治水大猛盛因是得下
治水の大猛盛、これによりて下るを得たり。
「復次,舍利弗!若有四眾入水三昧,遍體水出不見身心,猶如大海。出定時,飲食不甘,患心下熱,水脈增動,患下不止,當疾治之。
また、舎利弗よ、もし四衆の者が水三昧に入り、全身から水が湧き出て、心身が見えなくなり、まるで大海のようになったならば、定から出た時、飲食が美味しく感じられず、心の下が熱くなる病にかかり、水の脈が増して動き、下の病が止まらないならば、速やかに治療すべきである。
「治之法者,想一金翅鳥,比丘乘上,於大海中遊行無畏,諸龍、羅剎皆悉驚走。鳥取龍食,龍畏怖故,吸水都盡,化為四蛇。金翅鳥王口銜四蛇,比丘坐上求水不得。金翅鳥王眼出火燒蛇,諸蛇驚怖——猶如幻夫所作幻人隱沒不現——入比丘身。從是出定,應服世間斷下之藥,想二火珠,一在胃管溫煖諸脈、一在糞門狀如熱石;想雪山神名欝多伽,身長六丈,白如珂雪,持一香藥名娑呵那伽授與行者。服此藥時,先發無上菩提之心。一服藥已,四百四病終身不動;何況下耶?
修行の方法としては、まず金色の翼を持つ大鳥をイメージします。比丘はその背に乗り、大海原を恐れることなく飛び回ります。すると、竜や羅刹たちは皆、驚いて逃げ出します。鳥は竜を捕らえて食べようとし、竜は恐怖のあまり海水をすべて吸い尽くし、四匹の蛇に姿を変えます。金色の翼を持つ鳥の王は四匹の蛇をくわえ、比丘はその背に座ったまま水を求めても得られません。鳥の王は目から火を放って蛇を焼き、蛇たちは驚き恐れます——まるで幻術師が作り出した幻の人のように、忽然と姿を消し——比丘の体の中に入り込みます。この状態から瞑想を解いたら、世俗の下痢止めの薬を服用すべきです。次に、二つの火の珠をイメージします。一つは胃の管にあり、すべての脈を温めます。もう一つは肛門にあり、熱い石のような形をしています。さらに、雪山の神で名を鬱多伽という者をイメージします。その身の丈は六丈、色は雪のように白く、香りの薬という名の娑呵那伽を持ち、修行者に授けます。この薬を服用する時には、まず至上の菩提心を起こします。一度この薬を服用すれば、四百四の病は生涯動じることがなく、ましてや下痢など起こりようがありません。
「若令彼神疾疾來者,當淨澡浴、不食五辛、不飲酒、不噉肉,於靜寂處一心數息、稱彼神名、念彼神像。一日至七日,雪山大神與十二白光神等至行者前,先為說法,後授與藥,復教十二門禪。彼諸神等皆是五地大菩薩也。
もしその神が速やかに来られることを願うならば、清らかな沐浴をし、五辛を食べず、酒を飲まず、肉を食べず、静かな場所で一心に呼吸を整え、その神の名を唱え、その神の姿を心に思い浮かべることです。一日から七日間、雪山大神と十二の白光神たちが修行者の前に現れ、まず教えを説き、その後薬を授け、さらに十二門禅を教えてくださいます。それらの神々は皆、五地の大菩薩なのです。
「若有病者,應先念彼欝多羅伽神,次念勇健神、強力神、雄猛神、智行神、自在神、善臂神、鳩摩羅神、難勝神、白光明神、白光明王神、藥王神等十二白光神。既得見已,於一一神所各問異法門。彼諸神等先令行者得見彌勒菩薩,於彌勒菩薩所見文殊師利等一切諸菩薩及十方佛。
もし病のある者がいれば、まずは鬱多羅伽神を念じ、次に勇健神、強力神、雄猛神、智行神、自在神、善臂神、鳩摩羅神、難勝神、白光明神、白光明王神、薬王神など十二の白光神を念じなさい。これらの神々を見ることができたら、それぞれの神のもとで異なる法門を尋ねなさい。すると、それらの神々はまず修行者に弥勒菩薩を見させ、弥勒菩薩のもとで文殊師利など一切の菩薩たち、そして十方の諸仏を見ることができるようにしてくださいます。
「若此人過去世不犯四重禁、現在世不破四重禁,見諸神時即見道跡。若犯戒者,是諸神王教已懺悔,足滿千日然後得見彌勒菩薩及文殊師利諸大士等,後獲道跡。」
もしこの人が過去世において四つの重い戒めを犯しておらず、現在世でも四つの重い戒めを破っていなければ、諸々の神々を見た時にすぐに悟りの道筋を見ることができます。もし戒めを犯しているならば、これらの神々の王が教え諭し、千日間の懺悔を満たした後、弥勒菩薩や文殊師利などの大菩薩たちを見ることができ、その後、悟りの道筋を得ることができるでしょう。
告舍利弗:「若有行者因水致下動四百四病,欲得治者,當疾服是娑呵等藥,除病無患、滅業障海、疾見道跡。是故,汝等善好受持,慎莫忘失。」
舎利弗よ、もし修行者が水によって四百四の病を引き起こし、それを治したいと願うならば、速やかにこのサハーなどの薬を服用すべきである。病を除き患いなく、業障の海を滅ぼし、速やかに道の跡を見ることができる。それゆえ、あなたたちは善く受け持ち、慎んで忘れ失うことのないようにせよ。
時舍利弗及阿難等聞佛所說,歡喜奉行。
その時、舎利弗や阿難らは、仏の説かれたことを聞き、喜んでその教えを実践しました。