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title: "阿育王經 · 蟲食因緣"
description: "阿育王经由南朝梁代扶南国高僧僧伽婆罗翻译成中文。该经主要记述了古印度孔雀王朝阿育王皈依佛教后推行正法、广建佛塔、派遣使者传播佛法的生平事迹。它不仅是研究阿育王时代佛教历史的重要文献，也是了解早期佛教政治与传播形态的关键经典。该经突显了佛教与国家治理的结合，体现了大乘佛教利他与慈悲的精神，在汉传佛教经典中具有独特的历史与文化价值。"
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### 蟲食因緣

> 虫食いの因縁

爾時摩偷羅國有一善男子。於優波笈多所出家。優波笈多為其說法。是時比丘精進思惟。意但為得須陀洹果。不放逸故脫惡道怖。七生天上七生人中。受人天樂當入涅槃。時優波笈多見其意。共入摩偷羅國次第乞食。至旃陀羅舍。有旃陀羅子得須陀洹果。身有惡病。一切身體為蟲所食。口氣臭穢。優波笈多語弟子言。汝觀此小兒。須陀洹受如此苦。而說偈言。

> そこで、摩偷羅国に一人の善男子がいた。彼はウパグプタのもとで出家した。ウパグプタが彼のために法を説いた。その時、比丘は精進して思惟し、ただ須陀洹（スドウオン）の果を得ようとのみ考えていた。放逸（ほういつ）になることなく、悪道の恐怖から逃れ、七回天に生まれ、七回人に生まれ、人天の楽しみを受け、やがて涅槃に入るだろう。時に、ウパグプタはその心を見抜き、共に摩偷羅国に入り、順に托鉢を行った。チャンダーラ（旃陀羅）の家に至ると、チャンダーラの子が須陀洹果を得ていたが、身体は重い病にかかり、全身が虫に食われ、口は臭く汚れていた。ウパグプタは弟子に言った。「この幼子を見よ。須陀洹でさえ、このような苦しみを受けるのだ」と。そして偈を唱えた。

生旃陀羅姓 樂著於三有惡蟲食其體 為愛自在故入於三有苦 汝當見佛子此人已得道 能覆三惡道以其放逸故 生旃陀羅姓汝莫作此意 當觀三有苦為脫三有苦 我當為汝說汝當作精進 為於解脫故生死無有實 猶如芭蕉林

> 出身が賤しくとも、三つの生存の世界に執着し、 悪い虫がその身を食い尽くす。 愛欲による自在さを求めるがゆえに、 三つの生存の世界の苦しみに入るのだ。 あなたは仏の子を見るべきである。 この人はすでに悟りを得て、 三つの悪い世界を覆い隠すことができる。 しかし、その放逸さゆえに、 賤しい家に生まれたのだ。 あなたはそう思ってはならない。 三つの生存の世界の苦しみをよく観察しなさい。 その苦しみから逃れるために、 私はあなたに教えよう。 あなたは努め励むべきである。 解脱のための故に。 生と死には実体がない。 それは芭蕉の林のようなものである。

比丘問言。此人以何業緣得須陀洹而受此苦。優波笈多答言。是其先於釋迦牟尼法中出家。眾僧坐禪其為維那。是時僧中有一羅漢。有此惡病搔刮作聲。維那語言。蟲食汝體耶。而作此聲。即牽臂出而語之言。汝入旃陀羅室。是時阿羅漢語維那言。善男子。汝當精進莫住生死受苦。是維那即懺悔之。懺悔竟得須陀洹果。便自念言。我已得須陀洹果。不復精進。昔維那者是今小兒。以罵羅漢及牽其出令入旃陀羅處。今得此報。是時比丘聞此事深生怖畏。勤修精進即得阿羅漢果。時優波笈多復化旃陀羅子。旃陀羅子即厭欲界得阿那含果。即便命終生五淨居。乃至取籌置石室中。

> ある比丘が問うた。「その人はどのような因縁で須陀洹（すだおん）を得ながら、なおこのような苦しみを受けるのでしょうか。」 優波笈多（うぱぐぱた）は答えた。「それは彼が過去世において、釈迦牟尼仏の教えのもとで出家していた時のことです。その時、多くの僧侶が坐禅をしており、彼は維那（いな）を務めていました。その修行者の中に一人の阿羅漢がいて、重い病を患っており、体をかく音を立てていました。すると維那は言いました。『あなたの体は虫にでも食われているのか。そんな音を立てて。』そして彼の腕を引っ張り、『お前は旃陀羅（せんだら）の部屋に入れ』と言い放ちました。その時、阿羅漢は維那にこう言いました。『善き人よ、あなたは精進しなさい。生死（しょうじ）の中で苦しみに留まってはいけません。』これを聞いて維那はすぐに懺悔（さんげ）しました。懺悔した結果、彼は須陀洹果を得ました。そしてこう考えました。『私はすでに須陀洹果を得た。もう精進しなくてもよい。』かつての維那こそ、今のこの子供なのです。阿羅漢を罵り、その腕を引いて旃陀羅の場所に入れたという業（ごう）によって、今この報いを受けているのです。」 これを聞いた比丘たちは深く恐れを抱き、精進に励んで阿羅漢果を得ました。また優波笈多は旃陀羅の子を教化し、その子は欲界（よくかい）を厭い、阿那含果（あなごんか）を得ました。そしてすぐに命終して五浄居天（ごじょうこてん）に生まれ変わりました。のちに籌（ちゅう）を取り、石窟の中に安置したということです。