等聞生嫌賤。時諸苾芻具以白佛，佛言：「若諸苾芻故心惱他者，皆得墮罪。」

> また、縁起は前と同じである。その時、ウダーインは多くの青年たちに人間界での遊行を勧めたが、従って行く者は皆悩まされ、もはや誰も彼と同伴しようとしなかった。そこで彼は一人だけで人間界を巡り、ある寺院にたどり着いた。この寺には大小の行（排泄）の場所がなかった。当時の比丘たちは夜に用を足す必要があると、それぞれ瓦の壺を置き、夜が明けると外に捨てていた。寺内の比丘たちは、ウダーインが悪行をする者であることを皆知っていたので、彼を呼んで宿に泊める比丘はついにいなかった。彼はこう思った：「これらの黒鉢（比丘たち）は私と話そうとしない。今夜は自分でどうにかしよう。」そして、すぐに階段を上って第三層に登り、そこに瓦の壺が置かれているのを見て、こう思った：「これはまた、割れた瓦などではないだろうか？」そこで足の指で挟んで外に捨てた。比丘が夜中に起きて大小便をしようとし、瓦の壺を探したが一つも見つからず、上の階の水を通す場所で不浄なものを捨てた。夜が明けると、信心深い梵志や居士たちが寺にやって来て、敬虔に礼拝し、堂宇を見て回った。その時、ウダーインは彼らに告げた：「あなたたちは、黒鉢の類が常に悪行をなし、僧伽の田を汚し、寺の上層で不浄なものを捨てるのを見なさい。」俗人たちはこれを聞いて嫌悪の念を抱いた。当時の比丘たちはこの全てを仏に告げると、仏は言われた：「もし比丘が意図的に他者を悩ませるなら、皆、堕落の罪を得るであろう。」

又緣起同前，時鄔陀夷既無伴侶，獨遊人間至一寺所。時諸苾芻知其惡行，竟無一人喚入停息。鄔陀夷即作是念：「我今宜可別設方便惱彼寺僧，令諸黑鉢知我鄔陀夷是難欺人。」即便多服瀉藥在溫堂中隨處便利，如世尊說：「諸有病者應須瞻侍。」寺中所有耆老苾芻皆來問疾，問言：「四大何如？」答曰：「困弱。」時老苾芻暫相問已，即便欲出，報云：「老宿可住片時。」彼既暫留即還欲出，如是至三，耆年報曰：「鄔陀夷！汝欲故心惱亂於我。」答曰：「我入寺內仁不共語，暫時佇立何事辭勞？」苾芻白佛，佛言：「若諸苾芻故心惱他者，皆得墮罪。」

> また因縁は前と同じで、その時、ウダーイという比丘は仲間もなく、一人で人間界を遊行して、とある寺院に至った。その時の比丘たちは彼の悪行を知っていたので、誰一人として彼を呼び入れて留まらせる者はなかった。ウダーイはこう思った：「今こそ私は方便を用いて、あの寺院の僧たちを悩ませ、あの黒鉢の者たちに、私ウダーイが欺きにくい者であることを知らせてやろう。」そこで彼は下剤を多く服用し、温室の中で至る所に大小便をした。世尊がお説きになったように：「病ある者は、まさに世話をするべきである。」寺の中の全ての長老比丘たちが来て見舞い、問うた：「四大はいかがですか？」答えた：「弱っています。」その時、長老比丘たちはしばらく見舞った後、立ち去ろうとした。ウダーイは言った：「尊の方々、しばらくお留まりください。」彼らは少し留まったが、また立ち去ろうとした。このように三度に及んだ。長老者たちは告げた：「ウダーイよ、汝は故意に我々を悩ませようとしているのか。」答えた：「私が寺に入った時、皆さんは私と話そうとしなかった。少し立ち止まるだけなのに、何の苦労があるでしょうか？」比丘たちは仏にこのことを告げた。仏は言われた：「もし諸比丘が故意に他者を悩ませるならば、皆、堕罪を得るであろう。」

又緣起同前，廣說如上，乃至鄔陀夷到一寺中，多有苾芻修習靜慮。時彼諸人知鄔陀夷是惡行者，無人共語。時鄔陀夷見斯事已生惱害心，然此寺院始起半功，時鄔陀夷便往詣彼造寺人處，報云：「長者！既有信心造寺，何不早成？豈不佛說：

> さらに、縁起は前と同じであり、詳しくは上に述べた通りである。そして、ウダーインがとある寺院にやって来たが、そこには多くの比丘たちが坐禅修行に励んでいた。彼らはウダーインが悪行をなす者であると知っていたため、誰も彼と言葉を交わさなかった。ウダーインはこの様子を見て、心に怒りの念を生じた。ところが、この寺院はちょうど半分ほどしか建っておらず、ウダーインはそこへ行き、寺の造営主のもとへ赴いて言った。「長者よ、信仰心をお持ちでありながら、なぜ早く寺を完成させないのですか？仏がおっしゃらなかったでしょうか。」

「『若勤修善時， 罪惡心不起；於福不勤者， 心便造諸惡。』」

> 「もし善を勤め修める時は、 罪悪の心は起こらない。 しかし福に勤めない者は、 心はさまざまな悪を造ってしまう。」

長者聞已告苾芻曰：「聖者！我今多有財物，此處匠者卒不可求。」報云：「長者！世尊有教：『若營作處苾芻助成。』」長者曰：「若共助成，斯為甚善。」鄔陀夷曰：「我當相助。」即便歸寺打揵稚已自為作業。如佛所教若聞揵稚眾僧應集。眾既總集，見鄔陀夷自擎甎墼，時諸苾芻亦共擎持，悉皆竟日執作不休，共相謂曰：「具壽！昔來此寺皆勤習定，豈謂今日盡共營勞，我等捨茲詣室羅伐。」彼諸舊人見客苾芻至各唱：「善來！」告言：「具壽！我聞彼寺皆並修禪，久願往彼隨喜相見。仁有何事廢修靜慮得至此耶？」客苾芻報曰：「往時彼寺皆勤習定，至於今日盡共營勞。」問曰：「何意如此？」答曰：「由鄔陀夷遣令如此。」具以事告，時諸苾芻以事白佛，佛言：「若諸苾芻故心惱他者皆，得墮罪。」

> 長者がこの言葉を聞いて、苾芻（僧侶）に告げた。「聖者よ！私は今、多くの財物を持っていますが、ここの職人は急には見つかりません。」苾芻は答えた。「長者よ、世尊（仏陀）の教えにはこうあります。『もし建設作業があれば、苾芻はそれを助けなさい』と。」長者は言った。「もし共に助けて完成してくれるなら、それは大変結構なことです。」鄔陀夷（ウダーイン）は言った。「私がお手伝いしましょう。」そして寺に戻り、犍稚（鐘）を打ってから自ら作業を始めた。仏の教えの通り、犍稚の音を聞いたら僧侶たちは集まるべきである。僧侶たちが集まったところ、鄔陀夷が自ら煉瓦や土を運んでいるのを見た。そこで僧侶たちも皆、共に運び始め、一日中休むことなく働き続けた。彼らは互いに言い合った。「友よ！以前はこの寺では皆、熱心に瞑想修行に励んでいたのに、今日に至っては皆で力仕事に忙殺されているとは。私たちはここを離れて室羅伐（シュラーヴァスティー）に行こう。」そこにいた古参の僧侶たちは、新しく来た僧侶を見て、「よく来られた」と言って歓迎した。彼らに告げた。「友よ！私はあの寺では皆、禅定修行をしていると聞き、長らくそこを訪れて共に修行したいと思っていました。あなたはどのような事情で修行を中断してここへ来られたのですか？」訪れた僧侶は答えた。「以前はあの寺では皆、熱心に瞑想に励んでいましたが、今日に至っては皆で建設作業に忙殺されています。」「それはなぜですか？」と尋ねると、答えた。「鄔陀夷がそうさせたのです。」そして詳しい事情を話した。僧侶たちはこの事を仏に報告した。仏は言われた。「もし僧侶が故意に他人を悩ませたならば、皆、堕罪（罪に落ちる）を得るであろう。」

又緣起同前，乃至鄔陀夷到一寺中，多有苾芻誦習為業，見鄔陀夷皆不共語。寺未成就，廣說乃至告彼寺主，令諸苾芻盡日營作，皆捨而去往至給園。苾芻白佛，佛言：「得罪同前。」

> また、因縁は前述のとおりである。そして、ウッダーイがとある寺院に到着した。そこには多くの比丘たちがおり、経典の読誦や学習を日頃の業としていた。彼らはウッダーイを見ても、皆、言葉を交わさなかった。その寺院は未だ完成していなかった。詳しく説けば、ウッダーイはその寺院の管理役に告げて、多くの比丘たちに終日、労役に従事させた。彼らは皆、その場を捨てて去り、給孤独園に赴いた。比丘たちはこのことを仏に告げた。仏は言われた、「先と同じように、過失（の罪）がある」と。

又緣起同前，乃至鄔陀夷到一寺中，當爾之時寺有賊怖。時諸苾芻見鄔陀夷來，知其惡行皆不共語。時鄔陀夷見是事已遂相惱亂，至日暮時大開寺門，當閫而立。時授事人報云：「大德！勿當門立，我欲掩扉。」答曰：「汝之房戶自可牢閉，大眾之門何干汝事？」時諸苾芻通宵大怖不得睡眠。苾芻白佛，佛言：「故心惱他，皆得墮罪。」

> 縁起は前と同じである。やがて邬陀夷がある寺院に到着した。その時、その寺院では盗贼の恐れがあった。僧侶たちは邬陀夷が来るのを見て、その悪行を知っていたので、皆誰も彼に話しかけなかった。邬陀夷はこの様子を見て、僧侶たちをわざと困らせようとした。日が暮れると、彼は寺の門を大きく開け放ち、敷居の上に立ってふさいだ。すると、施食を担当する僧が言った。「尊師よ、門のところに立たないでください。門を閉めたいのです。」邬陀夷は答えた。「あなたの部屋の戸はしっかり閉めなさい。大衆の門に、あなたが干渉することはないでしょう。」僧侶たちは一晩中大きな恐怖に襲われ、眠ることができなかった。僧侶たちは仏にこのことを告げると、仏は言われた。「故意に心で他者を悩ます者は、皆、堕落の罪を得るのである。」

又緣起同前，乃至鄔陀夷到寺中，寺無賊怖夜多開門。時苾芻出寺便利，時鄔陀夷見其不語便生忿怒，遂牢閉其門當閫而臥。時諸苾芻夜須便利，報云：「大德！勿復當閫，我出便利。」答言：「具壽！於汝房中穿牆而出，我行疲極，誰能為起！」時諸苾芻既無出處，或在簷前或門屋下或水竇處，或在中庭而棄不淨。至天明已諸信心者入寺禮拜，時鄔陀夷見而告曰：「仁等看此黑鉢之類，每於寺中糞穢狼籍，仙人居處豈合如此！」作是語時令諸俗徒共生嫌賤。諸苾芻白佛，佛言：「若苾芻故心惱他苾芻者，皆得波逸底迦罪。」又無犯者，謂最初犯人，或癡狂、心亂、痛惱所纏。

> また、縁起は前と同じである。そして、ウダーイが寺にやって来た。寺には盗賊の恐れがなかったので、夜も門を開けていた。その時、比丘たちは寺の外に出て用を足していた。ウダーイは彼らが自分に挨拶しないのを見て怒りを抱き、門をしっかりと閉めて、敷居の上に横になってしまった。すると比丘たちが夜に用を足す必要が生じ、「大徳よ、敷居の上に横たわらないでください。私たちは外に出て用を足したいのです」と告げた。ウダーイは答えた。「具寿よ、自分の部屋で壁に穴を開けて出て行きたまえ。私は歩き疲れて、誰が起き上がって動けるだろうか！」比丘たちは出る場所がなくなってしまい、ある者は軒先や門の下や排水口のところや中庭で不浄を捨てるしかなかった。夜が明けて、信心深い在家の人々が寺に入って礼拝した。ウダーイはそれを見て告げた。「皆さん、この黒い鉢のような連中を見なさい。いつも寺の中を糞尿で散らかしている。仙人の住むところがこのような状態で良いはずがあろうか！」この言葉を聞いて、在家の者たちは皆、嫌悪の念を抱いた。比丘たちは仏にこのことを告げると、仏は言われた。「もし比丘が意図的に他の比丘を苦しめるならば、皆、波逸底迦の罪を得る。」また、犯すことがない場合とは、最初の犯人の場合、あるいは痴狂・心乱・痛みに苦しめられている者の場合である。

## 根本說一切有部毘奈耶卷第二十九

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