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title: "六度集經 · 50 〔盤達龍王本生〕"
description: "六度集经由三国时期吴国高僧康僧会编译，成书于公元3世纪。该经书主要辑录佛陀本生及修行故事，系统阐述大乘佛教的核心实践体系——布施、持戒、忍辱、精进、禅定、智慧六种度脱生死的方法。作为早期汉传大乘佛教的重要经典，它首次系统地将六度思想完整引入中土，对中国佛教伦理实践和菩萨道精神的形成具有奠基性作用。该经既是研究汉魏佛教传播的关键文献，也是修行菩萨道的重要指南。"
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### （五〇）

> 第五十

「昔者拘深國王名抑迦達，其國廣大，人民熾盛，治國以正，不枉兆民。王有子二人，一男一女，男名須達，女名安闍難，執行清淨，王甚重之。為作金池，二兒入池浴，池中有龜，龜名金，瞽一眼，亦於水戲，觸二兒身，兒驚大呼！王則問其所以？云：『池中有物，觸怖我等。』王怒曰：『池為兒設，何物處之而恐吾兒？』令施罛取之，鬼龍奇怪，趣使得之。罟師得龜，王曰：『當作何殺之？』群臣或言：『斬首。』或言：『生燒。』或言：『剉之作羹。』一臣曰：『斯殺不酷，唯以投大海中，斯所謂酷者也。』龜笑曰：『唯斯酷矣。』王使投之江中。

> 昔々、拘深国（くじんこく）という国に、抑迦達（よくかだつ）という王様がいました。その国は広大で、人々は盛んに栄え、国を正しく治めていたので、人々が不当な扱いを受けることはありませんでした。 王様には二人の子供がいました。一人は男の子で須達（しゅだつ）、もう一人は女の子で安闍難（あんじゃなん）といい、共に清らかな行いをしていたので、王様はとても大切にしていました。そこで王様は彼らのために黄金の池を造りました。二人の子供がその池で水浴びをしていると、池の中に一匹の亀がいました。その亀は金（こん）という名前で、片方の目は見えませんでした。この亀も水の中で遊んでいて、偶然二人の子供の身体に触れてしまいました。子供たちは驚いて大声で叫びました。 王様がその理由を尋ねると、子供たちは「池の中に何かがいて、私たちに触れて怖がらせました」と答えました。 王様は怒って言いました。「池は子供たちのために造ったものだ。そこに何の者がいて、我が子を怖がらせるのか！」そして網を仕掛けて捕らえるよう命じました。どんな化け物や龍、奇妙なものであっても、とにかく捕まえろ、と。網師が亀を捕まえると、王様は言いました。「どのようにして殺すべきか？」 家来たちの中には、「首を切り落とせ」と言う者もいれば、「生きたまま焼け」と言う者も、「細かく刻んで羹（あつもの）にしろ」と言う者もいました。そんな中、一人の家来がこう言いました。「これらの殺し方は残酷ではありません。ただ、大海に投げ込むことこそが、まさに残酷と言えるでしょう。」 すると亀は笑って言いました。「まさにそれこそが残酷だ。」 そこで王様は亀を川に投げ込ませました。

「龜得免，喜馳詣龍王所，自陳曰：『人王抑迦達有女，端正光華，天女為雙。人王乃心區區，大王欲以女結為媛親。』龍曰：『汝誠乎？』龜曰：『唯然。』為龜具設盛饌皆以寶器，龜曰：『早遣賢臣相尋，吾王欲得其決。』龍遣賢臣十六，從龜至人王城下壍中，龜曰：『汝等止此！吾往上聞。』龜遂遁邁不復來還。十六臣悁悒俱入城見王，王曰：『龍等來為？』對曰：『天王仁惠接臣等，王欲以貴女為吾王妃，故遣臣等來迎。』王怒曰：『豈有人王之女與蛇龍為偶乎？』龍對曰：『大王故遣神龜宣命，臣等不虛來。』王不許之。諸龍變化，令宮中眾物皆為龍，耀遶王前後。王懼叫呼，群臣驚愕，皆詣殿下質問所以。王具說其狀，眾臣僉曰：『豈可以一女之故，而亡國乎？』

> 亀は解放され、喜んで龍王の元へ飛んで行き、こう申し上げました。「人間の王・抑迦達には娘がおります。その娘は端正で輝くばかりの美しさで、天女にも匹敵します。人間の王は心から、大王様がその娘を后として迎え、婚姻を結んでいただきたいと願っております。」龍は言いました。「それは本当か。」亀は答えました。「本当でございます。」龍は亀のために豪華な料理を宝の器に盛ってもてなしました。すると亀は言いました。「どうか早く賢い家来をお遣わしください。我が王は、そのご返事を待っております。」そこで龍は十六人の賢い家来を遣わし、彼らは亀に従って人間の王の城の堀に至りました。すると亀は言いました。「あなた方はここでお待ちなさい。私は上に参って報告いたします。」そう言って亀は逃げ去り、二度と戻ってきませんでした。十六人の家来は困り果てて、皆で城に入り王に拝謁しました。王は言いました。「龍たちよ、何用で来たのか。」彼らは答えました。「天の王様は、私たちを仁愛深くおもてなしくださいました。王様はその貴い娘を、我が主である龍の后としたいとのことで、私たちが迎えに参りました。」王は怒って言いました。「人間の王の娘が、蛇や龍の妻になるなど、あろうことか。」すると龍の家来たちは答えました。「大王様ご自身が神亀を遣わして仰せを伝えられたのではありませんか。私たちが偽って参ったわけではございません。」しかし王は承知しませんでした。すると龍たちは術を用い、宮中のあらゆる物を龍に変え、王の前後にきらめきながら取り巻きました。王は恐れて叫び声を上げました。群臣は驚愕し、皆、殿の下に参って事情を尋ねました。王が一部始終を話すと、大臣たちは皆口を揃えて言いました。「どうして一人の娘のために、国を滅ぼすことがあろうか。」

「王及群臣臨水送女，遂為龍妃，生男女二人。男名槃達，龍王死，男襲位為王。欲捨世榮之穢，學高行之志，其妻有萬數，皆尋從之，逃避幽隱猶不免焉。登陸地於私梨樹下，隱形變為蛇身槃屈而臥。夜則有燈火之明，在彼樹下數十枚矣，日日雨若干種華，色曜香美非世所覩。

> 王と臣たちは水辺に行き、娘を送り出して龍の后としました。その後に男と女の双子が生まれ、男の子は槃達と名づけられました。やがて龍王が亡くなり、その子が位を継いで王となりました。彼は世俗の富や栄光の汚れを捨て、高邁な修行の道を志しましたが、妃の数は万にものぼり、皆が彼を追いかけました。隠れ住もうとしても逃れきれませんでした。ついに彼は陸地の私梨という木の下に至り、姿を変えて蛇となり、からだを巻いて横たわりました。夜にはその木の下に数十の灯火の明かりが現れ、毎日のようにさまざまな種類の花が降り注ぎました。その色は輝き、香りは美しく、この世のものとは思えませんでした。

「國人有能厭龍者，名陂圖，入山求龍欲以行乞，覩牧牛兒問其有無。兒曰：『吾見一蛇，槃屈而臥於斯樹下，夜樹上有數十燈火，光明耀曄，華下若雪，色耀香美其為難喻，吾以身附之，亦無賊害之心。』術士曰：『善哉！獲吾願矣。』則以毒藥塗龍牙齒，牙齒皆落，以杖捶之，皮傷骨折。術士自首至尾以手捋之，其痛無量，亦無怨心，自咎宿行不杇乃致斯禍，誓願曰：『令吾得佛，拯濟群生都使安隱，莫如我今也。』

> ある国に、竜をあやつる術を持つ者がいた。名を陂図という。彼は山に入って竜を捕まえ、物乞いの興行に使おうと考えた。そこで牧童に出会い、竜がいるかどうかを尋ねた。牧童は言った。「私は一匹の蛇を見ました。この木の下にぐるぐると巻いて寝ています。夜になると、木の上に数十の灯火が現れ、明るく輝き、花が雪のように降り注ぎ、その色と香りは素晴らしく、言葉では表せません。私が近づいても、害そうとする心はありませんでした。」 術士は言った。「よろしい！私の願いは叶った。」そこで竜の牙に毒薬を塗ると、牙はすべて抜け落ちた。さらに杖で打ち据えたので、皮は傷つき骨は折れた。術士は頭から尾まで手で毛を逆立てて撫でた。その苦しみは計り知れなかったが、竜は怨む心を持たず、自らの過去の行いが不完全だったためにこの災いを招いたのだと反省し、こう誓願した。「私が仏となり、すべての生きとし生けるものを救い、皆を安らかにしますように。どうか私の今のような不幸がありませんように。」

「術士取龍著小篋中，荷負以行乞匃。每所至國，輙令龍舞，諸國群臣兆民靡不懼之。術士曰：『乞金銀各千斤，奴婢各千人，象馬牛車眾畜事各千數。』每至諸國，所獲皆然。轉入龍王祖父之國，其母及龍兄弟，皆於陸地求之，化為飛鳥依偟王宮。術士至，龍王化為五頭，適欲出舞而見其母兄妹，羞鄙逆縮不復出舞。術士呼之五六，龍遂頓伏。母復為人形，與王相見，陳其本末。王及臣民莫不興哀，王欲殺術士，龍請之曰：『吾宿行所種，今當受報，無宜殺之以益後怨，從其所求以施與之。弘慈如斯，佛道可得也。』王即以異國為例，具其所好悉以賜之。

> 「ある呪術師が龍を捕まえて小さな箱に入れ、それを担いで歩きながら物乞いをしていました。彼が訪れた国々では、必ず龍に舞をさせました。その国々の役人や民衆は、皆これを恐れました。呪術師は言いました。『黄金と銀をそれぞれ千斤ずつ、男女の召使いをそれぞれ千人ずつ、象や馬、牛車など様々な財産をそれぞれ千ずつ頂きたい。』こうして彼が訪れる国々では、毎回同じように求め、同じように得ていました。 やがて彼は、龍王の祖父の国へと足を踏み入れました。龍王の母や兄弟たちは地上で彼を探し、鳥に姿を変えて王宮のあたりを飛び回っていました。呪術師が来ると、龍王は五つの頭を現しました。しかし、いざ舞を披露しようとして母や兄弟たちの姿を見ると、恥ずかしさと悲しみのあまり体を縮め、二度と舞おうとはしませんでした。呪術師が五、六度呼びかけても、龍王はそのままうずくまって動きません。 そこで母は再び人の姿に戻り、王の前に出て、一部始終を詳しく語りました。王も臣民も皆、深く哀れみました。王は呪術師を殺そうとしましたが、龍王がそれを止めて言いました。 「私が過去に行った行いが原因で、今この報いを受けているのです。彼を殺してさらなる恨みを招くべきではありません。彼の欲するままに施し与えてやってください。このように深い慈悲を施せば、仏道も得られるのです。」 王は他国の例に従い、龍王の求めに応じて望むものを全て与えました。」

「術士得斯重寶，喜以出國，於他國界逢賊，身見𦵔醢，財物索盡。龍母子與王訣別：『若大王念我呼名，吾則來，無憔悴矣。』王逮臣民臨渚送之，一國哀慟靡不躃踊者也。」

> ある呪術師はこの貴重な宝を得て、喜んで国を出ました。ところが他国の国境で盗賊に遭い、身体は切り刻まれ、財物はことごとく奪われてしまいました。龍の親子は王と別れの言葉を交わしました。「もし大王様が私を思い出されたなら、その名をお呼びください。そうすれば私は参ります。どうかお嘆きにならないでください。」王は臣民を率いて渚まで見送りに来られ、国中が悲しみのあまり身をよじって泣き叫ばない者はありませんでした。

佛告諸比丘：「槃達龍王者，吾身是也。抑迦達國王者，阿難是也。母者，今吾母是也。男弟者，鶖鷺子是也。女妹者，青蓮華除饉女是也。時，酷龍人者，調達是也。菩薩弘慈度無極行忍辱如是。」

> 仏は比丘たちに告げられた。「槃達竜王とは、このわたしのことである。抑迦達国王は阿難である。母は、今のわたしの母である。弟は、舎利弗である。妹は、青蓮華比丘尼である。その時、竜を酷く扱った者とは、提婆達多である。菩薩はこのように広大な慈悲と忍辱の波羅蜜を実践されたのである。」