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title: "六度集經 · 46 〔國王本生〕"
description: "六度集经由三国时期吴国高僧康僧会编译，成书于公元3世纪。该经书主要辑录佛陀本生及修行故事，系统阐述大乘佛教的核心实践体系——布施、持戒、忍辱、精进、禅定、智慧六种度脱生死的方法。作为早期汉传大乘佛教的重要经典，它首次系统地将六度思想完整引入中土，对中国佛教伦理实践和菩萨道精神的形成具有奠基性作用。该经既是研究汉魏佛教传播的关键文献，也是修行菩萨道的重要指南。"
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### （四六）

> 第46節

「昔者菩薩為大國王，常以四等育護眾生，聲動遐邇靡不歎懿。舅亦為王，處在異國，性貪無耻，以兇為健。開士林歎：『菩薩懷二儀之仁惠。』虛誣謗訕為造訧端，興兵欲奪菩薩國。菩薩群僚僉曰：『寧為天仁賤，不為犲狼貴也。』民曰：『寧為有道之畜，不為無道民矣。』料選武士陳軍振旅，國王登臺觀軍情猥，流淚涕泣交頸曰：『以吾一躬毀兆民之命，國亡難復，人身難獲，吾之遁邁，國境咸康，將誰有患乎？』王與元后俱委國亡。舅入處國，以貪殘為政，戮忠貞、進佞蠱，政苛民困，怨泣相屬，思詠舊君猶孝子之存慈親也。

> 昔、菩薩は大国の王として、常に慈・悲・喜・捨の四つの平等な心で民を育み守っていました。その徳は遠くまで響き渡り、讃えぬ者はありませんでした。 王の舅もまた別の国の王でしたが、性質は貪欲で恥を知らず、凶暴であることを強いこととしていました。ある賢人たちが嘆いて言いました。「菩薩は天地のような広大な仁愛の心を持っておられるのに」と。すると舅は虚偽の誹謗中傷をでっち上げ、戦を起こして菩薩の国を奪おうとしました。 菩薩の家臣たちは口を揃えて言いました。「天のような仁者の下で賤しくある方が、山犬や狼のような者に仕えて貴くなるよりましです」と。民も言いました。「道ある者の家畜である方が、道なき者の民であるよりましです」と。 こうして兵を選び、軍を整えました。国王は城楼に上って軍の様子を見渡すと、涙を流し、首を交えて泣きながら言いました。「私一人の身のために、多くの民の命を損なうことはできない。国を失っても再び得ることは難しいが、人の身を得ることはそれ以上に難しい。私がこの国を去れば、国は皆安らかになるだろう。いったい誰が憂えを抱くというのだろうか？」 王は后と共に国を捨てて去りました。舅が国に入って支配すると、貪欲で残酷な政治を行い、忠臣を殺して佞臣を登用しました。政治は苛酷で民は苦しみ、怨み泣く声が相次ぎました。人々は昔の王を慕い、まるで孝子が生きている父母を思いやるかのようでした。

「王與元妃處于山林，海有邪龍，好妃光顏，化為梵志，訛叉手箕坐垂首靖思，有似道士惟禪定時。王覩欣然，日採果供養。龍伺王行，盜挾妃去，將還海居。路由兩山夾道之徑，山有巨鳥，張翼塞徑，與龍一戰焉。龍為震電擊鳥，墮其右翼，遂獲還海。

> 王と后が山の中で暮らしていた。海には邪悪な竜がいて、后の美しい姿に心を奪われた。竜は修行者の姿に変身し、手を組んで頭を垂れ、静かに瞑想しているふりをした。ちょうど道士が深い禅定に入っている時のようだった。王はそれを見て喜び、毎日果物を摘んで供養した。竜は王が外出する隙を狙い、后をさらって海へと連れ去ろうとした。道中、両側を山に挟まれた小道があった。そこには巨大な鳥が翼を広げて道を塞いでいた。竜は鳥と一戦交えた。竜は雷と稲妻を放って鳥を撃ち、その右翼を落とした。そしてついに后を連れて海へと帰った。

「王採果還，不見其妃，悵然而曰：『吾宿行違，殃咎隣臻乎？』乃執弓持矢，經歷諸山尋求元妃。覩有滎流，尋極其原，見巨獼猴而致哀慟，王愴然曰：『爾復何哀乎？』獼猴曰：『吾與舅氏併肩為王，舅以勢強奪吾眾矣，嗟乎無訴。子今何緣翔茲山岨乎？』菩薩答曰：『吾與爾其憂齊矣！吾又亡妃，未知所之。』猴曰：『子助吾戰，復吾士眾；為子尋之，終必獲矣。』王然之曰：『可。』明日猴與舅戰，王乃彎弓擩矢，股肱勢張，舅遙悚懼，播徊迸馳，猴王眾反，遂命眾曰：『人王元妃，迷在斯山，爾等布索。』猴眾各行，見鳥病翼，鳥曰：『爾等奚求乎？』曰：『人王亡其正妃，吾等尋之。』鳥曰：『龍盜之矣！吾勢無如，今在海中大洲之上。』言畢鳥絕。

> 王が果物を採って戻って来ると妃の姿が見えず、嘆き悲しんで言いました。「わが過去の行いが悪かったために、このような災難が次々と降りかかってきたのだろうか」。そして弓矢を手に取り、山々を巡って妃を探し求めました。流れがあるのを見つけてその源を辿ると、一匹の大きな猿がひどく嘆き悲しんでいました。王が心を痛めて尋ねました。「あなたも何を悲しんでいるのか」。猿が答えました。「私は叔父と共に王でしたが、叔父が力ずくで私の民を奪い取りました。ああ、訴えるすべもありません。あなたはどうしてこのような山奥に来られたのですか」。菩薩は答えました。「私とあなたの苦しみは同じです。私も妃を失い、どこへ行ったのかも分かりません」。猿が言いました。「あなたが私の戦いを助け、私の民を取り戻してくれれば、あなたのために妃を探しましょう。必ず見つけてみせます」。王はこれに同意し、「よし」と言いました。翌日、猿は叔父と戦い、王は弓を引き絞り矢をつがえて、手足に力を込めました。叔父は遠くから見て恐れおののき、逃げ惑いました。猿王の民は帰ってきて、猿王は命じました。「人王の妃がこの山に迷い込んでいる。お前たちは網を張って探せ」。猿たちがそれぞれに動き回っていると、羽の弱った鳥を見つけました。鳥が尋ねました。「あなたたちは何を探しているのか」。猿たちは答えました。「人王が妃を亡くされたので、私たちが探しているのだ」。鳥が言いました。「龍が妃を奪ったのです。私にはどうすることもできません。今は海の中の大きな島にいます」。そう言って、鳥は息を絶ちました。

「猴王率眾，由徑臨海，憂無以渡。天帝釋即化為獼猴，身病疥㿅，來進曰：『今士眾之多，其踰海沙，何憂不達於彼洲乎？今各復負石杜海，可以為高山，何但通洲而已？』猴王即封之為監，眾從其謀，負石功成，眾得濟度，圍洲累沓。龍作毒霧，猴眾都病無不仆地。二王悵愁，小猴重曰：『令眾病瘳，無勞聖念。』即以天藥傅眾鼻中，眾則奮鼻而興，力勢踰前。龍即興風雲以擁天日，電耀光海，勃怒霹靂震乾動地。小猴曰：『人王妙射，夫電耀者即龍矣。發矢除凶，為民招福，眾聖無怨矣。』霆耀電光，王乃放箭，正破龍胸，龍被射死，猴眾稱善。小猴拔龍門鑰，開門出妃，天鬼咸喜。二王俱還本山，更相辭謝，謙光崇讓。

> 猿王は群れを率いて、海辺の道を通り辿り着いたが、渡る方法がなく憂えていた。すると帝釈天が猿に姿を変え、体は疥癬にまみれて現れ、こう進言した。「今、大勢の者たちがいる。その数は海の砂よりも多い。あの島に渡れないことをなぜ憂えようか。今、各自が石を背負って海を埋めれば、高い山とすることができる。ただ島に通じるだけでは済まないだろう」。猿王は即座に彼を監督に任命した。群れはその策に従い、石を背負って作業を成し遂げた。皆は渡ることができ、島を取り囲んで積み重なった。龍が毒の霧を吹きかけると、猿の群れは皆、病に倒れて地面に伏せてしまった。二人の王は嘆き憂いた。すると小猿が重ねて言った。「皆の病を癒すことは、聖なるお心を煩わすには及びません」。そして天の薬を皆の鼻に塗ると、猿たちは鼻をひくつかせて立ち上がり、その力は以前にも増した。龍が風雲を起こして太陽を覆い、雷光が海を照らし、激しい怒りの霹靂が天を震わせ地を揺るがした。小猿が言った。「人の王よ、見事な弓の腕前です。あの雷光こそが龍です。矢を放ち、害を取り除き、民に福を招きましょう。聖なる者たちに恨みはありません」。雷光がひらめく中、王は矢を放ち、見事に龍の胸を射抜いた。龍は射られて死に、猿の群れは「よいぞ」と称えた。小猿は龍の門の鍵を抜き、門を開けて后を出した。天の鬼神たちも皆喜んだ。二人の王は共に元の山に帰り、互いに謝辞を述べ合い、謙虚にその徳を譲り合った。

「會舅王死，無有嗣子，臣民奔馳尋求舊君，於彼山阻君臣相見，哀泣俱還，并獲舅國，兆民歡喜稱壽萬歲，大赦寬政，民心欣欣含笑且行。王曰：『婦離所天隻行一宿，眾有疑望，豈況旬朔乎？還于爾宗事合古儀。』妃曰：『吾雖在穢蟲之窟，猶蓮華居于污泥。吾言有信，地其坼矣。』言畢地裂，曰：『吾信現矣。』王曰：『善哉！夫貞潔者沙門之行。』自斯國內，商人讓利，士者辭位，豪能忍賤，強不陵弱，王之化也。婬婦改操，危命守貞，欺者尚信，巧偽守真，元妃之化也。」

> 舅王が亡くなり、跡継ぎの子がなかったため、臣民たちは奔走してかつての主君を捜しました。そして、あの山の中で君臣が再会し、涙ながらに共に都へ帰りました。さらに舅の国も手に入れ、万民は喜び祝って万歳を叫びました。王は大赦を発し、寛大な政治を行ったので、民の心は喜びにあふれ、笑顔で道を歩みました。 王は妃に言いました。「妻が夫のもとを離れて一夜を過ごしただけでも、人々は疑いの目を向けるものだ。ましてや十日も一月もとなればなおさらである。あなたは実家に帰りなさい。それが昔からのならわしにかなっている。」 妃は答えました。「私はたとえ汚れた虫の巣窟にいても、泥の中の蓮華のように清らかに生きてまいりました。私の言葉に真実があれば、大地よ裂けよ。」言い終えると、地が裂け、妃は言いました。「私の誠が現れました。」 王は言いました。「素晴らしい。誠実であることこそ、沙門の行いである。」 この出来事以来、国内では商人は利益を譲り合い、役人は地位を辞退し、富裕な者は貧しい者に対してへりくだるようになり、強者は弱者を虐げなくなりました。これらは王の教化の賜物です。また、不貞な女たちは行いを改め、命がけで貞節を守るようになり、欺く者は誠実さを尊び、偽りを巧みに使う者は真実を守るようになりました。これらは王妃の教化の賜物です。

佛告諸比丘：「時國王者，我身是也。妃者，俱夷是。舅者，調達是。天帝釋者，彌勒是也。菩薩法忍度無極行忍辱如是。」

> 仏は比丘たちにこう告げられた。「その時の国王こそ、私自身である。妃は、のちの瞿夷（くい）である。義理の父は、調達（でうだつ）である。帝釈天は、弥勒（みろく）菩薩である。菩薩の法忍（ほうにん）と波羅蜜の行は、忍辱（にんにく）をこのように実践するのである。」