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title: "六度集經 · 28 〔象王本生〕"
description: "六度集经由三国时期吴国高僧康僧会编译，成书于公元3世纪。该经书主要辑录佛陀本生及修行故事，系统阐述大乘佛教的核心实践体系——布施、持戒、忍辱、精进、禅定、智慧六种度脱生死的方法。作为早期汉传大乘佛教的重要经典，它首次系统地将六度思想完整引入中土，对中国佛教伦理实践和菩萨道精神的形成具有奠基性作用。该经既是研究汉魏佛教传播的关键文献，也是修行菩萨道的重要指南。"
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### （二八）

> （二十八）

「昔者菩薩，身為象王，其心弘遠，照知有佛、有法、有比丘僧，常三自歸，每以普慈拯濟眾生，誓願得佛當度一切。從五百象，時有兩妻。象王於水中得一蓮華，厥色甚妙，以惠嫡妻。嫡妻得華，欣懌曰：『氷寒尤甚，何緣有斯華乎？』小妻貪嫉，恚而誓曰：『會以重毒鴆殺汝矣。』結氣而殞。

> 昔ある菩薩が象の王として生まれました。その心は広大で深く、仏、法、僧（サンガ）が存在することを悟っており、常に三帰依（仏・法・僧への帰依）を行い、いつも慈しみをもって生きとし生けるものを救済し、「この身で仏陀となり、すべてのものを悟りへ導こう」と誓願を立てていました。 この象の王は五百頭の象を従え、二人の妻がいました。ある時、象の王は川の中で一輪の蓮の花を得ました。その花は非常に美しく、王はそれを正妻に与えました。正妻は花を受け取って大喜びし、「こんなに水が冷たいのに、どうしてこのような花があるのですか？」と言いました。 これを妬んだ側室は怒り、「必ずや強い毒であなたを殺してやる」と誓い、悔しさのあまり命を落としてしまいました。

「魂靈感化為四姓女，顏華絕人，智意流通，博識古今，仰觀天文，明時盛衰。王聞若茲，娉為夫人。至即陳治國之政，義合忠臣，王悅而敬之，每言輙從。夫人曰：『吾夢覩六牙之象，心欲其牙以為珮几。王不致之，吾即死矣。』王曰：『無妖言也，人聞笑爾。』夫人言：『相屬心生憂結。』王請議臣四人，自云己夢，曰：『古今有斯象乎？』一臣對曰：『無有之也。』一臣曰：『王不夢也。』一臣曰：『甞聞有之，所在彌遠。』一臣曰：『若能致之，帝釋今翔於茲矣。』四臣即召四方射師問之。南方師曰：『吾亡父常云：「有之。然遠難致。」』臣上聞云：『斯人知之。』王即現之。夫人曰：『汝直南行三千里，得山入山，行二日許，即至象所在也。道邊作坑，除爾鬚髮著沙門服，於坑中射之。截取其牙，將二牙來。』

> 霊魂が感化されて四姓の女となり、その容姿は人並み外れて美しく、智慧と知識は広く行き渡り、古今の事を博く知り、天を観察して盛衰を見極めました。王がこれを聞き、后として迎え入れました。后は来るやいなや、国を治める方策を述べ、その義は忠臣にかなっており、王は喜んで后を敬い、その言葉をしばしば聞き入れました。 后が言いました。「私は六本の牙を持つ象の夢を見ました。その牙を手に入れて飾りにしたいのです。王がそれを手に入れてくださらなければ、私は死んでしまうでしょう。」王は言いました。「そんな不吉なことを言ってはいけない。人が聞けば笑うだろう。」后は言いました。「これは心に積もった思いから生まれたものです。思い悩んでおります。」 そこで王は四人の大臣を招き、自分の夢のことを話して尋ねました。「昔から今に至るまで、このような象がいたのだろうか。」一人の臣が答えました。「そのようなものはおりません。」別の臣が言いました。「王は夢を見たわけではございません。」さらに別の臣が言いました。「確かにいたという話を聞いたことがあります。しかし、その場所は遠く離れております。」そして最後の臣が言いました。「もしそれを手に入れられるなら、帝釈天が今ここに舞い降りているでしょう。」 四人の臣はすぐに四方から射手を呼び集めて尋ねました。南方の射手が言いました。「私の亡き父がよく言っておりました。『確かにいる。しかし遠すぎて手に入れるのは難しい』と。」臣たちは王に報告しました。「この者が知っております。」王はすぐにその射手を后の前に連れて行きました。 后は言いました。「あなたはまっすぐ南へ三千里行きなさい。山に着いたら入って、さらに二日ほど進めば、その象のいる場所に着きます。道の脇に穴を掘り、あなたの髪とひげを剃って沙門の姿になり、その穴の中から象を射なさい。牙を切り取り、二本の牙を持って来なさい。」

「師如命行，之象遊處，先射象，著法服持鉢，於坑中止住。象王見沙門，即低頭言：『和南道士！將以何事賊吾軀命？』曰：『欲得汝牙。』象曰：『吾痛難忍，疾取牙去，無亂吾心令惡念生也。志念惡者死入太山、餓鬼、畜生道中。夫懷忍行慈，惡來善往，菩薩之上行也，正使俎骨脯肉，終不違斯行也。修斯行者，死輙上天，疾得滅度矣。』人即截牙，象曰：『道士當却行，無令群象尋足跡也。』象適人去遠，其痛難忍，躃地大呼，奄忽而死，即生天上。群象四來，咸曰：『何人殺吾王者？』行索不得，還守王哀號。

> 師は命のままに行動し、その象のもとへ向かった。まず象に向かって矢を放ち、法衣をまとい、鉢を持って、坑の中に留まった。象王は沙門を見ると、すぐに頭を下げて言った。「道士よ、お会いできて光栄です。何の用で私の命を奪おうとされるのですか？」。沙門は答えた。「あなたの牙が欲しいのです」。象は言った。「私は痛みに耐えかねています。早く牙を取ってください。私の心を乱して、悪い念を起こさせないでください。心に悪い念を抱けば、死後は地獄、餓鬼、畜生の道に堕ちます。忍び、慈しみを実践し、悪に対して善をもって報いること、これこそ菩薩の最高の行いです。たとえ私の骨が刻まれ、肉が乾燥してしまうことがあっても、私はこの行いを決して捨てません。この行いを修める者は、死ねば天に生まれ、速やかに悟りを得るのです」。そこで人が牙を切り取ると、象は言った。「道士よ、後ろ向きに進みなさい。群れの象たちがあなたの足跡をたどってこないように」。象が人を遠くに去らせると、その痛みは耐え難く、地に倒れて大声で叫び、忽ちに死んで、天に生まれ変わった。群れの象たちが四方から集まって来て、皆言った。「誰が我が王を殺したのか？」。捜し求めたが捕まえられず、戻って王を嘆き悲しんで守った。

「師以牙還。王覩象牙心即慟怖，夫人以牙著手中，適欲視之，雷電霹靂椎之吐血，死入地獄。」

> 師は牙を返した。王は象牙を見て心は恐怖と悲しみに震えた。夫人が牙を手に取り、見ようとしたその瞬間、雷鳴と稲妻が轟き、彼女は血を吐いて倒れ、地獄に堕ちた。

佛告諸沙門：「爾時象王者，我身是也。大婦者，求夷是。獵者，調達是。小夫人者，好首是。菩薩執志度無極行持戒如是。」

> 仏は沙門たちに告げられた。「その時の象の王とは、この私のことである。正妻とは、求夷のことである。狩人とは、調達のことである。小さな妻とは、好首のことである。菩薩は揺るぎない志を持ち、布施や持戒といった悟りの行をこのように実践したのである。」