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title: "六度集經 · 70 殺龍濟一國經〔兄本生〕"
description: "六度集经由三国时期吴国高僧康僧会编译，成书于公元3世纪。该经书主要辑录佛陀本生及修行故事，系统阐述大乘佛教的核心实践体系——布施、持戒、忍辱、精进、禅定、智慧六种度脱生死的方法。作为早期汉传大乘佛教的重要经典，它首次系统地将六度思想完整引入中土，对中国佛教伦理实践和菩萨道精神的形成具有奠基性作用。该经既是研究汉魏佛教传播的关键文献，也是修行菩萨道的重要指南。"
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### （七〇）殺龍濟一國經

> （七〇）龍済の国を殺す経

「昔者菩薩，伯叔齊志，俱行學道，仰慕諸佛難逮之行，誦經釋義開導六冥，練棄內垢，止觀寂定。每聞諸國闇於三尊，輙往導化，令奉六度正真妙行。時有大國，其王樂道，眾妖誘之授其邪偽，率土承風，皆事蠱道，風雨不時，妖怪首尾。菩薩伯叔自相謂曰：『吾之本土，三尊化行，人懷十善，君仁臣忠，父義子孝，夫信婦貞，比門有賢，吾等將復誰化乎？彼彼國信妖，蛟龍處之，吞其黎庶，哀㘁無救。夫建志求佛，唯為斯類矣。可以道化，喻之以仁，龍含凶毒，吾等摧焉。』叔曰：『佛戒以殺為凶虐之大，活生仁道之首也。將如彼何？』伯曰：『夫殘一人者，其罪百劫；龍吞一國，吾懼恒沙劫畢，厥殃未除矣。苟貪尠味斯須之利，不覩太山燒煑之咎，吾心愍然。人道難獲，佛法難聞，除龍濟國，導以三尊六度高行，禍若絲髮，福喻二儀。爾化為象，吾為師子，二命不殞，斯國不濟也。』稽首十方誓曰：『眾生不寧，余之咎矣。吾後得佛，當度一切。』象造龍所，師子登之。龍即奮勢霆耀雷震，師子踊吼，龍之威靈，師子赫勢，普地為震，三命絕矣。諸天稱善，靡不歎仁。兩菩薩終，生第四天上。

> 昔、二人の菩薩がいた。兄弟の志を同じくし、共に道を学び歩んだ。彼らは、諸仏の極めて成し難い行いを仰ぎ慕い、経典を誦し、その意味を説き明かして、六道の迷いある者たちを導いた。自らの内なる汚れを洗い清め、止観（心を静め、智慧を観じる瞑想）に安住した。 国々に三宝（仏・法・僧）が無視されていると聞けば、常にその地に赴いて教え導き、六波羅蜜と真実の行いを実践させた。 ある時、大きな国があった。その国の王は道を求める心があったが、数々の妖しい者たちが彼を誘惑して、偽りの邪悪な教えを吹き込んだ。国中がその風潮に染まり、皆、まじないの道を信奉した。そのため、雨風は時を失い、妖怪の出現が相次いだ。 これを見た菩薩の兄弟は、互いに言い合った。 「我らの国では、三宝の教えが行われ、人々は十善を心に抱き、君は仁愛で臣は忠義、父は慈愛で子は孝行、夫は誠実で妻は貞節、隣家には必ず賢人がいる。ならば、我らは誰を教化すべきだろうか。しかし、あの国は妖しい教えを信じ、龍が巣食って民を呑み込み、民は哀れに泣き叫んでも助ける者はいない。志を立てて仏道を求めるのは、まさにこのような者たちのためである。道徳によって教化し、仁愛をもって諭すことができる。龍が猛毒を宿していても、我らが打ち倒そう。」 弟が言った。「仏の戒めは、殺生を最も凶悪な罪とし、命を生かすことを仁の道の第一としています。それなのに、龍をどうすればよいのでしょう？」 兄が答えた。「たった一人を殺めれば、その罪は百劫にも及ぶ。ましてや龍が一国を呑み込むのを放っておけば、私は恒沙劫（無限の時間）が過ぎても、その罪が消え去らないのではないかと恐れる。もしも一瞬の利益に貪り、地獄で焼き煮られる過ちに気づかなければ、私の心は痛むだろう。人間として生まれることは難しく、仏の教えを聞くこともまた難しい。龍を退治して国を救い、三宝と六波羅蜜の高邁な行いで導くことこそが重要だ。その行いにはわずかな罪もなく、その福徳は天地のように広大である。お前は象となり、私は獅子となろう。二つの命が絶えなければ、この国は救われない。」 そうして彼らは十方の仏に頭を下げて誓った。 「全ての生きとし生けるものが安らかでないのは、私の責任です。私が後に仏となったならば、必ず全ての者を救い渡しましょう。」 象は龍の住処に向かい、獅子はその背に乗った。龍はたちまち雷雲を奮い起こし雷を轟かせたが、獅子が吼えると、龍の威力も獅子の勢いも地を震わせ、三つの命は絶えた。天の神々は皆、その仁愛の行いを称賛した。この二人の菩薩は命を終え、第四天（兜率天）に生まれた。

「一國全命，抱屍哀號曰：『斯必神矣！孰仁若茲。』門徒尋之，覩師普慈殺身濟眾，哀慟稱德。各又進行宣師道化，王逮臣民始知有佛，率土僉曰：『佛之仁化乃至於茲乎！』殯葬二屍，舉國哀慟。王即命曰：『有不奉佛六度十善而事妖鬼者，罪舉眷屬同。』自斯之後，剎有千數沙門比肩而行，國內士女皆為清信高行，四境寧靖，遂致太平。」

> 国中すべての民が命を捧げ、死体を抱いて泣き叫んだ。「これはきっと神様だ！ これほどの慈悲深い人が他にいるだろうか」と。弟子たちが探し回り、師が一切の慈悲をもって自らの命を捨てて人々を救ったことを知り、哀しみのうちにその徳を称えた。そして、それぞれがまた旅立ち、師の教えを広めていった。王や臣民も初めて仏の存在を知り、国中が口をそろえて言った。「仏の慈しみの教えは、ここまで及んでいたのか」と。二つの遺体を葬り、国を挙げて悲しみに暮れた。王はすぐに命じた。「仏の六度十善を敬わず、妖怪や鬼神に仕える者があれば、その罪は家族も連座とする」と。それ以来、国中に何千もの僧侶が肩を並べて歩き、国内の男女は皆、清らかな信仰と高い行いを実践し、四方の国境は穏やかになり、ついに太平の世が訪れたのである。

佛告諸比丘：「時兄者，吾身是也。弟者，彌勒是也。毒龍者，調達是。菩薩銳志度無極精進如是。」舉眷屬同，丹本與螣同

> 仏は比丘たちに告げられた。「その時のお兄さんこそ、この私である。弟は弥勒である。毒竜は調達である。菩薩はこのように、決然たる志で度を越えた精進をなしたのである。」