釋迦同三千佛緣譜第六(出藥王藥上觀經)
第六 釈迦と三千仏の因縁の記録(『薬王薬上観経』より)
釋迦牟尼佛告大眾言。我昔無數劫時。於妙光佛末法之中。出家學道聞五十三佛名。聞已合掌心生歡喜。復教他人令得聞持。他人聞已展轉相教乃至三千人。此三千人異口同音。稱諸佛名一心敬禮。以是因緣功德力故。即得超越無數億劫生死之罪。其千人者花光佛為首。下至毘舍。於莊嚴劫得成佛道。過去千佛是也。此中千佛者拘留孫佛為首。下至樓至如來。於賢劫中次第成佛。後千佛者日光如來為首。下至須彌相。於星宿劫中當得成佛。現在十方諸佛善德如來等。亦得聞是五十三佛名故。於十方世界各得成佛。過去五十三佛名。在藥王藥上觀經。三千佛名在諸佛集功德花經。千佛名號國土種姓。父母弟子眷屬眾會年歲在賢劫經。釋迦在賢劫中千佛第四成佛。
釈迦牟尼仏は皆にこう告げられた。「私ははるか昔の無限の劫の昔、妙光仏の末法の時代に、出家して道を学び、五十三仏の名を聞いた。聞いた後、手を合わせて心に喜びを生じ、さらに他の人々に教えて、聞いて覚えさせた。他の人々が聞いた後、互いに教え合い、ついには三千人にまで及んだ。この三千人は皆、同じ口で同じ声で、諸仏の名を唱え、一心に敬い礼拝した。この因縁と功徳の力によって、たちまち無数の億劫の生死の罪を超えることができた。その千人の中では、花光仏が最初であり、毘舎に至るまで、荘厳劫において仏道を成就した。これが過去千仏である。この中千仏では、拘留孫仏が最初であり、楼至如来に至るまで、賢劫において次第に仏となった。後の千仏では、日光如来が最初であり、須弥相に至るまで、星宿劫において仏となるであろう。現在の十方の諸仏、善徳如来なども、この五十三仏の名を聞いたことにより、十方の世界でそれぞれ仏となった。過去の五十三仏の名は、『薬王薬上観経』にあり、三千仏の名は『諸仏集功徳花経』にある。千仏の名号、国土、種姓、父母、弟子、眷属、衆会、年歳は『賢劫経』にある。釈迦は賢劫の千仏の中で第四番目に仏となった。」
祐仰惟。大覺之緣感也。至矣極矣。夫聞名致敬則勝業肇於須臾。憑心相化。則妙果成於曠劫。故五十三聖聲曖微塵之前。三千至真光鑠恒沙之後。雖合掌之因似賒。而樹王之報漸及。禮拜稱讚。豈虛棄哉。
我が心、深く敬い思うに、大いなる目覚めた方と縁が感じ合うことは、この上なく、極まりないことです。
名前を聞いて敬いを捧げれば、優れた行いは瞬時に始まります。心を寄せて教えに従えば、素晴らしい結果は長い長い時間をかけて実ります。それゆえ、五十三の聖人の名は、無数の微細な塵の彼方から響き渡り、三千もの究極の真理の光は、無数の砂の彼方の未来まで輝き続けます。
合掌するという一見小さな因縁でも、やがては仏陀となる大きな報いへと至ります。礼拝し、称賛することは、決して無駄にはならないのです。